バキ道「1〜10話」感想

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2018年9月27日(44号)
新シリーズ『バキ道』は10/4スタート!

 『刃牙道』の終了から約半年、ついに新シリーズのタイトルが発表された。
 その名は『バキ道』だ!
 読み方、一緒じゃねーか!
 会話じゃ区別つかねーよッ!
 と、一応ツッコンでおこう。

 『グラップラー刃牙』から『バキ』となったように、より自由な感じの戦いになるのだろうか。
 何度か書きましたが、『刃牙道』というタイトルは良いと思うし、その道がどこへ向かうのかも気になっていた。
 まだ道半ばという事で『バキ道』として道がつづくのは良いんじゃないでしょうか。

 今度のテーマは相撲であると『刃牙道』の最終回で宣言されていた。
 2週連続100ページ超の増量新連載だが、例によってスロースタートな気がする。
 100ページ以内にスクネの登場はあるのか!?

 逆にバキがしばらく出てこない可能性もあるか。
 なにしろ相撲の強さに切りこむらしいから。
 道なんだから、踏まれてこそって感じかも。

 現実では、貴乃花親方が引退会見をするなど相撲界が揺れている。
 『バキ道』でも相撲の大激震があるのだろうか。
 というか、『バキ道』に出てくる相撲って普通の相撲じゃなくて闇とか裏の相撲だったりしそうな気もしますが、どうだろう。


週刊少年チャンピオン2018年44号



準備中 (18/2/7)
 ついに刃牙の新シリーズ『バキ道』が始まる!
 今度の刃牙は相撲編だッ!

 でも、この間の『RIZIN.13』で大砂嵐 vs. ボブ・サップがありました。
 相撲代表の大砂嵐は開始直後のラッシュが凄かったんですが、すぐにガス欠だ。
 やっぱり相撲は20秒しか戦えないのかも。
 最初の20秒さえ耐えることができればッ!
 ロブ・ロビンソンだって勝てるッッ!
 いや、ロブ・ロビンソンなら最初の10秒で負けるな。

 バキ道は1話・2話が100ページ超で合計200ページ以上のスタートダッシュだ。
 普通なら10話分ぐらいある。
 いきなりコミックス1巻分の量ですよ。
 まさに大相撲の強さそのままと言える。
 息切れしなきゃイイけど。

 相撲は龍金剛や金竜山が地下闘技場で勝利していて、あるていどの強さアピールがある。
 グラップラー刃牙時代の話なので、忘れている人も多いだろうけど。
 そんなワケで相撲の強さを再アピールするのがバキ道らしい。
 ついでにムエタイの強さもアピールして欲しいな。

 相撲と言えばパワー系だ。
 刃牙はいちおう軽量級なので、本来パワー系と相性が悪いハズ。
 そうなるとピクルやオリバ、花山などのパワー系が応援として来てくれそうだ。
 でも、邪を払う力士には苦戦しそうな気がする。
 卑怯も武の内である本部が金竜山に負けたように。

2018年10月4日(45号)
第5部 第1話 相撲の神 (1178回)

 刃牙の新シリーズは相撲編だッ!
 『グラップラー刃牙』でルール無しの総合格闘技を戦った。
 『バキ』では、武器の使用も辞さないナンデモ有りが加速する。
 『範馬刃牙』で、父・範馬勇次郎との決着をつけた。
 『刃牙道』では、現代によみがえった宮本武蔵と戦う。

 総合格闘技、不良、野生動物、ヤクザ、軍人、犯罪者、原始人、剣豪とバラエティー豊かな相手と戦ってきた刃牙たちだ。
 今度の相手は神ッ! 相撲の神だぞッ!
 と言うワケで歴史をさかのぼり、太古の日本……神話時代から話がはじまる。

 過去にあった事件を元にした説話が、後世に神話と呼ばれたのだろう。
 とにかく大昔の日本に當麻蹴速という強者がいた。
 剛力無双で蹴りの名手だ。
 金属製の鉤を曲げることができる剛力を持つ。
 時代的に青銅か鉄があったころの人みたいですね。

