とら日記(04年9月)
日記目次→
バキ 格闘技
舞HiME プリキュア
忍法帖 マリみて
三国志 荒木飛呂彦
妹 十二国記
三谷幸喜(HR・新撰組)
家族計画 どれみ
北方兼三 指輪物語
ガンダム&ライダー 同人関係 ななか
その他・感想
2004年9月29日(水)
選手入場ネタで、こあとるさんが幻獣入場をやっている(9/25)。
思いつくままに書いた選手入場ガイドラインも参考にしてもらえたようで。
書いたかいがありました。ありがとうございます。
こあとるさんが苦労したといわれている天照大御神=紅葉、須佐之男神=昂昇がなかりツボな気がします。
須佐之男神の新技で世界がカシャっと暗くなる。
いつかキュアキュアする日さんの日記(9/24)で馬場先生もキュアキュア話がまた紹介されていました。
プリキュア好きな人は漫画界で増殖しているようです。
ていうか、9/28の日記にも衝撃の話がッ。最近のチャンピオンは容赦ない連載攻勢だなぁ。
昨日の「板垣先生 釧路サイン会でぶっちゃける」が、好き好き大好きっさんで紹介されていました。ありがとうございます。
やっぱり板垣先生は天然でナイスガイのようです。
天然でナイスガイすぎて、ときどきアレな場合もありますが。
2004年9月27日(月)
昨日の日記でちょっと誤字をしてしまいました。メールでのご指摘ありがとうございます。
さすがに昨日は不自然主義に書きすぎました。私は一般人なんであんまり無理は効きません。
板垣恵介という山は高すぎるッッ!
その板垣先生ですが、二十六日に故郷の釧路でサイン会を行いました。
もちろん私は釧路に行くほど不自然ではありません。
しかし、そのサイン会に参加されたジョーカーさんから突撃レポートをいただきました。
以下、その一部です(注:一部伏字にしました)
本日、釧路で板垣先生のサイン会がありました。
んで、行ってきました・・・
そこで、板垣先生にサインしてもらっている間に、
「餓狼伝」の話しを振ったところ、
板垣先生:「餓狼伝は、●●●●●●に行くから!」
私:Σ(゜Д゜;エーッ!
板垣先生:「北海道で知ってるのは、君だけだから(最高の笑顔)」
アシスタント:「先生!ソレ言っちゃっていいんですか!?すごいインサイダー情報
ですよ!」
板垣先生:「いいんだよ!こんなの隠したってしょうがねぇンだから!」
私:( ゜Д゜)ポカーン
板垣先生の人間力の一端を見ました・・・
感動的なぐらい、かっこいい人でございました・・・
アリガトォォォォォォッッ!
よく報せてくれたッ!
このメールをしなかったら君はA級戦犯になるところだった!(言いすぎ)
とりあえず、餓狼伝の落ち着き先は決まっているようだ。これで安心して眠れる。
しかし、めちゃめちゃキケンな情報なんですけど。さすがにコレ言っちゃマズイっしょ、先生ッ。
さすが不自然主義者だ。勇次郎イズムを体現しちゃっている。
週刊少年『』のスタッフ座談会を思い出す。
「『バキ』の板垣先生は、見るからに「『バキ』を描いている人」でしたね(笑)。」
「刃牙が『バキ』を描いていましたね。」
リアルシャドーでダメージ負いながらマンガ描いていそうだッ!
どんな漫画家なんだ。不自然すぎるッッ!
以前ゴルゴ31さんで紹介されていたマガジン編集長インタビューで「『アッパーズ』は10月いっぱいで休刊します。」(中略)「休刊して編集の人材や作家を他誌にまわすことで他がよくなるメリットを選びました。」とあった。
だから、人気作品の餓狼伝にはマガジン系の雑誌に新居が用意されているのだろう。
バジリスクのせがわ先生も十月後半に新作情報を発表するらしいし、アッパーズ休刊号で主な作家の移転先が掲載されると思われる。
次の風太郎作品はスタンダードらしいので、「おぼろ忍法帖(魔界転生)」ではないかと睨んでいる。
原作クラッシュな映像化しかされていない作品だから、手のつけどころがアリまくり。
2004年9月26日(日)
・ K-1 WORLD GP 2004 開幕戦 感想(公式)
ムエタイ戦士ガオグライ・ゲーンノラシンが体重40kg差をハネかえして毒サソリ・イグナショフに勝利する。
コブラを相手に鍛えた男だ。サソリなんて恐くない!
