バキ道「141〜最終回(151話)」感想

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2023年2月9日(11号)
第5部 第141話「「マスキュラー」ポーズ」 (1318回)

 ビスケット・オリバvs野見宿禰という超重量級・超パワー型同士の対決だ!
 地盤の弱い所で闘えば、闘士よりも先に地面が敗北すること間違い無し!
 体重もパワーも宿禰のほうが上だと思われていた。
 だが、手四つからのパワー対決はオリバのほうが優勢だ!
 これは合気とかの技を使っているのか!?
 などと考えていたんですが、違った。

「失ッタ小指ガ ソノママ ハンデニナッタ」

 宿禰がパワー負けしているのは、左手の小指がないからだ!
 たかが指一本と思うなかれ。
 力士にとって小指は重要なのだ。
 ジャックは宿禰にとって どえらい大切なものを奪っていったらしい。

 オリバは冷静に小指が無いほうの手を狙って手四つを仕掛けたようだ。
 小指欠損の情報を知って、勝負する決断をしたのだろう。
 立ち合う前から、情報戦は始まっていたのだ!

 でも宿禰が弱すぎる。
 もしかして宿禰は劣勢のふりをしているのではないか?
 そんなふうに考えた事もありました。
 だが宿禰は汗を流している。
 これは本気で焦っているな。

 小指を失いパワーダウンの宿禰は手四つで押し込まれつつある。
 だが、ここで逆転するべく張り手をオリバの顔面に打ちこむ!
 相手の手を掴んでいるから相手が吹っ飛ばず、より破壊力が高くなる。
 そんな一撃だ。

 しかし、オリバは鼻血も出さない!
 あまり攻撃が効いていないぞ。
 楊海王の金剛拳をマスターしたんだろうか?
 それとも柔らか筋肉も身に着けて、ダメージ減になっているのかも。
 とにかく、オリバのダメージは少ない。
 打った宿禰の方が汗を流し、息を乱している。

 ここで宿禰がなにかの動きをする。
 ズッと身体を沈めて、足は地面を踏みしめた。
 突撃する気か!?
 とにかく、なにかの予備動作っぽい。

 だが、オリバが先に右パンチを打ち込んで動きをキャンセルさせた。
 動作をおこり(攻撃の際、最初に起こす動作)の段階でつぶす。
 オリバは筋肉だけでなく、高度な技術も持っているぞ。
 前回の勝負とは、まるで別人のような冷静さだ。
 というより、前回の勝負の時が、なんかご乱心だった気がする。
 マリアと、なんかあったのか?

 打たれた宿禰は鼻血を出してよろめく。
 無鼻血のオリバと違って、確実にダメージがある!
 効いているぞ!
 オリバの優勢は本物だな。

 有利に勝負を進めているオリバは、さらなる追撃をする。
 必殺のオリバ球体ポーズだ!
 思わず必殺と言ってしまったが、本当は大防御の構えですね。

 刃牙と闘った時の球体オリバはでかく見えた。
 だが、宿禰が相手だと小さく見える。
 それだけ宿禰が大きいのだ。
 そのでかい宿禰を相手に防御の構えをする。
 どんな攻撃にも耐えてみせると言う構えだ。

 筋量を誇示するマスキュラーポーズをさらに発展させて人間球体になってしまった。
 このインパクトに思わず宿禰も汗がダラダラだ。
 見ただけで精神ダメージを受けている。

 防御体制のオリバに、宿禰は全力の攻撃を仕掛ける気だ。
 例の四股からの横蹴りを放つのか!?
 と思ったら、宿禰が飛んだ!
 250kgを超える体重でなんという跳躍力だ!
 やっぱりアフガン航空相撲の使い手なんじゃないか?

 空中から宿禰が両足で蹴りつける。
 250kg強の体重をもっとも活かした攻撃だ。
 地球の、――――重力のパワーを最大限に受けろ!
 250kgの重さが落ちてくるだけで普通なら大ダメージだ。

キャドッ!

 だが、オリバは攻撃を跳ね返す。
 踏んだ宿禰の感想は、まるでスプリングだ!
 ゴムじゃなくて、バネか!?
 筋肉で反射した感じなのかも。
 中にバネが入っているかのような筋肉だ。

 この形態のオリバを倒すことはできるのか?
 オリバを持ちあげて落下させるとか、駐車している車を落とすとかすればどうだろう。
 でも、スプリングだと効かなさそう。
 オリバは球体防御力をさらに上げてきたな。

 ただ、パックマン攻撃はサイズ差の問題で宿禰にできなさそうだ。
 今のところ精神ダメージを与えるだけか?
 あと、三角形△と逆三角形▽の戦いと言っていたのに、球体〇になってしまった。
 負けないけど、勝てない状況だ。
 二人とも凄くて、二人とも勝者と言って、まるく収める気だろうか?

追記1 (23/2/15)

休載デハナ
休載デハナ

 バキ道は休載だ!
 やっぱり2023年は月二回休みになるんだろうか?
 話はけっこう盛りあがっている気がするし、サクサク進んで欲しいのだが……

 で、ここが相撲編のクライマックスなのだろうか?
 栄光に輝く現代相撲とは違い、闇に埋もれた古代相撲が復権する。
 その象徴とも言える、最古の力士・野見宿禰の名を受け継いだ二代目が、力士じゃない相手に倒されてしまう。
 古代相撲、残念でした!
 と言うオチになりそうだ。

 でも、ここから宿禰が逆転する可能性も充分にありますが。
 けっきょく古代相撲の復権が良くわからなかった。
 地下闘技場で非公開の試合をして現役力士を倒す。
 これで恨みは晴らせたかもしれない。

 でも、古代相撲の復権にはつながらないぞ。
 金竜山に騙された気がするな。
 けっきょく金竜山の狙いが良くわからないまま相撲編が終わるのだろうか?

 伏線が残っているから終わらないと思っちゃいけないのがバキ世界だ。
 烈海王のボクシング挑戦を思いだそう。

 宿禰がここから逆転する場合は、刃牙との決戦となる流れか?
 死ぬ寸前で古代相撲の神に触れて、相撲魂に覚醒した宿禰がオリバを倒す。

 ついでにジャックにもリベンジマッチを仕掛けて相撲で倒しちゃう。
 対戦相手が居なくなって暇になった刃牙に勝負を挑む。
 油断している刃牙を超相撲技で粉砕して相撲の強さを見せつけて、『バキ道』完!
 と言う可能性もあるな。

 どちらにしても、相撲編の終焉は近いのかもしれない。
 そうなるとタイトルが変わって、新しい展開ですかね。
 今度はムエタイ編とかか?

追記2 (23/2/16)

全裸で休載(イキ)たい!!!
全裸で休載(イキ)たい!!!

 『バキ道』は休載だ!
 そして、来週も休載だぞ!
 まさかの二連休だ。
 そのかわり代打で『ゆうえんち』が掲載されます。

 2023年も掲載ペースはゆったりしているようですね。
 こうなると本誌も代打『ゆうえんち』だけじゃあ、心もとないかも。
 新しい外伝作品の準備が進んでいたりして。

 疵面の復活連載をするなら絶好のチャンスなんですけどね。
 あとは、烈外伝でボクシング編の決着を描いてもらうとか。
 外伝作品がいくつか同時連載中なんですが、ほぼ月刊ペースなのは本編に遠慮しているのかも。

 とはいえ、本編のほうが実質月刊ペースになっている。
 1月は掲載2回で、2月が1回だ。
 このペースで行くと1年で18話しか進まなくなってしまうぞ。
 やっぱり、外伝作品で水増ししたほうが良いのかもしれない。

 最近すっかり闘わなくなった鎬兄弟の話とかも見たいな。
 現在 活躍中のオリバが犯罪者を狩る話も面白そうだ。
 フィリピンを拠点にしているルフィや範馬勇次郎と名乗る犯罪者を捕まえるとか。(参考
 ここだけの話、オリバの頭脳プレーは本編だと描かれにくそうだし外伝の方があっているんじゃないかと……

追記3 (23/2/21)

『バキ道』の代原はこんなもんじゃない
『バキ道』の代原はこんなもんじゃない

 『バキ道』は休載だ!
 そのかわり代打で『ゆうえんち』が掲載だぞ!
 月に2回『ゆうえんち』が読めるという幸せよ。

 そして、月に1回しか『バキ道』が読めないという……
 回数で『ゆうえんち』に負けてますよ。
 2023年の『バキ道』は、月2回以上すなわち24話以上掲載されるかどうかが焦点となりそうだ。
 今のところ、ダメかもしれない。

 『ゆうえんち』では、中盤の探索編というべき展開ですね。
 しばらく梢江ちゃんの出番は無しだ。
 『ゆうえんち』での梢江ちゃんを見ると本編での言動もかなり印象が変わってくる。
 コメント欄でも好意的に見ている人が多かった。
 最近は本編に出てくることも少ない梢江ですが、たまには出てきても良いんじゃないかと思ったり。
 でも、出てきたら、それはそれでウザイのかもしれないけど。

 話は変わりますが、電子版チャンピオンでは『グラップラー刃牙』の再掲載をやっている。
 次回は私の好きな「そそられたぞストライダム――――――!!!」「その男 見てみたいッッッ!!!」のシーンがあるはずだ。
 次の休載あたりで画像ネタをやろうかと思っています。
 「休載だぞストライダム――――――!!!」「その代原 見てみたいッッッ!!!」

追記4 (23/3/1)

バキの再開を今や遅しと待っているッッ
花山がバキの再開を今や遅しと待っているッッ

 『バキ道』が連載再開だ!
 今年の3月は木曜日が5回ある。
 できれば3回以上掲載で勝ち越して欲しい!

 本編はオリバvs宿禰の太マッチョ対決だ。
 オリバが球体の構えで大防御している。
 宿禰はこれをどう攻略するのか?

 球体だから芯を打ち抜かないと威力が落ちてしまうんですかね?
 さらにオリバの超筋肉でバネ化しているらしい。
 この球体を打撃で倒すのは難しいか。
 物理がダメなら、化学だッ!
 って事で、アンモニア攻撃が有効かもしれない。

 球体では戦いの聖水をよける事ができないのだ!
 目を狙え!
 まあ、宿禰は力士でお上品だから、下品な攻撃をしないと思いますが。

 オリバは刃牙に浴びせ出ししたのに、まったく効かなかった経験がある。
 刃牙は変態だから仕方が無い。
 でも、この失敗を糧にして、オリバも聖水耐性を身に着けているかも。

 とにかく、下品と言う魔道に落ちるので宿禰は放尿しない方が無難だろう。
 正攻法としては、打撃以外の攻撃だ。
 宿禰だって超握力の持ち主である。
 球体となった肉を掴んで千切れば良い。

 シコルスキーの斬撃に耐えた粗塩育ちの皮膚だけど、宿禰に千切られちゃうだろうな。
 でも、オリバは今の宿禰ではダイヤモンドを作れないと煽っている。
 これが宿禰の自信を揺らして握力低下になっているかもしれない。
 そうだとしたら、やっぱりオリバは知性派マッチョですね。
 尿的に下品だけど。


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2023年3月2日(14号)
第5部 第142話「巨人と球」 (1319回)

 これがッ! ビスケット・オリバ球体形態だッ!
 ゾウが踏んでも壊れない。
 第二代・野見宿禰が250kg強の体重を落としても跳ね返すッ!
 すさまじいバネ力だッ!
 って、バネなの?

 宿禰はバネを踏んだような感触ではじき返され、元の位置に着地する。
 物凄い反発力だ。
 まるでゴム人間だな。

 オリバは『ゆうえんち』の葛城無門がやったように攻撃を関節で吸収したのか?(漫画 ゆうえんち1巻 8話
 で、直後に関節を逆に動かしてはね返したのかも。
 いや、関節というより筋肉かな。
 どちらにしても普通の人間にはできない凄技だ。

 今回は上に弾き飛ばしたけど、横に飛ばしたら壁に激突して大ダメージになるだろう。
 でも、球体化にエネルギーを使いすぎているから、精密動作が苦手かも。
 とにかく防御重視の体勢だろう。

 以前、オリバはゲバルの地球拳を喰らう状態から逆転して勝利した。(範馬刃牙8巻 53話
 どう逆転したのかは、ゲバルが都合のいい妄想を見ていたので色々と不明だ。
 オリバは空中で一瞬だけ球体化したのかもしれない。
 そして打撃力をバネで防いで飛び上がり、通常の2倍の高さから攻撃をする。
 ウォーズマン理論の一部利用で逆転した!
 ……のかもしれない。

 さて、今回の球体化ですが、この後が問題だ。
 絶対防御だけど、反撃方法が無い。
 防御だけしていても勝てないぞ。

 丸まっていたら手も足も出ない。
 だから俺の勝ちと宣言されても困る。
 なので、オリバは先手を打って攻撃する。
 この状態では手足で攻撃できないから、口で攻撃だ。

「歯ガ立タヌナラ―――」
「立チ去ルガイイ」
「タダシ――――」
「敗北ヲ受ケ入レタ コトニ ナルガナ」

 究極の護身勝ちだッ!

 頭が高い位置にあるほうが勝ち、という法則からしたら球体化は敗北している。
 少なくとも「負けないけど、勝てない」状態だよね。
 だがオリバは「負けてないから勝った」と条件を変えた。
 スキージャンプで勝てなくなると自分たちに有利になるようにルールを変えちゃう欧米のような行為だな。
 まあ、オリバは実際に米国人ですが。

 宿禰はこの言葉に反応してしまう。
 倒せないという自覚があるから過剰反応しちゃったのか?
 穏やかなときの渋川剛気みたいに、互いに攻撃しないのは理想の世界だとか言えば良いのに。

 怒りの宿禰は球体に蹴りを放つ。
 必殺技である四股からの横蹴りでは無い。
 足の甲でローキック気味に蹴った!
 探りの蹴りなのか?
 それとも必殺技が効かなかったら困るという心理が働いて逃げの行動になったのかも。

 足の甲で蹴るこの攻撃はあまり威力が無い。
 スネや踵で蹴ったほうが良いだろう。
 宿禰は手抜きの攻撃をしているのだろうか?
 なにか狙っているようには見えない。
 本気を出していないから勝てなかったと、言い訳にする気だったりして。

 そんな怪獣二匹が戦っている所に、一人の一般人が通りかかる。
 飲食店経営者 松永智史だ。
 大丈夫?
 巻き込まれて、間に挟まってぺちゃんこになったりしないよね?
 生きてインタビュー受けているからといって安心してはいけない。

 彼は3mの巨人と2mの球体が闘っている所を目撃した。
 やっぱり強いからデカく見える!
 210cm強の宿禰が3mに見えるのは1.5倍の脅威判定ってことだ。
 丸まっているオリバは座高よりも低くなっているから、直径1m以下だろう。
 それが2mに見えるって事は、2倍の脅威判定だな。
 この迫力勝負は、オリバが1.3倍優勢だ。

 さらに言えば、破壊された車は彼の車だった。
 お、おう……
 …………ご愁傷様です。
 朝まで良い夢見ていると思っていたけど、今夜見る夢が悪夢だ。

 いくらの車か知らないけど、廃車です。
 オリバが弁償してくれるかもしれないけど、お金で買えない価値もある。
 車が大破したのはともかく、二大怪獣大激突の目撃者となった。
 これはこれで貴重な体験だッ!
 新車の値段ほどの価値があるぞッッ!
 いや、さすがにそこまでは無いか。

 松永氏が見守る中、宿禰が球体オリバに連打をあびせる。
 掌底ではなく拳だ!
 相撲じゃない!
 宿禰は、かなり焦って自分のスタイルを見失っているのか?

