とら日記(05年3月)

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2005年3月30日(水)
 祖母の家に、振り込め詐欺の電話がかかってきたらしい。
 最初から泣きっぱなしで名前を名乗らなかったとか(相手の性別聞き忘れた)。
「あれま、うちにも振り込め詐欺がきたんやね〜」
 そう祖母が返すと、ガチャンと電話が切れたそうだ。

 普段はぽやっとした祖母なのだが、見事なカウンターだ。
 まあ、ひたすら泣き崩れるようなしおらしい孫がいないのが勝因の第一だろうが。

 とりあえず、振り込め詐欺とか架空請求とかには気をつけましょう。


2005年3月29日(火)
 ACT-9.COMさんに「カオシックルーンESのプリキュア」が紹介されていました。ありがとうございます。

・K-1 WORLD GP 2005 in SEOULスポーツナビ結果
 ずいぶん遅れましたが感想をダラっと書きます。

 この大会はやっぱりムエタイ戦士であるガオグライ・ゲーンノラシンが主役だ。
 優勝はできなかったけど、ムエタイ戦士がいたからいい大会になった。
 ありがとう、ムエタイ戦士!

・曙 vs. 角田信朗
 角田はそつがない。韓国語で挨拶もしちゃって、本当にそつがない。
 あえて曙の足を蹴らないところもそつがない。
 しかし、ダメダメな試合だった。二人ともフルラウンドで闘える体力をつけてからリングに上がろう。
 ただ、曙は攻撃を出せるようになって成長している。あとはスタミナだ。
 相手をコーナーに追いつめて止まるクセをなおせば、それなりに見所のある試合になると思う。

「いい試合ですね」を連発する谷川プロデューサーは観客をなめすぎだ。いい試合に見えると思っているのか?
 いくらなんでも曙の商品価値は、下がってきている。
 曙の相手をどう選ぶかが、谷川プロデューサーの手腕の見せどころだ。
 ちょっと、ムリっぽいけど。

・チェ・ホンマン vs. ガオグライ・ゲーンノラシン
 決勝は218センチの巨人チェ・ホンマンとムエタイ戦士ガオグライだ。
 身長差がありすぎる異次元の闘いながら、ムエタイががんばる。
 心をこめてムエタイを応援したんだけど、勝てなかった。
 でも、すごいよムエタイ。がんばれムエタイ。

 ガオグライがロシアンフック気味に攻撃していた。
 角田も曙あいてに使っていたけど、背の高い相手にロシアンフックは有効な打撃なのかもしれない。
 漫画の「太陽伝ガチ」での情報は正しかったようだ。
 と言うわけで、ムエタイとロシアの融合技を完成させて巨人を倒してください。
 マジメに書いているんだけど、刃牙ファンからするとふざけた提案に見えてしまう。


・HERO’Sスポーツナビ結果
 ヒース・ヒーリングが嫌な感じに負傷した。靭帯やっちゃったんだろうか。
 特別思い入れのある選手ではないけど、安定して強いいい選手なので、なるべく早い復帰を祈ります。

・ヨアキム・ハンセン vs. 宇野薫
 TVの第一試合にして、今大会最高の試合だ。
 修斗ウェルター級王者対決だけにレベルが高い。
 はげしく攻防が入れかわる速い展開はみどころ十分だ。
 こんな試合を最初に持ってきちゃうから、あとの試合がちょっとしょぼく見えちゃうんだよな。

 この二人の再戦こそ、実現させて欲しいカードだ。
 今回の決着が不運的に決まっただけに、次こそ真っ向からぶつかって決着をつけてもらいたい。

・ゲーリー・グッドリッジ vs. アラン・カラエフ
 ちょっとバカバカしかったけど、面白い試合だった。
 握力測定不能のロシア人がカラエフだ。まさに、ロシアの花山だ(ちがう)。

 なんというか、だ。
 カラエフのたぷたぷした腹がグッドリッジにのしかかる。顔に押しつければ窒息しそうな気がする。
 負けたけど、ネタ的には面白かった。さすがロシア人というべきか。

・ボブ・サップ vs. キム・ミンス
 最近のサップは試合をするたびに弱くなっている気がする。肉体では、なく心(ハート)がだ。
 ラッキーなカウンターパンチで勝てたけど、サップは打撃の瞬間目をつぶっていた
 心眼をマスターしたというのか?
 まあ、なんにせよ、心の弱さは克服できていないようだ。

 でも、最近のサップはあれだ、…………萌えキャラだ。
 痛い痛いと顔をしかめる。もう戦いたくないとグローブをつけたがらない。思わず目をつぶっちゃう。
 ある意味、すごく共感できるダメなしぐさに、ちょっと心がキュンとなる(マジで)。
 野獣系としてではなく、弱いところを正直に見せて、それでも闘う萌えサップでいたほうがいいんじゃなかろうか。
 痛がり嫌がっても、ちゃんと試合をするところはえらいと思う。


2005年3月28日(月)
舞-HiME 『第24話 コイ・ハ・タタカイ』『第25話 運命の刻へ』感想 (公式)
 ちょっと急ぎ気味にバタバタと人が倒れていく。
 紫子のチャイルド「聖ヴラス」の能力は幻影だった。
 オマエ(教会)らあんなことやるのかあ。教会ではない、おそらくは催眠術ッッ。

 巧海にワガママ言われたり、命を妹にしたり、詩帆に祝福されたりするのが舞衣のドリームだったようだ。
 そして、盾は剣道部でがんばっているのが理想の形らしい。
 舞衣にとって奈緒は不要らしい。
 晶と神崎黎人は背景にかろうじてというレベルで許容しているようだ。