最近はムエタイが強い。今大会に波乱を起こすか。
でも軽量ゆえの攻撃力不足が気になる。
逆に重量級の破壊力をみせたのがマイティ・モーだ。
攻撃一辺倒な戦いぶりは勝敗ヌキで盛りあがる。
決勝戦では、こいつがムエタイ戦士ゲーンノラシンと当たるらしい。
今度の戦いは、さらに体重差がある。大変そうだ。
天田vsレイ・セフォーは両者とも攻撃的なので面白い試合だった。
後半バテていたが、甘いガード同士の殴り合いは見ていてハラハラする。
天田相手に判定勝ちというのは、ちょっと調子が悪いのかもしれない。
曙がまた倒れた。これだけの巨体だと倒れっぷりが絵になる。
今回はちょっとだけ攻め込むシーンもあったし、一瞬だけ夢を見させてもらった。
やっぱり、連打が続かないのが弱点だな。
たまには実力に見合った相手をぶつけてください。
サップだって調子の悪いときはK-1初参戦のよくわからん人ばかりと試合をしてたんだし。
武蔵が倒すより倒されないという護身開眼したらしい。
ホームでアビディー・コールをあびながら闘う姿も、なんか護身開眼だ。
ピーター・アーツは、まだ首相撲からのヒザ蹴りは一回ルールをおぼえていないようだ。
このルールは膠着をなくすためのものだ。でも、攻勢に出ているときのヒザは認めた方がいいと思うのだが。
あと、ホーストはいつも通りという感じで、バンナは再負傷なのだろうか。
とりあえず決勝戦はツブがそろっていて面白そうだ。
・ マリア様がみてる〜春〜「第13話 パラソルをさして」感想(公式・公式AX)
復活した祐巳は瞳子を狙う。人手不足を解消するお手伝いなんだけど。
大勢の観客の中で瞳子の手をとって頬を赤くさせるあたり、あざといというか如才がないというか……
そして、片手一本で観客の心をつかむ!
勝てるのか、このタヌキにッ!?
猪狩からグレート巽にシフトする超・人間力だ。
ちなみに、佐藤聖 直伝スキンシップ・ホールド(セクハラ固め)と言っていますが、佐藤さんのソレはもっと容赦ないです。制服の中に手を突っ込んだりします。
前回の予告から気になっていたのが、縦ロールをぽよんぽよんさせる瞳子だった。
今回はそれだけではなく、全体にヘンな動きをしている。さすが舞台女優だ。
すごいなぁ、あのドリル。どう見えるかより、どう造っているかが重要なんだけど。
瞳子はなんで前回 祐巳のことを怒っていたのか?
今回の話を見るかぎり、嫌っているようには見えない。
しかし、レイニーブルーのときに祥子の話を聞かずに逃げたことはまだ根に持っている。
たぶん、あのあと祐巳に嫌われたと思った祥子さんはすっかりヘコんでいたのだろう。
で、瞳子には祥子を復活させることのできない。蓉子さんですら祐巳に軽い嫉妬を感じるぐらいだから、瞳子も複雑な感情を持っていたのだろう。
瞳子の怒りは祐巳本人に向けられていない。無力な自分へに対してのものだ。
だから、祐巳へは八つ当たり。迷惑な話だけど。
祥子を立ち直らせることは祐巳にしかできないとも知っている。
そして、物語は祥子復活へと流れていく。
祐巳に抱きついただけで、あっさり裏返ります。
ちなみに、この後の祥子さんは裏返ったまんまというか、治らなかった部分があるというか、ヘンな人度が上がっている気がする。
祐巳に祖母の状態が悪いといわなかった理由が原作とちょっと違っている。
心配かけたくないから祥子の妹には知らせないでくれ。
そういわれても、知らせないことで三倍ぐらいの不安を与えちゃっているんで、本末転倒だ。
その辺のツッコミをさけるためのセリフ替えだろうか。
なんにせよ、泣きながら抱きあう祐巳と祥子の姉妹愛は美しい。
すぐ横にベッドがあるし、完璧だ(ォィ
・ ふたりはプリキュア「第33話 Vゲット!心でつなげ光のパスライン!!」 感想(ABC・東映)
今回は莉奈・志穂の友情話だ。