 ここでオリバが動く!
 球体がガバッと開いて宿禰を引っ張りこんだ。
 必殺パックマン攻撃だ!

画像
「一飲みですから」

 オリバと宿禰では、宿禰のほうがデカい。
 だからオリバは宿禰を包み込む事ができないと考えていた。
 しかし、見事にパックンチョしている。

 バネのように筋肉を伸ばして包みこんだのだろうか?
 恐るべき伸縮性だ。
 やっぱゴムじゃねェか!?
 オリバは、こっそりゴムゴムの実を食べたのかもしれない。

 だが、オリバのパックマン攻撃は内部からの攻撃に弱い。
 刃牙に鼻の穴を攻められて破られている。
 新たな対策をたてているのか?
 握力の落ちた宿禰なら勝てるという計算があるのかも。

 オリバはパックマンの攻撃力を高めるために、改良しているかもしれない。
 皮膚にすりこむ粗塩を増やして、超塩もみ攻撃とか!
 塩ではなく唐辛子にして、ファイヤーパックマンなんてどうだ。
 あとは、中で相手の顔に液体を浴びせることで、溺れさせる……
 まあ、その、ワンパターンだけど、尿……

追記 (23/3/8)

 オリバのパックマン攻撃が炸裂だ!
 宿禰よりオリバのほうが身長も体重も小さいのに、宿禰の身体を包み込む。
 これがオリバマジックか!?
 でも、宿禰が気合を入れて筋肉を隆起させたら中からはじけそうな心配がある。
 オリバさん、大丈夫なんですか?

 もしくは宿禰が中からじんわりと逆襲して、気がついたら内と外が入れ替わっている展開になるかもしれない。
 包みこんだつもりでいたら、逆に包まれていた!
 いや、それだと相撲じゃないから宿禰のスタイルじゃ無いな。

 とりあえず、オリバは非相撲の戦いに宿禰を引きずり込んでいる感じか。
 自分の土俵で戦う。
 まさに「競うな」「持ち味をイカせッッ」だ。(バキ24巻 208話
 自分より優れた相手に勝つ。見事な戦術です。

 ただ、パックマンで食った後のプランはあるのだろうか?
 パックマンは相手を破壊する技じゃあない。自由を奪って、ぐったりさせる技だ。
 それで衰弱するかもしれないが、強力なダメージは無い。
 勇次郎の攻撃を一度は耐えたタフな宿禰である。
 これだけで倒せるとは思えない。
 オリバは、なにか凄いフィニッシュを隠し持っているのか?

 ゲバルの技を借りるのはどうだろう。
 宿禰を上空に吐き出し、地上から迎え撃つ。
 地球の核の硬さを知れ!
 って、具体的にどんな技なのか不明なんだよね。
 どういう技になるのか知りたいから、出して欲しいぞ。

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2023年3月9日(15号)
第5部 第143話「嚥下」 (1320回)

 球体オリバが野見宿禰を喰った!
 150kgのオリバが、250kgの宿禰を喰うッ!
 まさに大物食いだッッ!

 喰うと言っても実際は抱え込んで抱きしめる行為である。
 オリバの筋肉をムチムチに感じることのできる絶品必殺技だ。
 これは人力サウナって感じの熱さを感じる。
 気持ち的には喰われています。

 これを見ていた飲食店経営者 松永智史も飲み込んだと表現する。
 なお、球体のサイズが直径1メートルと言われても否定した。
 やはり迫力があると、サイズも大きく見える。
 イメージ的に2倍となったオリバが、イメージ的に1.5倍となった宿禰を飲み込んでいく!

 宿禰はオリバの中で意識を取り戻す。
 反応が遅い!
 呑み込まれたッ! 呼吸ができないッッ! 消化されるッッッ!?
 消化はされねェよッ!

 スライムじゃぁ ねェんだ。
 消化の仕組みを知ってんのかァ!?
 まあ、異常事態で気が動転していたのでしょう。

 オリバのパックマン攻撃は常識外の技だ。
 予想外すぎて反応が遅れたのだろう。
 知っていれば内部から反撃できたかもしれないし。
 やっぱり情報は重要なのだ。

 オリバの中の宿禰は圧迫されて呼吸ができない。
 このままでは緩やかに敗北してしまう。
 宿禰は慌てて内部から金剛力を発揮し、脱出する!
 オリバはパックマンで仕留めきれなかった。
 やっぱりパワーでは宿禰が上なのだろうか?

 これを目撃していた松永は謎の肉球が人間だったと初めて認識した。
 大破した自分の車が目に入ってこないぐらいの珍事ですね。
 やっぱ、車1台分ぐらいの価値あるパフォーマンスだったのかも。

 宿禰を仕留めきれなかったオリバは汗ダラダラで呼吸も荒い。
 ここまで優勢に闘ってきたオリバである。
 だが、勝ちきれなかったのは痛かったようだ。
 精神的ダメージと疲労が出ているようだ。

 宿禰は、もっと汗ダラです。
 こちらは今までのダメージと呼吸困難の追加ダメージだ。
 さらに、あやうく消化されそうだったと言う精神的ダメージもある。
 大丈夫、溶けないから!
 溶けるとしても、こういう時は服だけ溶けるもんですよ。

 オリバは自分の身サイズちょっと足りなかったので、つつみ切れなかったという。
 つまり負けたのは身長であって、パワーじゃない、と。
 パワーに関しては負けず嫌いなオリバさんだ。
 実際のところパワーでも負けていたから脱出されたんだろうけど。

 宿禰のパワーを読み誤ったか?
 組技系の力士は引く力は強いが、押す力が弱いと考えていたのかも。
 ワニは噛む力が強いけど、口を開く力が弱いので、口をヒモでしばると外せない。
 力士も包みこんでしまえば脱出不能だと考えていたのかも。

(馬力の残りもあと僅か)

「次の立ち合いを決着とする」

 脱出できたことで宿禰は少し自信を取り戻したようだ。
 次の立ち合いは全身全霊で当たる!
 今までも全身全霊だったけど!
 言っている事は矛盾しているようだけど、宿禰に気合が入っている!

 オリバも両手を構えて、受けて立つ姿勢だ。
 いままで有利に闘ってきたのはオリバである。
 先手を打って、宿禰の攻撃をつぶしてきた。
 だが、ここで真っ向勝負になる。

 馬力の残りは少ない。
 宿禰はそう考える。
 力士だから長期戦は苦手なのだ。
 そうなると、次の立ち合いが最後の攻防になるのか?
 オリバは、ここをしのげば勝ちになりそうだ。

 しかし、オリバもあえて真っ向勝負の構えをとる。
 オリバもスタミナが残っていないのかも。
 球体までは良かったけど、パックマンが失敗だったか?

 オリバは右拳を打ちこむ!
 宿禰は立ち合いぶちかましだッ!
 これは二人が最初に闘った時の構図そのままだぞ。
 その時は宿禰の額を殴ったオリバの拳が砕け、敗北につながった。 (バキ道2巻 15話)

 今回も同じ展開になるのか!?
 いや、復活のオリバには秘策があるはずだ!
 あってくれ。

 そして、そのまま両者激突だ!
 上方からオリバが殴り、下方から宿禰が頭突きをする。
 逆三角形▼と三角形▲の勝負に戻ったようだ。
 衝撃!
 オリバが吹っ飛ばされたッ!?

激突ッ!

 オリバの右肩が少し不自然だが、脱臼しているのか?
 単に筋肉がありすぎているだけかもしれかいけど。
 そして、オリバが飛ばされた。
 オリバのほうが体重軽い。
 さらに上から下に攻撃をしているから、反動で空中に飛ばされる。
 逆に宿禰は下から上に攻撃しているので、大地に支えられて揺るがない。

 一見、宿禰が勝ってオリバが負けたように見える構図だ。
 だが今回のオリバは宿禰の鼻のあたりを殴っている。
 これなら拳へのダメージも少ないだろう。
 殴る場所を変えたのが、オリバの作戦か?

 地面に落下したオリバは起き上がって宿禰を見る。
 すると宿禰が倒れている。
 打撃を頭部で受けたせいで脳震盪を起こしたのか?
 オリバは飛ばされることで肉体へのダメージを受け流した。
 逆に宿禰は地面とオリバに挟まれて衝撃の逃げ場が無かった、のか?

 宿禰のダメージは大きいようだ。
 だが、腐っても第二代・野見宿禰である。
 まだ終わっていないだろう。
 ここから、さらに本当の最後の立ち合いで劇的な決着が待っているのか!?

 一方、飛んだオリバさんですが、やっぱり肩が気になる。
 脱臼していたら片手で闘わなくちゃいけない。
 宿禰相手に片手で勝てるのか?

 倒れた宿禰のほうも、ダメージが大きそうだ。
 やっと自分の土俵である、真っ向からのぶつかり合いができたのに勝ちきれなかった。
 二人とも勝ちきれていない。
 この先はプランBを持っているほうの勝ちだろうか?
 そうなると、仕掛けてきたオリバが有利だろうな。

 パックマンで仕留めきれなかった時のプランBはあるのか?。
 というか、パックマンはサイズ的に無理と思わなかったんですかね。
 マリアで試したら上手く行ったんで、大丈夫だと思ったんだろうか?
 パックマン内で低酸素の毒を喰らわせることができれば完勝だったんですけどね。

追記 (23/3/15)

「そそられたぞストライダム―――――!!!」「3週連続 見てみたいッッッ!!!」
「そそられたぞストライダム――――!!!」「3週連続 見てみたいッッッ!!!」

 最近は休載が多かったんですが、3月になって3週連続掲載だ!
 えっ、ちょっと頑張りすぎてないか?
 まさか死亡フラグ!?
 もしかして、体調が悪いんじゃ……
 などと逆に不安になったりしています。

 オリバvs宿禰も、そろそろ決着がつきそうだ。
 このままオリバが優勢を保って押し切るのか!?
 逆に宿禰が土俵際で粘って、うっちゃり逆転をするのか!?

 今のところ、オリバが勝ちそうな雰囲気ですね。
 オリバと宿禰の違いを考えると、敗北から何を学んだのかと言う点だろうか。
 宿禰に負けたオリバは きっちりと古代相撲対策をしてきた。

 宿禰は範馬勇次郎に敗北して、ジャックにも敗北している。
 だが、特に変わっていないようだ。
 むしろダメージの分だけ弱体化している。

 敗北を糧に弱点を克服し、長所を伸ばせていれば、また違った結果があったかもしれない。
 でもまあ、範馬勇次郎に負けたのは種としての格の差みたいな感じだし、普通のホモサピエンスじゃあ勝てんよね。
 ジャックに負けたのも、重要な所を噛まれすぎたという点が大きい。
 あまり応用の効かない弱点だ。

 あとは、宿禰は範馬刃牙にも負けている。
 近代格闘技をなめすぎたとか、範馬一族をなめすぎたという敗因だろう。
 そういう意味では、宿禰は常に相手をなめていた。
 相手に対するリスペクトが足りない感じだろうか。
 まあ、最近の刃牙も相手に対するリスペクトをどこかで無くしちゃっているからな。

 結局、教訓として範馬一族には関わらないほうが良いって事だろうか。

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週刊少年チャンピオン2023年15号
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2023年3月16日(16号)
第5部 第144話「全力の限界」 (1321回)

 ビスケット・オリバと第二代・野見宿禰(のみのすくね)が全力でぶつかる!
 バキ世界でも屈指の超重量級ファイター同士が激突だ。
 震源地が地表の地震が観測されるような衝撃があっただろう。

 飲食店経営者 松永智史は目撃した!
 3メートルの巨人・宿禰が倒れて動かなくなったのだ。
 身長が縮んでいない!
 敗北して220cmぐらいに縮むかと思っていたよ。
 むしろ、もっと凹んで2m以下に見えるとか。

 という事は、宿禰は負けても迫力を保っていたと。
 死んだふりならぬ、生きているふりか?
 まだ宿禰はなにか隠し持っている!?

 宿禰は地面とオリバにサンドイッチされたので、衝撃が逃げなかったのかもしれない。
 その姿は紅白歌合戦に視聴率で勝利した時の元横綱・のようだ。
 ちょっと神々しい感じがある、かもしれない。

 殴ったオリバがちょっと汗を流していいるぞ。
 調子にのってやりすぎちゃったかな、と心配しているのだろうか?
 闘士同士の闘争は死んでも文句なしと言えるほど激しい。
 この程度のダメージで心配するのは、やや過保護だ。

 オリバが犯罪者をゲットする時は、かなり無茶なダメージを与えて捕まえている。
 シコルスキーなどは大ダメージの上に、全裸だったし。
 宿禰は犯罪者じゃあなく素人(よかた)だから、やりすぎを気にしているのかも。
 いや、死刑囚にだってパンツをはく権利ぐらいはあると思いますけど。

「あなたの勝ちだ」

「俺カラ売ッタ ケンカダ」
「君ニハ備エガ ナカッタ」

 そして、今頃ですがオリバが謝罪する。
 でもまあ、喧嘩ってのはそういうもんだよね。
 公平な条件で闘ったら、それって試合だよ。

 相撲も、試合に近い。
 オリバは相撲で負けたから、喧嘩でリベンジした訳だ。
 だが、どんな状態でも闘えるのが力士なのだと宿禰は考えている。
 土俵の外でも品格を求めるあたりが、そうなのか?

