とら日記(04年3月)

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2004年3月29日(月)
 最近の板垣系感想でAvengerさんには『むしろ、お二人には「刃牙娘同盟」の皆様から「このような男達が女として産まれておれば…いや、言うまい…」と言わしめるまでに頑張って欲しいです!』と言われた。
 それを受けて、大吉さんのところの掲示板で、純情可憐乙女なマサキさんに『多分、他の腐女子をブッチギリで抜いてお二方が腐女子代表として生きる事と思います・・・。』と、書かれてしまった。

 妥協なきガチンコ本番・烈×克己を描いた人に、こんな事いわれたか無いんですが、今年の夏コミのカットを見られたら私の敗北になりそうなんで、ちょっと逃げ腰です。

 ちなみに、夏コミのカットには『烈総受』と描かれています。ダメじゃん。

 それはともかく、やっぱり安易なホモネタに走り過ぎないように自粛中だ。
 それでも、寂海王とオリバが出てくるだけで走ってしまうあたり、板垣漫画は恐ろしい。
 次回はあえて逆を行き、百合ネタを考えてみます。
 もちろん女性が二人以上出てくることは、ありえないので予定は不発に終わるでしょう。


2004年3月28日(日)
 どうも先週から微妙に風邪をひいたままだ。
 親に電話したら、声が変わっていたのでオレオレ詐欺と間違えられました(ちょっと誇張)。

「ふたりはプリキュア 第九話」
 せっかく妄想を続けていたので感想を書いてみる。
 でも、「ダイヤモンド三菱」さんの28日の日記を見たあとだと書くこと無いなー(^ ^;

 とりあえずツッコみどころ。
 なぎさが、ほのかと友情を超えた関係(≒親友)に成長した。で、次が小憎い小動物とも仲良くなれと。
 メップルは勇者と言われている。しかし、その言動を見ると、どうも勇者らしくない。
 なんか、国一番の腕力でワガママを通しているキケン人物みたいだ。
 ただ、今回の話で、異世界で生きることは体に負担がかかると判明し、他人に当たっていただけではないかと推察できる。
 だから、喰うもんにもうるさかったのか?

 そうやって好意的に解釈しても、憎さが消えるわけではないのが、問題だ。
 ちなみに、最近おしゃれに気を使うなぎさであるが、身近に「自分が男の子だったら好きになるタイプ」の美人がいるので、気にしているのだろう。

 そして、一線を越えた感じを周囲にふりまくなぎさとほのかだ。
 階段の下で二人ひざを抱えて眠りこけている姿を見たときは、どうしようかと思いましたよ、ハハ。

 しかし、メップルを取り返したとたん「これで変身できる」と言い出すほのかは鬼です。
 そこが、また萌えますが。

 そして、次回は「ほのか炸裂!」だ。
 ちなみに来週の大河ドラマ「新撰組!」は「芹沢鴨 爆発」だ。朝八時半に炸裂して、夜八時から爆発する。
 来週の日曜日は二度天地がひっくり返る。つまり元通り。

 プリキュアは次回予告のセンスがよくて、すごく見たいと思わせるのが上手い。
 次回予告で絶叫するほのかを聞かされては、見ないわけには いかないっしょ。


 もうひとつ。プリキュアは今後の展開を考え(妄想)るのも面白い。
 たとえば、「ページの終わりまで」のあんよさん25日日記に『お互いのカードコミューンを交換して変身したら、ブラックとホワイトが入れ替わったり』と書かれていて、その手があったかッと膝を打つ。

 その手でいくと、なぎさがほのかにコブラツイストをかけながらマーブルスクリューを撃つと絡まり合っているだけに、すごい威力になるとか。なんか、方向性違うな。

 とりあえず、なぎさのたこ焼き喰い技をマネしようとしたほのかには、ミニスカートをはいた状態でのあぐらにもチャレンジして欲しい。
「……………ほのか、見えてるよ」
「ええっ、きゃーーっ」すってん。
 スマン、ベタすぎだ。