 紫子と奈緒は負けるタイミングを逃した感がある。
 第24話のメインはなんといっても盾の消滅だろうし、おかげで印象がぼやけちゃった気がする。

 そのかわり盾は最後に意地をみせてがんばった。
 救いがないのが悲しいんだけど。

 静留は最後に清姫のパロディーを見せてくれた。
 鐘に入った なつきをヘビが絡めとる。恋の妄念おそろしや。

 一本多く立っている柱ってのはなにかの伏線だろうか?
 アリッサの柱があるから数を間違えたという可能性はある。
 しかし、アリッサが敗北したのはずいぶん前だから今頃気がつくのも変だ。

 あ、でもアリッサはHiMEだから柱に吸収されるわけではないんだよな。
 深優がアリッサの気配を見誤るとは思えないから、何らかの理由で柱に封印されたということだろうか。それで柱が一本多い。
 柱が多く立ったせいで、予定が狂っちゃったわけですな。

 勝負がついて奥さんが決まっていると思って黒曜の君が、外に出てみたらまだ闘っているわけだ。
 巻き添えくらって死ぬ予感がする。


2005年3月27日(日)
 BWSさんあっ!とランダムさん鬼の娘。さん日記カオシックルーンESのプリキュアが紹介されていました。ありがとうございます。
 子供騙し(ナン♪)さん、サイトを変更していたんですね。そのうち修正します。
 つうか、最近リンク更新が止まっているんですよね。相互リンク依頼で、確認のメールを出さなくちゃいけないんだけど面倒で。

 舞HiME感想と格闘技関係は明日以後に書きます。

・ 日曜日スーパーヒーロー+ヒロイン タイム
 今回、「スーパーヒーロータイム」って名乗りが無かったような?
 廃止ですか?

・ マジレンジャー「第7話 夢の中へ〜ジンガ・マジーロ〜」東映TV朝日
 クールで知恵者らしい次男(イエロー)の話だ。
 でも、次女(ブルー)の機転のほうが印象に残った。
 やっぱ、キレ者は寒色系なのか。

・ 仮面ライダー響鬼「九之巻 蠢く邪心」東映TV朝日
 タイトルは百年に一度の強敵 魔化魍のことだろう。
 同時に人間の心にひそむ邪心のことも入っているかもしれない。
 万引き犯と遭遇する明日夢のやりとりとか、そんな感じ。ものすごい逆恨みの邪心だ。

 ヒビキさんは修行の成果「火炎弾」マスターした。
 この人、ますます強くなっている
 変身前から動きもいいし、遠距離の火炎攻撃で使いおる。
 倒しかたも腹を打って、動きを止めてから大技を出すなど、クールな戦いぶりだ。

 変身音叉をとられたのはけっこう致命的な油断ですな。
 イブキもそうだけど、変身するタイミングがやや遅めだ。変身すると体力使うからギリギリまで温存しているのだろうか?

 大アリに対してもヒビキさんはサイドポジションを取って新技「一気火勢」で瞬殺だ。
 手に唾かけて戦う姿が素敵だ。仮面つけているときに、唾が出るのか不明だけど。気持ちの問題か?
 ところで「一気呵成」とかけているのか? 前から思っていたが、ヒビキさんのギャグセンスはオヤジ化しつつあり、危険だ。

 イブキはやっぱり飛ぶ魔化魍を専門としているようだ。
 敵が飛ばないと知ったとき、ちょっと動揺してるっぽい。
 攻撃力無いから硬い敵はニガテなんでしょうね。
 自分の手に余るようなら、フォローを頼むのが真のプロだろう。

 次回予告で、あきらが「あんたちのような人殺し、絶対に許さない」と言っている。
 響鬼の戦士はみんな職業人としてクールなので、人死にを見ても動揺しない。
 だから、こういうセリフがあるとすこし安心する。
 ちゃんと人間らしい感情をもちつつ闘っているんだ。戦闘マシーンじゃないんだと。

 ただ、あきらは見習いだから感情的なのかもしれない。
 こういう感情ってのはどうしようもなく、慣れていくもんだろうし。
 医者とか看護婦とか葬儀関係者が、人の死に毎回心を痛めていては、つらいだろう。
 やがて、彼女も憎しみも怒りも仮面の下に隠す戦士になるのだろうか?

・ ふたりはプリキュア MAX HEART「第8話 悩みぶっ飛び!ひかりを結ぶみんなの絆」ABC東映
 ポルンがいつのまにか しかられることに快感を感じるようになっていたという話だ。
 ほのかの説教聞くと快感を感じる大吉さんみたいな病状だ。(失礼な)
 今回、ひかりが初めて声を荒げた。彼女を怒らせるとは、さすがポルンというべきか。

 この辺のやりとりが しっとりしていたので戦闘シーンが始まっていないことを忘れるところだった。
 ウラガノスは、いいヤツだよな。子煩悩だし。忠誠心高そうだし。適度に頭悪いし。
 やっぱり、張飛っぽいな。

 この間の太史慈について加納さんから返答をいただけました。
 そうか、飛ぶんじゃ仕方がないな。って、え〜〜〜 飛ぶのか!?
 太史慈さえついていれば孫策が左慈にからかわれることも無かったであろうに……(そうか?)