 相手を心配するのは勝者の余裕だろうか。
 オリバはクールに去るのだった。
 上半身、裸で!
 めっちゃヤバい人だよ!

オリバは裸でクールに去る

 超マッチョが裸で歩くッッ!
 都市伝説が生まれるような珍事だ。
 宿禰に勝つ策は用意していたけど、替えの服を用意していなかったんだね。
 まさに退路を断っての勝負だった訳だ。

 帰りの花道が、いばら道ですな。
 警察官の職務質問には気をつけろ!
 園田警視正に迷惑かけんなよ!

 オリバは去りぎわに、この勝負を目撃した松永と目を合わせる。
 だが、松永は笑ってごまかし、オリバが去っていく。
 自分の自動車を破壊されて、完璧な被害者なんだけど文句言いにくいね。
 そりゃあ、暴れる象に説教する人はおるまい。

 自動車保証無しッ!
 不運の仕打ちが容赦ねェな。
 宿禰からわずかでもお金を払ってもらいたいところだ。
 徳川さんからのポケットマネーで補填できませんかね。


 という事で敗者たちによる慰労会というか残念会の開催だ。
 会場は当然ちゃんこ鍋屋である!
 店名は『霞ヶ浦』だが、金竜山の経営している店では無さそうですね。
 参加者は宿禰と当麻蹴速(たいまのけはや)の二人だった。

 お前ら知り合いかよ!?
 2000年前からの親友(ライバル)だな!
 初代宿禰は蹴速を殺しているんですけど、確執が無いんだろうか?
 あ、蹴速は仕切り直しているから、そもそも死んでいないし、負けていないと主張しているのかも。
 次代に仕切り直しているから、蹴速はまだ2000年間生きています。

「格闘家(かれら)全員が一流の力士だ」

 格闘家ってけっこう強いねと話していた。
 でも誉めるときも、相撲だな。
 やっぱり相撲が一番強いという視点で語っている。
 料理をほめるときは「一流のちゃんこですね」と言いそう。

 宿禰は格闘家の強みも弱みも知ったという。
 さらに、試していないことがある、と。
 最終的に勝つために、あえて今日の負けを受け入れた。

 一応、戦略的な事を考えている。
 古代、ローマ人は海戦が苦手だった。
 しかし、格闘戦には自信があったので、敵戦に乗りこんで攻撃する船橋を取りつけた船を開発し訓練を重ねる。
 BC260年のリバリ諸島沖の海戦では、新型船の数が少なかったため、あえて投入せずに敗北を受けいれた。
 次のミュラエの海戦で戦力を整えたローマ艦隊は新戦闘教義によって完勝する。
 「新戦闘教義と、新兵器は小出しにするな!」である。(戦争学

 という訳で宿禰は秘密兵器を使う決意をしたらしい。
 陸上競技でもわかるように、人間が全力を出せるのは20秒が限界だ。
 2m超 200kg超が全力で闘う10秒の凄みを見せつけろ!

 なんか相撲編のスタートに戻って来た感じだ。(刃牙道22巻 最終回
 全力の10秒はどこまで強いのか!
 「10秒」の密度に切り込みたい!

 などと、本気出せばオリバにも勝てたと言いたいみたいだ。
 言い訳としては苦しい。
 勝負が始まって、20秒すぎた時点で もう出せなくなっていそうだし。
 どうしてもアライJrっぽい雰囲気があるんだよな。

 でもまあ、宿禰は今度こそ本気で闘うと徳川さんに直談判だ。
 相手が誰でも、10秒で終わらせる!
 こうなると、徳川さんの残虐なものを見たい欲が高まるのだ。
 王者・範馬刃牙が余裕で試合を受ける!

 刃牙vs宿禰の再戦が決定だ!
 ついに相撲編のクライマックスとなるラストバトルが始めるのか!
 って、あれ?
 刃牙とジャックの試合はどうなったんだ?

 そういった諸問題も含めて、相撲編の決着の時が近い!?
 濃密な10秒の戦いになるのか?
 どうせなら蹴速も刃牙の控室に乱入して10秒勝負を仕掛けて欲しいものだ。
 刃牙なら、連続で二人の相手をしても勝てる!

 10秒限定の攻撃だとしたら、克巳なら究極の護身で10秒走って逃げそう。
 20秒以内に倒せなかったら力士の負けだ。
 だが、王者たる刃牙は受けて立つだろう。
 どんな濃密な10秒になるのか!?
 逆にその間2秒で宿禰を倒しちゃったりして。

追記1 (23/3/22)

「休載だぞストライダム―――――!!!」「その代打を見てみたいッッッ!!!」
「休載だぞストライダム―――――!!!」「その代打を見てみたいッッッ!!!」

 3月の『バキ道』は3連続掲載で頑張りすぎちゃった感があります。
 急に張り切ってしまったのか。
 それとも、なにか体調に異変が生じたのか?
 最近の休載率を考えると、頑張りすぎで ちょっと心配だったりして。

 そして、相撲編もクライマックスに近づいているようだ。
 ついに範馬刃牙vs野見宿禰が決定したッ!
 ピクル、宮本武蔵、野見宿禰と章を代表する闘士は主人公と闘って決着をつけるものだ。
 宮本武蔵のアレは決着だったのかと問われると、少し考えちゃいますが。

 今回は今までの勝負とは違って、10秒以内の決着を目指している。
 10秒と言う時間をどこまで濃密に描くのか?
 1秒に1話使って10話ぐらい使うかもしれない。
 いや、途中に回想とインタビューが入って14話ぐらい行くかも。
 史上最も長い10秒間になるかもしれないぞ。

 前回コメントで蹴速が普通に尻をつけて座っているとツッコミを受けていました。
 まあ、踵を怪我しているので大目に見てあげてください。
 それに、これも仕切り直し案件なのだろう。
 仕切り直したので、実質的に尻はつけていません!
 という感じで切り抜けるはずだ。

 仕切り直しは、まさに不敗伝説ですね。
 蹴速一族の中では、という注意書きがつきますが。
 と言う訳で、『バキ道』は仕切り直しの休載で代打の『ゆうえんち』が掲載されるぞ!

追記2 (23/3/29)

0休載ッ
 休載ッ

 範馬刃牙vs野見宿禰の最終戦が決定したッ!
 そして、基本と言うか最初に言い出したことに帰っていく。
 ずいぶん回り道をしたもんだ。

 前章である『刃牙道』のラストで相撲の強さを力説していた。

『陸上競技 短距離走が示す』
『人間の「全力」は』
『10秒〜20秒が限界という現実』

『謎多き「丸いジャングル」』 『力士の肌を探り……』
『体脂肪の謎に迫り……』
『謎多き「強者(つわもの)」力士を丸裸にする』
『「10秒」の密度に切り込みたい』

 力士は、その10秒で全力を出し切るように作られた生物兵器である。
 全力の10秒に切り込みたい!
 で、144話でも同じことを言う。
 板垣先生が、昔描いた内容をすっかり忘れた訳でなければ、テーマの再確認ですね。
 忘れた可能性も高いけど。

 で、やっと本来描くべきだった相撲の強さに戻って来た訳ですよ。
 しかし、ちょっと遅くないか?
 普通は序盤で相撲の強さを見せるべきだろう。
 で、ありうるべき反論を出す。

 20秒、いや30秒耐えられたら負けなんじゃないの?。
 実際に相撲出身の格闘家は1ラウンド目の最初は凄い勢いで強いけど、すぐにスタミナが切れて失速する傾向がある。
 力士が全力で10秒を闘うのなら、受ける側は全力で30秒を守り切れば良いんじゃないか?
 それが戦術という物だ。

 そうなると、新しい展開が出てくる。
 力士は全力の守りをぶち破る事ができるのか?
 スタミナの切れた力士にできる事はあるのか?
 その上で、改めて10秒の攻防を見るのが本筋だろう。

 相撲編は、10秒問題をいきなり決着なんですかね。
 むしろ、10秒の勝負をどれだけ引っ張れるのか闘争なのかもしれない。
 1話前の話を繰り返すどころか、巻き戻すという悪夢が再びか!?(刃牙道18巻 160話
 それなら、まあ、永遠の10秒は一回こっきりにして欲しいな。

追記3 (23/3/30)

「休載だぞストライダム―――――!!!」「その代打を見てみたいッッッ!!!」
「休載だぞストライダム―――――!!!」
「作者の様子見てみたいッッッ!!!」


 よく休載している作家さんは、休載時になにをしているんでしょうね。
 体調不良の作家は寝込んでいそうだ。
 ネタが出ない作家さんは、机に向かってうなっているんだろうか?
「良いアイデアが浮かぶまでファミレスをはしごして、家には帰らん!」と出て行ったきり帰ってこない作家さんもいそうだ。

 今週も『バキ道』は休載だ!
 最近の私は、結婚して子供もできて、チャンピオン作品が次々とアニメ化して……
 なんか都合の良い妄想を死ぬ寸前になって見ているんじゃないかと心配になる。
 でも『バキ道』は休載だから、良い事ばかりじゃ無い。
 これは現実だ。
 休載、ありがとう!

「そそられたぞストライダム――――!!!」「その男を見てみたいッッッ!!!」
「そそられたぞストライダム――――!!!」
「その男を見てみたいッッッ!!!」


 画像の元ネタは、こちら。
 愛息の範馬刃牙と闘っている鎬紅葉に興味を持った勇次郎が勢いよく控室から飛び出すシーンです。
 「そそられた」という言いかたが性的で、両刀疑惑も出てくる勇次郎であった。(※ のちに疑惑は確定となる。バキ道11巻 100話
 ダァンと勢い良すぎるドアの開けかたが良い。
 ストライダムの迷惑そうな表情も情緒がある。
 個人的にとても好きなシーンです。

 と言う訳(?)で、今週は「そそられたぞストライダム――――!!!」ネタ特集です。


「そそられたぞストライダム――――!!!」「僕ヤバ 見てみたいッッッ!!!」
「そそられたぞストライダム――――!!!」
「僕ヤバ 見てみたいッッッ!!!」


 4月から『僕の心のヤバイやつ』がアニメ放送開始だ!
 範馬勇次郎と言えどもチェックせずにはいられまい。
 たぶん勇次郎は電化製品に弱いので、録画はストライダムまかせです。


「操作がワカらんぞストライダム――――!!!」「早く録画 見てみたいッッッ!!!」
「操作がワカらんぞストライダム――――!!!」
「早く録画 見てみたいッッッ!!!」


 なお、4月からはチャンピオン作品の『六道の悪女たち』も放送される!
 ……なんで、いまごろ!?
 やっぱ、都合の良い妄想(ゆめ)を見ているんじゃないのか??
 『六道の悪女たち』と言えば、新型コロナでチャンピオンが無料公開されていた時に『説明のしやすい設定が秀逸な作品』と書いた通り、フックがしっかりしている作品だ。(無料公開チャンピオン 読むならこの漫画だ!(中級編)
 アニメが、凄い楽しみだぞ!

 でも、一番見ているアニメは『アンパンマン』です。
 育児の関係で……。
 ほぼ、毎日エンドレスだ。


「そそがれたぞストライダム――――!!!」「ちょっといいとこ見てみたいッッッ!!!」
「そそがれたぞストライダム――――!!!」
「ちょっといいとこ見てみたいッッッ!!!」


 アルコールハラスメンター勇次郎だ!
 常人なら致死量のアルコールを一気飲みしちゃう勇次郎だけに、他人にも一気を強要しちゃいそう。(範馬刃牙17巻 138話
 まあ、ストライダムなら期待に応えてくれるだろうけど。


「そそがれたぞストライダム――――!!!」「三分待って食べてみたいッッッ!!!」
「そそがれたぞストライダム――――!!!」
「三分待って食べてみたいッッッ!!!」


 範馬勇次郎がカップラーメンを喰らうッ!
 日清のCMにも出ていたし、喰う事もあるだろう。

 しかし、本当に範馬勇次郎はカップラーメンを食うのだろうか?
 それも、ちゃんと時間を計って。
 液体スープは蓋の上に置いて温めて、食べる直前に入れたりするのか!?
 日常的な行動は、範馬勇次郎がやるとギャグだ。


「そそがれたぞストライダム――――!!!」「三分待って食べてみたいッッッ!!!」
「卒業式だぞストライダム――――!!!」
「刃牙の姿 見てみたいッッッ!!!」


 3月は卒業式シーズンでした。
 最近の刃牙は高校に行っている様子が無いんですが、卒業したんでしょうか?
 卒業したのなら、見に行きたかったのが範馬勇次郎の偽らざる本心だろう。
 ビデオカメラで撮影ッ!
 ――――ってのはストライダムにやらせるのだろうけど。


「撮影だぞストライダム――――!!!」「後で録画 見てみたいッッッ!!!」
「撮影だぞストライダム――――!!!」
「後で録画 見てみたいッッッ!!!」


 本当に勇次郎が卒業式に来たら、発する圧でみんながパニックになりそう。
 強すぎるがゆえに達成感も無く、破壊と混乱を呼んでしまう範馬勇次郎であった。
 だからこそ、ストライダムがいるんだろうけど。
 便利だから手放せないストライダムなのだ。

 さて、親バカの勇次郎は刃牙vs宿禰を見にくるのだろうか?
 宮本武蔵の時は、来なかったから、今回も来ない気がする。
 本当は行きたいくせに。
 かわりにストライダムに録画させているのかもしれない。

「撮影だぞストライダム――――!!!」
「後で録画 見てみたいッッッ!!!」



追記4 (23/4/5)

サスガニ連載再開デショ……!!!
 サスガニ連載再開デショ……!!!

