とら日記(08年7月)
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日記目次→  刃牙 格闘技  チャンピオン関係 シグルイ  '08特撮 '07特撮 '06特撮  無敵看板娘 ウィッチB+サムライ7  マリみて 
三国志 ツンデレ 指輪物語  舞乙HiME 舞HiME  特撮+プリキュアMH  ガン×ソード 忍法帖(バジリスク)  荒木飛呂彦   北方兼三
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2008年7月30日(水)
 今日、『ドラクエV』(AA)の表ボスを倒した。
 ついでに裏ダンジョンで裏ボスの手前までいく。
 ヘルバトラーが仲間になった。
 今までの人生で、はじめて仲間になってくれたよ、コイツ。
 そこらじゅうの人に見せて自慢したい気分だ。(ウゼェ


 ゴルゴ31さん情報で『バキしか読まない
> チャンピオン読者が面白いように釣れる魔法の言葉
 だそうだ。

 最近のはじまった連載だと『弱虫ペダル』(AA)と『悪徒 -ACT- 』あたりが面白い。
 一時期のチャンピオンは美少女漫画ばかりだった。
 だが、最近はバトル・スポーツ漫画が戻ってきていて、オールドファンとして嬉しいかぎりだ。

 傾向として、ヤンキー物もふくめて最近のチャンピオンは友情面を強調する作品が多い。
 空気を読んで気を使い、友人関係に悩んでいるという最近の学生事情を計算してのことだろうか。

 チャンピオンの自転車漫画と言えば『シャカリキ!』(AA)と『輪道』など有名だ。
 このニ作品に比べると、『弱虫ペダル』の戦う動機が友情であるという差に気がつく。

 『シャカリキ!』は自転車漫画の最高峰であり、スポーツ漫画枠でも超名作だ。
 この前、ちょっと読み直したら、うっかり全部読みかえしてしまうほどの熱さがある。

 だが、この話を今の時代にやるには、主人公が熱すぎて共感できないかもしれない。
 狂ったように自転車にのめり込んでいく主人公を、母親は止めようとする。
 しかし、父親は「……男の子には……」「こういう時期があるんだよ……」とさとす。
 が、直後「…いや ぼくには……」「なかったなあ…… くやしいけど……」「くやしいけど!!」という。
 父親ですらついていけない主人公の孤独な熱さは、現代だとチョット重いかもしれない。

 ところで、『シャカリキ!』って実写映画化するらしい。
 実写で、あの狂気と熱さを再現できるのだろうか、心配だ。
 刃牙で言えば、死際の集中力を得るため崖から飛びおりるようなコトをしょっちゅうやる作品なんだがな。

 ところで、チャンピオン作品を読んだり、うっかり読み忘れたりしながら付き合っていると、思い知らされることがある。
 ドカベンは1話や2話、3話かそれ以上読み忘れても、気にせず再開できるのだ。
 あの後どうなったとか、この前どうだったとか、ほとんど気にしなくても問題なし。
 つまり、いつでも新規読者を取りこめるのだ。
 ある意味、スゴイ作品だよな。先週、読んだのか読み忘れたのか、思い出せないけど、とにかくスゴい。


2008年7月29日(火)
 実は結婚しました。ビアンカと。
 と言うわけで、『ドラクエV』(AA)を地味にやっております。
 やはり、ファーストプレイの嫁はビアンカにかぎる。
 もうすぐクリアなので、次は玄人好みの扱いにくすぎる嫁を検討する予定です。(参考

 デボネですが、プレイする前からイロイロ思うところがあります。
 さすがにやらずに語るのは、やっちゃダメなので、さっさと新手の実力を見極めさせてもらうつもりだ。

 しかし、ついつい寄り道しちゃうのでファーストプレイが遅れがちです。
 なんか無駄にアルカパで宿泊しちゃうんですよ。
 直前セーブして、宿泊してイベント見てからセーブポイントにもどってやり直し。
 うむ、子持ちになっても このイベントは発生するぜ。

 SFCの時は三人パーティーなので、三人目が部屋のスミでヒザをかかえていた物ですが、リメイクだと別室にうつったらしい。
 私のSFCプレイは、部屋のスミでスライムナイトがたたずんでいました。


2008年7月28日(月)
・ 日曜日スーパーヒーロー+ヒロイン タイム 2008過去感想
 前回サボったので二回分です。

・ ゴーオンジャー「GP-22 最後ノノゾミ」「GP-23 暴走ヒラメキ」東映TV朝日
 二回あわせてヒラメキメデスの最期だ。
 けっこう面白いヤツだったんだけどな。
 私はいまだにヨゴシュタインとキタネイダスの区別をつける努力をしていない。

 地図をわたすというのは古来より国を売ることの象徴である。
 三国志演義だと張松が蜀の地図を劉備にわたす。
 荊軻は秦王(のちの始皇帝)に地図を献上すると言って近づき、巻いた地図の中に隠していた匕首で暗殺を謀った。
 地図をわたすのは、昔から陰謀うずまく行為なのだ。

 私なら、地図をもらったら勝負しないで問答無用にみんなで攻め込みに行くけどな。
 勝負なら、廃墟になったキサマの街でやってやる!
 まさに外道。

 なにも考えずに戦うことにかけて、ゴーオンジャーにかなうわけもなく。
 ヒラメキ・スタイルを捨てた時点で敗北していたのだろう。
 自分のスタイルを捨てると言うことは、今までの人生を否定することだし。
 郭海皇クラスの努力と年月を必要とする。

・ 仮面ライダー キバ「第25話 ファンファーレ・女王の目醒め」「第26話 メトロノーム・記憶のキセキ」東映TV朝日
 前回(24話)、あれだけ意味ありげに終わっていたのに、ぜんぜん覚醒していない現代のクイーンであった。
 こういう ややこしいシステムをもっている時点で、ファンガイア種の未来が暗い気がする。

 そして音也は記憶喪失になった気がしたけど、すぐに回復したぜ。
 しかし、なんでファンガイアは人間と結婚したらダメなんだろうか。
 子供ができると死ぬとか?