 ところで、アカネがたこ焼き屋を続けると決意したのは、ひかるが原因だと思う。
 アカネを洗脳(?)して従姉妹と思い込ませた手腕の持ち主だ。
 ひかるが「続けたい」と思うかぎり、アカネはやめる事ができないのだ。呪いの靴をはいた踊り子のように、死ぬまで踊り続けるしかないのだ。
 ひかる、おそろしい子……


2005年3月23日(水)
『マジ斬首!? カオシックルーンESのプリキュア(もどき)』
 先月カオシックルーンESにさっそう登場した、プリキュアっぽいコンビが今月も登場だ。
 以下は覚悟を決めてから読もう!(ちょいグロ)


ふたりはプリキュア? とっとお宅にかえりなさい

 前回のおさらいで『デスコア』です。
 このふたりが召喚主の人気アイドル「ツゥインク」だ。
 前回は「とっとと」「お宅に」「かえりなさいっ!!」と言っていた。
 今回は「お行きなさい」で、ちょっと変えている。

MAD HARD  そして、コレがツゥインクの凄いヒミツだッ!
 ナマで見てオドロキやがれ。むしろオドロク。

 一応、師匠の性癖が伏線になっていたのだが、本当にポロリと出すとは。
 このふたりのマスコットキャラは「モツプル」と「ポロン」だな。

 きっと水着の仕事を断ったりしながら、トップアイドル(?)の座まで登りつめたのだろう。
 いい話だ。
 もしかすると、コッカケ(睾丸を体内に引き上げる空手技)をマスターしていて、水着もOKなのかもしれない。

 このシーンはストーリーには全然関係ない。
 まさに意味無しの一発芸だ。
 ヒロインであっても内臓ハミ出る「カオシックルーン」だ。
 脇役であっても油断はできない。

さよならプリキュア
 さよなら、デスコア。
 これでもカオシックルーンの中では地味な死に様だったりする。
 定番の内臓描写がなかったのは、こだわりの『愛』ゆえか?

 しかし、このふたりはカードに魂をチャージしていなかったようだ。
 上司にとっては、捨て駒だったのだろう。

ふたりはプリキュア?
 山本賢治先生は週刊少年チャンピオンではブラックジャックを描いている。
 これは15号の絵なのだが、このブラックジャック先生はエライかわいいと思う。

 当然ながら、こっちでも内臓がたっぷり出てきます。


2005年3月21日(月)
・ 日曜日スーパーヒーロー+ヒロイン タイム
 オープニングにイブキが出てくるのはいつなんでしょうか?

・ マジレンジャー「第6話 闇の覇王〜ウーザ・ドーザ・ウル・ザンガ〜」東映TV朝日
 ウルザードは誇り高い戦士だったと言う話だ。
 やっぱ、父親が闇に落ちた姿とか言うオチだったりして。

 しかし、血がつながっているのに相変わらずチームワーク最悪な連中だ。
 もう少し、信頼しあって、連絡取り合ったほうがいいと思います。
 
・ 仮面ライダー響鬼「八之巻 叫ぶ風」東映TV朝日
 前回は素足だった あきらがタイツをはいている。
 夜間の闖入者・明日夢がやってきたから意識してのことだろうか。
 単に早朝は寒いからと言う理由は却下します。

 あきらが明日夢のズボンに手を突っ込んでマムシを握るシーンはドキドキものだ。
 前回の触手また裂き未遂に続いて強力な技を使ってくる。
 意図的に誤解をまねく書き方をしているが、気にするな。

 あきらは淡々とした態度と言い方だけど、内容が感情的だ。
 クールと言うより、ぶっきらぼうなだけだろう。中身は熱血とみた。

 イブキを見るときの表情なんかに尊敬が感じられる。こっそり記念撮影もしているし。
 明日夢とヒビキにツンケンしているのは、イブキと仲良さそうだからだろう。
 だから、イブキがふたりをフォローするのは逆効果だ。

 ヒビキに比べると、やっぱりイブキは攻撃力が低い。
 ロングレンジで闘えるだけに、押し込まれると弱いし。
 やっぱり射程距離と威力は反比例するのだろう。

 今回登場したイッタンモメンは空を飛ぶだけに、体が弱いのだろう。
 どういう原理で飛んでいるかは不明だが、体が重いと飛ぶのに不利だ。
 だから強靭な筋肉とか硬い甲羅は持っていないのだろう。
 大雑把に、陸海空で担当を分類しているのか?

 ヒビキは太鼓を埋め込むが、イブキは弾丸を撃ち込む。
 手段は違うけど原理は同じで物質の一部を敵に埋め込んで、共振させて敵を倒しているようだ。
 となると、ザンキは剣を刺してそれを共振させるのだろうか。
 硬い甲羅を持つ敵には有効そうな戦術だ。

・ ふたりはプリキュア MAX HEART「第7話 ファイトだなぎさ!家事で火事場の馬鹿力」ABC東映
 ザケンナーの人々は良い人たちだ。お子さんの遊びにちゃんと付き合ってあげている。
 おまけに立ててあげている。
 中華風のウラガノスなんですが、南瓜屋まっくすはぁとさんに返事をいただけました。

「性格的には張飛っぽいかな」との事ですが、私もイメージは関羽と言うより張飛だと思っております。
 大雑把なところとか、似ていますね。
 加納さん太史慈としている。
 なんか、やっぱり三国志ですね。

 赤といえば、魏延も「面(おもて)は重棗のごとく」と三国演義の初登場である四十一回と、再登場の五十三回に出ている。
 なんで魏延が関羽と同じ容貌である「重棗」と書かれているのか、多少考えていることはあるけど長くなるんでいずれ書きます。
 もう一人知っているのは隋〜唐の武将・秦叔寶(秦叔宝)です。
 黒の尉遲敬コと並んで、赤の秦叔宝は、門神(魔よけ)にされるほどの猛将だったそうだ。
 詳しい活躍は「隋唐演義」でも読んでください。和訳は安能務と田中芳樹が出していて、どちらもそこそこ面白い。

