刃牙らへん「11話〜20話」感想

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2024年1月11日(6号)
第6部 第11話「久方ぶりの闘技場」 (1339回)

 斬撃の鎬昂昇vs噛みつきのジャック・ハンマーという流血必死の試合だッ!
 新年早々の出血大サービスだぞ。
 かなりの血が流れる勝負になるだろう。

 鎬昂昇のセコンドは花田純一である。
 いや、だから鎬紅葉か本部以蔵を連れてこいよ!
 花田って驚き役ポジションだぞ!?
 なんか役に立つのか?

 でも、おおげさにリアクションしてくれたら迫力が増してダメージも高まるかも。
 だったら、驚き役の相方である加藤清澄も呼んできてダブル驚愕コンビを復活させても良かった。
 そこに解説王・本部以蔵がそろえば無敵だったんだけどな。

「今さら言うぜ」
「あのジャック範馬」
「噛みつきに特化しただけの――
 単純なファイターじゃない」

 花田は通路で鎬昂昇に、今さら当たり前の助言をした!
 今日はじめて刃牙読んだ読者向けの助言かよ!
 『グラップラー刃牙』時代の加藤でも、もっとマシな助言しているぞ。
 いきなり花田が無能感を見せてきた!

 まてよ、これは自分を下げる事で鎬昂昇を上げる行為なのか?
 逆マウントで気持ちをアゲさせる!
 だとしたら、花田純一は侮れない。
 さすが良い風貌(かお)の男だ。

 ジャックの危険性は噛みつきだけじゃあ無い。
 ドーピングによる超パワーがある。
 2回の骨延長手術でギネス記録級の体格を手に入れた。
 さらに今日勝てれば、明日死んでも構わないという捨て身の精神性をもっている。
 なによりも地上最強の生物・範馬勇次郎の血を受け継ぐ戦闘のサラブレッドだ。
 まぁ、ぜんぶ今さらな情報ですけど。

 爆破されたこともある鎬昂昇は、今さらビビッたりしないのだ。
 静かに地下闘技場の闘技場へ入っていく。
 闘技場には『グラップラー刃牙』以来となる久方ぶりの登場だ。
 本当に久しぶりだ。
 同時期に闘っていた相撲の金竜山なんて引退して親方になっているもんな。

「なんという柔軟性ッ」「なんというバランスッ」「なんという足腰だッッ」
「なんという柔軟性ッ」「なんというバランスッ」「なんという足腰だッッ」

 入場した鎬昂昇は右足を高く上げるパフォーマンスをする。
 最大トーナメントで黙々と柔軟をしていたテコンドー李猛虎を思いだすぜ。
 鎬昂昇はかかと落としもマスターしたのだろうか?
 より多彩な蹴り技を身に着けたようだ。
 地味だけど観客にアピールできているぞ。

 鎬昂昇は肉体改造を行ったんだろうか?
 やっぱり鎬紅葉の指導を受けたのかもしれない。
 斬撃空手に超肉体を加えれば、剃刀の鋭さと鉈の重さをもつ日本刀の強さになるッ!
 シン鎬昂昇は、どんな闘いかたをするのだろう。

 一方のジャックはセコンドもつけず静かに入場する。
 孤独な戦士ジャック・ハンマーだ。
 お父さんとは、あの後どーなったんですか?
 異母兄弟の刃牙は帽子をかぶり隠れるように観客席で観戦している。
 なんか、血縁者の対応が悪いジャックであった。

 ジャックは、ヤシの実をかじったりというパフォーマンスをしていない。
 新しい芸を開発できなかったのだろうか?
 でも、243cm211kgの肉体そのものがパフォーマンスとも言える。

 177cm84kgの鎬昂昇とはえらい体格差だ。
 普通なら勝負にならない。
 常識ではジャックが戦力的に有利だ。
 でも、バキ世界じゃあ非常識が常識だったりするから、先が読めない。

 鎬昂昇の肩あたりが、ジャックのヘソ位置ぐらいだ。
 つまり、ジャックはデカくなりすぎて下半身の急所が丸出し状態ですよ。
 股間に紐切りを喰らわないように気をつけろ!

 試合開始後に鎬昂昇が跳躍する。
 243cmという高所への連続斬撃だッ!
 この脚力も特訓して鍛えたのか?
 たちまちジャックが血だらけになったッ!