八話で なぎさとほのかがケンカしたからこそ、今回のケンカが生きるわけだ。
バキSAGAがあるからこそ、柳の「ワルいね お疲れのところ……」というセリフが生きるのと同じだ。
ほのか×なぎさの時は二人だけで解決した感じだった。
それに対して、今回は周囲からの助けもあり莉奈・志穂の友情の話でありながら、なぎさとほのかを含めた四人の友情話になっている。
それにしても、ほのかの応援っぷりはタダごとじゃない。
ほのかって、本当になぎさが好きなんだな〜、と思わずにはいられない。
藤Pの応援しているときは、音楽ききながら本とか読んでそうだし。
今週のツボはレギーネさんだ。
中学生に変装ですか? レギ姉ぇさん、いくらなんでもムリがあるのでは。背高すぎだし。
キョウコというのは、人間だったときの名前だろうか。
変装しようが化けようが、人間形態のときはドジなまんまらしい。
なんにしても、抜け駆けはよくないですよ。甲賀忍法帖では、抜け駆けして生きて帰った人いないし。
さりげなく豪腕ほのかと、遠距離ビームが撃てるポルンと、今回は射撃線の様相をていしている。
競技もラクロスで、球技だし。
ちなみに、いまだにラクロスのルール知らないままです。
2004年9月24日(金)
バジリスクのせがわ先生公式サイトが更新されている。
イラストはアッパーズの運動会ネタですね。
よく見ると、奥の伊賀棒にむらがる人影が誰なのか判別できる。
風待将監は糸だけ出演している。室賀豹馬は盲目だから出場していないんだろう。地虫十兵衛も出場しても手も足も出なさそうだ。
甲賀弾正は大ボスだから本陣でひかえているとして、甲賀弦之介はなぜいないのか。
朧の瞳で見つめられると、うわき心も萎えるともっぱらのウワサです。
同窓会のときに忠告を受けたのだが、アニメ・バジリスク ファンドは口座開設が必要らしい。
めんどくさそうで、いきなりヤル気がなえそうだ。
10口以上で特典DVDプレゼントらしい。特典とか限定という言葉にオタは魅せられてしまう。
しかし、50万円はさすがに高いなぁ。
高いといえば、妹への誕生日プレゼントの話だ。
世間が忘れても、俺は忘れん。半分は俺の金だから。
私の聞き違いだったけど、買ったのはヴィトンの財布だったようだ。
新色のマシュマロピンクだと、えらいうれしそうでした。たしか、これ。
新色とか限定という言葉におどらされるおって、このバカ者がッ。と思った。
2004年9月23日(木)
先日、大学のサークルの同窓会みたいなものをやった。
久しぶりに会ったのだが、みんなあまり変わっていない。
みな、オタの一人身を堅守している。
そのとき、最近の私の日記はプリキュアの話題しか書いていない気がするといわれた。
あれ、そうでしたっけ? たしかに定期的に書いているのはプリキュア感想だけど…
「とりあえず、ほのか好きなのはわかった」ともいわれる。
なにぃ! バ、バカな。隠していたはずの性的思考がなぜバレたッ! こいつらエスパーかッ!?
そんなワケでカモフラージュのために、今日は色々な話題を書きます。
THE GRAND CONCOURSEさん(9/22)に、レギーネさんの略称「レギ姉ぇ」を納得してもらえた。
これで、弟がいれば完璧な姉属性なのだが、弟の予定はないだろうな。
オドオド系の姉か、ちょっと良し。
少女漫画に出てくる弟にデキのいいヤツが多いのは「弟萌え」願望なのだろうか。
好き好き大好きっさんで紹介(9/20)されていたどれみっちの穴さんのネタ。
キュアブラックに土下座で勝ちを譲ってくれと懇願するナージャの図。ありえないッッ!
藤Pのニセモノとかしこんでいるぞ、コイツ。
(人気爆発で放映続投、そんなふうに――――
キャラクターグッズが売れるものなら、私だってそうしたかったさ)
(売れぬなら、護る!!!
商品――――――を護りきる)
ナージャ護身開眼!