 蹴速が望むものとは、自分と同じぐらい強い相手との「力比べ」だッ!
 エロスとバイオレンスの作家・夢枕獏が唸り感動したという當麻蹴速がもつ闘争への渇望である。(本朝無双格闘家列伝
 勝ち負けも、生死すらも、度外視して、ただひたぶるに我と力比べせんッ!
 當麻蹴速という強者は、闘争に飢えた日本最初の餓狼である。

 その蹴速に匹敵する強者がいた!
 名は野見宿禰だッ!
 二人とも、超筋肉体形である。
 この当時は筋肉トレーニングの考えは無かったと思うのだが、鍛えられた肉体だ。
 相撲で自然に鍛えられた相撲肉なのだろうか。



 そして、毛深い。
 両者ともに胸毛もスネ毛も立派すぎる。
 これが日本人が失ってしまった太古の強さと体毛なのだろうか。
 そして、今週は『バキ道』連載スタート5倍祭りなので、一気に5話まで話が進むのであった。


2018年10月4日(45号)
第5部 第2話 両者相踏み (1179回)

 日本最古、人間による最初の格闘試合が始まろうとしている。
 當麻蹴速 vs 野見宿禰だッ!
 太古の試合――相撲はどちらかが戦闘不能になるまで行われる。
 禁じ手無しの過激なルールなのだ。
 地下闘技場のルーツみたいな内容ですね。

 試合が始まり、両者は蹴りあう。
 夢枕獏はリーチの長い蹴りから戦いが始まるところにリアリティーがあると指摘している。(本朝無双格闘家列伝
 蹴りなら當麻蹴速の得意分野だ。
 おそらく立ちあがりの蹴り合いを制し自分のペースに持ちこむのが蹴速のスタイルなのだろう。

 なお、蹴り技はズボン状の服を着ていないと出しにくい。
 日本の着物は身体に巻いて帯で止める形状なので、本来なら蹴りが出しにくいハズだ。
 事情は中国でも同じなのだが、馬に乗るため騎馬民族のズボンを採用した(胡服騎射)あたりから、蹴り技も出しやすくなったのだろう。

 當麻蹴速と野見宿禰がなんで蹴りを使っていたのかと言うと、おそらく裸に近い姿で戦っていたからだ。
 それも、蹴りの有効性が知られるほど裸で戦う試合が行われていたと推察できる。
 古代の相撲とはプロの力士が裸で戦いあうイベントだったのだろう。

 ちなみに、歴史上はじめての女相撲は、目の前で女相撲をやらせて職人の手元が狂うか試したという話が最初である。(相撲の歴史
 やっぱり、相撲は裸ですね。
 チャンピオン作品の『ロロッロ』(AA)世界みたいな女相撲だったのだろう。

 話をもどして、當麻蹴速と野見宿禰の試合だ。
 蹴りが得意だったハズの當麻蹴速は肋骨を蹴り砕かれてしまう。
 得意分野でまさかの敗北なのか!?
 この辺は日本書紀の描写が少ないので、なんで蹴り負けたのかがワカらない。

 蹴りの威力と言うより、打たれ強さで負けたのかも。
 いままでの蹴速は蹴り勝ってきたので、自分があまり蹴られたことが無かったのだろう。
 野見宿禰が相打ち狙いで蹴りを当てたとしたら、蹴速のほうがダメージが大きかったのかも。

 當麻蹴速はダウンする。
 ここで野見宿禰が腰骨を踏み砕いてトドメをさした。
 相手の腰を踏みくだく動きが四股の原型かもしれない。
 四股からの踏み砕きはあの本部以蔵ですら敗れた必殺技だ。
 日本初の格闘試合は野見宿禰の勝利となるのだった。


2018年10月4日(45号)
第5部 第3話 チャレンジマッチ (1180回)

 現代日本に野見宿禰の二代目が出現したらしい。
 ボルダリングの最速クライマーであるスコット・ハリスに勝ったら、スクネに会わせてくれ。
 範馬刃牙は徳川光成に持ちかける。
 スコット・ハリスはCMに出ているような人ですね。
 でも、たぶんシコルスキーのほうがスゴいぞ!