・ Yes! プリキュア5 GoGo!「第24話 プリキュア5新たな力!」「第25話 真夏の悪夢の二人組」ABC東映
 新フォーム登場! ネバタコス死す! 新敵は二人組みだ。ふたりはプリキュアの敵!
 激動の展開だ。
 せっかく新フォームが出てきたのに、新敵には使わない。
 まだまだ、引っぱりますね。

 新フォームの構えは、キュアレモネードが図抜けてカッコイイ気がする。
 さすが女優だ。きっと常にカメラを意識した演技をしているんだろうな。
 もっと未来ならランカ・リーにも負けずマクロスFでキラッ☆とか やって、デカルチャーしてますよ。

 エターナルの館長はフローラのことを知っているみたいだ。
 自分よりもプリキュアを選んだのかとお怒りのようですが……
 もしかして、元夫婦だったりするのだろうか?
 さすがに日曜朝の時間帯から、そういう方向にヘビーなネタはないよな。
 せめて、コードギアスの時間帯まで待て。


2008年7月27日(日)
 コードギアスR2 TURN 16 「超合集国決議第壱號」感想
 前回からつづいて、今回も大変なことになっている。

(1) C.C. ACT2
 MタイプのC.C.がデビューだ。
 出番少ないな、おい。

 C.C.としたら、いきなり体が成長しちゃった感覚なんでしょうが、本人はどう思っているんだろうか?
 体つきがかわって、外部環境もぜんぜん知らない物ばかりだから、そうとうパニック状態だろう。
 ピクルだって、目覚めたては混乱していたんだから、雄度が低くなったC.C.じゃな。
 古英語だと、現代英語との会話が難しそうだが……
 現代日本人も戦国時代あたりにいくと、かなり言葉で苦労するらしい。

 しかし、ルルーシュはいつまでC.C.を下着みたいなかっこうで置いとくのだろうか。
 せめてヘソの出ない服を選んでやれ。
 あと、今のC.C.にはギアスが効くと思うのでコンタクトは外さないように。
 おまえのウッカリ命令は歴史にのこるウッカリだぞ。

「服を裏返しに着て、歌いながら片足でおどってもらおうか」
 ユーフェミアへのウッカリも、これぐらいにしてくれれば良かったのに。

 C.C.が読んでいた絵本は「●● の まほうつかい」だ。
 字が判別できなかったけど「オズ の まほうつかい」だろうか。
 日本語は読めないだろ。
 今後の展開の暗示だろうか。偉大なる魔法使いオズは、本物では無かった。

(2) 兄萌え連合完成
 ナナリーとカレンは、なにをやろうとしているんだろうか。
 互いの兄萌えを語り合っていますね。
 チャンピオンREDの読みきり作品『専守防衛! 妹ドーメイ』かよ。(参考:男爵ディーノさんの感想
 で、ナナリーとカレンがレスリングならルルーシュがスザクに勝てるかもと、話し合っているんですね。

(3) 超合集国誕生
 政軍分離で『沈黙の艦隊』理論ですね。
 実際に戦争をしている国の場合、軍部が力を持ちすぎて不安定だと思いますが……
 まあ、その軍部を握る人間(ゼロ)が考え出したシステムだろうしな。

 対するブリタニアは、いち早くエリア11に戦力を集中させている。
 皇帝権の強い独裁型でありながら、柔軟な運用もできるのがブリタニアの強みだろう。

 で、ナナリー総督に方針を出してくれと言われている。
 やっぱりトップの権限は強いのだろう。
 ドイツ風の参謀本部だと、計画立案をしてくれるのだが、ブリタニアではトップが大筋の方針を決定するようだ。
 立案に時間がかかるのが参謀本部の弱点だ。
 ブリタニア式だと、スピードは上がるがトップが最初の方針を間違えると、大変なことになる。
 今回はシュナイゼルが来たから任せちゃったのだろうか?

(4) フラグ立つスザク
 なんか裏切りフラグが立ちはじめているような……
 ルキアーノがルルーシュを殺そうとして、おもわずかばったりとかそんな感じで。
 スザクはルキアーノに手袋投げる寸前だったし、殺す気まんまんだ。
 決闘では、負けたほうが死んでいなかった場合、きっちりトドメを刺すのが作法です。

 なお、昔の庶民は貧乏で防具が悪い。なので顔に傷を負うことが多かった。
 そのため顔に傷があるのは庶民的でカッコ悪い。
 だから侮蔑するさいには、平手で相手の頬を叩くのだ。
 それが転じて手袋を相手にぶつけることが決闘の申しこみとなった。(参考:図説 決闘全書

 そして、ランスロットが核武装で『ガンダム試作2号機』と化す。
 ああ、それは敵側に奪取されて逆に撃たれるフラグだ……
 スザクが盗んだランスロットで核を撃つのか?
 で、人が乗れないほど改造された紅蓮はカレンが乗りこなして見せるのだろうか?