アニメ最萌トーナメントも勝ち抜いております。
決勝がナージャ vs ローズマリーだったりすると、こわくていいなぁ。
でも、護られている商品って、不良在庫なんでは……
結局話がプリキュアがらみだったりするので、気分をかえて遅レスを。
・選手入場パロ その2
前に選手入場パロの威力を高める法則を書いた。
BWSさんの武装錬金入場と、裏・めたぽの壺の中。さんの仮面ライダー・ブレイド入場で、反応されています。
BWSさんの武装錬金ネタは以前にも紹介しましたが、舞台裏の苦悩をみると一味違って見えます。
ブレイドも人間関係のネタで苦労しているようです。
特に神心会三人衆を完成させるのは至難の技だ。
同じライダーなら龍騎だと香川教授・東條・中村とコンボが決まりそうだ。
兄妹も存在するし、ガラの悪いヤツ(朝倉)もいる。
ちゃんと考えるとうまくハマるかもしれない。
2004年9月20日(月)
・ ふたりはプリキュア「第32話 ポルンを励ませ!とっておきのカーニバル」 感想(ABC・東映)
祭(カーニバル)の語源は「人食いだ(カニバル)」だ。武装錬金でいってた確かな情報です。
なにしろ、「鞘走りで加速」の和月先生です。間違いありません。
コミックスでは不確かな情報だと書いていましたが。
ちなみに「カーニバル」は謝肉祭。イタリア語の carne lavare(肉を取除く)が語源だそうです。
対して「カニバル」は食肉人だと思われていたカリブ人が元ネタらしい。
日記が「ポルン 殺す」で検索されていますが、そこまでポルン憎いでしょうか。
今週はけっこうかわいいと思いました。
今回はホームシックにかかったポルンを人食い祭で慰めようと言う話だ。(違う)
こういう理由づけがちゃんとあると、ただのワガママに見えなくて好感が持てる。
あんまり憎いとこまるでしょ。おもちゃ売れなくて。
ほのかはポルンをダシに、なぎさとのデートを楽しんでいるように感じたけど、それはまた別の話だ。
相変わらずレギーネさんはおどおどしてストレスを溜め爆発する人のようだ。
え………と、略すと「レギ姉ぇ」か?
人間時代はさぞダマされていたんだろうな。そして、さらにダマされるんじゃないかと、オドオド。
こんな娘さんを一人で出歩かせてはイカンと思う。人手が足りないわけでもないんだし、三人がかりで攻めようよ。
敵のアホ度がすこしUPした。
それに対してほのかは、かわらず黒い。
帰るには石の番人が必要だからとポルンをけしかけたり、レギ姉ぇの質問に対して質問で答えたり、おそるべきマイペースだ。
だから、同人だとほとんど白攻めといわれるんだ。
2004年9月19日(日)
・ マリア様がみてる〜春〜「第12話 青い傘」感想(公式・公式AX)
やはり佐藤聖はすごい。折りたたみ傘を広げるだけなのに、カッコよく決めてしまう。
きっとアルコールランプに火をつけるだけで、女の子にときめかれていたのだろう。
祐巳のシャワーシーンは置いといて、佐藤さんのご学友の加藤さんもヘンな人だ。
制服を乾かすのをやりたがったり、祐巳の髪を乾かしたがったり。
類は友をよんだのか、一流は一流を知ったのか、佐藤聖と加藤景の邂逅は新たな波乱をまねくのかもしれなかった。
教室で由乃と絆を再確認する。
教室内に人がいるのに抱きついてはいけません。リリアンかわら版に書かれますよ。
そういえば、ここでだけ由乃が「祐巳……!」と呼びすてにしていた。
その後定着はしなかったが、互いに呼び捨ての関係になっていくのかもしれない。
舞台女優・瞳子は爆発する。
衆目の中で上級生を罵倒してはいけません。リリアンかわら版に書かれますよ。
瞳子が「見損ないました」といっているからには、以前は評価していたということか。
でも、そういうそぶりは見たおぼえがない。
こっそり、祐巳を観察してめでていたのか?
瞳子がなんで憤慨していたのかは、次回のお楽しみだ。
今回も「マリみて」にたびたび出てくる人間関係の話だ。
片手だけつないでいた佐藤聖と志摩子や、「世界は二人だけで構成されているわけじゃない」という志摩子と乃梨子など、白薔薇では強調されている部分だ。
そして、今回は紅薔薇だ。
祥子だけを見ていたから、祐巳は失敗した。
閉じていた目を開き、周囲も見る。護身開眼だ!