 話が思いっきりズレましたが、特定のモデルではなく、大雑把なイメージでは無いでしょうか。
 関羽+張飛って感じの。どっちも仲間の裏切りで身を滅ぼすと言うのが象徴的です。
 あ、ちなみに私はただのオタクなんで学者ではありません。

 ルミナスが新技を出している。
 この人は徹底的にサポート役のようだ。偉い人は後ろで応援だけして、現場に血を流させるだけですか。

 今回は、ほのかが久々に説教を披露した。やはり ほのかは説教しているときが輝いている。

 先月書いた、カオシックルーンESのプリキュアもどきは、見事な討ち死にを遂げていた。
 オマケに当たって欲しくない予想までも当たっていた。
 余裕があれば、そのうち感想書きます。


2005年3月16日(水)
 先週の「さんごくし」は微妙に面白かった。
「戦場においても人を殺さず」を合言葉にする劉備たちは、目の前で何百人死のうが自分たちの手が汚れることを嫌う。
 ところが関羽が敵将の首を取ってしまったのだ。
 当然、劉備は怒る。

「それは破門に値する!!」

 は、破門ッ!?
 こいつら、宗教団体か武術団体だったのか!?
 ひょっとして劉漢流と呼ばれる一派で幽州無双と言われていたり、一虎双竜と恐れられた三人の弟子がいたのか。
 こうなれば、次回は仕置き編しかあるまい。
 仕置きという名の宴がはじまる。

「よう見えよるわ。関羽は儂(わし)の道具ゆえ喃(のう)」
 仁者たるもの武将を見れば、その将が幾人どのように斬ったか、おおよその察しがつくのだ。
「やってくれた喃(のう)。関羽!」

 劉備に呼び出された関羽は異変に気がつく。
(口元が閉じている…)
 さすが弟子だけになれたものだ。師匠の精神状態はどこを見ればよいのかワカっている。
「さんごくし」は口を開かずにしゃべることが多いよな。

 劉備の腕は常よりも一尺長く、手を下げると膝に届くといわれる。
 その腕から恐るべき必殺の技が放たれる。
 これぞ劉備が襄陽にて開眼したといわれる秘技・的廬壇渓であった!

『きれながの いろおとこ さらさら
 さんぞくしょうのくび と〜たら
 く〜ろい おひげが は〜えた』

 止むことのない関羽の慟哭は、ヒゲなし美形の終焉を示すものだろうか。
 いや。
 これは産声…
 新たなる怪物の産声…

『戦場においても人を殺さず』

 戦場において人を殺さず勝ちを得るのは不可能である。
 しかし、烈士が主君に対し出来ぬと申し出ることもまた不可能。
 封建社会の完成刑は、少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されるのだ。

 次回、8〜9歳の少年・周瑜の首が無残に飛ぶ。
 シグルイさんごくし、仕置き編、楽しみだなぁ………。


2005年3月15日(火)
 金曜深夜の「さんまのまんま」にK-1戦士の武蔵と魔裟斗が出ていた。
 K-1事務局は、なんでこの組み合わせを許可したんだろう。
 リングの上では「判定の魔術師」「ごしん常に発動中」「日本重量級で佐竹のことは無かった事にすれば十年に一人の逸材」など呼べる保護された準優勝者だ。

 それが、バラエティー番組では檻から放たれた獅子のごとくだ。
 もう、頭の回転がにぶい。誰か保護してやってくれ。

 魔裟斗は如才なくしゃべって、ちゃんとボケつつ先輩である武蔵を立てている。
 だが立てられている武蔵はすぐに寝てしまう。立てがいのない人だ。

 そこそこ口が達者な魔裟斗を横に置くから武蔵がにぶく見える。
 K-1事務局は、この組み合わせを許可すべきではなかった。

 たとえば、武蔵の横に小倉優子を置いてみたとしよう。
 すると武蔵の重厚さが目立ってくるだろう。
 受け答えだってしっかりしているように見えるはずだ。
 やっぱり、対戦相手には気を配らないとダメだという話だ。

 そして、土曜日は曙vs角田だ。イイ組み合わせなのかなぁ??
 個人的にはガオグライ・ゲーンノラシンvs張慶軍のほうが気になります。
 なんといっても、ムエタイvs中国拳法だ!
 このトーナメント第一試合が気持ちの上の決勝戦だな。


2005年3月14日(月)
・ 日曜日スーパーヒーロー+ヒロイン タイム
 どっちかって言うとスーパー幻獣タイムだ。
 そろそろ、ネタを仕込んで欲しいところだ。

・ マジレンジャー「第5話 恋をしようよ〜マージ・マジーロ〜」東映TV朝日
 マジでピンク(長女)はカンベンして欲しい。弟のデートに闖入してこないでください。
 ピンクはなにも考えていないようで、ちゃんと考えている「バカの考え休むに似たり」なキャラクターのようだ。

 オチはスーパーマンかよ! いや、新スパイダーマンか?
 ヒーロー時の姿に惚れられてしまって残念無念でした。

 そして、ヒーローは正体をバラしてはいけないの法則だ。
 しかし、だ。3話でブルー(次女)が素顔さらしとるねん。
 あのころはルール知らなかったから、いいのか?
 知らなかったで済むのだろうか。後に伏線になったりして。

・ 仮面ライダー響鬼「七之巻 息吹く鬼」東映TV朝日
 明日夢の受験はさんざん引っ張ってきた。
 だから冒頭の合格発表は「夢オチ」だとばかり思っていた。
 オレはダマされないぜ、そう思って八分ぐらいうたぐっていた。
 ああ、オレはもう純粋な少年じゃないんだ…………