 次回のタイトルは『土の味』だ。
 ルルーシュが土下座して地面に顔をこすりつけたりしそうな気が。
 いや、さすがにソコまでしないか。


2008年7月26日(土)
 ジャイアント・ロボ感想を、アスまんが劇場さんに紹介していただきました。ありがとうございます。
 大塚署長が林冲ニセモノ疑惑を植えつけていたとはいえ、大作は疑いすぎだ。美少女の言葉は金の重み。

 月姫研究室さんの「烈は志村けんに挑むつもりでいるのかも知れない(スイカの早食い勝負で)」に、烈の今後を見た!(え〜
 マジメな話、烈の今後がどうなるのかは、刃牙の今後よりもずっと心配だ。

 ついでに月研さんで紹介されていた『こいつチートだろ、っていう歴史上の人物』が面白い。
 異常な活躍をしている人って多いなー

 三国志だと張遼が出ていないですね。
 呂布も強いけど、張遼だって負けていない。呂布って知力も忠誠心も低いからな。
 孫権軍十万に八百人で奇襲をかけて、孫権を追いつめる。
 だが、人数が少ないのがバレて包囲された。だが、張遼は奮迅して部下数十名とともに脱出する。
 残りの兵士が「将軍、私たちを見棄てるのですか」と叫んだので、戻って兵士を救出した。
 張遼が率いる数十人は、七百人程度より強いらしい。


 好き好き大好きっさん情報で「歴史上の世界最大都市のまとめ」。
 けっこう昔の都市人口って多かったんですね。
 ちなみに都市部は農村部よりも死亡率が高い。
 人口密度が高く、上下水道も完全ではないので、伝染病に弱いのだ。

 昔の人は風邪を引いただけで死のリスクが高まる。
 ただ、日本だと収穫前で米の少なくなる夏がもっとも死亡率が高い。
 江戸時代後半の成人の死亡率は0.5パーセントぐらいだ。
 10年間で、知り合い20人のうち1人ぐらいは死ぬ計算になる。
 その20人のうち1人は、自分かもしれない。
 武士の生死感は、現代とずいぶんちがうんだろうな。


2008年7月21日(月)
 コードギアスR2 TURN 15 「C の 世界」感想
(1) C.C.が大変なことになった件について
 コードギアスの女性キャラはさまざまな性格がバランスよく配備されているわけですよ。
 で、C.C.はドSかつ、ツン:デレ=8:2という感じです。
 その前提が、崩壊したッッ!
 明日見ぬドーピング男から骨延長の巨漢になったジャック兄さんなみの変身だ。
 いや、たとえが悪いな。

 不幸な目にあうMキャラと言えばカレンだった。
 しかし、今回のC.C.はカレンの最大値すら超えている。Mキャラとして。

 C.C.の願いは死だった。
 不死系のキャラクターにありがちな願いですね。
 『人魚の森』シリーズだと、進歩的に「老衰で死にたい」と言っていた。
 C.C.も、よりよい道を探せばいいのに。

 昔のC.C.は、ごく普通の人間だったようだ。髪は緑色ですが。
 牛と羊の世話をするなど、収穫よりも放牧関係のスキルが高いようだ。
 土壌のよくない所にくらしていたのだろう。
 こういう地域に住む人は略奪があたりまえなので、けっこう殺伐とした生活だ。
 でも、字が少し読めるのはすごいよな。
 遊牧民は字すら持っていない部族が多い。そのかわり、約束は必ず守るらしいけど。

 なんにしても、厳しい生活をしていたみたいだ。
 今のC.C.に菓子をあげたら「甘いって、こういう味なんだ」と感動しそうだ。
 いや、それは2週前のブラスレイターだ。

 こうなった、C.C.をどう扱うんだろうか。
 次回がとても気になる。

(2) ヴィレッタ vs. 扇
 なんか復縁しそうな勢いですね。
 咲世子さんに狙われて生還できたのは、まだケガが治っていなかったからだろうか。

 川に落ちるとき、二人のうちどちらかが岩に頭をぶつけて記憶喪失になる展開だったりして。
 負傷具合から見て、扇が看病されるのは間違いないんだろうけど。

(3) ナナリー「この味は嘘をついている味だ」
 見た人の大半がそう思ったにちがいない。
 前回、カレンと歓談していたのは、スキを見て手を握り「ゼロの正体はお兄さまでしょ?」と聞くつもりだったに違いない。
 ナナリー、怖ろしい子!

 映画『スニーカーズ』では電話相手の声の震えで嘘かどうかを判別していた。ナナリーもそこまで進化しそうだ。
 そうなると、前作時代からルルーシュの嘘はかなり見抜かれていたのだろうか?

 あの世界の日本は戦略的に重要な地域だ。
 サクラダイトの生産もあるし、敵国である中華連邦とも近い。
 この地域の総督やっているんだから、無能じゃ困るよな。

 ナナリーのポジションは、『スクライド』の かなみだ。
 最終的に、ナナリーの目が開き、立ち上がることが、ハッピーエンドには必要だ。
 『スクライド』と同じだと、ルルーシュはどこかへ旅立つ可能性が高いんだよな。
 そして、ナナリーが成長して、一部視聴者ががっかりする。


2008年7月16日(水)
 コードギアスR2 TURN 14 「ギアス 狩り」感想 つづき
(5) スザク悪くないよ
 シャーリーを放ったらかしにしたのは、職務だからスザク悪くないんじゃ無いの?という意見をいくつか いただきました。
 まあ、全面的にスザクが悪いわけではないと思います。
 ただ、あそこでスザクが指揮を取る必要があったのかは、微妙だと思う。