見た目はタヌキだが、これは良き妹。
次回、17歳を迎えたばかりの少女・福沢祐巳の開眼した姿を見ることになる。
2004年9月15日(水)
昨日のサムワンセリフは純粋に私のカン違いでした。
(より速くッッ)(より迅くッッ)(より疾くッッ)が正解です。
ムエタイ戦士の初セリフに動揺したのか、当時の私はものすごくボケボケだったようです。
さっそくのご指摘ありがとうございます。
あと、昨日書き忘れていたことがあります。
グラップラー刃牙25巻に収録されている第215話「ヤツと闘る権利」でのジャックのセリフだ。
私の持っているコミックスには『タトエ勝ッテモ長生キハシタイカ』と書かれている(らしい)。
カタカナでしゃべっているだけあって、意味がびみょうにズレている。変なセリフだったのでおぼえているが、連載時でも同じだった。
ところが、このセリフは後の版で修正されている。
アニメと同じく「勝利ヲ捨テテモ長生キハシタイカ?」となっているらしい。
ジョジョ1話のセリフ「なにするだァ」が「なにをするんだァ」に修正されちゃったのに似た状況だ。
昔@JOJOさんで検証していて、文庫本版が発売されたのをきっかけに修正されたと推測されていた。
さて、われらがグラップラー刃牙のセリフだが、いつ変更されたのだろう。
私の持っているのは平成8年9月1日発売の初版本だ。
アニメ放送時の平成13年(2001年)8月21日には変更後のコミックスが流通していたので、五年間のうちに変更されているはずだ。
みなさんも手元の刃牙25巻を見て、セリフがどうなっているのか確認してみてください。
2004年9月14日(火)
時々、誤字の指摘を受ける。それ自体はとても助かるのだが、少し違う問題もある。
第103話でオリバと闘った巨漢の柔道警察官・梅澤の名前は「俵矢」だとか、第191話でのサムワンのセリフは(より速くッッ)(より迅くッッ)(より疾くッッ)だとか。
これらは、単行本で修正された部分だ。
たとえば、その後の第192話も「国民性の違い」などのセリフが変更されている。
単行本が出るごとに書いた文章と比較して修正すればいいのだろうけど、めんどくさい。
落ち着いてじっくり書くのではなく、雑誌を読んでから数時間以内に書く即興性が雑誌連載の感想にあっている。とりあえず、そう思っている。
というわけで、誤字の指摘もはやめにしてもらえると助かります。
二週間以上前の修正になると、更新情報にも載せにくいし。
決着直前(?)の烈海王 対 寂海王戦も、意味の取りにくいセリフが多いので修正されるかもしれない。
特に主人公だ。
君の反応は、おどろいているのか、感心しているのか、あきれているのか、判断つかない。
強くはなったかもしれないが、おどろき役としてはダメダメだ。
強いだけではつまらんぞ。
2004年9月12日(日)
・ マリア様がみてる〜春〜「第11話 レイニーブルー」感想(公式・公式AX)
次回以降のネタバレになっちゃうので、感想は慎重に書きます。
祐巳はもうちょっと感情をぶつけてもいいと思う。美奈子さんのおせっかいは、なんだったのかと。
祐巳の最大の弱点は祥子に愛されている自信が無いところだろう。
逆に、祥子は祐巳に甘えている気がする。
前回も書いたけど、黄薔薇の逆だ。
今回の瞳子は動向が微妙に読めない。
祥子のことを「紅薔薇さま」と いったり「祥子お姉さま」といったり統一が取れていない。
公私の別をつけようと努力中なのだろうか?