 そこで渋川剛気が「ほう」と感心する。
 渋川さんは鎬昂昇とジャックの二人と闘った経験がある。
 経験者だから出てくる感想もあるのだろう。
 そこらへんは次回につづく!
 いや、あまり考えていないのかも。

 単純に考えるなら、渋川さんに勝ったジャックが渋川さんに負けた鎬昂昇にも勝つだろう。
 だが、長い時間で鎬昂昇も成長したはずだ。
 もっとも ジャックだって噛道(ごうどう)という技術体系を編み出している。
 二人とも成長しているのだ。

 鎬昂昇の空中斬撃でジャックは早くも流血だ。
 しかし、流血してもジャックは表情が変わらない。
 汗だってでていないぞ!
 ほぼノーダメージなのだろう。
 今のところは、被弾しつつもジャック有利だろうか。

 結局のところ、鎬昂昇の新技がどれだけ凄いかで勝負が決まりそうだ。
 強みは、柔軟性ッ、バランスッ、足腰だッッ!
 柔軟性とバランスと足腰を活かした どえらい紐切りが決まればッ!
 今の鎬昂昇はジャック・ハンマーにも勝てるッ!?
 あと、今の鎬昂昇はバランスのいい山本選手にもバランスで勝てるッッ!
 空中からの連続攻撃ができるしな。


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週刊少年チャンピオン2024年6号
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追記1 (24/1/17)

「休載アウト?」「代原があるのでセーフだ」
「休載アウト?」「代原があるのでセーフだ」

 最初に見た時、セーフのポーズに見えたました。
 刃牙なみに思い込めば、やっぱ飛べるんだろうか?


 『刃牙らへん』は休載だ!
 とりあえず今年初の休載ですが、予定通りの休載なので慌てる必要もあるまい。
 初戦と言えるジャック・ハンマーvs鎬昂昇で、今年どれだけ休載があるのかも読めるだろう。

 『ゆうえんち』の方は、ついに今年から"ゆうえんち"に突入だ!
 ここからが『ゆうえんち』の本番ですよ。
 変態も続々と登場するので楽しみだ。

 『刃牙らへん』もついに主人公らへんである範馬刃牙が登場した。
 今年からは大活躍するのだろうか?
 まあ、そこは休載王子・範馬刃牙さんですから、あまり出はらへんやろうな、と

週刊少年チャンピオン2024年7号
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追記2 (24/1/24)

「一週まわって初期ネタ再びッ!!」
「一週まわって初期ネタ再びッ!!」

 『刃牙らへん』は『グラップラー刃牙』時代のキャラやネタが再活躍している。
 オールドファンにとっては懐かしくもうれしい展開だ。
 ちょっと懐古主義やマンネリになりそうな点は心配ですが。
 アニメ『範馬刃牙』から入ったような若いファンは楽しめているのか?

 でもまあ、オールドファンにとっては嬉しい展開だ。
 加藤清澄や鎬兄弟などは、もっと活躍しても良かったと思う。
 ただ、相手がジャックだと勝ち目が薄いな。
 花田純一が相手だと、本当に勝敗がわからなくてドキドキしたんだけど。
 初登場時の印象だと花田の方が強そうだったし。

 と言う訳で、今回の試合は意外性の男・花田純一がなにかやってくれるかも。
 迷言なアドバイスで鎬昂昇を混乱させるか?
 助言を超えた助勢で思わず乱入して、ジャックと鎬昂昇をまとめて投げ飛ばすかも。
 柴千春vsアイアン・マイケルを見るに、乱入は深刻な反則で即座に失格敗北になるらしいけど。
 愚地独歩vs範馬勇次郎で乱入してきた末堂厚にはお咎め無しだったんだけどなぁ。

週刊少年チャンピオン2024年8号
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2024年1月25日(8号)
第6部 第12話「あの頃より」 (1340回)

 ジャック・ハンマーvs鎬昂昇だッ!
 噛みつきvs引っ掻きッ!
 牙vs爪だッ!
 なんか、犬派と猫派の闘いみたいだぞ。

 とにかく、獣っぽい闘いである。
 人間が武器を手にする以前、原始の闘いだ。
 これはピクルを呼んできたほうが良いかもな。

 開始直後に鎬昂昇が大ジャンプから連続斬撃だ!
 たちまちジャックの身体が切り裂かれて流血する。
 冒頭は鎬昂昇の攻撃が決まった!
 鎬昂昇の手足は、刃物並みに切れるッ!
 身体を武器化するという空手家らしい技だ。

 観客席で帽子をかぶって観戦している範馬刃牙もちょっと感心しているようだ。
 自分と闘ったあの頃より鋭いッ!
 でも、刃牙の表情はあまり変化(か)わっていないぞ。
 バカみたいに口を開けて驚愕していないし、汗も無い。
 成長しているけど、驚くほどでは無いという判断か。