 確かに警備の人たちは困っていたようだ。
 あの状況ですべきことは、以下の三つだと思われる。
(1) 状況の確認
(2) 市民の避難誘導
(3) 犯人の確保

 まず、なにが起きているのかがワカっていない。
 事故なのか? テロなのか?
 テロなら犯人の規模は? 犯人の戦力は?
 ナニが起きているのかワカらないから、援軍要請もできていない。

 ここでスザクが指揮をとっても たいしたことはできないわけですよ。
 まあ「とりあえず市民の避難誘導を最優先とする」という方針を指示するくらいはできるでしょうが。
 そして、スザクは部外者だ。
 交通事故の処理をしている警察官に、「ここからは自分が指揮を取る」と通りかかった大臣が言い出すようなものだ。

 緊急時の連絡先や、人員配置、装備、管轄、人材の質など、本職警備員に聞かないとわからないことばかりだ。
 指揮を取るより、アドバイザーや困ったときの強権発動役として警備責任者の後ろでふんぞり返っているほうがいい。
 小説の話で申し訳ないですが、『銀河英雄伝説』で総司令のラインハルトが操船について口を出したときシュタインメッツが職分を侵さぬようにと直言する。
 もっとも事態に精通している人間に権限を与えて実力を発揮させるのが上官の度量だ。

 結果論ですけど、騒動の中心にいるジェレミアとルルーシュは警官にまったく遭遇していない。
 避難を優先させたのかもしれないけど、犯人を野放しにしているのは指揮系統が乱れているためじゃなかろうか。
 どうも、スザクの熱意が空回りしている気がする。

(6) コーネリアの謎
 前作26話でコーネリアはギアスを受けている。
 どうも、この影響で記憶障害になり「ゼロが神根島に」以外のことは忘れたらしい。
 すると どうやってコーネリアはギアスのことを知り、ギアス嚮団にカチコミかけたのだろうか?
 シュナイゼルあたりが、こっそり情報を流したのかも??

 マリアンヌ殺害事件などに関連して、コーネリアの記憶は皇帝にかえられている可能性がある。(ルルーシュも)
 せっかくギアスキャンセラーが手に入ったんだし、念のために皇帝にあった人はリフレッシュしたらどうだろうか?

(7) 罪を許す
 ユーフェミアを殺したルルーシュを許してあげろや。
 と、思っていたけど、ルルーシュも皇帝を許す必要があるのかもしれない。
 なんか、どうしようもない事情があったのかもしれないし。

 ルルーシュとスザク、ルルーシュと皇帝は、もうすこし話し合って理解を深める必要がある。
 まあ、当面のルルーシュは大ピンチでまた記憶を変えられる寸前なのだが。
 次回でまた1年後になって、今度はララという姉ができていたら笑います。


2008年7月15日(火)
FF13がX-BOX360でも発売
 とりあえず欧米だけの話らしいですが。

 PSPも売り上げを伸ばしているし、現在のハードは生き残りというよりも共存していく関係になりそうですね。
 それはゲーム文化が成熟しつつある証拠ではないでしょうか。
 今後は、先に生まれた漫画と同じような道を歩んでいきそうです。
 もっとも世界展開にかんしてはゲームのほうが先んじていますが。
 漫画やアニメも、将来的に世界市場を目指さないと売れないといわれるようになったりして。

 そして、任天堂の隠しダマはフルアーマー加速センサーらしい。
 なんか、最近は周辺機器ばっかり増えますね。しまい場所に困りますよ。

 充電池の『eneloop』が安くなっているので、そろそろ購入しようかと思っている。
 Amazonが同時購入でないと運送費を取るようになったので、単発でコミックを買う時用に、買ってもいいものリストが必要なのだ。
 なんか、かえって無駄づかいしている気もしますが。

ウォークマンの発明者が100人いる理由
 ついでに、こんな記事も。
 新製品の秘密を守りつつリサーチをしていると、自分のアイデアが元で画期的商品が生まれたと思う人が100人でてくるらしい。
 私も「実はインスタントラーメンを発明したのは自分だ」という人を二人知っている。
 どういうコトだろうと思っていたら、こういうコトだったらしい。

 ドクター中松がフロッピーディスクを発明した件にかんしては、また別の話だけど。


2008年7月14日(月)
 つい、コードギアス感想を優先しちゃいましたが、来週も同じことをやりそうです。

・ 日曜日スーパーヒーロー+ヒロイン タイム 2008過去感想
・ ゴーオンジャー「GP-21 幼稚ナヤツラ」東映TV朝日
 炎神ジャン・ボエールの登場により、ゴーオンジャーたちは講義や訓練を受けるのだった。
 本当に特訓好きな連中だ。でも、仕事に対する姿勢がノリ優先だったりする。
 これは、どっちも大事ということなのだろうか。

 戦闘訓練はともかく、炎神の歴史はみんな退屈しているようだ。
 グリーン以外は全員居眠りしている。
 って、ブラックッ!?
 あんた、プロ意識を強調していたじゃないか!?
 思い返せば、コイツ第一話から口ばっかりだよ。
 だから、ゴーオンジャーの連中とも気があうんだな。

・ 仮面ライダー キバ「第24話 皇帝・ゴールデンフィーバー」東映TV朝日
 クイーンは時代が変わっても受け継がれていく。つまり、深央が現代のクイーンですか。
 キバの世界は実にわかりやすい。

 殺したくない人は川に流せの格言どおり、音也はきっちり生きている。
 そして、ケガ人は病院に連れて行くなの格言どおり、治療をしないで復活するのだった。
 熊ファンガイアの奥さんも入院しなければ助かったのかもしれなかったのに。
 病院から連れ出すのが遅すぎた。