 2週休んでからの連載再開だッッ!!!
 3週休まれていたら、いくら温厚な俺でもブチきれてコーラというコーラの炭酸を抜いて回るぞ。

 さて、本編では刃牙vs宿禰の相撲編ファイナルマッチが決定した!
 じゃあ刃牙vsジャックの兄弟喧嘩リベンジマッチはどうなる?
 地下闘技場の開催システムが謎だから、よくわからんな……
 姿を見せたジャック母のジェーンといい、ジャック関係の事象はスルーされがちだ。

 で、刃牙と宿禰が闘う。
 宿禰には相手を殺しちゃうかもしれないから出していない必殺技があるらしい。
 そういう意味では相手が刃牙なのが良いな。
 刃牙は頑丈なので不意打ちでない限り一発じゃあ倒れない。
 逆に不意打ちや油断している時なら一撃KOもあるけれど。
 とにかく宿禰が全力をぶつける相手として最適だ。

 開始から9秒目ぐらいに必殺技を出して、刃牙を一度ダウンさせる。
 で、刃牙が起き上がった時点で20秒が経過しているから宿禰はスタミナが切れてしまう。
 刃牙の反撃になすすべもなく崩れ去る宿禰であった。
 という展開になりそうだ。
 と言うのは当たり前すぎるから、なにかショックな展開になるかも。

 勝つだけなら20秒間相手の攻撃に耐えれば良い。
 だが、誰もが最初に考え付くような方法で勝ってもダメだ。
 開始9.9秒の時点から別角度でのリプレイを連発して、どんどん時間をさかのぼり、永遠に10秒にたどりつけないとかどうだろう。
 いや、これは読者が苦しいだけだな。

 そもそも、宿禰の必殺技ってなんなんだろう。
 今までに見せたのは「アバラ投げ」「四股からの横蹴り」「ジャンプしてからの投げ」だ。
 相撲的に残るのは張り手とサバ折りか?

 それとダイアモンドを生み出す超握力を活かしていない。
 試合中に闘技場の砂を握ってダイアモンドに変えて、ダイアモンドの塊で殴打する!
 ……とか?
 いや、武器の使用に反しているな。

 ならば刃牙の股間を力人パワーで握って、金玉を金剛玉に変えてしまう!
 でも、これだと逆にパワーアップしちゃいそうだ。
 陰嚢からダイヤモンドパワーがあふれてくる!
 ダイヤモンド刃牙になって、今度こそ範馬勇次郎に勝つ!
 って、親子喧嘩はもう終わったんだよな。

 土俵と言う『円環の理』の中で、超パワーがぶつかると時空にひずみを生んで、永遠の10秒が 展開されるのが宿禰の超必殺技だったりして。
 正直な所、不安だらけな相撲編の最終決戦だ。

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2023年4月6日(19号)
第5部 第145話「ウォーム・アップ」 (1322回)

 まだ本気を出していない第二代・野見宿禰(のみのすくね)が、ついに本気を出すッ!
 相手は範馬刃牙だ。
 秘密の奥義――初見殺しの必殺技は、とうぜん最初が一番効果的だ!
 だからこそ、最強の相手に仕掛けたい。
 という事情で地下闘技場王者・範馬刃牙に勝負を挑んだのだろう。

 でも、宿禰は範馬勇次郎に挑まなかった。
 たぶん無理と言う冷静な計算が働いたのか?
 勇次郎には「また遊んでやる」と言われているんだけど、ダメかね?(バキ道12巻 103話
 相手が勇次郎だと、ちょっと尻の心配をしちゃうのかな。

 刃牙は宿禰の申し出を快諾する。
 電話一本で簡単に決定だッ!
 退屈だったので ありがたい、らしい。
 刃牙くん、なめていますね。
 範馬勇次郎との親子喧嘩をして準・地上最強の生物になったから、人類をすべてなめきっているのか?

 ある意味、王者の貫禄だ。
 闘技場だろうが、路上だろうが、誰とやろうが、ぜんぶ楽勝のつもりなのだろう。
 地下闘技場の主催者である徳川光成も認める絶対王者だ。
 前回、宿禰と刃牙が勝負した時は本気じゃなかったと徳川さんが言う。(バキ道3巻 27話
 本当の範馬刃牙は、もっと凄い。

 だが、宿禰も今回は違う。
 ついに本気を出す。
 どんな相手でも10秒以内に倒すつもりだ。

「誰一人として―――」
「まだ わたしを知らない」

 宿禰の自信は揺るがない。
 誰も見たことの無い技を出すッ!
 古代相撲の切り札ですね。
 誰も知らないという事は、やっぱり秘密兵器だ。
 一度見られちゃうと、効果が激減しそう。

 誰も知らないとは大きく出たな。
 少なくとも現代相撲にも無い技なのだろう。
 宿禰と親しい小池才明も知らないのだろうか?(バキ道3巻 22話
 凄い技が待ち構えていそうだ。

 で、その技をオリバに使わなかったのが気になる。
 秘密漏洩を気にしていたのだろうか?
 でも、オリバをきっちり倒して意識不明の病院おくりにすれば、刃牙との試合でも使えたはずだ。
 花田を倒した斗羽スペシャルが刃牙に通用したように(G刃牙5巻 40話)。
 どうせ刃牙に使えば人に知られるんだし。

 オリバに使わなかったのは、殺す心配があったとも言っている。
 それほど威力が高く、手加減のできない技なのか。
 相手を殺しても構わない古代相撲らしい技だろうな。
 あとは、オリバとの勝負では20秒をすぎて体力が残っていなかったのかも。
 最初に出さないとスタミナが続かない技なのだろうか?

 そして、試合当日だ!
 宿禰は入念にウォーム・アップしているッ!
 冷や汗では無い。
 いい汗をかいているぞッッ!

 控室の宿禰をみた徳川さんは往年のマイク・タイソンを思いだす。
 入念なウォーム・アップで、第一ラウンドからラッシュをかけた。
 宿禰も、いきなり勝負をかける気だ!
 って、この世界はアイアン・マイケルとマイク・タイソンが共存している世界なんスね。

 宿禰はちょっと張り切りすぎていないか?
 まるで現代アスリートのようなウォーム・アップだ。
 これだけ汗をかけば力水が欲しい。
 蹴速あたりが用意しているんだろうか?

 開始10秒で決着をつけるッッッ!
 その意気込みで宿禰は闘技場へ向かった。
 宿禰は、ちょっと肉が減ったように見える。
 身体を絞ったのか?
 連戦と連敗で?せてしまった可能性もあるな。
 決着は、10秒後だッッ!

 一方の刃牙はウォーム・アップしないで、寝ていた。
 試合直前まで寝るッ!?
 本部に怒られるスタイルだぞ。

グータラー刃牙ッ!
 グータラー刃牙ッ!

 王者の余裕だッッッ!!!
 いや、油断しまくっているようにも見えるッ!
 これは白目むいて舌出して気絶するコースかな?

 だが、一度ダウンしてからが刃牙の本気であり本番である。
 睾丸が2個あるのはッ! 1回打たれても、もう1個のこるからだッ!
 この油断と ゆるんだ空気が刃牙の本気かもしれない。
 打たれる覚悟を決めた刃牙は、ここまでゆるむ!
 先手必勝 vs 起死回生だッ!
 相性的に刃牙が有利か?

 今の油断しきった刃牙から、どんな攻撃も受けきりダウンする覚悟を感じるぞ!
 運命の10秒まで、あと少し。
 長い10秒になりそうだ。
 そして、10秒にたどり着くまでも長くなりそう。
 次回につづく。


 宿禰の「誰もわたしを知らない」とは、どういう事なのだろう。
 カロリーを消費してスリムになるのか?
 体脂肪が5%を切ると、すぐにスタミナが切れるらしい。
 だが、10秒で決着をつけるのであれば、問題なしッ!
 でも、痩せるのはジャックがマックシングでやったしな。

 宿禰は全身で汗をかいているので、全身を使う技を出すのかも。
 手も足も、背筋も腹筋も、全身を使う!
 ジャンプして回転してぶつかりつつ、投げる、とか?
 う〜ん、予想がつかないな。

 それとも、別の意味で誰も見たことが無いのか?
 相撲の禁を犯す、禁断の技かも。
 そういう意味で、地面を転がったりする可能性はありそう。

 あとは相手の髷を掴んだりする反則行為の技だ。
 さらに、もっと禁忌の技かもしれない。
「まわしを脱いだ」
「この意味がワカるかね」
「グローブを外したのだよ」


 誰も見たことが無い……禁断のもろ出し!(※ 正確には「不浄負け」です)

追記 (23/4/12)

 範馬刃牙vs野見宿禰が開始(はじ)まるッッッ!!!
 本当に開始(はじ)まるんだろうか。
 刃牙が思いっきり寝起きなんですけど。
 今から顔洗って、梅干しを添えたおじやとバナナを食べて、コーラの炭酸ぬいてからコーラ飲んで、服を着替えて出場ですよ。
 宿禰が闘技場で長く待たされそうだ。

 そして、試合は超短期決戦である10秒勝負だ。
 10秒の攻防はどこまで濃密に描かれるのか?
 ジョジョ3部の最終決戦も時間を止められるのは体感で数秒と言いながら、ものすごく長く会話して闘っていた。
 時間など、あって無いようなものだ。
 10秒で何話ねばれるかの挑戦だな。

 宿禰には10秒で仕留める必殺技があるはずだ。
 技をかけるのに11秒かかったら話にならないので、10秒以内ですね。
 そう考えると、組技は無さそうだ。
 組んで固めるまでに10秒以上かかる。

 投げ技も難しい。
 組んで崩して投げるのを10秒以内にやるのは大変だ。

 そう考えると打撃の一択だろう。
 張り手か?
 蹴りか?
 頭突きか?
 体当たりか?

 どれも、わりと普通だな。
 なんか斬新で強力な打撃技が欲しい。
 残っている部位は尻ぐらいだ。

 未開拓な尻をあえて使うのか?
 まわしで固められた尻はクレーン車鉄球に匹敵する破壊力があるッ!
 刃牙は基本的にマゾだから、どんな攻撃も受けずにいられないッッ!
 一発目は綺麗にもらってくれるだろう。
 それでも刃牙は立ち上がっちゃうんだろうけど。

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2023年4月13日(20号)
第5部 第146話「丁度よい」 (1322回)

 相撲編の最終決戦だッ!
 範馬刃牙vs野見宿禰が開始(はじ)まろうとしている!
 だが、試合直前にもかかわらず、刃牙は寝ていたッ!
 これが『バキ道』主人公の雄姿だッッ!

 立会人に起こされて刃牙はあくびをする。
 3コマも使用(つか)った長いあくびだッ!
 余裕と言うか、なめきっているッッ!

 目覚めた刃牙は顔も洗わず、服も脱がないッ!
 普段着のままで試合に行くことに決める。
 ありのままの自分すぎるぞ!
 余裕すぎるッッ!

「こっちの方が 実戦かな…って」

「試合ではなく実戦――――」
「寝起きぐらいが丁度よい………と」

「そこまでは言ってませんヨ」

 この絶対強者な余裕はどこから来ているのだろう?
 宿禰とは一度闘って勝っているから、何度やっても勝てると思っているのか?
 成長しすぎて増長しまくる18歳であった。

 刃牙は普段着のまま闘技場へ向かう。
 行住坐臥戦場の武人的な考えだ。
 何処だろうと、何時だろうと、戦う!
 試合ではなく実戦だ!

 もしかしたら、着替えるのが面倒になっただけかもしれない。
 そして、いつものルーティンである、おじやと炭酸抜きコーラの補給も無いぞ。
 短期決戦だから栄養補給しなくても良いと思っているのか?

 それとも、単にサボったのかも。
 いや、寝ぼけて忘れているのかもしれない。
 もしかしたら試合のトランクスを持ってくるのも忘れていたりして。
 これは、着替えないのではない。
 着替えられないのだ!?
 さらに言えば、パンツすらはくのを忘れていたりして。

 とにかく普段着で登場と言う暴挙に観客もアナウンサーも動揺する。
「刃牙テンション低くね?」
「舐めてンなァ……」

 はい、舐めてます。
 なぜ、ここまで舐めるのか?
 刃牙はジャックに勝っている。
 そのジャックに宿禰は負けた。
 つまり、宿禰の格は刃牙より2つ下だッ!

 という理屈なんだろうか?
 でも、闘争には相性がある。
 パーに負けたグーに負けたチョキが、パーに負けるかと言うと、そうでも無い。
 つまり、刃牙はパーかもしれない。

 こんな刃牙の試合を見守るのが花山薫、愚地独歩、愚地克巳の3人だ。
 vs相撲チームだった皆さんだ。
 でも、渋川剛気がいないな。
 本当なら先に刃牙と闘うはずだったジャックも居ない。
 すねて、家で寝ているのだろうか?

 あと、相撲には因縁のある本部もいない。
 試合前にたっぷり汗をかく前例者である鎬紅葉もいないぞ。
 宿禰に見事リベンジしたオリバもいない。
 関係者が少ない、少し寂しい最終決戦だ。

花山薫、愚地独歩、愚地克巳
 私服のセンスに定評のある愚地克巳(左)

 あと、私服のセンスに定評のあるのが愚地克巳だ。
 今日も良くわからない服を着ている。
 ジャージか!?
 なんとなく中華風にも見える。
 これも烈海王の右腕を移植した影響だろうか?
 私服のセンスが、さらに謎な方向に磨かれたのかもしれない。

 両者中央に集まる段階で宿禰が飛びあがる。
 250kg強の巨体で、なんという跳躍力だッ!
 というか、奇襲かと思ったよ。
 跳びすぎだ。
 ちょっと入れ込みすぎか?

 宿禰は汗をかきまくって、超アップしている。
 サウナから出てきた人のような滝汗だ。
 10秒で全部出しきる覚悟らしい。
 11秒からのスタミナは残していない。
 いきなりラストスパートから始まるぞ。

 対する刃牙は汗ひとつかいていない。
 超余裕だ。
 まだ、どちらが優勢かわからない。
 立ち合いの小坊主がいつもの注意事項を話す。

「武器の使用」
「それ以外は全てが認められます」
「正々堂々戦闘(たたか)うこと」
「以上です」

 いつもより一言多いな。
 正々堂々と闘わないと駄目なの?
 武とは時に卑怯な物だ。
 勝つためなら手段を択ばない。

 スポーツだって、勝利のためにはルールのギリギリを突くプレイをする。
 これは、あえて逆をすすめているのか?
「押すなよ、絶対に押すなよ」みたいなもんで、むしろ押すのが礼儀かも。

 宿禰の技は卑怯なのか?
 それを刃牙は卑怯にも避けるのか?
 早くも試合前から駆け引きが始まっている!
 となると刃牙の態度も駆け引きだったりして。

 わざと油断しているように見せているのか?
 相撲が裸で行われるから、逆に服を着たという駆け引きかも。。
 などと考えさせた時点で刃牙の術中にはまっている。
 でも、実際のところは何も考えていなさそう。

「刃牙は達人だぜ」
「いつだってベストだ」

 独歩が誉めたッ!
 ちょっと誉めすぎじゃね?
 18歳にして、もう達人かよ。
 でもまあ、刃牙は強さも技術も達人の域に達している。
 達人の代名詞である渋川剛気も試合前のアップはしない主義だし。

 刃牙が油断しまくり舐めまくりに見えるまま、試合が開始(はじ)まってしまう。
 ベストコンディションなら、かなり強力な攻撃を喰らっても平気だろうな。
 その安心感で、刃牙が攻撃を喰らって無様に白目をむくところを見てみたいッッ!
 あれっ? なんか刃牙がやられるのを期待しているのか??
 大丈夫、刃牙なら白目むいた状態からでも立ち上がるッ!