 次回は、ほのかが両親になぎさを紹介するのだろうかと考え、いまから余計な妄想が膨らみます。


2004年3月27日(土)
 今日は「K-1 WORLD GP2004 in SAITAMA」の日だ。
 そして、曙の再戦だ。
 大晦日に比べても、あまり進歩していないような。ガードの技術は上がっているかもしれないが、とにかく攻撃が弱い。
 相手にダメージを与える攻撃がない。
 パワーは文句なくあるんだから、その辺をどうにかできないものか。

 あとは堀啓が負けたけど、わりといい試合をしていた。
 K-1 SURVIVAL 2003 JAPAN GPを見たときから、それなりに注目しているのだが、今回は一番がんばっていたと思う。
 それにしてもシリル・アビディって、相手が弱ってくるとすごく強気になる気がする。押しこまれると、すぐ背を向けるくせに
 天性のイジメっ子か?

 サップは今回も不完全燃焼らしい。
 また、すぐに闘うのだろうか。
 どんどん足技も覚えているようで、その辺は見てみたかった。

 最近は、フランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタの姿が違和感なくうつる。
 もう、ボクサーというよりK−1ファイターなのだろうか。
 そして、新規投入の元WBC世界ヘビー級ランカーであるシャノン・ブリッグスは、強かった。
 この人は、餓狼伝にでてきたボクサーのルイスに髪型とかが似ている。
 なんにしても、ボクサーの強さを今後も見せて欲しい。


2004年3月23日(火)
 世間のプリキュア熱はまだ冷めていないようだ。
 今年のインフルエンザは百合型だったのか?

 風流[姫]君さんのところで、色々とリンクをたどって感想を読んでみる。
 普段は、大吉さんと、「ページの終わりまで」のあんよさん感想ぐらいしか見ていないので新鮮です。
 古い話ですが、森の熊さんの回での感想で、『なぎさが「早く帰ろう、お母さんも待ってるし」と言ったとき、ほのかは普通に返事してましたが、あまり寂しくはないのかしら。』と書いていおられます。これを片親の人に聞いてみたら、「人それぞれだと思うけど、変に気を使わないで普通に接してもらうのが一番気楽」だそうです。
 普通に返事をしているのは、普通に接してもらえたからでしょうか。
 でも、母熊がのっとられているのに気がついたのは、ほのかなので、親子の関係に敏感ではあるのかもしれません。

ダイヤモンド三菱」さんの「ほのかはここぞと言うところで頑張れる子だけど、土台がすこし脆いんだと思うのです。真逆なのがなぎさ。」という意見も、その辺の事情が反映しているのではないかと勝手に思っています。
 普通にふるまっていても、どこかで無理をしているのではないかと。
 だから、活動的なさぎさに惹かれている。


 最近はなぎさの家に初めて遊びに行くほのかで妄想している。
 また姉のうるさい友達がきたと思って覗きにきた亮太(弟)が、ほのかの笑顔一撃で撃沈される。
「姉弟だけに、好みがいっしょ!? そんな〜、ありえない」
 次回、骨肉相食むッ。


2004年3月21日(日)
 薬局のおっちゃんが薦めてくれた薬が効いたようで、体調がよくなりました。
 120錠も飲まないとは思うけど。

 なんか各地で大爆発を起こしているもようの「ふたりはプリキュア」第8話だが、すごくいい話だった。
 すごく簡単にまとめちゃうと、コンビがケンカして仲直りするだけの話なのだが、その過程や細部がよく描かれていて、すごくいい話なんだ(二回目)。

 なぎさは藤村省吾(以下、藤P)のことが好きだが、それは誰にも言いたくないと思っている。
 ただ、そばにいる人にはバレバレでメップル(♂)にはバレている。
 で、メップル→ミップル(♀)→ほのか、と伝言ゲームになってほのかに伝わる。
 だから、ほのかが藤Pに なぎさを紹介するのは人の家に勝手に入って、下着を物色するような失礼な行為にあたる。