 そして、激獣フライ拳のバエが久しぶりに登場だ。いや、違う。
 幻獣ドラゴン拳のタツロットだ。
 同じような演技だし、声だけ聞いていると差がワカりません。

 たまたま、アシンメトリーという映画の情報を眼にした。
 この映画にはゲキレンジャーの理央さんが出ているんですよ。学ラン着て。
 悪の首領から華麗なる変身だ。かなり、違和感が……

 それはそうと、新型のエンペラーフォームはなかなか強そうだ。
 金ピカでマントだもんな。
 今までの傾向だと、更なる新フォームがあるのだろうが、いきなりエンペラーで大丈夫なのだろうか。

・ Yes! プリキュア5 GoGo!「23話 シロップが裏切った!?」ABC東映
 前回、ココは悪くないよとフォローしたけど、フォローするまでもなく悪くない。
 シロップは、ちょっと過大に期待しすぎだよ。
 まあ、それが若さゆえのあやまちなのだろうけど。
 そして、今回も若さゆえのあやまちを繰りかえすのだった。

 アナコンディさんは、悪人だけどきっちり約束を守りそうなところが怖い。
 相手の欲望を的確に突いて、誘惑する。
 しかも、相手が「騙された」と言いだすスキを与えない。
 敵として、とても恐ろしい存在だ。
 さすが、アダムとイヴに禁断の果実を喰わせた蛇の一族よのう。


2008年7月13日(日)
 コードギアスR2 TURN 14 「ギアス 狩り」感想
(1) 囚われのカレン
 捕まった時点でエロ同人誌のエジキになりそうな状態だったけど、投薬イベントまで発生しました。
 どこまで いじられる犬キャラなんだ。
 でも、リフレイン使ったら、兄生存時の記憶に戻りそうなんだが。

 ナナリーとカレンが会話をしている。
 二人とも隠し事をしているのだが。
 ナナリーはルルーシュが行方知れずといい、カレンはルルーシュの秘密を知らないふりをしている。
 優雅にダンスを踊っていながら、スカートの下で足をふみあっているような……

(2) 暴走するスザク
 シャーリーが死んだのは、スザクの責任も大きいんだけどな。
 オマエがちゃんと面倒みなかったのが悪い。
 スザクが暴走しているのは、シャーリーの死にたいする責任転嫁なのだろうか。
 父親殺しにたいしても、自己を正当化しているし。
 そして、かつて自分に禁じていた「手段にこだわらない」発言をする。
 この暴走は自分も人も傷つけるよ。

 好き好き大好きっさんのおっしゃる「あれだけ憎むべきことをしたルルーシュを許せるぐらいなら、自身の罪だってきっと許せるだろう」という指摘はするどい。
 スザクは自分の罪に向きあって、自分自身を許せていない。
 ユーフェミアを殺したルルーシュを許せていないのも、理由を聞いて納得できていないのも大きい。

 同じくユーフェミアを殺したルルーシュを許せないであろうコーネリアは、どうだろう。
 なんか黒の騎士団に合流(捕縛)しそうなのだが。
 日本人受けは最悪だろうけど、ゼロの正体を知れば協力してくれそうだよな。
 とりあえず、ユーフェミアの姉と言う立場から、スザクに鉄拳制裁を希望します。
 あの人は、絶対グーで殴ってくれる。

(3) 全力なるジェレミア卿
 異常にカッコイイ気がするんですが。
 これほど頼れる人だったとは。
 最後にコーネリアを助けるところなんて、拍手喝采モノですよ。
 ただ、コーネリアにお姫様だっこは無いよな。

マリアンヌを暗殺されたジェレミアが純血派を率いた理由がよく分からん
 近代の軍じゃあまりないんだけど、血縁や地縁で固めた部隊はけっこうある。
 一般の部隊より、忠誠心や統率に優れていることが多い。例外もありますが。
 もちろん異民族などの外人部隊もある。
 ただ、自国民と言うことで純血派的な部隊は安心感があるのだろう。

(4) 黒の騎士団
 幹部連中の意思統一があやうい。
 オマケに扇の裏切りフラグが発動中だ。
 しかし、ヴィレッタ先生は編みタイツで出国ですか。

 ゼロの殲滅命令に零番隊副隊長の木下は引いている。
 健全な精神を持っている人がいて、よかった。
 黒の騎士団にも内部分裂の危機が訪れそうだ。

 つづきます

2008年7月11日(金)
 9日に書いた大宦官の元ネタ、遷は司馬遷だよなってコトで追加しました。
 あと、リンクも張る。
 司馬遷は歴史家という意識が強すぎて、宦官だと言うことを忘れていたのかもしれない。

愚地独歩「…ォ…おい烈…てめぇホモだったのかッッ!!?」
やる夫で学ぶゲイの歴史

 ホモネタでカオスなのと、けっこうマジメなやつ。
 今週の烈と克巳は、すさまじくホモっぽかった。
 最近、戦国・江戸のあたりを勉強しているのだが、あの時代は性におおらかなんですよね。

 北方謙三の小説だと足利尊氏が手をつけた男たちで「菊一揆」という精鋭の親衛隊を作っていたのだが、真実なのだろうか?