 舐めまくっている刃牙には、必勝の新技でもあるのだろうか?
 ジャックにはチタン歯の噛みつきという新技があった。
 ならば、舐めまくっている刃牙は……舌か?

追記1 (23/4/19)

『バキ道』がまた休載だ
 バキ道 休載でボクが主役♥(はぁと)

 いや、主役は お前じゃない!

 刃牙が舐めきった態度のまま休載だ!
 何なんでしょうね、刃牙の態度は。
 充分すぎるほど強くなったので、アップする必要も無くなったのか?
 刃牙が態度通りに強ければ、郭春成やアライJrのように瞬殺する可能性もある。

「10秒で決着をつける」
「俺は9秒でアンタを倒すつもりだよ」
「ならば、8秒でバキを倒す」
「俺が本気出したら、アンタなんか5秒で終わる」
「じゃあ、4秒でバキを倒す」
「その間2秒でヤっちゃうよ?」
「だったら1秒で決着をつける」

 てな感じにエスカレートして行きそう。

 逆にこれだけ舐めた態度をとっている刃牙が負けたらシャレにならない。
 それはそれで面白いと思うけど、主人公としてかなり問題行動になってしまう。
 舐めきって負けた刃牙が、今度は本気で闘うからもう一回闘ってくれと宿禰に懇願する姿があれば結構面白いかも。

 勝敗も含めて、展開が読めなくなってきた。
 刃牙は一度痛い目にあって、心を入れ替えたほうが良いかもしれない。
 いや、数回痛い目にあったほうが良いかも。

追記2 (23/4/26)

連載再開ッ!?
 連載再開 やる気なしッ!?

 連載再開で、全力の宿禰vs舐めきった刃牙の激突だ!
 常識的な流れだと舐めきった刃牙が無残に負けるパターンですね。
 油断や驕りや準備不足は敗北するのが歴史の教訓だ。

 刃牙がここで負けてくれても全然構わない。
 むしろ負けてくれた方がネタ的に美味しいとすら思える。

 こんな状況で刃牙がとるべき行動は何だろう。
 刃牙としては、どれだけ油断して手を抜いても楽勝と言う認識なのだろうか?
 だったら梢江ちゃんを控室に呼んでイチャイチャしてても良かった。

 強くなりすぎた刃牙は、楽勝すぎて達成感が無くなった範馬勇次郎の境地にたどりついたのかもしれない。
 だとしたら、刃牙にとっても不幸な成長だ。
 達成感を得るためにも、手を抜いたら負けるという経験が欲しい。

 宿禰のほうは初見殺しの必殺技を解禁するようだ。
 技の性質上、二回目からは有効性が大きく下がる。
 最初で最後の全力全開だ。思い出作りのためにも、必殺が決まって欲しい。

 でも、本当に刃牙が範馬勇次郎レベルになっていたら、油断していても勝っちゃうんだろうな。
 そして、勝ったら掘るところまで範馬の作法だったりして。
 のちに そんな範馬の作法をまとめた物が『バキ道』と呼ばれたりして。

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週刊少年チャンピオン2023年20号
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週刊少年チャンピオン2023年21号
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2023年4月27日(22+23号)
第5部 第147話「10秒」 (1324回)

 範馬刃牙vs野見宿禰が開始(はじ)まる!
 刃牙は普段着のままでアップもしていない。
 舐めきっているッ!

 刃牙は直前まで寝ていた。
 おじやも炭酸抜きコーラも食していない。
 そして現在ッ 両手はハンドポケットだッ!
 舐めすぎてるッッ!!

 ハンドポケットは、舐めた姿のベスト・オブ・ベストだ!
 土下座スタイルの真逆と言えるかもしれない。
 自分以外の人類すべてが弱者と言わんばかりの傲慢さだ。
 最強の気位だけは範馬勇次郎の高みに到達したッ!

 対する宿禰はアップしまくって限界ギリギリだ。
 10秒で決める! 10秒で出し切るッ!
 そんな決意があふれまくっているぞ。
 早く始めないと試合開始前に終わってしまいそうだ。
 って、宿禰の汗が引っ込んでいるッ!?
 まさか、アップしすぎて もうガス切れか!?

 この状態で試合が始まってしまう。
 開始の太鼓が鳴り響いた!(00.00)
 先に動いたのは宿禰だった。(01.7-)

 だが、このフォームは相撲じゃあない。
 なんか野球の投手みたいな動きだ。
 10秒しか無いから、ちょっと慌てているのか?
 というか、すでに1.7秒だ。
 いきなり時間を無駄にしている気がする。

 いっぽう刃牙は気負っていない。(02.1-)
 散歩にでもいくような気軽さだ。
 目は足元を見て、宿禰を見ていない。
 そして、まだ両手はハンドポケットだッ!(03.2-)

 この間、早くも3秒ッ!
 って、意外と時間たつの早くないか!?
 あと7秒以内に決着ですよ。
 時間が足りない!

 宿禰はアッパーカット気味に右張り手で攻撃する。(04.2-)
 この動きは相撲にはない技か?
 でも、意外と普通の攻撃だぞ。
 これが相手を殺しうる危険な技なのか?

 迎え撃つ刃牙はハンドポケット居合術だッ!(05.0-)
 ポケットの中で両手が急加速した!
 なんとなく分かったような言いかただが、なんで加速しているのか謎ですね。
 指先からジェット噴射でもしているのか?
 それとも、ポケットの中に爆発物でも仕込んでいたりして。

 片手なら腰をきる(ひねる)動きで、手を抜く動作を高速化できるらしいんですけど。
 刃牙は両手なんだよな。
 尻(腰)をすごい勢いで、後ろに突き出しているのか?

 抜拳した刃牙は、弧拳で攻撃する!(06.0-)
 『シグルイ』の虎眼流では虎拳と言われていた技だ。
 構えや急所の名称は流派によって違うのが良くありますね。

 極真空手の孤拳は『手首のつけ根の外側で相手を打つ』。(極真・史上最強の空手を始める人に
 空手は手首や足首から先の用法がボクシングなどとは違うと言われているが、手首自体も用法が違っている。
 手首は弱いので、使わないし練習もしなかった技だ。

 刃牙の「弧拳」は拳を握る時間を省略できる最速の打撃であるッ!
 本当に最速なのか理屈が怪しいな。
 拳のぶんだけ射程距離が短い。
 近づく工程が必要になるぞ。

 あと、手首で打撃しているので、ストレートパンチのような直線の動きができない。
 弧を描く曲線の動きだと最短距離を移動できなさそうだ。
 だから刃牙の技は「弧」拳なのかも。
 極真空手だと「孤」拳ですね。

 これで本当に最速なんだろうか?
 まあ、最速と言っているしそうなんだろう。
 それと、刃牙が炎を仕留めた技と似ている。(バキ道12巻 92話
 あの時は、手の平をほほに触れさせてから動いてダメージを与えた。
 今回は腕を振って打撃を与えている。
 技の難易度は前回のほうが上っぽいな。

 とにかく拳を握らないぶんだけ速い弧拳でした。
 愚地独歩の菩薩拳も拳を握らないので、そのぶんだけ速いのだろうか?
 とにかく宿禰より後から動いたにも関わらず、刃牙の弧拳が先に当たった!(06.7-)
 これは脳震盪ダウンの一撃だ。

弧拳ッ!

 だが、打たれる覚悟をした力士は打撃で倒れない!
 宿禰は打撃を喰らいながらも右手を振る。
 その瞬間、刃牙の顔がブルブルにふるえた!
 なぜか光って観客たちが照らされているッ!
 スリッピング・アウェイだッ!

「張り手と同じ速度 或いはそれ以上の速度で」
「打たれる方向に顔を回転させる」

 愚地克巳が丁寧な解説をしてくれたッ!
 光った現象はスルーしていますが。
 花山薫は攻撃を避けない人なので、こういう技術を知らないのだろうな。
 いや、知らないというより知ろうとしていない、か?
 強者として生まれた以上、相手の攻撃をよけずに受ける義務があると思っていそうだ。

 刃牙は強者だけど、攻撃を受け流してノーダメージです。
 宿禰はまともに弧拳を喰らって、脳震盪で倒れる。(07.0-)
 頭から地面に落ちたッ!(08.1-)
 立ち上がれない倒れかただッ!
 この間9.01秒ッッ!!
 10秒決着宣言を上回る 9秒決着だッッッ!!!

 本気を出せば、舐めまくったままで楽勝だッ!
 いや、舐めているから本気じゃ無いんですけど。
 この圧倒的な強さが範馬刃牙である。
 もう、刃牙とまともに戦える人間はいないのかもしれない。
 やっぱ、ジャック兄さんとの再戦ぐらいじゃ無いと試合にならないか。

 結局 宿禰と古代相撲は、なにを成し遂げたのだろう。
 金剛石を作れる超握力も最古にして最新のトレーニングも、範馬の血の前では意味が無かった。
 蹴速を踏み殺してから2000年ほど鍛え続けた一族の努力も報われない。
 古代相撲編は、これで終わってしまうのか……
 あまりに寂しい幕切れだった。

 ここから宿禰の逆転は無いだろう。
 なにしろ10秒しか闘わないつもりでアップしたのだ。
 起き上がって、のこり1秒以内で逆転は難しい。
 試合開始後の初弾までに3秒かけたり、ダウンに2秒使ったりと時間を無駄遣いしてしまったな。

 さんざん引っ張って来た相撲編のラストバトルがわずか1話で完結しちゃうなんて、誰が思っただろう。
 いや、これは刃牙が見ている都合の良い夢かもしれない。
 現実の刃牙はハンドポケットがひっかかって手が抜けず、宿禰の打撃をノーガードでもろに喰らってのびているのかも。

 けっきょく宿禰の言っていた、相手を無事じゃ済まさない攻撃って何だったんだろう。
 出す前に終わってしまったのか?
 それとも、出したけど当たらなかったのか?
 攻撃をよけずに受けてくれる花山だったら宿禰も活躍できたのに。
 いや、このそっけない塩対応こそ刃牙が本気で相手をした証拠だな。
 超舐めていたけど。

追記 (23/5/10)

 9.01秒の衝撃だッ!
 と言っても、郭春成やアライJrという前例がいるので慣れてます。
 因縁のあるライバル登場で死闘を期待させて瞬殺する。
 また、このパターンか。

 今の刃牙は本気だしすぎると一方的な勝負になって、エンターテインメントとして良くないですね。
 試合直前まで梢江とSAGAって、アップを超えた消耗してから出てくるとかが必要かも。
 今後は、どうやって刃牙を弱らせるかを真剣に考える必要がありそうだ。
 とりあえず炭酸を抜いていないコーラを飲んでゲップを我慢したまま闘うハンデ戦に移行すべきか。

 まあ、今回の9.01秒の惨劇がショッキングだったのは確かで、blogに多数のコメントが寄せられています。
 その数90件だッ!(5/11 0時現在)
 コメントをblogに移行してからは最多数です。
 やっぱり衝撃はあったらしい。
 板垣先生が味をしめちゃったら、また瞬殺をやりそうで心配だ。

 コメントの中に、まだ終わって無いんじゃないかと言うものがありました。
 確かに宿禰の活動限界10秒まで、あと0.99秒のこっている。
 なんか、意図的なものすら感じるラスト1秒未満だ。
 もしかしたら、ここから濃密な1秒の世界が展開されるかもしれない。

 ウルトラマンはカラータイマーが赤点滅してからが本番であるようにッ!(違います)
 宿禰はのこり1秒を切ってからが本番だッ!
 この後で我々は誰も見たことが無い古代力士の本気を見る事になるかも。
 もっとも、本気が出せないから誰も見る事ができていないんだろうけど。

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週刊少年チャンピオン2023年22+23号
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2023年5月11日(24号)
第5部 第148話「角力(すもう)との決着」 (1325回)

 範馬刃牙vs野見宿禰、決着だッッ!
 バ…バカな… か…簡単すぎる…
 あっけなさすぎる………
 まだ、10秒まで0.99秒のこっているんだぞ。
 立ちあがるんだ、宿禰ッ!

 と応援したのだが、宿禰の意識は闇に沈んでいてピクリとも動かない。
 敗北を認めるしかなかった。
 これこそ範馬刃牙が遊ばないで闘った時の強さか。
 でも、油断して金玉蹴られて白目むいて倒れる刃牙のほうが可愛げがあって好きだな……

 いっぽう顎を打たれて気絶していた宿禰は意識を取りもどす。
 闘ってんじゃねぇか!と飛び起きたりしない。
 まるで休日に目覚まし時計無しで起きたかのような穏やかな覚醒だ。
 正座した形になり、3mあると言われた巨体が小さく見える。
 完全に闘争心が消えていますね。

 刃牙世界だと脳震盪はすぐに完全回復するダメージみたいに扱われがちだ。
 でも、脳が頭蓋骨にぶつかってダメージを受けている。
 内臓が直接打撃を受けたようなもので、後遺症が残ったり死んだりする危険なダメージだ。

 宿禰は脳に物理的ダメージを与えるという形で、精神ダメージを受けた。
 刃牙の一撃は、闘争心すら刈り取る恐るべき一撃だったようだ。
 戦士として終わらせる一撃だったのかもしれない。

 刃牙は肩にかけたタオルも落とさずに控室にもどる。
 全力を出して勝利するのではなく、余力を残して勝利することこそ強さの証明なのか。
 スポーツや試合は限界ギリギリまで全力をだすので肉体へのダメージが起きやすい。
 負担が重なればスポーツ障害も起きる。

 だから、全力を出しきらず健康に戦うのが武術的な戦闘だ。
 武術はスポーツよりもSDGsっぽい、サステナブル(持続可能)な物かも。
 かつてジャック・ハンマーは「長生きできるトレーニングなどたかが知れている」と言っていた。(G刃牙38巻 333話)
 でも、長生きできてこその武なのだろう。
 そういやジャックは何してる?