 ほのかは彼女なりに、なぎさに何かをしてあげたいという思いがあるのだろう。
 ただ、相手がそれで喜ぶのかを考える余裕がなかっただけだ。
 ところで、お好み焼きをナイフとフォークで喰うミップルは、いかがなものか。

 しかし、なぎさが藤Pと話したいと思っていた、と本人の前で言うのはすごい羞恥プレイだ。
 無神経という以前に、この二人を破局に導きたいと思っているのではないかと邪推してしまう。

 で、なぎさがブリ切れ「あなたなんてプリキュアってだけで、友達でもなんでもないんだから!」といってしまう。
 このとき、電車が通る音が入るのだが、それは言われた なぎさの心の嵐を暗喩しているのだろう。
 電車が過ぎ去り、心の嵐がおさまったあと、ほのかはやっと言葉を受け入れ、去っていく。
 傷ついているはずの、ほのかの表情は画面に出てこない。
 傷つけた方のなぎさは、思わずいってしまった酷い言葉に表情が曇る。
 傷ついているのを隠そうとする ほのかと、傷ついた相手を思いやるなぎさ。二人ともいい子なのだ。

 で、ほのかは放課後まで考え込んで、自分はプリキュアにふさわしくないと結論を出す。
 この辺は「好き好き大好きっ」のYU-SHOWさん本日の日記
『なぎさがほのかに抵抗を感じるのは、ほのかが建前上でいい子過ぎて(その立派な建前に隠れて、けっこう欠点があるというのがミソ)、彼女に対し言いたいことも言えないし、彼女が思っていることも良く分からない、というところだと思うのです。そしてそれが、視聴者である俺たちにも共通する感覚になるわけで。』
と書いておられまして、非常に感銘をうけました。
 ほのかが、半日考え続けた結論が、なんで「プリキュア解散」になるのかわからない。
 一応「またあなたに、嫌な思いをさせちゃうかもしれないし」「こういうのってお互い信頼しあえる人の方がいいと思うし」などとは言っている。
 でも、それって結婚するわけじゃないし、そんな深刻に考えるべきことだろうか。
 お笑いコンビだって私生活では仲悪いって言うし。
 ほのかの言っていることは理由になっていない。なにを考えているのか、わからない。

 なお、このシーンでだけ、ほのかが白衣を着ているのは、心に鎧をまとっている象徴だろう。
 このシーンのほのかは本心を隠している、と思われる。

 本当は、ほのかは半日なにを考えていたのだろう。
 なぎさに嫌な思いをさせた自分は、お互い尊敬しあえる関係(※ ほのかが恋人に求める条件)を築けないと考えたのだろうか。

 で、仲直りしたいと考えるなぎさの ゆるいトスを、ほのかは激しく叩き落とすように逃げる。
 相手を傷つけた直後から反省しはじめる なぎさは熱しやすく冷めやすい直情型だが、ほのかの態度は熱しにくく冷めにくいようだ。

 で、変身後の言い争いでも、ほのかは古い話(Aパート)まで持ち出して怒る。
 行動で気持ちをしめしたい なぎさと、思考で理解しあいたい なぎさの対比が、ここでも出ている。

 このときの、マーブルスクリューがすごいパワーだったのは、ふたりの心がシンクロしていたためだろうか。
 倒したあとで、照れたように顔をそむけながら手を離す演出が小粋だ。

 日記がなぎさの物だと気がついて、ほのかがとっさに本を閉じるところもいい。
 一度、無神経にふるまって嫌われたダメージが残っているのだろう。

 そして、互いに名前で呼びあって仲直りするシーンが最高だ。すごくいい話だ(三回目)。
 ほのかは自信が回復していないのか、顔を背けながら日記を差し出す。
 この辺り、昨日の予想ではなぎさから手を差し出すと考えていたのですが、「ダイヤモンド三菱」さんの21日の日記
まずは一歩を踏み出すのはほのか。受け入れるなぎさ。女の子女の子してるのはなぎさの方なんで、この「受け入れる」ってのがなぎさの母性を現してるとか。どうでせう。
 と書かれていまして、なるほど、と。
 ぬいぐるみに囲まれているなぎさの部屋や、ふつうに好きな男の子がいたりするところなど、なぎさは女の子らしい描写が多い。
 元々、姉なんだし、今後母性的な描写が増えてくるかもしれない。

