バキ道「81〜90話」感想

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2020年12月24日(4+5号)
第5部 第81話「脳への効かせ」(1258回)

 神心会空手 愚地克巳(186.5cm 116kg) vs 関脇 獅子丸(182cm 181kg)の試合も佳境だ!
 スタミナが無いという弱点を持つ力士にとって試合が長引けば不利になる。
 獅子丸は最後の力をふりしぼり、突撃した。
 克巳の連打を耐えきり、獅子丸は克巳を組み伏せ頭突きを決める。
 獅子丸は最後の賭けに勝ったのかッ!?

『格闘技における頭部への打撃』
『その占める役割は大きい』

 頭部、すなわち脳だッ!
 生物の司令塔であり、脳にダメージを受けると活動停止だ。
 その大事な脳は、頑丈な頭蓋骨で守られている。
 脊椎動物にとって最も防御されている最重要器官が脳だ!

 頭蓋骨に守られている脳に、どうやってダメージを与えるのか?
 それは、頭に衝撃を加えることで頭蓋骨の中の脳を揺らす!
 格闘技が長年かけて編みだした方法だ。
 その、脳への効かせが効果的なのが――――

『アゴと』
『コメカミだ』


 頭部攻撃の二大攻撃ポイントである。
 獅子丸もコメカミ打たれてダウンしていた。バキ道5巻 43話

 そして、第三の必殺が鼻への頭突きだッ!
 硬い頭蓋骨を武器に変え、相手の鼻に叩きつける。
 総合格闘技でもだいたい禁じられている地味な危険技が頭突きだ。
 逆に、相撲では頭突きが許されている。
 相撲が総合格闘技で結果を出しきれないのは、頭突きができない事も理由かも。

 鼻への頭突きの効果は、激痛(いた)いッ!
 脳も揺れるが、とにかく痛いのだ。
 克巳の義父である愚地独歩、百戦錬磨の独歩ですら涙を出してダウンするのが頭突きだ。(バキ道8巻 65話

 克巳も独歩と同じくキーン臭を感じて大ピンチだ。
 しかも、181kgの獅子丸にマウントポジションをとられてしまう。
 だが、この状態は克巳にとって助かる!
 マウントポジションの攻防は相撲じゃあ無い!
 獅子丸が自分で土俵からおりてくれたようなモンだ。

 不慣れなマウントポジションからの打撃なら、克巳はかわせる。
 上体だけをひねって全弾かわしたッ!
 いくら不慣れな攻撃でも、これだけ避けることができるのは克巳がスゴい。
 鼻を痛打された直後なのに、元気だ。
 さすが天才と呼ばれる男よ。

 獅子丸のファイナルアタックは成功したが、詰めを間違えた。
 克巳は、ノープランで大ピンチだったけどラッキーだ。
 なんか、この試合は二人ともミスが多いな。
 ウッカリ屋さん対決だったのか?

関取が立たんでどうするッッ
(バカ…… 関取が立たんでどうするッッ)

 どっちの味方だ、金竜山ッ!?
 金竜山も獅子丸にダメだしだ。
 でも、その怒りかたは相撲側の怒りかただよね。

 やっぱり金竜山は相撲の人なのだろう。
 相撲にギャフンと言わせたいと言っていたけど、本心は違っていそうだ。
 現在の相撲を立て直して、1000年後まで光り輝く存在にしたいとか考えていたりして。
 金竜山は大相撲の中興の祖になりたいのか?

 愚地克巳は181kgのマウントポジションを、どう返すのか?
 最大トーナメントで範馬刃牙がマウントポジションを取られたのを見て、克巳は策なしと言った。
 ああなるまえに終わらせるのが空手だと。
 現在の克巳も、変わらず無策なのだろうか?

 ちなみに独歩は似た状況で、相手の足の爪をむしり取って脱出した。
 指が凶器と化せば、マウントポジションだって脱出可能だッ!
 では、克巳はどうやって脱出するのか!?

 克巳は右手を獅子丸の股間に突っ込んだ!
 睾丸をワシづかみだァッッ!
 獅子丸の丸が、獅子噛みされた!
 これには百獣の王も悶絶しちゃう。
 スキをついて克巳は脱出に成功する。

「ゴメンな烈さん」
「あんなもの握らせちまって……」


 いや、だったら左手使えよ。
 両手とも自由だったぞ。
 謝りたいと感じるから感謝なのだ。
 左手で握りたくなかったので、烈さんにやってもらい、感謝しているのか?

 最後のスタミナも出し切り、金的攻撃を喰らった獅子丸は立ちあがれない。
 そこに容赦なく克巳が蹴りを入れる。
 脳への効かせポイントである、アゴを蹴りあげたッ!
 さすがにコレは勝負ありでしょう。
 という所で、次回へつづくのであった。


 最後は中国武術に頼らず、愚地流空手って感じだった。
 蹴りあげるのも、独歩の試合と似ている。
 義理の親子だが、実に通じ合っているようだ。

 烈海王は握力自慢の孫海王を上回る握力を持っていた。
 だからこそ 強力な握りだったのかも。
 やっぱり烈海王のおかげで勝てた、となるのか?