 汗ひとつかかなかった刃牙だが、勝負は瞬殺だったけど強敵だったと言う。
 相手をリスペクトするのも忘れない刃牙である。
 なんかアライJrの時と同じやり取りですな。
 相手をほめているけど、ほめている感じがしない。
 この辺は人によるんだろうけど、どうでしょう?
 最強でも謙虚な刃牙さん素敵ですと思う人も居るんだろうけど。

 で、今度は徳川邸で反省会だ。
 刃牙と宿禰が呼ばれている。
 もう宿禰を許してあげて。
 感想戦をするまでもなく完敗ですよ。
 敗者に塩をおくって傷口にすりこむような反省会だ。

「これ以上はない」
「そんな完敗でしたネ」

「野見宿禰と真向勝負などできるハズもない」
「小細工で勝負」

 宿禰は刃牙に敗北したと認める。
 範馬勇次郎に負けた時よりも素直だ。
 脳ダメージで性格が変わってしまったのか?

 刃牙も技に逃げたと謙遜する。
 そうは言っても体重無差別級で闘っているんだから、小兵は技を使って闘うべきだろう。
 と、突っ込み待ちの謙遜だったりして。
 でもまあ、勝ってなお謙虚にふるまう王者であった。
 もっとも試合前が傲慢だったから、普通に戻っただけかも。

「長きに渡った」
「「角力(すもう)との対峙――」」
「終了(おわ)った気がします」

終了(おわ)った気がします

 なんと、終了宣言が出たッ!
 終了(おわ)った、相撲編・完ッッ!

 やっぱり刃牙は強い!
 相撲弱い!
 10秒限定の強さが分からない!
 ってところか。

 このタイミングを狙っていたかのように、蹴速が部屋に乱入してきて、食事会になだれ込む。
 徳川さんの家だけど、勝手に用意したのか!?
 バスタブと言うか、タライのように巨大な鍋のチャンコだッ!
 最後だけは、せめて力士らしくしめる気らしい。

 ビールがあるけど、刃牙は未成年だから飲んじゃダメだぞ!
 いや、いつのまにか20歳になっているのかもしれないけど。
 宿禰も脳が腫れていそうだから飲むなよ。
 刃牙は、炭酸抜きコーラが無いと言ってごねそう。

 相撲編は、これにて終了か。
 けっきょくダイヤモンド握力も不発でしたね。
 一方でアニメ範馬刃牙は、ピクル編と親子喧嘩編の配信日時が決定した!
 なんか、相撲編終了を受けての発表みたいなタイミングだな。

 超パワーのピクルは、相撲編に間に合わなかった……
 金竜山のたくらみも謎のまま終了(おわ)るのだろう。
 ゲバル再登場の夢も終了(おわ)る。
 ジャック兄さんとの再戦も、うやむやに終了(おわ)った。
 そう「角力(すもう)との対峙」「終了(おわ)った気がします」なのだ。
 あれ? 気がするだけなのか?

追記1 (23/5/17)

『バキ道』がまた休載だ
休載(やす)んだ気がします。

 相撲編は終了だッ!
 そして『バキ道』は休載だッッ!

「長きに渡った」と刃牙は言ってますが、作中時間でどれぐらい長かったのか分かりません。
 克巳の腕手術が回復しているので、けっこう長かったんだろうけど。
 とにかく、これで一区切りついた訳だ。
 そしてちょうど定期休載のタイミングだった、と。

 本当に相撲編は終了なのだろうか?
 やり残したことはいっぱいある。
 そもそも相撲は10秒以内なら最強と言う伝説を検証するのが相撲編のテーマだったハズだ。
 肝心な最重要テーマが検証できていない。

 いや『相撲が10秒以内なら最強ってのは幻想でした』というオチだったのかもしれないけど。

 ボクシングには蹴り技が存在しないと思っていた刃牙が、数年後に考えを修正したことがある。
「相撲は10秒以内でも弱い。そんな風に考えていた時期が俺にもありました」
 いつか刃牙がそんな事を言ってくれるかもしれない。
 実際に10秒以内の相撲が強いのはかなり確かな事なんだし。

 けっきょく範馬一族が強くなりすぎたのが問題なのだろう。
 もう範馬一族の相手になるのは範馬一族しか居ない。
 次回は、手足をバッキボキに折られたジャック兄さんが食事会の所に投げ込まれ、見事にちゃんこ鍋に落ちて煮られてしまう展開かも。
 新たな範馬バトルの勃発だ。

「ジャックは、我々範馬48異母兄弟の中では11位ぐらいの強さ」「しょせんベスト10にも選ばれておらぬ実力よ」という展開になったりして。
 それとも『ゆうえんち』の続編を本編が勝手にやっちゃうとか?
 古代日本から追放された復讐者タケミカヅチ率いる十二神将を猪狩率いる地下闘技場戦士+αが迎え撃つ!
 刃牙が強くなりすぎた問題は解決していないから、団体戦が望ましいな。

 それとも、刃牙がちゃんこ食いすぎて太って弱体化するとか?
 毒で激やせの次はちゃんこで激太りだ!

追記2 (23/5/24)

『バキ道』がまた休載だ
連載の――!? 「再開」じゃないか!!?

 バキ道が連載再開だ!
 前回で相撲編がきっちり終わっていれば新展開と言う事になる。
 武蔵編の時は宿禰が握って作ったというダイヤモンドが公開されて、神秘的な古代相撲が登場すると予告されていた。
 しかも、ダイヤモンド生成量で範馬勇次郎を超える超握力の持ち主だッ!
 今となれば、ダイヤモンド意味無かったな……って感じになりますが。

 握力を活かした闘い方ってアバラ投げだろうか?
 あれなら、鎬昴昇もできそうだよな。
 腕力無いから、投げじゃあなくて骨や血管に指をかけて引っ張るぐらいかもしれないけど。
 紐切りを進化させた、紐引っ張り(ストレッチャーマリオネット)だッ! ドーン(車田正美 風)

 さて、相撲編の次に来る展開は何だろう。
 そして、ここで仕切り直して、またタイトルを変えるのか?
 いまだ道半ばな感じなので『バキ道』のままでいてくれて良いと思うんですけど。

 次回作のタイトルは『範馬刃牙道』なんですかね。
 それとも、高さを加えて『バキ山』なんてはどうか?
 海より広い心で読んで欲しいなら『バキ海』だッ!
 もっと広い世界なら『バキ界』でも良いか。

 マルチバース展開になるなら『刃牙バース』だな。
 話をAIに丸投げしたら『バキGPT』でいこう。
 全員女体化して作画を外注する(重要)なら『バキ女』だ。

 アニメ放送時期も決まったし、そろそろタイミングの悪い長期休載に入るのだろうか?
 なんか、アニメ放送時に長期休載しがちですよね。
 不思議だ。
 という事で次回タイトルは『不思議バキ』なんてどうだろう。

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2023年5月25日(26号)
第5部 第149話「武術界の実戦性」 (1326回)

 相撲編は終了(おわ)った気がする!
 そして、本部流柔術道場で加藤清澄とガイアが組手だッ!
 これは意外な組み合わせだぞッッ!

 暗黒街で磨いた実戦カラテの加藤は、容赦なく目潰しや金的を狙う。
 かと言って雑な空手ではなく、ちゃんと稽古していて基礎ができている。
 三人兄弟の真ん中らしい、堅実さと自由をあわせもつスタイルだ。
 半身になり背筋を伸ばした構えを取っている。
 足幅が狭いので、動きやすい攻めの姿勢か?

 対するガイアは戦場格闘技のエキスパートである。
 武器は使って当たり前だ。
 急所だって積極的に狙う。
 ガイアは天地上下に似た構えだ。
 こちらは守りの姿勢だろうか?

 加藤とガイアは共に武器あり・反則無しの戦場で戦ってきた。
 わりと噛み合うスタイルかも。
 そんな二人が本部以蔵 立会いの下で闘う。
 ルールの確認が無かったけど、いきなり拳銃を取り出したりしないよね?

 まずは加藤が仕掛ける!
 ジャンプして右後ろ廻し蹴りだ!
 いきなり大技から入った!
 さすがデンジャラスライオン改めデンジャラスボーイである。バキ道1巻 6話
 危険な賭けが大好きだぞ。

 加藤の蹴りは不発ながら、ガイアのバンダナをかすめて、はぎとる。
 わりと惜しい攻撃だ。
 いや、紙一重でかわされたのか?
 加藤とガイア、すごいのはどっちだ!?

 かわしたガイアは左の肘打ちで加藤の左足アキレス腱あたりを攻撃する。
 えげつない攻撃だッ!
 さらに、加藤の着地直後に近づき、手の甲で加藤の目を叩く。

目を打つ ベチ

 少林寺拳法の目打ちっぽい。
 三崎健吾がマイク・クインに使用(つか)った技と同しだ――ッ!
 目を打たれた加藤は動きが止まる。

 板垣先生曰く目打ちの効果は数秒らしい。
 すぐに回復するので、急いで追撃が必要だ。
 なんでそんなこと知っているんだ?
 実際に試したのか?
 試したんだろうな。

 とにかく加藤は数秒だけ目が見えない。
 そんな加藤にガイアは頭突きを叩きこむ!
 人体の中でも屈指の強度を誇る頭蓋骨をぶつける!
 格闘技でも反則になる事が多い危険な技が頭突きだ!

 空手バカ一代でケンカ十段と言われた芦原英幸曰く、頭突きが最強だそうで。
 弟子の廣木道心も頭突きで危機を乗り切ったらしい(護道の完成)。
 相撲も総合格闘技の試合で頭突きOKなら、10秒で大活躍できると思うんだけどな。
 そんな一撃必殺の頭突きを加藤は喰らってしまった。
 これはデンジャラスだッ!

 だが、本部は異変を感じる。
 ここで待てをかけて、止めた。

「ノムラくん」
「大丈夫か」

「金的か…」

「頭突きと同時でした」

 さすがデンジャラス加藤だ。
 危険度が高い場面でこそ活躍する。
 見えてないのに見事な反撃だ。
 金玉なら目をつぶっていても蹴れるぜッ!

 って、ガイアじゃ無くてノムラだったのか。
 そりゃあ、加藤といい勝負できたわけだ。
 いや、組手だからお互いに手加減していたんだろうけど。
 以前、本部がガイアを拘束していた時も、本当はノムラだったりして。(刃牙道11巻 90話

 組手が終わって、範馬刃牙vs野見宿禰の話題になる。
 刃牙がタオルも外さずに余裕勝ちした。
 本部は実戦の定義からは正しいと言う。
 何時でも何処でも戦えるのが武術家というものだ。

 男は敷居を跨げば七人の敵ありってやつですね。
 狼藉者に対応できるように道の真ん中を歩くべし。(教科書には出てこない江戸時代
 刃牙くんは武術家として油断しすぎな気もしますけど。
 それに「普段から闘えるように心がける」と「闘う時でも自然体でいる」は違うような。

 エベレスト登山するのに普段着で行くような反不自然主義だ。
 刃牙なら登っちゃうかもだけど。
 存在が不自然だから。

「俺を含めて武術界の実戦性は」
「口ほどではない」
「たとえばコレ…」
「和服など滅多に着るものじゃない」
「なのに道着は旧態依然 和服のままだ」

 本部のヤロウ、タブー中のタブーにふれやがった……
 時代や生活習慣が変わったのに、武術は対応できていない所がある。
 佐山聡の興した掣圏真陰流は、現在の実戦性を重んじて最初はスーツで戦うことを想定していた。
 このへんは、まだ正解の出ていない世界なんでしょうね。

 武術家ってのは有効性の追求が一番で、人格形成なんて二の次だ!
 愚地独歩や渋川剛気も同意見だろう。
 本部はそう言った。

 武道に対する武術であり、道に対する術だ。
 目的に対する手段って感じですかね。
 『バキ道』にたいする『バキ術』ですよ。
 つまり、『バキ道』はなんなんだ??

 強さを求めるという点で、範馬勇次郎と範馬刃牙はすでに別格だ。
 別次元の存在として図抜けている。
 酸素ボンベと間違えてヘリウムガスボンベ持っ行って、そのままエベレスト制覇しちゃう感じだッ!

 って、話題が急に変わっていないか?
 道の話って、タイトル的に重要っぽいんだけど。
 ころころ話題が変わるのは、雑談っぽくてリアルかもしれないけど。

 天然で強い刃牙たちとは違い、強くなりたいと渇望する者もいる。
 その中で最も飢餓(うえ)ているのは、ジャック範馬だッ!
 忘れていなかったッッ!?
 ついに、兄弟対決R(リベンジ)の開始かッ!
 ジャック再始動で次回につづく!


 範馬一族の劣等生だからこそ強さを求めている。
 だが相手は範馬勇次郎が今のところ唯一認めた後継者・範馬刃牙だ。
 これはジャックの下剋上だな。
 血筋による才能に、努力と改造で勝てるのかッ!?

 次も刃牙はタオルを首にかけたまま闘うのだろうか?
「いっけね〜。アラミド繊維タオルを首にかけたままだった」
『噛みついたジャックの入れ歯が引っこ抜かれたッ!』
 などとならないように、噛む際には布を吟味すべし!

追記 (23/5/31)

 バキ道は新展開だッ!
 あやうく無かった事になりかけていた刃牙vsジャックの再戦が開催されるぞ!
 いや、まだ何が起きるか分からないけど。

 この試合は無事に開催されるのだろうか?
 そして『刃牙道』からつづき『バキ道』でも未解決の『道』についての話が、ちょっとだけされた。

 敵を倒す技術としての武術から、人生をより良く生きるための武道へッ!
 という感じで、バキが人格形成をして『道』を見つける話になるのだろうか?
 だとしたら、現在の刃牙は強いだけで心の通わない純粋な武力なのかもしれない。
 相手を舐めているように見えるのも、必要な力だけで勝つことに集中しているからだったりして。

 道を知った刃牙なら、宿禰やジャックにも優しい戦士になるのだろうか?
 具体的に言うと、グラップラー刃牙だったころの刃牙だ。
 今の刃牙は強くなりすぎて道を踏み外した感がある。
 ここから道に戻るのだとしたら、なかなか壮大な伏線だったと思う。

 でも、現在の刃牙は強くなっていく過程として、こういう性格になっていった。
 今更もどれないよね。
 むしろ現在の刃牙こそが正解と言いきりそうだ。

 刃牙の後に道ができる!
 みんな、ついて来い!
 って感じなのかも。

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週刊少年チャンピオン2023年26号
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2023年5月25日(26号)
第5部 第150話「ガブリ」 (1327回)

 この地球上でもっとも強さに飢餓(う)えている男がジャック・ハンマーだッ!
 今日も車のタイヤ(?)を利用したトレーニングで汗を流している。
 終わったあとはドーピングだ!
 健康的なのか不健康なのか分からん生活だな。
 ミルクで乾杯とかじゃダメですか?