 もちろん刃牙だって身体能力がスゴい。
 条件がそろえば陸上競技で世界記録を連発できる能力がある。
 ただ、刃牙は記録のために運動せず、鍛えるために運動するのだ。
 脳内イメージで100キロの重りを背負って高所から落下したりしなきゃ良いけど。

 だが、今日の刃牙は無難に動いてスコット・ハリスに勝つ。
 う〜む、普通に運動しちゃう刃牙は、かえって不気味だ。
 なにか不幸の予兆でなければいいのだが。

 勝利した刃牙に続いて、巨漢の男がスコット・ハリスに挑戦したいと手をあげる。
 デカいッ!
 身長も体重も超ビッグだ。
 もしや、コイツが二代目スクネか!?

 というか、この巨大さなのに今まで目立っていなかったのが不思議だ。
 剛にして柔というか、激しさと静けさをあわせもっているのかも。
 肝心な巨漢の実力やいかに!?


2018年10月4日(45号)
第5部 第4話 巨大(おお)きい挑戦者(チャレンジャー) (1181回)

 巨漢のチャレンジャーは、身長2メートル超、体重けっこう重い、だッ!
 ふわっとした数値が逆に底知れなさを感じさせる。
 顔つきはかなり若い。 20代ぐらいだろうか?
 久しぶりに若いキャラクターが出てきた気がする。

 巨漢の男は、ホールドに手をかけると、一気に跳ね上がった。
 圧倒的な腕力でのぼるというよりも、飛んだッ!
 三回ぶん身体を引きあげると、いきおいが付きすぎて頭を天板にぶつけてしまう。
 そして、最上部から落下した。

 だが、男はふわりと着地する。
 巨体に似合わない登坂スピードと、着地でみせた柔らかな足腰だ。
 パワー・スピード・テクニックの三拍子がそろっている!
 あとは1分以上たたかえるスタミナがあるかどうかだけど……


2018年10月4日(45号)
第5部 第5話 力士 (1182回)

 刃牙は目の前に居る巨漢が二代目・野見宿禰だと確信する。
 そりゃあ、こんなパフォーマンスしておいて、ぜんぜん関係ない人です言われても困るよね。
 たまたま通りかかった体内にヘリウムガスを入れて体が浮きそうになっている人だとは思いたくない。

 刃牙は野見の壁のぼりがスモウの動きだと指摘をする。
 手をかけた瞬間に引き寄せて投げるスモウの動きだ。
 たしかに力士なら小指一本で相手を転がすことができる。
 シコルスキーに匹敵する指パワーかもしれない。

「「神」を守護(まも)る立場に立つ所以――――」
「何か見せてよ」


 刃牙が初対面の相手にムチャ振りした!
 お笑い芸人を見つけたら「なにか面白いこと言って笑わせてよ」と言っちゃうタイプか!?
 だが、巨漢の男はわりと簡単にパフォーマンスを見せてくれるのだった。
 ……かなり良い人みたいですね。

 巨漢の見せたパフォーマンスはッ!
 横綱を対戦相手に見たてたエア相撲だッッ!
 観客にもハッキリとエア横綱の姿が見える!
 エア横綱の姿が充分に伝わったのを確認してから、投げ飛ばした!
 やはり投げる筋力が人間レベルを超えている!

 刃牙もリアルシャドーによるエア試合を良くやっていた。
 エアを愛する者として、刃牙はスクネに好感をもったようだ。
 刃牙とスクネはエア友になることができるかも。
 次週も100ページ超の大増量だぞッ!