 ジャックにも焦りは無い。
 冷や汗をかいていないぞ!
 バキ世界の闘争では流血よりも冷や汗のほうが命にかかわる。
 ジャックは頸動脈など危険な急所を守る事で、大ダメージと汗を回避した。
 鎬昂昇の優位はさほど無い。

 血まみれのままジャックは打撃の構えを取る。
 アナウンサーがジャックは打撃系(ストライカー)だと あおっているぞ。
 でも、本来のジャックは組技もできるオールラウンダーだ!
 その気になれば合気も使える。
 現在は手足が伸びてバランスが変わったけど、まだ合気が使えるのだろうか?

 とにかく、ジャックは殴り合っても、組んでも良い。
 鎬昂昇は組みたくないだろう。
 でも、打撃戦ではリーチの差で不利だ。
 この勝負はスタイル的にジャックのほうが有利と言える。

 ジャックの反撃が始まる。
 するどく踏み込み、左ジャブの連打だ。
 さらに右のローキックを放つ。
 243cmの巨体だから、間合いが長い!

 でも、鎬昂昇はジャンプで避けて飛び蹴りで反撃する。
 相変わらずリーチの差が存在しないかのような世界だ。
 なんのために手足を伸ばしたのやら。
 簡単に間合いの中に入られているぞ。

 蹴られてもジャックは気にせず反撃する。
 パンチの連打だ。
 鎬昂昇は腕と脚でガードする。
 ガードがかたい!
 意外とディフェンス巧者だな。

親指一本拳
親指一本拳だッ!

 こんな時でも鋭い反撃をする鎬昂昇であった。
 ジャックの眉間にメリ込んだ!
 でも、すぐにジャックが反撃したから効いていないようだ。
 さすがフィジカルモンスターだ。
 並みの攻撃ではダメージにならないのだ。

 長身のジャックに鎬昂昇の手が当たった。
 やっぱり、身長差と言うハンデが存在していない。
 画面には拳しか写っていないがロシアンフックみたいな打撃だったのだろうか?
 ロシアンフックは身長差があっても顔面にとどく打撃なので有効だったのかもしれない。

 打たれてすぐの反撃は、なぜか左手で握手になっていたッ!
 なぜ握手だ!?
 合気で技をかける前フリか!?

 鎬昂昇は容赦なく、空いている右手で攻撃する。
 腕が回転しているぞ。
 これは新紐切りだッ!
 ジャックの左目が見えなくなったっぽい。

 だが、ジャックは ひるまず鎬昂昇の左肩に噛みついたッ!
 早くも噛みつきが炸裂だ!
 序盤なのに深刻なダメージを受けてしまうぞ。
 それとも本部からアラミド繊維の上着を借りて道着の下に着こんでいたりするのか?
 流血が止まらないまま次回へつづく。


 喰らいたくない噛みつき攻撃を喰らってしまった。
 左腕が動かなくなるダメージかもしれない。
 それとも秘策があるのだろうか?
 道着に唐辛子を練りこんでいて、噛んだ瞬間に地獄を見せたりして。

 無策で噛みつかれているとしても、まだ方法がありそうだ。
 顔が近いので、追加紐切りのチャンスだぞ!
 さらに視界を奪うのも良し。
 咬合力をつかさどる神経を切れれば なお良し、だ!

 ジャックは野見宿禰との試合で見せた、打撃に噛みつきを当てるカウンターを出していない。
 斬撃だと攻撃対象が小さくてカウンターを出しにくいのだろうか?
 だから握手で動きを止めてから噛みついたのかも。

 ジャックは紐切りで左目の視力を失った。
 でも、掴んでしまえば視力など、どうという事はない! ですか?
 打撃系というより組技系の発想だ。
 いや、噛みつき系ですね。

 最大トーナメント決勝戦で刃牙にやられて動揺したのを忘れたのだろうか?
 本部の煙幕でも、ちょっとピンチになった。
 視界不良の状態異常は苦手なのだ。
 ジャックは明日無き戦士だけど、昨日も無いのかも。

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追記 (24/1/31)

画像
「今年は休載少ないっス」

 1月はかなり掲載率が高かった『刃牙らへん』であった。
 今年らへんは臨時休載が激減すると良いな。

 ジャックvs鎬昂昇は序盤からいきなり大ダメージだ!
 鎬昂昇は新紐切りでジャックの左目を見えなくしたようだ。
 ジャックは左目を犠牲にして鎬昂昇の左肩に噛みついた。
 打撃系としては距離感を失う事がかなり痛い。