あと、佐藤聖にだきつく祐巳を見ているときの表情も微妙だ。
怒っているようにも勝ち誇っているようにも見える。
答えは、次回以降に判別する。……かもしれない。
原作では「レディ、GO!」で「福沢姉弟はお父さん似」と記述があったが、アニメだと母似だな。
原作といえば、『祐巳は、もう疲れてしまったのだ。/ 好きな人を疑いながら生きる生活に。』という部分は無かった。
当たり前だが、朝の話題にしては重すぎる。それにしても、大変な悩みをかかえた女子高生だな。
ついでに、原作で由乃に「祥子さまだって心配しているよ」といわれた祐巳は『「まさか」/ 祐巳は鼻で笑った。』と反応する。
祐巳がこういう反応するってことは、そうとう心がすさんでるなぁ と読んでいてつらかった。
・ ふたりはプリキュア「第31話 マジ家出?ポルンはいったいどこー!?」 感想(ABC・東映)
ポルンはみていて かわいいと思うときとムカツクときがある。
しょっちゅう迷惑かけるからなぁ。
しかも、燃料切れしなくなって迷惑度も上昇だ。
ポルンをフォローするために、ほのかがどんどん変な人のフリをしなくてはいけない。
がんばれ ほのか、たまったストレスは なぎさで解消するんだ!
やっぱり新敵は強い。強いというか、ちゃんと作戦を考えている。
ほとんど無意味に学校のマドンナを暴走させたポイズニー姐さんとは違う。
単独で攻めるのはなく、ザケンナーを援護に使うなど効果的に戦っている。
容赦しなくなった刃牙みたいにやっかいな敵だ。
もうちょっと遊びが欲しいところだ。
対するプリキュアは戦いにも遊び心がある。
なぎさの部屋に張られているポスターはダテじゃない。こいつカンフーも使えるのか?
なぎさがラクロスで活躍していたのは、カンフー棒術の修練があったこそだろうか。
まさに小林ラクロスだ。きっと相手キーパーを吹っ飛ばして素っ裸にするぞ!
で、ジャアクキングが復活する。めっちゃ早ッ。
光の園陣営が復活阻止を考える間もなく、実行された。
孫子の兵法にいう「兵は拙速を聞く」だ。軍事行動は、つたなくとも速い行動が成功につながるといわれているのだ。
やっぱり、今回の敵さんは容赦ない。
2004年9月8日(水)
昨日の夜叉猿論に関してこあとるさんから狒狒(ヒヒ)ではないかと情報をいただく(2004/09/07分)。
なるほど、地理的にも体格的にも近い。
かつては狒狒と呼ばれていた獣の生き残りが現在は夜叉猿と呼ばれているのだろう。
もしかすると、猩猩(しょうじょう)や鵺(ぬえ)も夜叉猿の眷属かもしれない。
思い切りさかのぼって魏志倭人伝の記述を確認すると『ビ[けものへんに彌] 猴(おおざる)や黒雉(くろきじ)がいる。』とある(三国志 魏書30巻 倭伝)。
改めて記述するほどの巨大な猿が古代から日本には生息していたらしい。
ちなみにこの「ビ猴」という文字を検索すると二十五の正史で十一回しか使われていない。中国四千年をもってしても、わずか十一回だ。まさに、幻獣だなこりゃ。
「ビ猴」は猿のたとえ話で使うことが多い。倭国以外に生息しているのは西域の嶺南にある「女國」だけのようだ。邪馬台国も女王が治める国だが、偶然だろうか?