週刊少年チャンピオン2018年45号


準備中 (18/10/10)
 『バキ道』は予想外に急展開で刃牙とスクネがもう出会ってしまった!
 さすがに100ページもあれば出会うか。
 相撲のように最初の20秒で力尽きなきゃ良いんですけど。

 いっぽうアニメ・バキは順調なのか「CAFFE & BAR PRONTO」でバキコラボをやっている。
 先週末に行ってきました。

 さっそく看板がおでむかえだッ!
 ただ、普通のお店にコラボメニューがあるので、一般客が多い。
 というか都心の喫茶店なので普通に混んでいる。
 お店の人もバキメニューに不慣れだッ!
 そこは、オリバのような愛で受けとめましょう。


 大盛ナポリタンは、本当にボリュームたっぷりだ。
 味も文句なく美味しい。
 しかし、刃牙で目立っているメニューじゃないのに、コラボメニュー化する一品ですね。

 ラテアートは刃牙と独歩を頼みました。
 写真だとワカりにくいですが、ちゃんと絵になっています。
 こちらも美味しいラテでした。


 あと紀伊國屋書店 西武渋谷店では、バキグッズが販売中だ。
 こういったコラボ企画が多くあるのが良いですね。
 再開したバキ道も、この勢いで突き進むのかッ!?


週刊少年チャンピオン2018年46号


2018年10月11日(46号)
第5部 第6話 空手の真実 (1183回)

 日本最古の格闘士である野見宿禰の名を受けつぐ二代目スクネが登場した。
 と言うワケで範馬刃牙は野見宿禰に関係する相撲について調べているようだ。
 今日やってきたのは神心会館の本部である。

『愚地独歩 空手道 十段』
『加藤清澄 空手道 四段』


 独歩と加藤が師弟対決、じゃなくて稽古で自由組手をやっている。
 加藤ってけっこう段位が高いですね。
 出奔してヤクザをやっていた時期があるんだが、遅れは取り戻したらしい。
 門下生を指導するには四段が必要らしいので、指導員になるため段をとったのかも。

 開始と同時に加藤が間合いを詰める。
 神心会のデンジャラスライオンの異名にふさわしく、加藤が積極的に仕掛けた。
 組手だというのに目潰しを仕掛ける。
 だが、独歩に読まれていたようで、額で受けられ指が折れた。
 しかし、加藤はひるまず反撃の後ろ回し蹴りだ。
 これも読まれていたようで、独歩は加藤の死角に移動し、エリをつかんで投げをうつ。
 倒れた加藤にトドメの踏みつけ、を顔の横に落とす。

 加藤の持ち味は素早い動きと身の軽さだと思うのだが、動きをすべて独歩に読まれている。
 もっと変な動きをしてトリッキーに戦った方が良いのかも。
 それができないのは、加藤の性格がわりと真っ直ぐだからだろうか。

 空手の真実とはッ! 喧嘩が上手くなること、だッ!
 超実戦空手を名乗る神心会にとって強さこそ最重要らしい。
 やっぱり武術の本質は強くなること、だよな。

 訪ねてきた刃牙を迎えるのは独歩と加藤だけだ。
 今日は愚地克巳や末堂の姿がない。
 なにか用事があるのだろうか?
 現在の独歩がどういうポジションなのかを含めて、いろいろと謎が多い。

「「デンジャラス ボーイ」」
「加藤さんならではの組手でした」


 刃牙は加藤をほめる。
 ん? デンジャラス ボーイなの!?
 しょせんボーイですか。
 加藤の異名がライオンからボーイへとランクダウンしてしまった。

 そんな加藤の格付けダウンは置いといて、刃牙は独歩に質問をする。
 相撲についてどう思っているのか?
 独歩の回答は、そのまま次回へ持ちこすのであった。

2018年10月11日(46号)
第5部 第7話 世界(ジャンル) (1184回)

 今まで独歩は相撲について考えないようにしていたらしい。
 いやいやいや。
 最大トーナメントの本部以蔵vs金竜山で、克巳に問われて相撲は強いと言っていたぞ。
 アレは身内だけの内緒話だったんだろうか?