マッハ突き理論の紅月カレン
 紅蓮弐式のランドスピナーから始まる加速を、関節ごとに加速を繰り返し右手から放つのが『マッハ輻射波動 』である。
 ウソです。
 (以上は、 好き好き大好きっさん情報)


 朝目新聞さんスクエニRPG特集をしています。
 ドラクエV (AA)の追加キャラネタとかもある。
 そういえば、来週には発売だ。
 ……あんまり更新頻度は落さないようにするつもりです。

2008年7月9日(水)
 なんか、コードギアスの話が増えてきたので、コンテンツをまとめました。
 ちょっと前回書ききれなかったので、追記する。

 あと、好き好き大好きっさんに、一昨日の感想を紹介していただきました。
 ありがとうございます。
 ちなみに、話数を間違えて書いていました。正確にはTURN 13です。

 ルルーシュとスザクの和解の可能性には、考えがいたっていませんでした。
 互いのつらさを認めあえば、あるいは……
 けっきょく世界を変えたいのは、二人とも一緒なのに。

(4) 神殺し
 比喩ではなく、V.V.と皇帝は本当に神を殺すつもりらしい。
 人の形をした神ではなく、なにかの現象・存在としての神を倒すつもりだろうか?
 V.V.は「人々を争わせるような神なら、殺してしまおうって」と言っていますが。
 なんか、ルルーシュの目的である「優しい世界を作る」と被っているんですけど。

 C.C.がしょっちゅう喋っているマリアンヌ(?)といった情報統合思念体(仮称)の事だったりして。
 死んだ人間の意識が残っていて、生きている人間の思考に干渉できるのだとしたら、神のような存在だ。
 ギアス能力は人間の意識に働きかけるものだ(今のところ、それ以外ない)。
 C.C.や、その親玉が広く人類全般の意識に働きかけることができる可能性はあると思う。
 そうなると、C.C.とV.V.は敵対関係になりそうだ。
 C.C.がルルーシュとかわした契約内容がいまだに不明なんだよな。

(5) スペックの話ふたたび
 あとで思い直すと、あの値は実績とゼロから見た期待値ではなかろうかと。
 神楽耶 → けっこうしっかりとしたことを言う。天子さまの処遇についての助言は的をえていたし。カリスマ有り。
 藤堂 → ゼロの立場をフォローしてくれたし、人格的にも信用できる。→忠誠度高い。
 玉城 → コイツって、言うこと聞かないし、金や権利を持たせたら勝手に使う。信用できない。→忠誠度低い。
 ラクシャータ → この人の新技術・新兵器開発なくして、劣勢の挽回はできない。
 あと、医療サイバネティクス関連の研究再開して。ナナリーが歩くのに必要だ。最重要項目である!

(6) 大宦官の元ネタ
 はてなの用語集見て気がついたんですけど、この人たちって実在宦官と関係者の名前を入れ換えて作っているようですね。

高亥 → 力士+胡
趙皓 → 高+黄
夏望 → ツ+高
程忠 → 元振?+魏賢?趙
項勝 → ?+郭
蔡力士 → 倫+高力士
童倫 → 貫+蔡
黄遷 → 皓+司馬

 不明な部分もありますが、偶然にしては一致しているので、狙っていると思われます。
 元ネタは、だいたい以下の通り。かなり主観ですが。

 高力士(唐。玄宗皇帝の側近。いちおう忠臣)
 胡亥(秦。宦官ではない。始皇帝の後継者・二世皇帝。暗君)
 趙高(秦。皇帝・胡亥を操る。「馬鹿」の語源を作った人)
 黄皓(三国志・蜀。姜維の敵だから悪人印象が強い)
 夏ツ(後漢。俗に言う十常侍のひとり)
 高望(後漢。俗に言う十常侍のひとり)
 程元振(唐。よく知りません)
 魏忠賢(明。自分を生き神様として祭らせた唯一の宦官らしい)
 趙忠(後漢。十常侍のNo.2。霊帝にわが母といわれた。母って)
 郭勝(後漢。俗に言う十常侍のひとり)
 蔡倫(後漢。紙を発明した人)
 童貫(北宋。北方水滸伝のおかげで、印象が良い。でも、一巻で武芸はダメと書いてなかったけ?)
 司馬遷(前漢。皇帝の怒りをかい去勢される。大金を払えば罪をあがなえたが貧しかったため逃れられなかった。歴史書「史記」を完成させる)

(※ 7/11 司馬遷を追加し、リンクを張りました)
2008年7月7日(月)
 ブラスレイターとコードギアスを続けてみると、月曜日に会社へいく気力がかなり減ります。
 移民とかイレブンとか言っちゃダメ。

 コードギアスR2 TURN 13 「過去 から の 刺客」感想

(1) シャーリー死す
 まさか、こんなタイミングで死ぬとは思っていなかったよ。
 なにしろ、前作で襲いくる死亡フラグをすべてかわしきった実績のあるシャーリーだ。
 ゆえに大安心で悠々とこの最終決戦を見守るものだったんだけど。

 まあ、ロロが簡単にさくっとやっちゃう人だというのはわかっていたのだが。
 3話で同僚に話を聞かれたと思っただけで殺しちゃっているし。
 なにしろ、パンを食うのと同じ感覚だもの。

 ルルーシュにとって目前で人が死ぬのは二度目だ。たぶん。
 もう一人は母であるマリアンヌだ。
 そうとうショックだろう。
 シャーリーの傷口を押さえて止血する行動すらとれていない。
 次回予告もままらなぬ状態だけに、立ち直るのに時間がかかりそうだ。

(2) 忠義のオレンジ
 銃弾が通じないほど改造人間だったのかよ。
 それにしても、DVD5巻のおまけドラマで、マリアンヌに仕えていたネタがイカされるとは。
 でも、いくらなんでも忠誠心があふれすぎてなイカ?
 改造手術を受けちゃったから、出世欲とか規律とかがなくなって、変な忠誠心だけ残っちゃったんだろうな。
 最上級の返事までしちゃって。