 青鬼イブキが登場だ。
 ヒビキに比べるとスマートな闘い方をする。ロングレンジで銃撃して、近づかない。
 キックを多用するのもスピーディーな動きで、若さ爆発だ。

 ただ一瞬でカタをつけるヒビキに比べると攻撃力は低いのかもしれない。
 ヒビキは、最大戦果を目指して多少のリスクは気にしないのだろう。その辺の見極めがベテランの強みか。

 ところでイブキの弟子あきら(♀)が触手(?)に両足をつかまれて引きずられるシーンで悪い方向に興奮してしまった私は汚れた大人です。
 十二国記の車裂き(未遂)のシーンを思い出した。
 そして、1.5倍ぐらい興奮する。(最悪だ)

・ ふたりはプリキュア MAX HEART「第6話 気をつけて!ひかりのお使い危険がいっぱい」ABC東映
 前回の引きは無かったことにしてください? 漫☆画太郎かよ!?
 ただならぬ衝撃と共に始まったプリキュアであった。
 まさか、夢オチ!?

 なにがあったかは不明だが、敵も新キャラを出してきた。雰囲気がなんか中華風のウラガノスだ。
 サーキュラスが西洋風だから残りは和風(侍、むしろシグルイ)と女性だろうか。

 新キャラに関連して、南瓜屋まっくすはぁとさんの日記で当サイトを紹介していただけました。ありがとうございます。
 確かに「赤面」は関羽の色ですね。ただ、ヒゲが足りない。
 ヒゲは重要です。最近の三国志漫画ではヒゲ無し関羽がはやっていますが、あれはいただけない。

 今回は、ひかり始めてのおつかいだ。
 やっているレベルは亮太のおつかいと同じだったりする。

 今までの話で、ひかりがたびたび姿を消していた理由が判明した。
 ひかりは眼を離したスキに、別の物に興味をもってフラフラと歩いていってしまう人だったのだ。
 今までもずっとこんな調子だったのだろう。

 たとえばコミケで、ちょっとツレから眼を離す。そのスキにフラフラとプリキュア本に向かっていく。いなくなる。
 と、現実にも起こりうる展開なのだ。
 いや、その節はご迷惑をおかけしました。


2005年3月13日(日)
三国無双・血縁図」が、朝目新聞さんにて紹介していただけました。
 ありがとうございます。
 また、「作品に対する感想・考察を構成する六要素」が、せいるさん3/3)にて紹介していただけました。  ありがとうございます。

舞-HiME 『第23話 愛情と友情、非情』感想 (公式)
 静留は雪之のチャイルド「ダイアナ」を撃破する。
 よって珠洲城遥は消滅した。

 遥が静留に対してライバル心を持っていたのは、最後の行動でもわかる。
 最後の一撃で平手打ちだ。
 でも、悲しいぐらい相手にされていない。
 静留の心には届いていないのだろう。最後の最後に遥が雪之に振り返ってあげて良かった。

 漫画版の遥は性格に問題があったけど、アニメ版はまっすぐでイイ人だった。
 戦車に蹴りを放つように、刃物を持った静留にも怯まない胆力はタダ者ではない。

 しかし、雪之は最弱を自覚しているんだから、闘っちゃダメだろ。
 まあ、遥は逃げてくれないんだろうな。

 碧は命に敗北する。でも、深優の再起動には成功する。
 深優はHiMEではないから、チャイルドを倒すと黒曜の君にとって面倒なんだろう。
 命もチャイルドを使えるようになった。これで、黒曜の君を倒す手段が生まれた事になる。
 強いのか弱いのかよく分からんチャイルドだったけど。碧が本気になって攻撃すれば倒せていたりして。


2005年3月9日(水)
人さし指が薬指より短い男性は暴力的?
 カナダ・アルバータ大学の研究によると、人差し指と薬指の長さは男性ホルモンの影響があり、薬指が長い男性は「殴られたら殴り返す」というような「暴力の攻撃性」が強い傾向があるそうだ。
 もしかすると、刃牙ファンは薬指が長い人が多いのかもしれない。

 そういえば、スリは人差し指と薬指のうち、長いほうの指と中指の二本でサイフを抜き取るそうです。
 人差し指のほうが器用だと思う。
 つまり、スリには暴力的な人が少ないのか?

 ちなみに私は、薬指のほうが長い。
 刃牙は大好きです。


 昨日の「三国無双・血縁図」が、あっ!とランダムさん無駄な領域リサイクルさんR-KISSさんKisami_Foolsさんにて紹介されていました。ありがとうございます。
 どうも、張飛関連の話がインパクト強かったようです。
 まあ、幼女誘拐だし。

 誤表現があったので、ちょっとだけ修正しました。
 あと、呂布の娘と袁術の息子が婚約していたことを思い出したけど、付け加えるの大変だし、けっきょく破談になったから現状のままです。


2005年3月7日(月)
 ドラクエVIIIが終わる前後から妙に忙しくて、ゲームやるヒマも無かった。
 三国志マニアな私が真・三国無双4を買わなかったぐらいだ。
 でも、先週末の休日はめずらしく予定が無かったので(だから日記を連続更新してみた)、無双4を買っちゃいました。
 好き好き大好きっさんの感想見ていると、やりたくなってしまうのも大きいのだが。

 今回は張飛の娘が登場している。
 昔、三国無双に張飛の娘を出してはどうかと書いたことがある。
 本当に出てこられるとビビリます。

 ちょっと前に張飛の妻は夏侯淵の姪で、張飛の子は劉備の子の妻、夏侯淵は曹操のいとこ、だから劉備と曹操は親戚だ!
 という論法のニュースがありました。

 しかし、そういうことを言い出すと、諸葛亮も孫堅も親戚になってしまう。
 いっそうのこと、三国無双の武将はどこまで血縁なのか検証してみたくなる。
 と言うわけで、ゲームもしないで血縁図を作ってみました。