 手帳を渡そうとしている ほのかに対し、手のほうをつかむ なぎさは積極的な行動の人だ。
 今回ほのかが なぎさの手をつかむシーン(河原でなぎさに怒られるシーンと、コミューンを渡すシーン)では素肌に触れないよう制服の上からつかんでいた。
 そこに、近づきたいとおもいつつ踏み込めないほのかの気持ちと、それを受け止める素直ななぎさの行動の違いが出ている。

 考えた末に、思い切って行動したほのかを、なぎさは力いっぱい受け止めたわけだ。
 お互いに名前を呼びあい、ふたりは手を握ったまま駆けだす。
 見ていて、尿が漏れそうになった。
 すごくいい話だった(四回目)。

 他のサイトの感想は風流[姫]君さんがまとめておられます。
 今回のはちょっと人の感想も見たかったので、重宝します。
 で、21:30分までは見て、人と感想がかぶらないようにがんばってみました。
 というか、17日に当サイトも紹介していただいていました。ありがとうございます。

 しかし、今回はすごくいい話だった(五回目)。
 もう一回言っていい? すごくいい話だった(六回目)。

2004年3月20日(土)
 明日はプリキュア!
 ケンカしたあと、どんな感じに手をつなぐかがポイントです。
 絵は使いまわしになりそうだけど、なぎさの方から手を差し出すのを希望。
 ほのかは手を握って涙ぐめ。

 先日のプリキュア雑感に触発されたそうで、「ダイヤモンド三菱」さんの16日の日記でプリキュア語りがされています。
 人の感想をみているうちに、また書きたくなってきましたが、ちょっと風邪気味なんで明日にでも。
 明日更新が無かったときは、風邪が悪化したものと思ってください。


白い巨塔」も最終回をむかえた。
 盛り上がった心をおさえられないのか、白い巨塔関係で検索をかけてくる方も多い。この3日間で30人くらいだ。
 キーワードの上位は、「白い巨塔 やおい」「財前 里見 萌え」「白い巨塔 同人 里見×財前」という感じで。妙なオプションで検索されてますな。

 しかし、最終回も萌えまくりだ。
 財前が治療不能の癌に犯されたと知った里見が「君の死を受け止めたいんだ」と告白すれば、財前は死の直前まで里見の名を呼び執着をみせる。
 見ているこっちまで苦しくなる展開なのに、ここだけは笑ってしまった。
 そりゃ財前に頼まれれば里見だってCTスキャンの使用も辞さないってものだ。
 検査だってタダじゃないだろうに、おそるべき献身っぷりだ。

 子供のころにみた古いほうの「白い巨塔」で、せっかく開いたんだから病巣を取ればいいのにといって親を困らせた記憶がある。
 当時は知らなかったけど、体の一部を切り取って摘出するのは、体力を非情に消耗する。
 体力がないと手術だって受けられない。だから、体力温存のためによけいな事はなるべくしないのだ。
 どうも医者は基本的によけいなことはしないようだ。
 肺から癌が転移するようになると、もう助からない。転移の可能性があっても脳のCTスキャンはとらないようだ。
 だから、財前の脳までチェックしちゃう里見は、気合入れすぎ。

 里見の奥さんは、東教授の娘が里見にむける思いを警戒していたようだが、真の敵は財前五郎だったのだ。
 財前の奥さんも、財前の愛人を警戒していた。しかし、旦那が酔ったり良いことや悪いことがあった時に行くのは里見のところだったりするので、やや失策だ。

 色々あったけど面白いドラマだった。
 常にもめている内容だったので、財前と里見がわりと仲良くやっている時代の話とかが、見たかった気もする。
 えーと、「白い巨塔 同人 里見×財前」で検索をかければ見つかるのか?