 谷口監督インタビュー(07年1月)で『コードギアス』は『最強伝説 黒沢』(AA)だと明かされた。
 だから、『黒』の騎士団なんだよな(え〜
『何も無い人間が、社会とぶつかって、自分はどうやったらこの社会でやっていけるのかってことを苦悩する点においては、私の中では同じなんです。』

 ルルーシュは過去(母が死んだ真相)を清算し、未来(ナナリーの住める優しい世界)を作ろうとあがいている。
 だが、ちょっと現在に目を向ければ、人と分かりあえる幸せが、ちゃんとあるのだ。
 ジェレミアやコーネリア、ユーフェミアたちは、マリアンヌを敬愛していた。たぶん、クロヴィスも。
 しっかりと話し合いをすれば、もうちょっと平和的な現在があったかもしれない。
 場合によっては仮面の宰相ゼロとなってユーフェミアの特区日本を支えていたかも。

 しかし、ルルーシュはオレンジを信用しすぎだ。
 油断しまくりだよ。
 オレンジがマリアンヌの名にひざまずいたように、ルルーシュだってマリアンの名にひれ伏しちゃったのだろう。

 ところで、なんでオレンジはナナリーのところに行かなかったんだろうか。
 ルルーシュの正体を確かめるよりも、確実にマリアンヌの子供で保護しがいのある立場なんだけど。
 やっぱ、マリアンヌの敵討ちという戦いが欲しかったのだろうか。

(3) 黒の騎士団の能力って……
 だれが、パラメータ設定したんだろうな、コレ。 →
 たぶん、上から知力・武力・魅力・忠誠心だろう。
 武力以外は数字にしにくいと思うが。

 しかし、藤堂はスペック高いな。ぜひとも一国に一人欲しい逸材だ。ここまで忠誠心高いとも思えないけど。
 ディートハルトの知力が低目だが、これは政事と技術・戦術をまとめているからだろう。
 政治や組織作りの素質は、かなりの腕前だし。
 朝比奈と千葉の忠誠心が極端に低い。彼らはゼロに仕えているのではなく、藤堂に仕えているのだ。
黒の騎士団

 そして、カレンは武力と忠誠心に特化している。
 見事なまでに張飛タイプだ。
 敵の計略にスゴイ勢いで引っかかるぞ。

 そして、玉城はオチ担当。
 せめて忠誠心ぐらい高めようよ。これでは雑巾にすらならない。

 つづきます

2008年7月6日(日)
朝目新聞さん少年チャンピオン特集および、すごいよ!!勇次郎さんはチャンピオンファン必見だ。

 それはそうと、今週のコードギアス。
 どうすんだよ、あの展開は。
 相変わらず、30分間に内容詰めすぎだ。


・ 日曜日スーパーヒーロー+ヒロイン タイム 2008過去感想
・ ゴーオンジャー「GP-20 兄妹バトル!?」東映TV朝日
 合体マニアと聞くとアクエリオンのピエールを思い出すな。
 あ、あれは合体依存症か。

 そして新たなる炎神ボエールが登場する。
 コイツの合体メカはけっこうカッコイイかもしれない。
 でも、やっぱり両手が不自由そうだ。
 ゴーオンジャーのロボって物をつかめないよな。

・ 仮面ライダー キバ「第23話 変奏曲・永遠の逃亡者」東映TV朝日
 ファンガイアが人間を好きになった場合、食事はどうするんだろ。
 『幽☆遊☆白書』の雷禅は人間を喰わなくなって衰弱していたけど。
 配偶者以外の人間をこっそり喰っているのだろうか。

 喰うというと、ファンガイアや次狼は音也や麻生親子を襲うときに、ガブっといかない。
 あれやると元気な人間でも一発で死ぬようなのだが、なんで強敵相手だと手抜きをするのだろう。
 そして、次狼は音也にトドメをささず川に流すのだった。
 みんな強敵には手心を加えるのが好きだな。

・ Yes! プリキュア5 GoGo!「第22話 のぞみ先生大いに頑張る!」ABC東映
 小学生に物を教えるのって難しそうだよな。
 基本ってのはむずかしいものなのだ。
 のぞみは ただのアホの子ではなく、デキる女だな。
 出来ておる喃。

 ココがなにも成していないというツッコミは厳しい。
 ナッツとちがって、勉強もしていないし。
 一時期なんて、メタボになりかかっていた。

 でも、王様ってのは人に仕事をさせるものだ。
 本人がなにもしないってのは、まあイイんじゃなかろうか。
 能力はあるがサボりたがる人間こそが指導者に向いているっていうし。
 サボりたがるとは、効率を考えて行動するってことだ。

 で、ブンビーさんもサボりがちな人である。
 この人も指導者むきなのかもしれない。
 ただ、うっかりさんな性格だし、あんまり優秀じゃないのかも。
 どう考えても関係者っぽい人に上司の悪口いっちゃダメだろ。


2008年7月5日(土)
・ 科学者の探究心について
 好き好き大好きっさんが、村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」に出てくる辞書捧について書いていました
 辞書捧は、けっこうヒドイ話なのだ。

 ハードボイルド・ワンダーランドの主人公は老科学者に脳をいじられる。
 実験は失敗した。君はさめない眠りについて、死ぬ。もう助かりません。
 でも、君は脳内世界で無限に生きることができる。
 辞書捧って概念があってだな、つまようじに辞書データを刻めるのだから、君の脳内時間も実質無限なのだ。

