漫画版ゆうえんち－バキ外伝－第45話数学教師キョウタ・カナムラについて

今週の『ゆうえんち－バキ外伝－』感想

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2025年11月13日（50号） 第45話数学教師キョウタ・カナムラについて

　主人公・葛城無門には恐るべき叔父がいた。
　眼鏡の怪人・神奈村狂太である。
　なんでこんな名前にしちゃったんだろう。と思わせるあたりから実に恐ろしい。
　"ゆうえんち"に参加して、兄を殺したライオンを見事に倒してのけた実力者だ。

　今回は、神奈村狂太の恐るべきエピソードが語られる。
　原作とは順番を入れ替えてお送りいたします。
　取材班（？）は米国ニューヨークに飛んだ！

　超一流レスラーの超一流のトレーニングだ!!
　モニターで拝んでオドロキやがれッ
　ニューヨークの鋼鉄人!!　マイク・クイン!!!

　なぜか、マーク・クインがお出迎えをしてくれる。
　最大トーナメントに出場して、ダメージほぼゼロで帰ったという偉業を成し遂げた唯一の人だ。
　ニューヨークの鋼鉄人だから、わりと都会人なんですね。

　マイク・クインが協力するのが、筋トレから格闘技までできるアルティメットジムだ。
　経営者の女性キャサリン・ホフマイヤーと言う。
　かつて神奈村狂太と同僚だった美術教師だ。

　5年前……、狂太とキャサリンの勤める学校に強盗犯が逃げ込んできた。
　学校に強盗犯が来る！
　少年魂を持つならば、燃え上がるシチュエーションだ。
　『グラップラー刃牙』はＢＬではないか……』では「リアル中高生が授業中にしばしば夢想する、「俺かっこいい妄想」」と言われてしまいますが。

　よく見るネタってのは大人気王道コンテンツなんですよ。
　男子は偶然目前にいるロボットに乗り込んで戦いたいもんなんです。
　でもまあ、学校テロリスト展開は閉鎖空間にエイリアンが潜んでいたぐらいの陳腐になりつつあるし、新機軸が必要なのかも。

　強盗犯は銃で武装した元軍人だが、狂太はひるまない。
　ガムを銃口に飛ばして暴発させ、次々とかたづけていく。
　狂太の落ち着き具合を見るに、銃の経験があるようだ。
　拳銃を奪って強盗犯を射殺しているし、軍隊経験もあるのかも。
　空道にも通った経験があったりして。

　狂太は技名をヤマト流だと説明したらしい。
　餓狼伝の本編を読んでいれば、ビビビッと来る名称だ。
　漫画版にはまだ出てきてないですが。
　というか、漫画版は実質終了でしょうかね。

　のちに狂太は兄が死んだという一報を受けて、考えこんでいた。
　月を見ながら、計算する。
　兄の正介は飼われたライオンに食い殺されたりしない。
　なにか仕掛けた人間がいる。

　葛城無門かッッ！
　銃器を余裕で鎮圧する恐るべき叔父が無門を狙い始めた瞬間である。
　無門くん、名前しか出てこなかった。

そして神奈村狂太の笑み

　そして、笑顔だ。
　兄が死んで悲しいはずなのに……
　自分が満足できる強敵が出現したことを喜んでいるのだろうか？

　忍者を倒した無門は、次に危険な叔父と戦うことになる。
　って事は、無門も銃武装した相手を倒せるぐらいの強さが必要って事だよな。
　刃牙世界で強さを目指すなら、銃と獣に勝てないとダメだなんですね。

　次回は12/11の2+3号に登場予定だッ！
　どんどん掲載時期が早まってきているぞ。
　来年は隔週化するか？。

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