2004年3月16日(火)
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第二十八殺「三対三(その四)」感想
 今回で朱絹姐さんの乳も見納めになる。ありがたや、ありがたや…
 ちょっと、あっけない死様でしたが。
 筑摩小四郎の仇討ちなので気迫がこもっていたのだが、それが背後の気配を察知する冷静さを失わせてしまったようだ。
 しかし、朱絹姐さん強そうだな。雨夜陣五郎よりは確実に強そうだ。

 朱絹とは逆に冷静に割ってはいるタイミングを計っているのが如月左衛門だろう。
 でも、陽炎が目潰しを受けた後に入っているので、陽炎の攻撃が失敗する可能性もあった。
 陽炎の視界が血煙にかすむなか、ひときわ憎憎しげな面相を見つけ、力いっぱい懐剣を打ち込む。
「ばか者、わしじゃ」
「すみません、左衛門どの。つい刺したくなる顔だったので」
 なんて事になりかねなかった。まあ、そこは甲賀者同士あうんの呼吸なのだろう。
 甲賀忍者は共同作業を得意とし、伊賀忍者は単独任務を得意とするらしい。
 だから、伊賀者は行動がバラバラなのか?

 役者バカの兄さま(如月左衛門)は薬師寺天膳になりきっているのか、セクハラ発言をしたり回りくどい行動をしたり大活躍だ。
 陽炎をセクハラ作戦でやり込めるところなど、天膳がのり移っているかのようだ。
 そして、ラストの「なに?」の表情も絶品だ。
 もう、この表情をするために薬師寺うかつエロ天膳になったのではないかと思ってしまう。
 あと、「薬師寺天膳」とフルネーム呼び捨てにされているところがあったが、あの時代だと結構無礼な呼び方になる。
 性格悪いね、あの武士は。

・附:はっちゃけ三国志「ランペイジ」感想。
 本当に劉備はおねだりキャラだったようだ。あの調子で兵糧とか武器を巻き上げているんだろうな。
 三国志物で、簡雍がこれほど早く出てくるのは珍しい。
 簡雍伝に「若いころから先主と旧知の仲で」とあり、旗揚げ当初からいるらしいのだが、エピソードが少ないので出番も少ないようだ。

 で、17歳の趙雲が登場する。 この年齢だと享年61歳で、演義より9歳若い。(参考:趙雲考察)
 出た瞬間に趙雲だとバレるのは、イメージが固定化しているからなんだろう。

 三好徹の「興亡三国志」も、黄巾賊のあたりに趙雲が登場する。劉焉の世話になるときに趙雲と張松に知りあい後の伏線になるのだが、この趙雲はまだ少年で戦ったりはしない。
 このあたりで活躍しちゃって、後の展開にさしさわらないのか?

 歩兵を駆けさせる行軍は、なんとなく北方謙三「三国志」っぽい。
 北方謙三は行軍マニアだと思う。


2004年3月15日(月)
 最近、餓狼伝BOY感想とバキ感想が大吉さんとかぶり気味だ。
 更新時間は3:7ぐらいの割合で私が遅い。だから、私の方がパクリ疑惑を受けるべきなんですが。
 最近ネタがかぶっているのは、お互いネタの攻め口が「ホモ」に傾いているせいですね。

 しかし、どうしろと。
 新任・大相撲教師が男子学生を夜のトレーニングルームに呼びつけ、入ってみるとまわし姿で汗だくだった。これをホモネタ以外でどう処理せよと。
 まあ、ワンパターンに陥らないためにも、少し方向性を変えてネタを考えてねたを考えます。
 まあ、書きたくても百合ネタにはならんです。約10年の連載でフルネームの女性が4、5人しか出てこない漫画だし。
 人数があいまいなのは、外伝に出てきた小倉ツネさん(101歳)を入れるべきか悩んでいるからです。


ふたりはプリキュア 追記
 上が雄度高い話題なんで薄めます。
 昨日に引き続き「好き好き大好きっ」のYU-SHOWさんの「そんな障害を乗り越えて、そこに友情というか絆のようなものが作られることこそが、プリキュアというシリーズに求める最も大きなところなわけです。」という一文に初心を思いだしました。
 なにしろタイトルは「ふたりはプリキュア」だ。「ふたり」そろって悩んだり、ぶつかって成長していくのだろう。
 ぶつかり合うふたつの個性は物語の王道です。って、それは「白い巨塔」を肴にして前に書いたか。