 空手は喧嘩に強くなるという目的があるので、ありとあらゆる相手や場所・武器を想定した技術体系を組む必要がある。
 だが、相撲は土俵で戦う事だけを考えていればいい。
 両者は世界(ジャンル)が違いすぎるのだ。

 あまりに世界(ジャンル)が違うので、戦う必要性が無いのかも。
 ただ、力士が相撲だけで食っていけるようになったのは太平の世となった江戸時代以降だ。
 それ以前は、鍛錬や娯楽として武士などがたしなんでいたのだろう。
 でも、新選組は文久3年6月に大坂相撲の力士と乱闘になり、力士を殺傷している。
 社会にでて生活している以上、力士だって喧嘩に巻きこまれることもあるのだ。

 独歩は力士が強いという事を知っている。
 デカくて強い連中をあつめて鍛えて食わせて競わせるのが大相撲だ。
 大相撲って蠱毒みたいに、力士を喰わせあって強くしているんですね。
 規格外に強い戦士が完成するシステムである。

 そのへんの事に疑問を持つ加藤に、独歩は相撲で勝負しようという。
 相撲の独歩vs空手の加藤と言う組手の始まりだッ!
 蹲踞(そんきょ)の構えで腰をおろす独歩は、股間がスキだらけに見える。
 思わず股間を蹴りあげようとした加藤だが、独歩の諸手突きのほうが早かった。

 わずか10秒、20秒の立ち合いに全力を費やす。
 人間の全力疾走の時間的限界は、100m走や200m走のタイムである約10秒や約20秒だ。
 ならば、10秒や20秒に全力を出しきる大相撲こそ瞬間最大速度の格闘技なのだ!
 ……たぶん。

 というワケで加藤が本日二度目のデンジャラス状態になった。
 やぱりライオンと言うよりは、ボーイですか。
 独歩は眠れる加藤少年(ボーイ)に目もくれず、刃牙に相撲勝負を持ちかける。

 今日の独歩は、ちょっと加藤に冷たい。
 なんかあったんですかね。
 克巳がいない事と関係あるのか、無いのか。
 そして、このまま次回へとなだれ込むのであった。


2018年10月11日(46号)
第5部 第8話 刃牙と独歩の一番 (1185回)

 とりあえず加藤の無事を確認したところで、刃牙は独歩と相撲勝負をする。
 刃牙は液体脱力のゴキブリダッシュで独歩に襲いかかった!
 二人の体重差は結構あるのだが、独歩は刃牙のダッシュを止めることができない。
 これが土俵上での戦いであれば、刃牙の「寄りきり」か「押し出し」で勝ちだ。

 あいにく、ここは道場であり、独歩は壁にぶつかることで刃牙の突進を止めた。
 そして、手の平を刃牙に撃ちこむ
 吹っ飛んだ刃牙は壁にぶつかり、ヒザをついてしまう。
 相撲なら「突き出し」で勝利だ。

(効くわ そりゃあ…)
(ただの――――――――――
 愚地独歩の掌底突きだもの)


 加藤が身もフタもない感想を言うのであった。
 相撲技と言うか、空手と相撲に共通する技ですね。
 ふつうに打撃を与えているんだから、そりゃ効きますよ。

 とりあえず、相撲は強いので油断しちゃダメだ。
 刃牙も加藤も、身体に教えこまれた。
 いや、どっちかと言うと、独歩が相手の時は油断しちゃダメだ。って感じですね。
 と言うところで、本日4話目に突入するのであった。


2018年10月11日(46号)
第5部 第9話 醜足(しこあし) (1186回)

 二代目スクネが徳川邸に出現した!
 まるで地震のような四股で大地を震わせる。
 親衛隊長・加納秀明も呆然と見ているしかない、パワフルな四股だ。

 二代目スクネが言うには、ただの四股ではなく「醜足(しこあし)」と言うらしい。
 醜(しこ)には「力強さ」「頑丈さ」を表す意味もある
 醜足(しこあし)には、土地を清めて鎮め、邪気を払う効果があるらしい。
 やっぱり卑怯技の本部にとって、力士は天敵だったのかも。

 醜(しこ)の良い意味と言えば『風の谷のナウシカ』(AA)に出てきた、ナウシカに仕えるため選出された蟲使いの醜男(しこお)みたいな感じでしょうか。
 日本語では強そうなイメージとして悪そうな意味の言葉を使うことがある。
 悪・鬼などがそうだ。
 醜(しこ)も同じ理由なのかも。

 とにかく二代目はヤる気じゅうぶんのようだ。
 地下闘技場デビューも近い。
 二代目の望む相手とは、力強きものだッ!
 闘争の原点と言える、力比べか!