 左肩を噛まれるのは致命傷じゃあ無いかもしれないが、ダメージが大きいぞ。
 もしかしたら、左腕が使えなくなるかも。
 二人とも大ダメージなので短期決戦になるかもしれない。


週刊少年チャンピオン2024年9号
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2024年2月1日(9号)
第6部 第13話「人類史上二人目」 (1341回)

『紀元前564年』
古代ギリシャでの五輪――』
パンクラチオン(総合格闘技)で それは起こった』

スパルタ代表 メガクレス』

「「女のように」―――――――ではない」
「"ライオン"のように噛みついたのだ」

 ジャック・ハンマーvs鎬昂昇の途中ですが、古い話から始まる。
 大昔にも噛みつきファイターがいたッ!
 このエピソードは夢枕獏も書いているので、たぶん根拠のある話だろう。 (たしか本朝無双格闘家列伝
 リアリティーを出すため、多少脚色している気もするけど。

 古代オリンピックでは基本的に全裸で試合をする
 パンツはいている時点で、話盛っている感があります。
 地下闘技場も特別ルールで衣服の使用を禁じる事もあるだろう。全裸入場(ネタ)
 無い?

 ライオンのように噛みつくッ!
 現代の噛みつきファイターであるジャック・ハンマーは、まさに今 噛みついていた!
 左肩の僧帽筋のあたりだッ!

 ジャック・ハンマーの代名詞である噛みつき攻撃である。
 範馬刃牙、徳川光成、花山薫、渋川剛気、愚地独歩、愚地克巳たちも への字口で見ていた。
 だれも汗をかいていないし、ここまでは予想の範囲内なのだろうか?
 この先の展開こそが重要なのだ。

 野見宿禰も同じところを噛まれて筋力低下による敗北原因となった。
 鎬昂昇は打撃系なので、使う筋肉が違う。
 だが、やっぱり攻撃力低下の状態異常だ。
 出血もあるし、このダメージはヤバいぞ。

 でもまあ、腕の動き以前に激痛(いた)いらしい。
 そりゃあ肉をエグられるのだ。痛いに決まっている。
 傷口は10cmぐらいだが、30cm超の激痛(いた)みがあるらしい。
 通常の3倍の痛みか……

『胴締めスリーパー完成ッッ』

『胴締めスリーパー完成ッッ』

 激しい痛みで鎬昂昇は思わず隙だらけになってしまう。
 ジャックがその隙を逃さず、鎬昂昇に胴締めスリーパーだッ!
 完璧に決まった裸締めは脱出不可能である。

 そう言われても 脱出したのが花山薫ですけど。
 規格外の超握力で相手の腕を破壊して脱出した。
 似たような状態で愚地独歩も対戦相手である天内悠の生爪をむしり取るという荒業で脱出している。
 つまり鍛えられた指をもつ鎬昂昇なら脱出可能だ!

 と思っていたら、目が揺れて失神寸前だった。
 ダメだ こりゃ!
 せっかく見せ場となる可能性だったのに、活かせない。

 というか指技は意外と応用効かないのか?
 指を加速させるための距離が必要なのかもしれない。
 ゼロ距離で攻撃できる超握力が鎬昂昇には無かったのかも。

 鎬昂昇はなすすべなく失神してしまうのか?
 とジャックが技をといた。
 鎬昂昇が落ちたのか!?
 否ッ! とどめとして右の首筋に噛みついたッ!
 飛び散る鮮血と悲鳴の中で、次回につづく!
 二連続休載で次回は2/22だぞ。


 ジャックが噛みつくのは知られまくっている。
 ならば噛みつき対策しておけば良いのに……
 ジャックと闘ったガーレンも、宿禰も、噛みつき対策をしていないんだよな。
 常から備えをしない日常精神なんだろうか?
 試験勉強するなんてダサい、と言って赤点とる感じだ。
 噛みつき対策は完璧だ! とは、誰も言っていなかったもんな。

 そこ行くと噛みつき対策をしていた本部以蔵は立派だった。
 あれこそ常に備えを怠らない武術精神だ。
 鎬昂昇は本部道場に行きながら、何を学んだんですかね。
 驚愕と解説か?
 などと文句言ってたら、実は対策していて反撃するところだったりして。

 逆にジャックは、本部に敗北した時の反省を活かしている。
 というか、父・範馬勇次郎から唯一もらったアドバイスですね。
 今回は、ちゃんと忠告を守っているようだ。

「噛みつき(バイティング)など戦場格闘技では基本の一つにすぎん」
「狙いは頸動脈のみに絞るのが得策」
「尚 衣類の上から噛む際には布を吟味すべし――」
「急激に引き抜かれ前歯を根こそぎ もってかれる例は珍しくない」

G刃牙42巻 370話)


 鎬昂昇は打たれ弱いから、ここからの逆転は難しいか?
 試合前に見せた「柔軟性」「バランス」「足腰」を全然いかせなかったな……
 次回いきなり決着で、兄の鎬紅葉が乱入してくるのかもしれない。
 または秘密兵器であるセコンドの花田が出る絶好のタイミングかも。
 次回は場外らへんからの敵に要注意だ!