 鎬紅葉や花山薫は素手でタイヤをちぎった事がある。
 ジャックは切れなかったのか、切らなかったのか?
 切ることが目的では無かったのかも。
 あくまで咬合力の強化が目的だそうし。

 噛道トレーニング

 ところでジャックの食費や薬代はどこから出ているんだろう?
 最近は徳川さんの家に住んでいるようだ。
 家賃と食費はゼロだろうな。
 薬は紅葉の実験に付き合う事で無償提供かも。
 もしかしたら、危険な遊技場"ゆうえんち"に参加して大金を稼いでいたりして。

 ジャックは刃牙に再戦を申し込んでいた。
 でも、野見宿禰に順番を追い越されてしまう。
 刃牙は、そこまで兄をないがしろにしたいのか?
 ジャックは、それでも再戦を信じてトレーニングを続けているようだ。
 ストイックな男である。
 まさに強さに飢餓(う)えている男だ。

「「演武」ってやつぁ」「たいていそうだ」
「カッコばかり」
「実戦とは ほど遠い――――」

 そのころ本部流柔術道場では本部以蔵とノムラ(今はガイアか?)と加藤が座談会の続きをしていた。
 テーマは武術・武道の非実戦性らしい。
 演武による絶技は派手だけど実戦性が無い。
 ヤロウ……タブー中のタブーに触れやがった……………

 演武はデモンストレーションの要素がある。
 でも、演武通りに実戦でも戦えると言っちゃうと、色々問題だ。
 もっとも、これは宣伝用の動きなので実戦じゃあ使えません、なんて言えないだろうし。
 オリンピックで空手の形が種目になったんだし、悪いだけじゃあない。

『武道には型や演武というものが存在する。
 そこに漂う格調の高さや力強さ、美しさに魅せられて武道を始める人も少なくないだろう。型や演武は、普及を考えるうえでも欠かせないものだ。』(激闘達人烈伝 p184)

 江戸時代だって、殿様に技を見せて感心してもらわないと資金をもらえない。
 実力を見るため、罪人相手に技の試しがけとかもやらされる事があったかもしれないが、どうだろう。
 鍋島勝茂は人を斬る練習のため罪人を斬れと父・直茂に命じられている。(『葉隠』の武士道
 話の流れ的に、この時の罪人は縛られているようだ。
 罪人への試し掛けってあまり無いのかも。
 技をかける方も、万が一しくじったら切腹ものだし、やりたく無いンだろう。

 演武のようなデモンストレーションと違い、ジャックの『嚙道(ごうどう)』に恐ろしさを感じた。
 武器術の第一人者で、生涯無敗の宮本武蔵に唯一勝った男である本部以蔵ですら、そう言う。
 噛みつきと言う弱者の最終兵器を前面に出して、恥じていない。
 勝つために恥を捨てている!

「カッコつけない――――」
「確かに"強み"だ」

 武器を使いがちな加藤清澄も同意する。
 加藤も顔面を殴れないフルコン空手に非実戦性を感じて、ヤクザになって実戦を経験した。
 そこで武器にも目覚めたのかもしれない。
 カッコつけずに武器を使った方が強いってのが加藤の持論かも。

 逆に、範馬刃牙やオーガ、愚地独歩、克巳、渋川剛気たちは、エエカッコしいだ。
 ガイアが本部を先取りして言う。
 しかも二回も。
 師匠に対して、態度悪いぞ!
 今の本部が素手だから舐めているのか?

 あと、加藤よッ!
 師匠が言われてるぞ!
 ここは怒って良い場面だッッ!

 実は、加藤も独歩がエエカッコしいだと思っていたりして。
 少なくとも本部よりカッコイイとは思っているな。
 戦場で輝く鎧など、カッコ良さにはそれなりの実用面がある。
 カッコ良く決めたいというのは門下生獲得のための生存戦略だ。

 忍術の初見良昭先生は動きが見栄えしないらしい。(激闘達人烈伝 p184)
 泥臭く実戦を戦うのが忍者なのだろう。
 本部も実戦を追求し、ダサいッ!
 服もダサいし、ヒゲの印象も汚いぞ。
 もっとも、実戦を追求するとダサくなる場合が多いのだろうが、ダサければ強い訳じゃあ無いンだけど。

 ジャックは人目を気にせず勝利を目指す。
 それがジャックの大きな武器だ。
 刃牙とジャックの戦いは、エエカッコしいvs恥知らず なのか?

 いや、これは カッコイイvsダサイ というグループの戦いなのかもしれない。
 ダサくても強ければ良いという本部たちが、カッコイイ刃牙たちを狩る。
 あれ? この流れだと、加藤もダサイ組に入れられてしまいそうだぞ。

 新たな闘争の予感をさせつつ、次回につづく。
 来週は休載です。
 そして、次回は最終回だ。
 って、最終回かよッ!?


 まさに『バキ道』は相撲とともに滅んだ。
 終わったよ、バキ道……
 次回作は刃牙とジャックの戦いを描くのか?
 それとも、最終回でいきなりジャックが敗北したりして。

 次は 勇次郎の息子が大量に出てくる範馬ウォーズになるのか?
 カッコイイvsダサイ の団体戦になって、克巳がダサ陣営に移るかも。
 次回作のタイトルは、もうちょっと待たないと出てこないだろうな。
 そして、アニメ『範馬刃牙』が配信されるタイミングでの長期休載に入りそう。
 アニメの援護射撃をする気のない休載スケジュールだ。
 まさに我が道を行く刃牙シリーズだった。

追記1 (23/6/7)

終了(おわ)った気がします
 最終回直前で休載ッッ!!

 次回、『バキ道』が最終回だッ!
 唐突な最終回という気もするけど、相撲編は終わった気がするので丁度いい仕切り直しかも。

 さて、最終回に向けていくつか課題が残っている。

・刃牙vsジャックは、いつやるのか?
 普通に考えれば、新シリーズの冒頭でやるのだろう。
 だが、最終回でジャックが敗北して風雲急を告げる状態で第5部完になる可能性もある。
 パジャマのままの刃牙がジャックを8秒で瞬殺して終わるのか!?
 それとも、新たな敵にジャックが倒され、丸められたチタン義歯が送り付けられて、新シリーズにつづく!
 それとも、試合開始の合図で第5部完か?

・次シリーズのテーマは?
 相撲編は『刃牙道』ですでに予告があった。
 現在の『バキ道』では、ジャックとの再戦と武術・武道の実戦性についての話題が出ている。
 そうなると、次は実戦性の話だろうか?
 勝つためにカッコつけている余裕など無い派と、カッコよく勝ちたい派の戦いだ!
 だとすれば、かなり興味深いテーマだから楽しみだな。

 カッコ悪くても勝ちたい派は、最凶死刑囚たちのことでもある。
 武器の使用と言う美意識の欠片もない実戦主義者だ。
 復活の死刑囚と、迎え撃つ武術家たちになるかも。
 ダサい派とカッコ良い派の壮絶な戦いだ。

「たとえ、ダサかろうが、勝ちたい。この加藤清澄、ダサい派につかせてもらうぜ。
 そして、克巳さん。あんたも、こっち側の人間だ!」

 私服がダサい克巳が狙われてしまうッ!

追記2 (23/6/14)

終了(おわ)った気がします
 終了(おわ)った気がします

 終了(おわ)ったッ!
 むしろ、最終回(おわ)りだッッ!

 あと1話で刃牙vsジャックをまとめる事などできないので、次回作にご期待くださいですね。
 刃牙とジャックの試合は、まだ開始(はじ)まったばかりだ!
 いや、開始(はじ)まってすらいないかも。

 だが、ジャックが4ページぐらいで敗北していたら、それはそれで問題な気がするけど。
 「開始(はじ)めッ!」「勝負ありッッ!」の見開き2枚(実質2コマ)でジャックが敗北(やぶ)れたら、また伝説になってしまう。

 とりあえず、今後の話が重要ですね。

(1)連載再開は何時か?
 これが最も重要だ。
 Netflixでアニメ開始になるのがピクル編が7/26、親子喧嘩編が8/24だ。
 普通は連載開始をアニメ放送時にぶつける。
 だが、過去の例を考えると、仕事をさぼりたいかの如く、放送時に長期休載しちゃうのが刃牙だ。
 そうなると、新章開始は早くても9月末かと。

(2)テーマはなにか?
 『バキ道』では相撲の10秒最強説を描くと予告があった。
 今回も新テーマの予告がありそうだ。
 現在のところ、武術の実戦性とカッコつけについてが有力候補ですね。
 新たな範馬兄弟と言う展開もあるかも。

(3)新タイトルはなにか?
 これは予想が難しい。
 『刃牙道』『バキ道』と来たんだから『範馬刃牙道』という可能性もある。
 新たな範馬兄弟なら『範馬道』だな。

 正直な所、なにが『道』だったのか描き切れていない気がする。
 『道』を投げ出さないで続けて欲しい。
 似たようなタイトルが続くと混乱を招くんですけど、道が終わっていないから仕方がない。
 ならば言いかたを変えて『刃牙ロード』にしたらどうか?

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2023年6月15日(29号)
第5部 最終話「東京都心狩猟民族」 (1328回)

 長きに渡った角力(すもう)との対峙も終了(おわ)った気がしますッ!
 これにて『バキ道』相撲編、完ッ!
 と言う訳で、最終回です。

 最終回ということで、刃牙最強キャラのひとりピクルが登場だッ!
 都会でタヌキとキツネを狩っている!
 まるで、赤いきつねと緑のたぬきだッ!
 バキ的にはどん兵衛なんだろうけど。

 現在のピクルは東京都心狩猟民族となっているらしい。
 1人なのに民族ですか。
 ピクルと言えば、強者としか戦わない狩人だった。
 それが自分より小さな動物を狩って食べている。
 う〜ん、落ちぶれたな。

 ピクルが最初からこれだけ簡単なヤツだったら、食料問題で悩むことも無かった。
 武蔵に斬られて傷だらけになったピクルは、自分を目撃したカップルに笑顔を向けて去るのだった。
 ティラノサウルスに噛みつかれた傷は普段隠れているんだけど、刀傷はダメらしい。
 武蔵は斬撃を鈍くして傷口を広げたのだろうか?
 それともピクルの時代に刀なんて無いから、自然治癒しにくいのかも。

東京都心狩猟民族ピクル

 ピクルはズボンをはいて髪をしばっている。
 どんどん野性から離れているな。
 これは、ピクルが弱い動物を狩るようになったんじゃあ無いのかも。
 ピクルが弱くなったから、弱かった動物も強く見えるようになったのだッ!
 敗北はティラノサウルスを蚊トンボに変えるッッ!

 別の日にピクルは鴨を狩る。
 それを飲食店経営の松永智文に目撃される。
 また、アンタか!バキ道16巻 142話
 オリバに車を破壊された、アンタだな。(智史が智文になっていますが)

 新車に乗り換えたらピクルをはねてしまって、反撃に出たピクルによって、また車を破壊されるとかでなくて良かったな!
 この引きの強さ、また"刃牙らへん"に遭遇しそう。
 次こそ新車破壊をッ!

 ところでピクルですが、刃牙に折られた犬歯が生えている。
 さすが野生だ。
 歯も生えるんだな。
 進化の年代から考えてホモサピエンスと全然違う生物だから、歯ぐらい生えるのだろう。


 本部以蔵とガイア、加藤清澄はジャック・ハンマーの強さについて話し合っていた。
 長いぞ。
 どんだけ話しているんだ。

 強さに餓えて、カッコ悪くても勝ちにこだわるジャック・ハンマーである。
 その闘争に対する純度は全人類最高クラスである。
 本部が、またジャックをほめた。
 なんで急にジャックをほめはじめたんだろう。
 そんなジャックに勝った自分はもっと凄いと言いたいのか?

 ジャックが宿禰に勝ったあとで会場にいる主要な戦士に喧嘩を売っていた。
 あの場にて刃牙以外でジャックに勝ったのは本部だけだ。
 リベンジマッチでジャックと闘うことになりかねないと警戒しているのかも。
 改めてジャックの強さを分析して対策を立てたい。

 全人類というならピクルも入るんですか? とガイアが問う。
 本部の判断では、ピクルも人類と言えば人類だ。
 でも、別枠じゃろッッ!

「嫉妬(やけ)るわァ〜〜〜〜ッッ」

 加藤とガイアがうなる。
 別枠の純性に嫉妬しているのか?
 強い・弱いは体格などの素質があるから、超えられない部分もある。
 でも、純性は本人の熱意しだいじゃないのか?
 体格に嫉妬するのはわかるけど、純性に嫉妬していたら違和感がある。

 熱心に勉強して成績の良い人に嫉妬するのだろうか?
 ほとんど勉強していないのに成績が良い人に嫉妬するもんだろう。
 もっとも、ジャックとピクルは素質がすごい生物でもあるから、嫉妬しちゃうだろうけど。

 そして、バキ道完ッ!
 なんでッッ!?
 よく分からないオチだぞッッ!

 主人公不在の最終回だ!
 バキは道だから、みんなに踏まれていれば良し!
 ――――なのか?