 徳川さんの脳裏に超パワーの男が浮かんだようだ。
 そう、パワー系と言えば、この男しかおるまい。
 アリゾナ州立刑務所に棲む筋肉大魔神ビスケット・オリバだッ!
 本日ラストの10話へ話は進む。


2018年10月11日(46号)
第5部 第10話 ミスターアンチェイン (1187回)

 というワケでパワー系の代表者であるオリバに声がかかった。
 博識のオリバはちゃんと野見宿禰のことも知っている。
 自分よりも力持ちだと言われて、オリバの闘争心に火がついた。
 筋肉を膨張させて、服をクロス・アウッ(脱衣)だ!

 二代目のデビュー戦はオリバに決定かッ!?
 バキ世界ではパワーがとても重要な要素である。
 範馬刃牙だって軽量級でありながら、パワーだけは重量級なみだから強いんだし。

 だが、二代目スクネとオリバのように、超パワー系同士がぶつかるのは珍しい。
 まさに、ひたぶるに力比べせん! という状態だ。
 超パワー対決は、どのように始まり、どう決着がつくのか?
 空前の肉厚バトルで初戦からクライマックスだッ!
 いいや、クライマッスルだぞッッ!
 と言う所で次回へつづく。


 超パワーの二代目スクネを味わうには、最適の相手がオリバかもしれない。
 オリバは受刑者だから邪を払うというスクネの流儀にも合いそうだ。
 パワー対決であると同時に、白格闘技と黒格闘技の対決なのかも。

 スクネには「醜足(しこあし)」という邪を払う能力もそなわっている。
 ならば、最凶死刑囚たちと戦う可能性もあるかも。
 指ヂカラの強いシコルスキーとか面白い勝負になるかも。
 最後は、かなりヨゴレてしまったシコルスキーなので、改名と言うか四股名をつけても良いかも。
 醜露好(シコロスキー)として、再出発だ!


週刊少年チャンピオン2018年46号

準備中 (18/10/17)
 バキ道、最初のバトルは二代目スクネvsオリバだ!
 オリバはバキ世界でもトップクラスのパワーをもつ。
 いきなりパワー系の頂上決戦といったところか。

 スクネは大銀杏じゃないがマゲを結っている。
 となると、やっぱり力士のようだ。
 でも、TV中継するような相撲じゃないっぽい。
 やっぱ、国技館の地下で裏相撲とかやってるんだろうか?

 バキ世界で互角のパワー対決ってあまり無い。
 昔、勇次郎と紅葉がドアノブ回し対決していたぐらいか?
 勇次郎は常に成長しているので、今なら親指と小指でドアノブつまんだ状態でも勝てそうだけど。
 スクネとオリバのパワー対決がどうなるのか!?



新装版 バキ13巻

 そういえば『新装版 バキ13巻』から死刑囚たちのその後エピソードが追加されています。
 チャンピオンでも紹介されているとおり、テーマは『REVENGE TOKYO』、つまり東京への復讐だッ!
 敗北を知った死刑囚たちが復活しようとしている。

 13巻ではドリアンのエピソードだ。
 精神崩壊は相変わらずのようで、ひたすらキャンディーの絵を描いている。
 だが、腰を落とし站椿をしながらだッ!
 ついでにキャンディーを食べながら。

 この創作スタイルでドリアンは体重が20キロも増えて、強くなりつつある。
 筋トレの最新情報では、筋肉を作るのにタンパク質が必要なのは当然なのだが、筋トレで筋肉を動かすエネルギーとして糖分も一緒に取ることが望ましいとされている。(参考
 ドリアンのキャンディー站椿は科学的知見に支えられたトレーニングなのかもしれない。
 いや、タンパク質が足りないような……
 やっぱり精神のリハビリも必要かも。


週刊少年チャンピオン2018年47号


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