ガイアも相当に不思議な生物だが、やはり勇次郎の不条理には勝てないだろう。
勇次郎が生まれた瞬間に「各国の指導者たちが核の保有を決意した」ほどの力がある。
生まれつきチャクラが開きっぱなしとしか思えない。すくなくとも、鬼骨は開いていそうだ。
夢枕獏のキマイラで、宇奈月典善が愛する女を殺すことこそが至上というような事をいい、それが鬼骨へのヒントと書かれていた。(うろ覚え)
勇次郎の江珠殺しは、まさにそれ。愛する女を抱き殺す。まあ、鬼骨はとっくに開いていたと思いますが。
刃牙と梢江の情事を応援してぶち壊した時も、どうやって部屋に入り出たのかまったく不明だ。壁ぬけしたとしか思えん。
やっぱり、勇次郎の方が幻獣と呼ぶにふさわしい。
2004年9月6日(月)
ちょっと前に、島 泰三「親指はなぜ太いのか 直立二足歩行の起源に迫る」という本を読んだ。
体毛がほとんどなかったり二足歩行をしたりと、動物としての人間は特殊だ。
「サルの仲間・霊長類の歯と手の形は、主食によって形作られる」という仮設を島氏はたてて色々なサルごとに当てはめていく。
最終的にこの仮説を人間に当てはめ、アウストラルピテクスなどの猿人がなにを食べ、なぜ立ち上がったのかを推察している。
猿人の主食は骨だというのが、この本の結論だ。
手に持った石で骨を砕き(そのため石をしっかりつかめるように親指は太くなる)、骨をすり潰して食べるために、平らな奥歯と小さな犬歯を持つようになった。
前足に石と骨を持ったまま移動するため、猿人は後ろ足だけで歩くようになった。
という二足歩行の理由づけは、やや説得力が足りない気もするが、大体において納得できる内容だった。
そこで思い出すのが夜叉猿だ。
飛騨の魔獣と呼ばれるかの生物は、どうやって生きているのだろう。
夜叉猿ははっきりいって未確認生命体だ。
日本に生息しているが、ニホンザルとはあきらかに種が違う。というより、なんの猿に近いのかすら不明だ。
こあとるさんであれば「幻獣」だというだろう。
むしろ、「幻獣だから」といって納得したい。それほど夜叉猿の生態を考えると無理が生じる。
デカい動物は、その体重を維持するのに大量の食料を必要とする。
同じ霊長類ではゴリラにサイズが近い。だから、夜叉猿も似た生活をしていると思われる。
ただ、ゴリラが住むのは赤道の密林で大量に草があり、ゴリラの手や口も大量に草を食べるようにできている。
草は栄養価が少ないので大量に必要なのだが、日本の気候では大量の草を供給するのは難しい。
大型の霊長類はほとんど草食らしい。昆虫や小動物を主食にしているのは、もっと小型の霊長類だ。
そうなると、夜叉猿はなにを食ってあの巨体を維持しているのだろう。
夜叉猿の手と歯は人間に似ている。犬歯が大きく、手に毛が生えている以外は人間とほぼ同じだ。
そうなると、猿人と同じようなものを食べていた事になる。
大型肉食獣がいるサバンナには骨が大量にあるらしいが、日本の山に骨はあまり無さそうだ。
話はけっきょく戻ってくる。
夜叉猿の存在は生物学的にムチャだよ、と。
南極にライオンがいるような不自然さだ。さすが不自然主義をつらぬく作品だ。
もしかしたら、飛騨の山奥には未知の栄養素があるのかもしれない。
だとすれば、それを食べた夜叉猿一族は異常成長をしてあの姿になったのだろう。
そう考えれば、夜叉猿Jrが幼年編から四年で、刃牙を追い越す成長を果たしたのも納得できる。
もしかしたら勇次郎も、未知の栄養素を求めて飛騨に入ったのかもしれない。
そこで勇次郎は更なる飛躍を遂げたのだ。
関係ないんですが、勇次郎が松本梢江を刃牙の嫁に不適格と考えたとする。
当然、梢江はジャガッタされる。ふさわしくない嫁は去るのだ。
そうなると、勇次郎のお墨付きで夜叉猿娘が登場する。
「に、人間じゃねぇ」
そう思えば、松本さんも捨てたもんじゃないですよ。
2004年9月5日(日)
・ マリア様がみてる〜春〜「第10話 黄薔薇注意報」感想(公式・公式AX)
Q:黄薔薇ファミリーがメインの話にはなんで「黄薔薇」とつくのでしょうか。他の薔薇にはつかないのに。
A:黄薔薇は激しく自己主張しないと、声が世界に届かないからです。
きっと今後も黄薔薇メインの話には「黄薔薇」とつくでしょう。由乃に妹ができるときは「黄薔薇誕生」とか。「黄薔薇爆発」や「黄薔薇切腹」などもあるかもしれない。
ワガママな妹に振りまわされる姉というのが黄薔薇のスタイルだ。紅薔薇とは逆ですね。
「由乃に振り回されるのは、もうたくさん」と言うのは切実だなぁ。
生まれてから16年振り回されっぱなしなんだろう。
もう、並みの振り回されかたでは、自分が振り回されていることにも気がついてなさそうだ。
倒れる由乃を心配そうに見たり、ポロポロ泣いたり、今回の令はかわいいなぁ。
そりゃ、由乃も抱きしめますよ。妹が姉を抱きしめる、黄薔薇下克上!