三国無双・血縁図
三国無双・血縁図

※1 呂布伝の注・英雄記に「劉備を弟とよんだ。」とある。この人の言うことには逆らえないだろう。迷惑な話だ。
 よぶだけなら、関羽も徐晃を「大兄」とよんでいる。
 なお、他の義兄弟の関係は三国志演義による。
※2 諸葛亮伝に諸葛瞻が「十七歳のとき、公主(内親王)をめとり」とある。ただし、張飛の娘が生んだ子とは限らない。
※3 諸葛瞻は227年に生まれる。月英の子供としてはちょっと遅い生まれだ。側室の子である可能性が高い。
 月英(黄承彦の娘)方面から劉表に血縁を伸ばせるのだが、やってられないので略す。
※4 貂蝉に関しては、そっとして置いてください。
※5 夏侯淵伝の注・魏略に、夏侯淵の姪の十三、四歳(現代日本でいえば11〜13歳)の少女が、たきぎをとりに出かけて、張飛につかまったとある。現代なら未成年誘拐でかなり問題になる話だ。アンタ、山賊か?
 ただし、星彩の母が夏侯氏の娘であるとは限らない。
 ついでに言うと、魏略は魏の魚豢が書いた。蜀の話について信憑性は薄い。
※6 ホウ統伝の注・襄陽記にホウ山民は「諸葛孔明の下の姉を娶(めとり)り」とある。ホウ山民の父にとってホウ統は従子(おい)。つまり、ホウ山民はホウ統のいとこになる。
※7 孫策伝による。他にも孫策陣営と曹操陣営の政略結婚があるが、めんどいので略す。
※8 孫権藩婦人伝の注・呉録による。袁術の娘は父に似ず謙虚な人だったようだ。彼女は皇后の地位を辞退している。
 なお、袁術の妻や娘は孫策が確保した。当然、孫策の側室にされているのだろうが、これ以上線が増えると大変なので略す。
※9 陸遜伝に孫策の娘を妻として与えたとある。ただし、大喬が生んだ子とは限らない。
※10 袁紹伝の注・魏書によれば、袁紹と袁術は異母兄弟である。袁紹は父の兄の養子になったので、血縁上は兄弟であり戸籍上はいとこになる。
 ただし、袁紹伝の注・英雄記では最初からいとことされている。
 注をつけた裴松之が英雄記の記述にはおかしい部分があると書いているので、魏書により血縁上の関係を書いた。



 なんとなく、三国みな兄弟と言う感じに仕上がっている。
 かなり都合よく解釈しているので、使いどころを間違えると恥をかきます。気をつけてください。(たぶん、ミスもある)

 軒並み女性の名前が不明なのですが、昔は女性の名前は伏せるのがたしなみだったそうです。
 日本でも、紫式部や清少納言は、役職の名前であって本名ではない。
 儒教精神ってやつですね。

 しかし、関羽とか夏侯惇とか曹仁は、妙に血縁薄くてかわいそうだ。


2005年3月6日(日)
 昨日の日記で『金田一京介の「八つ墓村」』と書きましたが『金田一耕助の「獄門島」』の間違いでした。さむわん懐翁さん、ご指摘ありがとうございます。

・ 日曜日スーパーヒーロー+ヒロイン タイム

・ マジレンジャー「第4話 魔人の王様〜マージ・ジルマ・マジ・ジンガ〜」東映TV朝日
 お互いのことをワカっているようで、微妙にワカっていなさそうな感じだ。
 次女のブルーが水晶玉をにらんで固まっているんだから、もう少し待ってやろうよ。
 それはともかく、今回も長男のグリーンは暴走する末弟のレッドを止めている。毎度ご苦労なことです。

 みんなで逃げ出すとき、言うこと聞かないレッドはグリーンが抱えている。石になったブルーは長女のピンクが抱えている。
 そして、次男のイエローは一人で逃げている。自分が一番 次男なのか?
 ところで、イエローは武器のボウガンを撃つとき、ジャンプしてから撃つ。ジャンプはいらんだろ。
 でも、魔法原理だからジャンプが必要なのかもしれない。魔法には魔法なりの不便があるようだ。

 いろいろあって、合体してマジキングになる。
 頭に魔法使いの帽子をかぶっているのがチャームポイントか?


・ 仮面ライダー響鬼「六之巻 叩く魂」東映TV朝日
 ただの中学生である明日夢をヒビキの弟子と勘違いして、イブキが房総まで連れてきてくれた。
 やっぱ、この人たちの発想って尋常ではない。
 初対面の中学生を連れて行くか?

 たぶん、イブキ自身が中学生ぐらいのときに先輩の鬼に憧れて仕事についていこうとした事があるのだろう。
 だから、明日夢に過去の自分を見ておせっかい焼いたと思う。

 明日夢に「鍛え足りなきゃ、鍛えるだけだ」といいながら、ヒビキは肩に手をかける。
 自然なスキンシップ、さすがヒビキさん やり手だ。
 このとき、ヒビキは左手で触れていた。
 たぶん利き腕の右ではなく、負傷した左でだ。無言で自分はくじけないと言う決意を伝えているのかもしれない。

 イブキは荷物を届けに来ただけだった。
 手伝わないのか? ヒビキは負傷しているのに?
 基本的に一人で闘うのが鬼の誇りなのだろうか。
 仕事であると同時に、職人の心もあるらしい。