 『ダイヤモンド三菱』さんの「なぎさの「■隔意」が明確に「■友情」に変わるブレイクスルーはどういうものになるか、が今後の見所です。」というのも、共感できます。
 やっぱり高い山を越えてこそ達成感があるというものです。

 と、マジメそうな事を書きながら、脳内ではお泊りで二人は一緒に風呂と布団に入るのだろうか、シミュレーションして止まないのだった。
 なぎさの弟は小さそうだから、普段から一緒に風呂に入っていて、他人と風呂に入るのに抵抗がなさそうだな、とか。


2004年3月14日(日)
 8日の虹色ラーメンふたりはプリキュアには、それなりに反応がありました。
 A・P・O・Nさんの03/09ニュース(?)に紹介されていました。こちらはニュースサイトみたいですね。

 忙中閑ありさんの日記(3月13日)にも紹介されています。
 こちらのサイトは可愛い絵が多くて見ていて楽しい日記です。「マリア様がみてる」のネタが結構あります。
「マリア様がみてる」といえば、けっこう前にグラップラー祐巳という作品のあとがきにリンクを張られていたのですが、当時は元ネタを読んでいなかったので、ちょっとわかりませんでした。
 今見ても、まだ半分ぐらいはわからないのですが(^^;
 関係ないのですが、祐巳のリボンが毎日変わっているのはいいとして、彼女の勝負リボンは何色なんでしょう。第3話は録画しそこねたので、記念リボンも何色だったのか気になるところです。

 「好き好き大好きっ」のYU-SHOWさんには、お泊りイベント後名前で呼びあうに激しく同意してもらえました。
 で、来週のすれ違いの展開に期待というのは、私が激しく同意。
 5話ですれ違う予感を見せながら表面化しなかったのは、今回への伏線だったのでしょう。
 今週の話だが、初めて見るなぎさの試合なのに、ほのかは不調であることを見抜いている。
 しかも、なぎさの試合を気づかって、単独でおとりになったりする。
 まるで、自分のことを自慢するように、なぎさがスポーツ万能であるというあたり、尋常ではない。
 ちょっと、思い入れ激しすぎ。

 ガンパレで言うと、ほのか→なぎさの好感度は「運命の人」とか「生涯の伴侶」なのに、なぎさ→ほのかの好感度は「ちょっと苦手」という感じだ。
 好感度に差があると、切ないよなぁ。

 次回予告から想像するに、なぎさは姉属性でありながら、ほのかとの関係において主導権を取れていない。
 ラクロス部でもエースとして皆に頼られているのに、ほのかといる時は普段感じない劣等感を感じてしまう。
 その不慣れな感覚を距離感として感じているのではないだろうか。
 だから、ほのかの弱点をなぎさが発見したとき、なぎさにとって二人の関係は対等になると考える。
 つまり、「なぎさ×ほのか」もイケるぜ!

 ほのかが「幼馴染で、お兄ちゃんみたいな存在」と言うシーンがあった。
 妹萎え・第2回に書いたが、幼年期を一緒に過ごすと恋愛対象になりにくい、らしい。
 ただ、周囲からすると、仲がいい二人にしか見えないんだろう。
「お兄ちゃん」と「お兄ちゃんみたいな存在」は、かなり違うと思うし。
 女性には、また兄願望があるらしいとは第6回で書きました。
 その辺にもすれ違う要因があるかもしれません。

 そういえば、駄文にゅうすさんの「萌え & オタク考察リンク集 その2」で妹萎えが紹介されていました。ありがとうございます。
 妹萎えの次回更新予定はみなみさんに「とにかく咲耶をプレイして、なんか面白いこと言え」と黒くて固いPS2コントローラーを押しつけられて、やった「Sister Princess2 PREMIUM FAN DISC」の感想と、いただいたメールの紹介です。
 更新内容は決まっているんだけど、時期はちょっと未定でござる。