白薔薇と違ってほのぼのだ。実に健康的。
結局、雨降って黄薔薇固まる。
「カサがひしゃげていてラッキーかも。ひさびさに令ちゃんに、くっついていられるし」はアニメオリジナルのセリフだ。
由乃の気持ちが素直にでている。
ちなみに、体の固い人にとって柔軟はとても痛い。
泣くほど痛い。
間接の稼動部をムリヤリ通常限界以上に動かすんだから、アレって関節技の痛みじゃないか。
夢枕獏だって間接をじわじわ極められる痛みに耐えることはできないって書いているし。
千代の富士だって、股割りで涙を流したっていうじゃないですか。
あ、でも千代の富士って言ってもわからない人がいるんだろうな、最近は。
・ ふたりはプリキュア「第30話 炸裂!プリキュアレインボーストーム」 感想(ABC・東映)
人間体のレギーネさんもやっと情緒が落ち着いてきたようだ。
微妙に人間の生活に未練でもあったのだろうか。変身後はあいかわらずハジケているんだけど。
教頭にすれ違うとき三人組は「校長」と呼ばれていた。
その場の状況にあわせて人間社会に溶け込む能力を持っていそうだ。
で、この三人組は普通に頭がいいんですけど。
ポイズニー姐さんみたいに設定上は頭がいいのに、やっていることはアホそのものという遊びが無い。
そもそも、数的優位をちゃんと守って戦っている。
プリキュアは二人なんだから、こっちは三人で戦うぜ!って感じで。
子供でも考えそうなことだが、実行されるとピンチだ。
ヒーロー物、悪役のお約束を無視する危険な敵に今後どう立ち向かうのだろうか。
とりあえずプリズムストーンの肝心なエネルギーのほうはポルンに移植したようだ。
鋼の錬金術師でいえば、アルを「賢者の石」に錬成したような状態か? 不吉な…。
プリキュアの新必殺技はアクションがずっとハデになった。
相変わらず「貴様の髪の毛一本この世に残さない」と言わんばかりの意思が込められている。
ブレイドの必殺技より破壊力高そうなんだけど。
今回からエンディングがちょっと変わっていた。
ジャアクキング五人衆が三人組に交代した。
これで、もう復活はないだろうな。人さえ襲わなければ、それほど悪い人じゃなかったんだが。
でも、人を襲わずにはいられない連中だからそうもいかないのか。
あと、石の番人も白派だったようで。
「プリキュアの、……できれば白いほう」
気持ちはよくわかります。
2004年9月1日(水)
マガジンで堀内夏子「覇王の剣」がはじまった。三国志漫画だ。しかし、堀内先生のスポーツ物以外をはじめて見たな。
講談社はやたらと三国志を連載する。モーニングには蒼天航路、月マガでは龍狼伝、アッパーズではランペイジに獣国志と大サービスだ。
「覇王の剣」はかなり正統派ですね。関羽と張飛が少年なのがちょっと新鮮だ。いずれ二人ともヒゲ面になるんだろうな。
陳舜臣「中国の歴史5」によると関羽の出身地である解県は塩の産地らしい。関羽が塩を持っているは、その辺の事を考えているのだろう。
悲惨な乱世感が出ているし、関羽もいきなり張飛を信用しないし、なかなか正等派な好みのタイプだ。
・美少女三国志「ランペイジ」感想13-14
感想を忘れたりサボったりしていた。
呂布は仙式改造人間だった。ここで出てきたということは、黄巾編はもうすぐ終わって、董卓編に移るということだろうか。
異民族の血を引いているから、呂布はバカにされていると言っている。
当時そういう傾向があったのかは、ちょっと微妙だ。辺境ではけっこう交流があっただろうし、馬の扱いに長けた彼らは軍では重宝されていたようだ。
ごく初期の劉備軍にも騎馬民族の部隊があったと記述があるし、軍人たちからはそれなりの扱いを受けていたのかもしれない。
そうやって力をつけた騎馬民族は、魏王朝のあとを継いだ晉王朝を北方から追い出し、中国は南北に分断されることになる。
国が三つにわかれて国力が分断されたこの時代がなければ、漢民族の統一王朝がもう少し長続きしたかもしれない。
劉備(♀)はひそかに曹操萌えらしい。
ラブコメ要素を惜しげもなくつぎ込むかッ!?
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