 でも、右手なんだし、今後は克巳自身のあんなもの握らせる事になるだろう。
 力の加減がうまくいかず、自爆しなきゃ良いんだけど。

追記 (21/1/6)
 新年あけまして『バキ道』だ!
 2020年は渋川剛気vs巨鯨から始まり、愚地克巳vs獅子丸で終わった。
 思ったよりも早いペースで進んでいる。
 この調子なら2021年中に決着となるだろう。

 問題は、その後の展開だ。
 たぶん、力士全敗の惨状は前提で、その後の展開こそが相撲編のクライマックスだろう。
 などと思っているとスカされる可能性がありますが。

 2020年年末の『RAIZIN』では元・貴ノ富士のスダリオ剛が勝利した。
 まさかのローキックでダウンを奪うなど、ちょっと予想外の展開だ。
 相撲のけたぐりを応用させたのだろうか?

 倒れた相手に四股踏みスタンプ攻撃だと理想的だった。
 でも、高い位置からの鉄槌落としは見た目のインパクトが強かったぞ。
 力士の追い討ちは、これが理想の形だろうか?

 そんな感じで、2021年も相撲とバキ道が熱くなりそうだ!
 あと、外伝・烈海王について、板垣先生からのコメントが出されるのはいつのなるのか。
 こっちも少しだけ注目だ。


週刊少年チャンピオン2021年4+5号


2021年1月7日(6号)
第5部 第82話「サッカーボールキック」(1259回)

 神心会空手 愚地克巳(186.5cm 116kg) vs 関脇 獅子丸(182cm 181kg)の試合もクライマックスだ!
 克巳は拳友・烈海王の右腕を移植して最初の闘いだった。
 烈海王が背後霊としてサポートしてくれたおかげか、克巳は獅子丸を追いつめる!
 このままフィニッシュかッ!?

 地面に埋められて首だけ出した人間をサッカーボールのように蹴れば致死ダメージだッ!
 というのが、サッカーボールキックですね。
 昨年末にもやっていた格闘技イベント『RIZIN』でもサッカーボールキックを認めるかどうか選択できるようになっている。
 それだけ危険な技ってことだ。
 昔は、危険な技を認めるかどうかは体重の軽い選手に決定権があった。
 戦闘スタイルに合わせて有利になるよう決める感じですね。

 克巳の蹴りは、まさにサッカーボールキックだッ!
 さらに脳への効かせポイントであるアゴを蹴っている。
 愚地克巳、容赦無し!
 ちなみに義父の愚地独歩も同じことをやっているぞッ!(バキ道8巻 66話
 親子そろって非道(ヒド)いッッ!

 一撃必殺の攻撃で獅子丸は即死だッ!
 いや、死んでない。
 地面に埋まっているワケじゃないから、衝撃がちょっとは逃げて、まだイケる。
 だけど、四つん這いで、立つこともできない。
 力士としては死んだも同然の姿だ。
 生まれたての子鹿よりも弱々しいぞ!

 それでも動けるのでアナウンサーが強靭(タフ)さを誉めている。
 なんか烈海王の一撃を喰らって場外に吹っ飛ばされて敗北しても、動く克巳のタフさを誉めている感じに似ているな。
 フォローできるところが そこだけなのか?
 アニメ・バキで毛海王の紹介文が「闘いの流れを冷静に見極めることができる。」としか書けなかったみたいだ。

 獅子丸はまだ立てない。
 もはや獅子丸の生殺与奪の権は克巳が握っている!
 克巳はトドメを刺すべく、追撃のサッカーボールキックを放つッ!
 だが、寸止めッッ!

 もしかして、もう獅子丸は失神しているのか?
 ダメ押しするまでもなく、落ちていそうだ。
 と思ったら、やりすぎないための寸止めだったらしい。
 克巳と烈の背後霊は、礼をして闘技場から出ていく。
 闘技場を出た克巳を見て、徳川光成が獅子丸の勝利を告げる。

「理由如何を問わず――」
「自らの意志で闘技場をでたら「勝負あり」」
「動かせん規則(ルール)じゃ」


 いや、違うのではないか?
 地下闘技場は審判がいない。
 だから勝敗は闘っている当事者が決めるしかない、はずだった。
 ドクターストップはあるかもしれないが、今回だと違う。

 この場合だと獅子丸に決めさせるべきだ。
 獅子丸が「勝者は自分だ」と言うなら、勝利でいい。
 だが、勝っていないと言うなら、勝負無しの引き分けだ。

 敗者として、控室にもどる克巳を範馬刃牙が待ちうけていた。
 観客席で試合を見ていたのに、恐るべき移動速度だな。
 克巳のローキックは圧縮バットを数本まとめて叩き折る。
 そんな必殺ローキックを顔面に喰らえば、獅子丸はどうなっていたのか?
 刃牙が質問をする。

興味本位であれ以上はできねぇよ
「興味本位であれ以上はできねぇよ」

 良識的な慈悲をみせる克巳を、烈の背後霊が誉めたたえる。
 う〜ん、それで良いんだろうか?
 追撃で蹴るのが危険なら、絞め技か関節技で良くない?
 克巳は空手家だけど、脳震盪で朦朧としている相手に技をかけるぐらいならできるだろう。

 最大トーナメントで、イスタスと闘った時は容赦なく試し割りのような攻撃をしていた。
 ドイルの時も容赦なく殴って顔面を陥没させている。
 でも、ドイルには更なる戦闘続行ができなくて止めてしまった。
 今回もそれに近い心情なんだろうか?