2004年3月9日(火)
 バキ200話感想に「役立たずのブタ」という一文を書いた。これの元ネタはお昼のドラマ『牡丹と薔薇』のセリフだったりする。
 実物を見たことはないんだけど、衝撃的なセリフだったので使ったのだ。
 生き別れになった姉妹が、姉は家政婦として、妹はその雇い主となり、妹(小沢真珠)が「役立たずのブタ!あんたなんてぼたんじゃなくてブタよ!」とののしるらしい。
 小沢真珠は、劇場版・仮面ライダーアギトでG4の責任者をやっていたイカレ女と説明すればわかる人も多いだろう(そうか?)。
 まあ、そういう人が昼ドラ最凶のヒロインとして「このイノシシ野郎」とののしるらしいと聞いて、ちょっと実物を見たくなった。
 真珠婦人のときみたいに総集編をやらないかな。

 まあ、こんなイジリかたばかりやっているから、大吉さん同じタイプのスタンド使い扱いされてしまうわけです。
 あ、ちなみに新薬の実験は1日以上監禁されて定期的に血を抜かれる割には金額が高くなくて、オススメじゃないです。
 そもそもアレの建前は「医学に貢献するボランティア」なので、お金を出しにくいらしい。
 えっと、PFFさんとかモゲさんとかはバイトしたと記憶しているんですが。
 ヒマだったから「シュート」を全巻読破したとかそんな感じで。

 話をもどして、「木戸=お姫さま」説とかが掲示板やこあとるさん(日記2004/02/27追記2)では支持されたこともあり、イジリ過ぎて失礼寸前の感想は今後も辞めないつもりです。
 ファン失格という穴めがけ、明日もチキン・ランする。
 最近、そもそもブレーキが不備ではないかと気になっているんですけど。
 なんか、スカスカと音がします。
 失敗したら「役立たずのブタ!あんたなんて とらじゃなくてブタよ!」とののしってください。


2004年3月8日(月)
 チャンピオン12号の「虹色ラーメン」に右のカットがあった。
 何かひっかるので、3秒ぐらい眺めていたら、「ふたりはプリキュア」だと気がついた。
 ラクロスのラケットに携帯電話らしき物体を持っている。間違いない。

 さらによく見ると、すこし左には「あずきちゃん」らしき一団もいる。
 あずきの声優もゆかな さんである。(当時は、野上ゆかな)
 馬場先生、ゆかなファンですか。
虹色ラーメン1
ふたりはプリキュア  ←ふたりはプリキュア

 いい画像が見つからなかったので、汚い画像を自前で用意しました。
 公式サイトのプロデューサーズ・コメントによれば、「女の子を主人公にしたヒーローもの」素手で戦ってビームで止めを刺します。

 主役ふたりの百合っぷりに日曜の朝から、ここには書けないような妄想をついしがちです。
 

 そして、先週(14号)「虹色ラーメン」の表紙は、これ→
 ポーズ、同じやん。
 馬場先生、好きがあふれ過ぎ。

 まあ、コメットさんの双子とそっくりな子供を出した前科がありますし、日曜朝は要チェックしているようです。

 で、そうなるとひかり(右)がラブレターをもらった時に、夏樹(左)がショックを受けたのは、実はひかりが好きだったという百合な展開の予告なのだろうか。

 それはともかく、当方の見解としては「ほのか×なぎさ」とみているので、ひかりと夏樹の関係はプラス・マイナスが逆で破局しかありえないと思われます。

 ふたりのプリキュアよ、はやく「初めてのお泊り」をへて互いを名前で呼び合いやがれッッ!