 ちゃんとした次回作予告にはなっていない。
 だが、話の流れ的に次回の6部からはジャックとピクルがメインなのか?
 だが現在のピクルは日銭を稼いで細々と生きているような状態だ。
 もう、そっとして置いてあげたほうが幸せなのかも。
 それでもピクルに戦士としての牙を取りもどさせたいのなら、……まずはズボンを脱いで文明を捨てようか。

 巻末作者コメントでも、ごく普通のコメントしている板垣先生だった。
 最終回なのに自然主義だな。
 まさに、普段着で闘技場に出るかのごとくだ。
 でも、ちゃんと新シリーズに向けてのコメントも出しているぞ。

『刃牙世界を描くのか?
 否、
 描くと刃牙世界になってしまうのか……?
 31周年、刃牙屋としての思いを胸に
 今日も"抜ペン"するッッ』

 今日も"抜ペン"するッッと言いつつ、しばらく休載だぞ。
 なんか、なにやるのか決まっていない感じですね。
 でも、刃牙屋だから、なにを描いても刃牙になる!
 そんな自信を感じる。
 次回タイトルも『刃牙屋』になったりして。

 でも、八百屋は野菜を置くから八百屋なんであって、肉ばっかりになったら実質的に肉屋ですよね。
 次回作は、刃牙はどこまで刃牙で居られるのかの挑戦なのか!?
 ハンバーガーにどこまで手を加えたら ハンバーガーじゃ無くなるのか挑戦する感じで。
 肉無しのハンバーガーがハンバーガーと呼べるのか?
 同様に刃牙無しでも刃牙屋となるのか!?
 本編が『バキ外伝』状態になりそう。

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週刊少年チャンピオン2023年29号
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2023年6月22日(30号)
連載再開までの追記・雑談


追記1 (23/6/21)
終了(おわ)った気がします
 終了(おわ)った気がします

 バキ道終了の穴は『ゆうえんち』が埋める!
 思い切って月イチ連載から週刊連載になっても良いんだよ?

 『ゆうえんち』が月イチ連載なのは本家『バキ』に遠慮していたのかもしれない。
 ならば、『バキ』が準備期間に入っている間は、『ゆうえんち』が毎週載ってても良いはずだッ!
 ただ、『バキ』の新シリーズが始まったら、また月イチ連載に戻るのかと言う問題がありますけど。

 じゃあ、間を取って隔週連載でどうか!?
 そして、『ゆうえんち』が掲載されていない週には、『ばきどもえ』みたいな軽いギャグを新連載だ!
 『バキ』の新シリーズが始まっても休載はあるだろう。
 なら代打要員を増やしても悪く無いと思うぞ。

 それか、スピンオフならジャンルを大胆に変えてグルメ漫画になってみるとかどうか?
 『格闘ご飯 バキ飯』だッ!
 ちょっと、ネタ切れが早そうだけど。

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追記2 (23/6/28)
仕切り直し 休載なのです
「仕切り直し 休載なのです」

 全国を巡回中の『刃牙展』は、現在『ところざわサクラタウン』埼玉の角川ミュージアムで開催中だ。
 せっかく行ける範囲で開催しているので行ってきました。

 元から行く気だったんですけど、チケットが当たったのでラッキーでした。
 こういうのに当たったことって余りないんですけど、『SHY』クオカードも当たったりと、今年の運を使い果たしていそうな感じだ。
 健康診断を受けておくべきか?

 東京ドームで開催していた時よりスペースが広いお陰で、ゆったり見ることができる!
 というか、人が少ない!
 休日なのに、こんなに少なくて大丈夫かと心配になってしまうぞ。

 でも、そのお陰でじっくり見る事ができます。
 東京ドームの展示よりもいくつかアイテムが増えているのが、また良い。
 まあ、子連れだったので、ゆっくりできなかったんですけどね。
 歩ける子なら、手を引いて回れる空き具合でした。
 未就学児は無料だし。

 7/9には板垣先生のトークショーが開催されるそうなんですが、都合がつかないし、チケット完売でした。
 そこで新章の話とかもでるんだろうか?
 けっきょく金竜山って何がやりたかったの?って誰か質問してくれないかな。
 板垣先生の事だから、忘れたと言いそうだけど。
 金竜山って誰だっけ?ぐらいまでなら言いそう。

週刊少年チャンピオン2023年31号
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追記3 (23/7/5)
休載ですから
「休載ですから」

 来週は特にイベントもありませんが、再来週に『ゆうえんち』が掲載される。
 さらに7/26からはアニメ『範馬刃牙』が配信開始だ。
 当サイトでは、家庭の事情で毎週金曜日深夜に1〜2話分の感想をアップしていく予定です。

 全部で20話以上あるから早くても10月ぐらいまでは感想を書いていそうですね。
 バキ新章はそれまでに復活しているのか?
 『バキ道』の話数は151話で、今までのシリーズからするとかなり短い。
 前作『刃牙道』は198話で、『範馬刃牙』312話、『バキ』276話、『グラップラー刃牙』371話だ。
 『グラップラー刃牙』や『範馬刃牙』の半分以下の話数となっている。

 ならば復活に向けての雌伏期間も短くて良いんじゃないかと。
 武蔵編と言える『刃牙道』の時は、開始時のキャラ立てでその後の勢いが変わると、武蔵のキャラを練っていた感じだ。
 その結果、キャラが強すぎて現代日本じゃ持て余す存在になっちゃった感じですけど。
 ゲリラ戦を刀で戦えば光るキャラかもしれないが。

 宿禰はちょっとキャラ立てが弱かった気がする。
 なんか相撲にこだわり切れなかった感じだ。
 最後の技がアッパーカットっぽかったのも相撲らしく無さを貫いている。

 次回作のまだ見ぬ新キャラはどんな立ち上がりを見せるのだろうか。
 いや、次回作はジャックがメインで始まるんだろうな。
 ジャックなら安心して見ていられそうだ。
 新キャラがジャックを噛んで成り上がる展開だとしたら、ちょっと、う〜ん……だけど。

 既存の強キャラを、新キャラが強さを見せるために倒すという展開は定番だ。
 定番だからこそ、陳腐でありふれている。
 そこは新パターンにチャレンジして欲しい。
 宿禰に敗れて暗黒面に落ちてしまったダーク横綱・零鵬なら、何回でも倒されそうな感じだけど。

週刊少年チャンピオン2023年32号
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追記4 (23/7/12)
再開待ち
再開待ち

 来週は『ゆうえんち』、再来週からは『アニメ範馬刃牙』だ!
 と言う訳で、もうすぐ『アニメ範馬刃牙』が開始(はじ)まります。

 7月はピクル編ですが、刃牙史上で最も過激な描写かもしれない部分だ。
 超野生児というか、ほぼ野生動物のピクルである。
 現代人の常識など持ち合わせていない。
 人間を犯す、喰うで大暴れだ。

 本当に放送できんですかね?
 バキSAGAは全部放送できなかったぞ。
 最初はネットフリックスでの配信なので過激な描写も、まあ許されるだろう。
 女子アナウンサーがレイプされるシーンも放送されるに違いない。
 地上波で放送する時は、ボートの画像が流れるのかもしれないけど。

 人肉を喰うシーンもかなり問題だろう。
 まあ、ピクルは人間じゃない。
 『進撃の巨人』とか『鬼滅の刃』みたいに、非人間が喰っていると解釈すればイケる!?
 とりあえず画面が半分ぐらいは真っ黒になるのを覚悟しておかないといかん。
 克巳なんか右手が真っ黒になって、なんか 右手でいかがわしい事しているンじゃないかと誤解されてしまいそうだぞ。

週刊少年チャンピオン2023年33号
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追記5 (23/7/19)
奪っちゃうかも
連載 奪っちゃうかも

 バキは休載だけど『ゆうえんち』があるぞ!マスター国松が最後の出演だ。
 いや、ウソです。
 カットされなければ、まだ出てくる。

 姓が同じ国松だからと繋げちゃう発想というか奇想はさすが夢枕獏だ。
 マスター国松も今回開催の"ゆうえんち"に参加すれば良かったのに。
 そうなると、更に混乱が起きて連載がもう半年長引いたかも。

 柳龍光への復讐に燃えるマスター国松も、勝利の確信がもてないうちは勝負を控えていたのだろう。
 武術家は特攻隊ではない。勝算のない喧嘩はせんよ。
 と言う訳で、マスター国松もカッコ悪くても勝ちたい派の武術家だろう。

 "ゆうえんち"の近くで待機して、パンツがガビガビの柳龍光に着替えも許さずとどめを刺しに行くマスター国松を見たかった。
 でも、"ゆうえんち"の開催場所は秘密だろうから、待ち伏せが難しいんだろうな。

 地下闘技場は観客の目があるから、カッコ良く闘いたくなる動機が生まれる。
 逆に"ゆうえんち"は人目は無いし、武器を使う奴もいるぐらいだ。
 超なんでもありなら、『ゆうえんち』のキャラが強い。

 次回作では、葛城無門の逆輸入とかもあるんだろうか?
 無門と克巳の兄弟が出会ったら胸熱だ。
 刃牙とジャックが手を組んで、無門・克巳の兄弟と勝負したら凄い奇跡だぞ。
 そこに鎬兄弟も入ってくれば、超豪華だ。
 さらにマウス三兄弟まで出てきたら……、……いやマウス三兄弟は要らないかな。

週刊少年チャンピオン2023年34号
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追記6 (23/7/26)
『バキ道』がまた休載だ
『バキ道』がまた休載だ。

 アニメ『範馬刃牙』がNetflixで配信開始だッ!
 水曜日配信開始と聞いて、深夜0時にスタンバイしていたのに、配信開始されねェッ!
 16時に配信予定だって!?
 なんだよ、水曜日って米国時間か!?(ワシントンD.C.は13時間遅れ)
 せめてハワイ時間にしてくれ!(ワシントンD.C.より4時間早い)
 などと言いつつの配信待ちでした。

 アニメ『範馬刃牙』では恐竜時代の原始人ピクルが登場する。
 恐竜時代の原始人ですよ。
 まだ哺乳類がネズミぐらいしか居なかった頃の原始人だ。
 常識ってのはブッ壊すためにあるんだと言わんばかりの発想だよ。

 普通は常識が邪魔をして思いつかない。
 思いついても描かない・描けないアイデアだ。
 バカなの? と言われそう。
 そこを、やっちゃうのが『バキ』なんですねぇ。

 思い返せばピクルは原始人なので全裸だ。
 毛の無い体なので、服ぐらい着ていても良いとは思うけど、全裸です。
 暑かった白亜紀だもの仕方がない。

 さすがに全裸だとネトフリでも股間を写せまい。
 いや、米国基準ならOKなのか?
 米国版DVDだと丸出しなんですかね。
 そんな見たい訳じゃあ無いんで、米国版DVDを買ったりしませんが。

 ピクルの股間は光っているのか!?
 アニメ『範馬刃牙』がネトフリで配信開始だッ!
 バキアニメ感想は金曜深夜に更新予定です。

週刊少年チャンピオン2023年35号
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追記7 (23/8/3)
全裸で休載(イキ)たい!!!
全裸で休載(イキ)たい!!!

 刃牙の再開が8/24に決定だ!
 意外と早いな。
 否ッ! 早すぎるッッ!

 連載再開が早いのはうれしいのですが、アニメ範馬刃牙と被っている。
 正確に言えば親子喧嘩編と丸被りですよ。
 そうなると、更新スケジュールが乱れるかもしれない。

 来週のチャンピオンは合併号で休載だ。
 8/17は『ゆうえんち』掲載になる。
 で、その次の8/24からバキ再開ですよ。
 かなり早い再開になりそうだ。

 新章はジャックとピクルの、噛み咬み対決になるのだろうか?
 もう、思い切ってタイトルから『バキ』の名前を外して、『範馬道』とか『噛道』とかにしちゃうのも有りか?
 正式タイトルは『バキ外伝 噛道』って、外伝になってしまうじゃないか!

 こうなると、8/24までになるべくアニメ感想を書き進めねば。
 バキアニメ感想は金曜深夜に更新予定です。
 と言ったそばからですが、今週は更新が1〜2日遅れるかもしれません。

週刊少年チャンピオン2023年36+37号
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追記8 (23/8/16)
サスガニ連載再開デショ……!!!
サスガニ連載再開デショ……!!!

 次週、バキシリーズの最新作が連載開始だ!
 というか、連載再開だッ!
 そして、今週は代打『ゆうえんち』ですね。
 あと、アニメ『範馬刃牙』もNetflixで配信中だ。

 実に忙しい。
 いや、充実していますな。
 最近は育児とかぶるせいで、下手すると独身時代よりも更新時間が遅くなっています。
 申し訳ないのですが、気長にお待ちください。

 忙しくはありますが、バキ新章は楽しみだ。
 と言うか、刃牙はちゃんと闘うんだろうか?
 ジャックとピクルばかりがアピールされているんだけど。
 闘わないところも刃牙の魅力! なんだろうか?

 チャンピオン38号発売で新タイトル発表だ!
 新タイトルは『刃牙らへん』だッ!
 "らへん"ってなんだよ!! とセルフ突っ込みしている。
 なんか、刃牙本人は活躍しませんって感じのタイトルだな。

「今の刃牙って、どんな話なの?」
「刃牙らへんで闘っている話かな」

 はたして新作で刃牙は活躍するのか?
 そこらへんを刮目して見定めるッ!

週刊少年チャンピオン2023年38号
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追記9 (23/8/23)
バキの再開を今や遅しと待っているッッ
花山がバキの再開を今や遅しと待っているッッ

 ついに刃牙の新シリーズ『刃牙らへん』が開始(はじ)まるぞ!
『刃牙道』『バキ道』だと、刃牙が中心となった道でみんなが進んでいくイメージだ。
 だが、『刃牙らへん』だと刃牙界隈の範囲というイメージか。

 何が言いたいかというと、刃牙さんは今まで以上に動かないんだろうな、と。
 渋谷駅のハチ公像ぐらいに動かない。
 その かわり目印にはなる。

「どこに居るの?」
「ハチ公らへん」
 みたいな感じだ。
 戦わない刃牙は、ついに目印となった!……のか?

 うちの奥さんは関西の人なんですが『刃牙らへん』と聞いて「刃牙らへん?」と感じたそうです。
 「刃牙しない?」って、ニュアンスですね。
 なんか刃牙が競技になったみたいだ!

「バドらへん?(バドミントンしない?)」みたいなノリで、「刃牙らへん?」だな。
 返事はもちろん『刃牙らへん(刃牙しない)』だ。
 語尾の上げ下げで意味が変わるぞ。
「刃牙らへん?」(語尾上げ)なら疑問形だ。
「刃牙らへん」(語尾下げ)なら否定形です。

『刃牙らへん』はポジティブにアゲて誘うのか?
 ネガティブにサゲて拒否するのか?
 どっちだ!?


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