・ ふたりはプリキュア MAX HEART「第5話 颯爽登場!その名はシャイニールミナス!」ABC東映
 ついに、シャイニールミナス登場だ。
 なんか時間配分を間違えたような構成なんですけど。冒頭に変身して、ラストでも変身する。
 日に二度変身するヤツがあるか。

 九条ひかりは、女王の生命・心・12の志(ハーティエル)のうち、生命だそうだ。
 だから、常に心ここにあらず みたいな様子なんだろうな。
 となると、(くいーん・じょおう)から「九条」を引いた「いーん」「おう」を名前にしたキャラが出てきたら、女王の「心」なのか。

 プリキュア恒例の吹っ飛ばされるなぎさを、ほのかが受け止めるが、今回出てきた。
 受け止めついでに胸をまさぐっているように見える。
 不自然なスキンシップ、さすが ほのかさん ヤリ手だ。

 新必殺技のエキストリーム・ルミナリオは、歌舞伎のような見得の切り方が印象的だ。
 歌舞伎というよりは、京劇風か。
 なんにしても、女王ともなると鈍器らしきものを装備しても許されるらしい。
 いつか、あのハート型のリングで敵を撲殺する日が来るのだろうか。


2005年3月5日(土)
 今週のバキは松本梢江嬢が猛威をふるった。
 三月三日のひな祭りに、こんなネタかよ。想像のはるか上を行く展開だった。
 美味いものは少しでも早く食いたい板垣先生のことだから、重要なネタほど早く出てくるんだろうな。
 渋川先生よりも、梢江へのプロポーズのほうが重要らしい。

 今回の影響でこあとるさんには「松本梢江」の文字にリンクを張られた。
 好き好き大好きっさんには「先週からの驚異的展開(仮)」、私立桐月図書館さんには「木曜はバキのあまりの衝撃っぷりに、気がついたら日付が一日飛んでました。」に関連して紹介していただきました。ありがとうございます。

 好き好き大好きっさんのとこで、「漫☆画太郎インタビュー記事」が紹介されていました。
 チャンピオン編集部は、内容チェックをまったくしないと判明しました。
 それがチャンピオンよ。ニヤリ(なぜか誇らしげ)。
 ところで、漫☆画太郎はGAGキングの受賞コメントで、ジブリに就職しようとしたけどダメだったと書いていた。でも、その話が載っていない。記憶をなくしたのだろうか。
 まあ、ちょっと間違っていれば、「ハウルの地獄甲子園」とかが公開されていたわけですよ。いや、それは無いか。


 大吉さんも色々グチっている今週のバキですが、それでも世の中にはこんな人もいます。
「梢江に軽く萌えてしまった_| ̄|○ (夾さん)」
「今週号で梢江は萌えキャラ認定されました。/異議は認めません。 (永遠ぶるーむさん)」
「一瞬、ほんの一瞬ですが、KOZUEを「可愛いかも……」と思ってしまいました(泣)。 (雄樹さん)」
「Jrの求愛にうろたえているッッ!!/あれは萌えるやろ… (初投稿さん)」

 エ〜〜ーー……。
 みなさん、悪いのは目でしょうか、脳でしょうか。

 いや、決めつけては良くない。
 先入観による判断の誤りは敗北をまねく。
 もう一度、虚心に松本梢江を見直そうじゃないか。

 ……ーー〜〜、ムリ。
 『松本梢江 ≠ 萌え』の脳内回路はしっかりと焼きついて、上書き不能です。
 RWディスクじゃなくて、Rディスクみたいなもん。消去不能だ。
 ヘビにチンポ噛まれた人が、ヘビに対しトラウマを持つように、私も心に傷を負わされたようだ。


舞-HiME 『第22話 くずれゆく......』感想 (公式)
 毎回寸止めばかりの舞-HiMEだった。
「女同士であんな汚らわしい行為に耽っているなんて!!」

 今回は、本当にヤってしまいました。寝ているのをいい事に、思い切り。
 と言うわけで、藤乃静留は玖我なつきへの思いを遂げたのだった。
 起きなかったと言うことは、薬を使ったりしていたんだろうな。

 またもや、なつきはエロ担当だ。
 常に弄られる方向で大活躍している。

 そして、それをのぞく菊川雪之だった。
 静留に指摘されているが、雪之の持つ遥への思いもゆがんだ物なのだろうか。
「わ、私も遥ちゃんと……」と考えながらいろいろやっていそうだ。

 静留のチャイルドが「清姫」だと言うのも、ゆがんだ思いを反映していて面白い。
 僧の安珍に恋をした清姫が蛇に化ける。金田一耕助の「獄門島」でしか馴染み無いんだけど。


2005年3月4日(金)
 「作品に対する感想・考察を構成する六要素」カトゆー家断絶さん さすらいびーぐるさんに紹介していただきました。ありがとうございます。

 skyの非日常的日常さんからは次のような意見をいただきました。
『(2)と(3)、(4)あたりは相容れないものじゃないかと。
小説とかって主人公視点に立つ読み方と、第三者的な俯瞰での読み方があると思うんですよ。
この二つを同時にこなせる読み方ってないんじゃないかと。』

 これは、同時に行わなくてもいいと思います。話を覚えていれば、あとで考察もできるし、見たときの感想を思い出せると思いますので。
 数回読めば数通りの見かたもできるし、全部こなすことも可能だと思います。

カオシックルーンESに、グロめのプリキュアもどき登場!」が鬼の娘。さんの日記と無敵 看板娘感想にて紹介していただきました。ありがとうございます。


2005年3月2日(水)
 昨日書いた「作品に対する感想・考察を構成する六要素」BWSさんとらんすぺあれんとさんに紹介していただきました。ありがとうございます。
 バランスよく感想を書くのは理想なんでしょうけど、難しいですね。