虹色ラーメン2

2004年3月2日(火)
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第二十七殺「三対三(その三)」感想
 千の仮面をもつ男・如月左衛門は今日もゆく。
 役にのめりこんでいるのか、薬師寺天膳そっくりに性格悪いんですけど。

 性格はともかく、兄さま強し。
 並みの侍では相手にならない。
 これが本物の天膳だったら、最初の一人に腕をおられ、残りの相手に足を折られボロボロになって朱絹の前に引き出されていたであろう。
 で、朱絹に「小四郎どのはみごと敵をたおし果てました。天膳さまは、なんの面目あって逃げ帰ったのですか。このうかつ者の恥知らずのエロ魔人。Peッ」と罵られるのだ。
 あ、後半は朱絹じゃなくて、俺だ。

 このときの左衛門は行動が変だと思っていた。
 原作のときから、無駄な騒動を起こしていると感じていたのだ。
 ただ、漫画を見ていて気がついた、左衛門は朧に会いたくなかったのだ。
 左衛門は朧が能力を失っているとは知らないので、会うと変身がとけると思っている。
 普通に入っていけば、まず主に挨拶をしなくてはならない。
 だから、わざと騒動を起こした。
 そういう時は部下がようすを見にいくものだ。
 そうして出てきた朱絹をだましたというわけだ。
 さすが、兄さま頭脳派だ。

 陽炎を討つための合理的で確実な作戦を立てる天膳に、朱絹は疑問を持つべきだった。
 いつもの天膳なら、もっと行き当たりばったりだ。なにも考えずに陽炎に蓑念鬼あたりを けしかけたりしそうだ。
 朱絹は、筑摩小四郎の仇をとるため冷静さを欠いているのだろう。
 そして、朱絹をたきつけるペテン師話術こそが左衛門の真骨頂でもあるのだろう。


 ずいぶん前から言ってるバジリスク3巻の修正について。
 15話で「豹馬、見よ」を入れて欲しかったと書いていたのだが、コミックス版では「見よ‥豹馬」となっている。
 連載時では以下のとおり。
「‥まかせたぞ豹馬」
「ぐはぁあ」
「御意‥‥」
 みのさんは言うこといったら、人の話を聞かずに奇声を上げてつっこむ。
 ある意味、彼らしい。
 甲賀弦之介と室賀豹馬の主従も、あまり相手を気にせずマイペースだ。
 コミックスでは、セリフがかなり変更されている。
「見よ‥豹馬」
「ああん?
 血迷うたか弦之介! 見えぬ豹馬に見よ! とは
 笑止!
この大うつけめがあ!」
 こちらでは、みのさんが弦之介のセリフに反応している。
 相手をうつけと言えば言うほどアホをみるというボケっぷりだ。
 ついでに、「見よ‥豹馬」の前に不適に笑う弦之介の横顔が追加されている。
 セリフがなくなった豹馬は口を閉じている。
 みのさんの断末魔が「!」だけになっている。
 スピード線が増えている。
 などと、前後も少し変化している。
 CG使いだから、吹き出しや擬音を消したり増やしたりできるのだろう。便利そうだ。


 オマケで「ランペイジ」感想。
 劉備の能力が魅惑(?)だと判明した。
 あの能力で、陶謙とかをたらしこむのだろう。
「ねぇ、パパぁ〜。玄徳、徐州が欲しいのぉ〜」
「よしよし、では玄徳に徐州牧を譲ろうぞ」って感じで。

 話としては、張角を倒すことを目標にしているようだ。わりと早く終わるのだろうか。
 黄巾の乱は、演義だと第2回(全120回)で終わっているのだが、どこまで引っ張れるのだろうか。

 それにしても、線の細い曹操とか、モヒカンの夏侯惇とか、微妙だな……。

 そういえば、最近NHK教育で月曜日に北方謙三が三国志の話をしている。
 ただ、これって氏の著書「三国志」の裏話なので、未読の人は楽しめるのだろうか。
 作品のファンである私は、面白いんだけど。
 黄巾の乱の頃は、張飛はまだ十代後半なので虎ヒゲはおかしいので、そういう描写をしたとか、そういう話はちょっと笑えた。
 ちなみに、山岡荘八や横山光輝、陳舜臣の「秘本三国志」でも最初の張飛はヒゲなしですね。
 そんな訳でランペイジもいずれ、虎ヒゲに?

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