 全然なぐさめになっていないと思った。
 ハードボイルド・ワンダーランドの主人公には本当に気の毒な話だ。
 でも、いつか問題が解決して主人公は目覚めるかもしれない。
 「世界の終わり」の主人公も自分を内包する世界をなんとかして、心を取りもどせるかもしれない。
 村上春樹らしく投げっぱなしなオチだから、その後の世界は想像するしかないんですけど。

 ベビプリの話は、この辺のオマージュにもなっているのだろう。
 しかし、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」って、どう考えても18禁なんだが。

 そういえば、範馬刃牙 117話感想で科学者の怖さについてふれそこねた。
 と、いうわけで本の感想だ。

20章でさぐる睡眠の不思議(ペレツ・ラヴィー 訳:大平裕司)
 眠りに対する研究の歴史と現状をまとめた本だ。
 作者はイスラエルの人でアメリカの大学で学んでいる。
 1996年に原書が発行されたものだが、その内容は決して古くない。
 同時に科学者の姿勢と言うか、飽くなき科学への探究心が行間からにじみでている。
 作者は普通に淡々と書いているのだが、それゆえ怖い。

 眠気は体内で眠くなる物質が生まれるために起きるという学説がある。
 これを「睡眠毒素(ヒプノトキシン)」説という。
 19世期に提唱され20世紀初頭フランス人の学者たちによって検証実験が行われた。

 まず犬を強制的に断眠状態にする。
 なお、あまり寝かさないでいると死にます。
 寝ないから死ぬのか、寝させないために与える刺激がストレスになって死ぬのか不明らしい。
 ちなみに、人間(ランディ・ガードナー 当時17歳)は264時間の不眠実験を乗りこえたが死ななかった。

 さて、寝ていない犬の脳には「睡眠毒素」がたまっているはずだ。
 そこで脳から体液を採取して、他の犬に注射する。
 すると注射された犬は眠ってしまった。
 仮説は実証され、睡眠毒素説は現在も研究されているらしい。
 うん、ひでぇ実験だ。

 レム睡眠では、脳が活動している。
 この時、人は夢を見るのだ。だが体は動かない。
 これは脳から体に「動くな」という信号を出しているためだ。
 アクセルを制限するのではなく、ブレーキを踏みっぱなしである。

 どうやって実験したのかと言うと、脳から出るブレーキ信号の神経を切ったのだ。
 すると寝ているときの猫は歩きまわったり、威嚇をするようになった。
 つまり、ブレーキをとってしまえば、ちゃんと暴走するのだ。
 こう言うことを淡々と書くのが科学者である。

 科学者の飽くなき探究心は恐ろしい。
 マッドサイエンティストに捕まって人体実験されるのは、かんべん願いたい。
(読んだ日:2006年5月ごろ)


2008年7月1日(日)
 溜まっていたアニメを土曜分まで消化した。『BLASSREITER』の死にっぷりに泣いた。
 第一話から数えて、何人のナイスガイが死んだんだろう。


 コードギアスR2 #12 「ラブ アタック!」
 突発感想を書きます。

1. くのいちメイド外伝 すごいよ咲世子さん
 こんなにすごい人だったとはッ
 前作でナナリーがマオに捕まったとき、咲世子さんにヘルプを出したのは身体能力が頼れると知っていたからだろうか。
 108人組み手の予定を組むなんて、天然じゃなくて、わざとだろ。

2. アーニャの正体って?
 ルルーシュの正体がバレそうという問題よりも、なんでアーニャが少年ルルーシュの写真を持っているかなのだが。
 アーニャも皇室関係者だろうか。
 CCと接触したときの様子から、ルルーシュ一家と関係がありそうだが。
 ルル母の死体はシュナイゼル兄さんが皇帝の命令で回収したらしいが、それと関係あるのだろうか?
 さりげなく、ルルーシュを狙っていたのはポイントだ。

3. ナイトオブワン・ビスマルク
 名前の由来は鉄血宰相ビスマルクでしょうか。
 左目を縫っているようだが、なにか秘密があるのだろうか。
 ギアスはたいてい左目に発現するから、封じていたりして。
 神の左目を持つ男って寺沢武一「ゴクウ」だよな。

 皇帝もそうだが、戦争を好きでやっているワケではなさそうだ。
 やっぱ、神殺しのために仕方なく戦争しているんでしょうか。
 皇帝は、どうも楽しんでいるようにしか見えないんだが。
 ナイトオブワンは戦闘能力だけではなく、戦略眼も必要らしい。

 文化祭の回で、ラウンズには死刑執行権限があるという描写があった。
 今の日本で言えば法務大臣クラスの権限だ。
 三国志なんかで言うと節・鉞という軍事上の権限があって、部下の処刑ができるようになる。
 関羽と張飛は最期の出世で前将軍・仮節と右将軍・仮節になった。
 仮節は仮の節なのでランク低い。ラウンズの権限は、俗にいう五虎将軍クラスですね。

4. ナナリー vs. カレン
 ゼロがナナリー強奪に失敗した時に、ルルーシュはトゥルー兄がトゥルー妹を失ったような悲鳴を上げる。
 で、ナナリーがハッと反応していた。
 もしかするとゼロの正体に気がついているのかも。

 CCもナナリーを重要視していたみたいだし、皇室の血は貴重なのかもしれない。
 ブリタニアに帰っているうちに、ギアスぐらい身につけていそうだ。
 ナナリーが常に目を閉じているのは、視覚を閉ざすことによって小宇宙(ギアス)を高めているのかも。
 乙女座(バルゴ)のナナリーは目を開く前に倒さないとダメだぞ。

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