 克巳が優勢に闘いながら、予想外の敗北となった。
 大相撲が負け越しとなる4敗目を回避させる作戦だろうか?
 より深く大相撲にダメージを与えるため、わずかな希望を与えているのかも。

 そして次の試合は我らが主人公・範馬刃牙の出陣だ。
 もはや、現在の範馬刃牙は準地上最強の生物である。
 正直、力士など片手だけで勝てそうな気がするぞ。
 だが大相撲に深い絶望を与えるため、刃牙も遊んで敗北する可能性があるな。

 次回からの範馬刃牙 vs 炎は、別の意味で読めない試合になりそうだ。
 だが、次週は休載だ。
 年末年始で、この4週間は実質隔週連載だったのに、さらに休載するのかッッッ!?
 今年もバキ道は油断ならない。


 しかし、なんで克巳は負けちゃったんだろうか?
 もちろん過剰な攻撃は良くない。
 だけど、他にもやりようがあったんじゃないかと。

 試合には負けたけど、勝負には勝った。
 だから良いのか?
 自分のほうが強いと確信できたので、試合の勝ち負けにはこだわらない。
 むしろ相手に塩を送ることで、傷口に塩をすりこむようなダメージを与えることになるかも。

 獅子丸は試合に勝ったけど、弱者として情けをかけられたワケですよ。
 格闘貴族の力士にとって、屈辱的なあつかいだ。
 ぞうきんを飾りたてるような残酷プレイだったのかも。

 克巳の本心はわからないが、敗北した。
 勝利への執念が足りない。
 克巳は烈海王の右腕を得たが、この甘さがある限り使いこなせないかも。
 愚地克巳の課題は肉体ではなく、精神にある。
 もう一度、加藤清澄に弟子入りしてワイルド克巳にイメチェンしたほうが良いのかも。

追記1 (21/1/13)
 クリスマス合併号と正月合併号に続いて、休載だ!
 スゴい勢いで休んでいますな。
 愚地克巳vs獅子丸の試合が迷走したのと関係あるかもしれない。

 範馬勇次郎と深くかかわる米国の大統領選挙は、そろそろ結果が固まってきた。
 ホワイトハウス籠城かと思っていたけど、議事堂攻略だったな。
 そろそろ、範馬勇次郎の出るタイミングか?
 いや、20日の就任式でまだ騒動が起きそうだから、それを見てからかも。

 地下戦士 vs 大相撲はちょうど切りよく試合が終わったところだ。
 でも、次の試合である範馬刃牙 vs 炎は短時間で終わるかも。
 そこで範馬勇次郎の登場か?

 野見宿禰は、ずっと姿を見せていない。
 勇次郎がボコって連れ歩いていたりするだろうか?

追記2 (21/1/14)
 バキ道はお休みですが、バキ道8巻が発売された!
 バキ道8巻と言えば、70話だ。
 4年前、高校生だった花山薫の存在を聞いた金竜山がすでに引退しているっぽくて時系列が合わない問題があった。
 チャンピオン掲載時にイロイロと理由を考えたんですが、やっぱり合っていない。

 それがコミックス化されると……

コミックス8巻   チャンピオン掲載時
バキ道8巻 70話  ←  チャンピオン掲載時 70話

 金竜山が現役に戻ったッ!
 いちばんスマートな形に修正されましたね。
 これなら時系列も問題なしだ。
 ついでに、付き人(?)に汗がつきました。

 回想の金竜山は全て現役姿になり、セリフも現役のものになっている。
 時系列は合ったが、こうなると金竜山が引退してすぐに宿禰編になってしまったような感じだ。
 やっぱり最大トーナメントで受けたダメージが大きく、そのまま引退したのだろう。

 そうなると金竜山は相撲界の現状を憂うヒマが無いようにも思える。
 どちらかというと、自分を引退に追いこんだ範馬勇次郎への復讐を考えていたりして。
 力士たちに地下闘技場の存在と強さを見せて、危機感を持たせる。
 ついでに野見宿禰に試合を経験させて強くなってもらう。

 そのうえで、力士代表として宿禰が地下戦士の刃牙を倒す!
 愛する息子・刃牙が倒されたと知れば、範馬勇次郎も出てくるだろう。
 出てきた範馬勇次郎を倒せば、金竜山の復讐は完成する。
 そんな感じだろうか?

 まずは、範馬刃牙 vs 炎の試合だ。
 それで今後の展開が読めそうだ。


週刊少年チャンピオン2021年6号
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