 あと、なぐらセンセは「一番重要視しているのは、ネタバレを極力しないこと」だそうです。
 たしかに、ネタバレをしない方法についても言及しておくべきでした。
 これは自分メモに追加。
 私の場合、ネタバレを前提にして書いていることが多いので、ネタバレしない書き方は考えていませんでした。

 なお、ドラクエ感想映画の指輪物語感想は、ネタバレを避けて書いためずらしい例。
 ネタバレを避けると、どうも関係ない話が多くなる。
 それと、「(2)作品に対する感想」をどう書くのかは、まだまだ模索中ですね。

 あんよさん3/2)からも反応をいただきました。
 自分の書いた感想・考察で、作品に対して興味の無かった人に興味を持っていただけるのは望外の喜びです。

 あんよさんのおっしゃる「感想でも考察でも批評でも、それを書く目的をはっきりさせておくのは大事ですよね。」は非常に重要なポイントだと思います。
 設定した「目的」こそが、「なにを書くか」を決定するワケですから。
 読み手に不快感を与えても達成したい目的なのか。その辺を見つめなおさんと、迷走しますね。


2005年3月1日(火)
 最近「作品に対する感想・考察を構成する六要素」について考えいていた。
 そしたら、あんよさん考察の書き方追記)を書かれていて、大いに参考になる。
 私の場合、もっといい加減な書き方だが、色々と共通しているところがある。

 私の考える「作品に対する感想・考察を構成する六要素」とは、
(1) 作品のあらすじ
   → 主人公がどうした、こうした

(2) 作品に対する感想
   → がんばる主人公に感動した。萌えた。

(3) 作品世界に対する考察
   → なんで、この時の主人公はがんばれたのだろうか?

(4) 作品と作者に対する考察
   → この敵は映画○○が元ネタで、作者はこういうキャラが嫌いだから悲惨な死に方をした。

(5) 作品のパロディー・ギャグ
   → みんな主人公をかこんで喜んでいるけど、画面の外で相方死にかけているから。むしろ、みんなに踏まれているかもしれない。

(6) 作品とは直接関係ない話
   → こういうシーンを見るとファースト・ガンダムのアレを思い出す。

 以上の六つだと思う。
 別にバランスよく混ぜる必要もないし、好きに書けばいい。
 ただ、自分がどういうタイプを好んでいて、どういうタイプを書きたいかは把握しておいても損は無いと思う。
 自己分析の途中なんだけど、私は(1)(3)(5)が多い。好みは(3)(5)なので、書いていてもさほど苦労はしない。
 以下は、メモ書きしていたものを参考までに転載します。


(1) 作品のあらすじ
 本来は不必要でジャマで不要な労力を生む憎むべき要素だが、必要なこともある。

1.内容に突っ込みを入れるため
2.本編を見ていない人のため
3.後で読み返されるときのため
4.本編の内容を理解するため

1.登場人物の台詞や行動に突っ込みを入れる。
 突っ込みだけ書いても、わかりにくいので、補足。
 絵をキャプるのが一番いいのだが、重くなるのと著作権により引っかかりやすいのが難点。
 ちなみに、台詞や歌詞を抜き出すのも著作権に触れる。
 作品の批評として引用していると言い張れないなら、止めたほうが無難だ。

2.本編を見ていない人のため
 読み忘れた人や、海外にいる人、発売日が違う人などもいるので、粗筋にはそれなりの需要がある。
 ただし、粗筋はおまけであることを忘れてはならない。
 粗筋が面白いのは原作者が面白いだけであって、書いている本人の実力ではない。

3.後で読み返されるときのため
 人の記憶力には限界がある。数日(数ヶ月、数年)後に文章を読み返すと何について感想を書いているのかわからないことがある。
 最低限、翌日の自分が読んでわかるように書くべし。
 できれば、十年後他人に読まれてもわかるのが望ましい。

4.本編の内容を理解するため
 これは「2.本編を見ていない人のため」の副産物。
 ストーリーを客観的に組みなおすことで、より深く内容を理解することができる。
 練習の基本は模写である。文章も同じ。


(2) 作品に対する感想
 作品を読んで思ったこと感じたこと。
 ただ、面白い。感動した、と言うだけでは小学生の感想文とかわらない。
 なぜ、そう思ったのか。どこに感情を揺さぶられたのかを書く。

 ただし、感想は書いている本人にとって大切で重要なことかもしれないが、赤の他人からすればどうでもいいことかもしれない。
 料理番組で「美味い、美味い」を連発している人を見ていて、どれだけ楽しいのか。
 見ている者の口中に旨味が伝染するような文章を目指す?
 結局のところリアクション芸か。どうせなら楽しいリアクションを。


(3) 作品世界に対する考察
 作品世界が現実のものとしてとらえ、その世界を検証する。
 登場人物の心情を考える。
 目的と行動。行動に目的があらわれ、目的が行動をうながす。なぜ、行動する。


(4) 作品と作者に対する考察
 作風や、作者の傾向・嗜好などが作品にどう反映されているかを検証する。
 元ネタ。
 社会情勢。戦争の影。従軍経験。
 作品=作者じゃないことを忘れない。元ネタの真偽に気をつける。でないとトンデモ解析本の大沼氏になる。


(5) 作品のパロディー・ギャグ
 作品を発展させる。
 作品を元に話を膨らませ、二次作品とする。
 話を元にギャグを作る。センスの見せ所。


(6) 作品とは直接関係ない話
 とにかく自分の好きな話に持っていく。
 ○○なら、オレにまかせろの勢い。


 書いている途中なので、後半ほどテキトーです。
 まあ、ちょっとでも参考になればと思います。
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