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追記1 (24/2/7)

『おおおッッ』『なんという休載ッ』『なんという休載ッ』『なんという休載だッッ』

『おおおッッ』『なんという休載ッ』『なんという休載ッ』『なんという休載だッッ』

 せっかく鍛えた『柔軟性』『バランス』『足腰』は不発なんだろうか?
 柔軟性とバランスのある足腰の入ったシン紐切りを出して欲しかったな。
 そして、2週連続休載です。

 鎬昂昇が圧倒的に不利なまま休載に突入だ。
 本当になんで噛みつき対策をしてこなかったんだろう。
 『バキ外伝 ゆうえんち』だと、柳龍光と闘う人は毒手対策などをちゃんとしている。
 なんで、そんな基本的なことができないんだろう。

 そんなふうに思わせて油断させることが鎬昂昇の策だった!
 という展開はあるのだろうか?

 やっぱりバキ世界は頭脳プレイよりも筋肉プレイが強い。
 こざかしい策を考えるよりも筋トレしたほうが成功率が高いんだろうな。
 鎬昂昇は柔軟性とバランスを鍛えるのではなく、パワーを上げるべきだったか。

週刊少年チャンピオン2024年10号
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追記2 (24/2/14)

「毒手なのにねぇ」「小便する時 うっかりチン●を触っちゃったんだ」

「毒手なのにねぇ」「小便する時 うっかりチン●を触っちゃったんだ」

 毒手でありがちな自爆であった。
 たぶん自分用の解毒剤は持っているので ご安心ください。

 そんな感じで『刃牙らへん』の休載には、本編よりも変態度が増し増しの柳龍光が来てくれます。
 小説の『ゆうえんち』を読んでいたときは、柳の変態性もなんとなく納得していた。
 でも、漫画版はさらに変態だ。
 現在の変態度がコレだと、終盤の変態度がどえらい事になるんですけど。

 板垣先生は、夢枕先生の小説『餓狼伝』を漫画化するにあたり、かなり好き勝手にしていた。
 もちろん原作者の許可をもらってのことなんだけど。
 藤巻十三に夢精をさせるという暴挙があったこともある。
 柳龍光の変態度がおかしなことになったのは、夢枕先生からの返礼だったりして。

 返礼には返礼という事で、板垣先生がさらに柳龍光を変態化させる可能性もある。
 そうなると、漫画版『ゆうえんち』でも後追いで、変態の追加があるかもしれない。
 止まらない変態ドミノ現象だ。
 いや、変態ランナウェイ説か?
 このままでは変態の加速が止まらないッ!?

 まあとにかく、2024年の注目トピックに、柳龍光の変態動向が入っていることに間違いない。

週刊少年チャンピオン2024年11号
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追記3 (24/2/21)

「家出る時――」「ガスの元栓 閉め忘れたかも」

「家出る時――」「ガスの元栓 閉め忘れたかも」

 『刃牙らへん』が連載再開だッ!
 明日見ぬ戦士ジャック・ハンマーの噛みつきで試合終了なのかッ!?

 ところでジャックは、どれぐらい明日を見ていないのだろう。
 今日勝てれば、明日の事はどうでもいい。
 この勝負に勝てれば、その場で死んでも構わない。
 ジャックはこれぐらい明日を見ていない。

 当然、ビデオの録画予約もしていないだろう。
 生命保険とかには縁が無いぞ。
 家を出るときは元栓確認どころか、鍵すらかけないかもしれない。
 今夜、生きて帰る気が無いのだッ!

 長生きする気が無いから、ドーピングはするけど、サプリをとらない。
 でも、骨延長手術という長期計画はやってしまう。
 強くなるというのなら、長期計画も辞さないのかも。
 ドーピング前は格闘技も習っていたし、計画的に強くなること自体を否定してないのだろう。

 そして、完成させたのが噛道という噛みつきを主体にした技術体系だ。
 新武術・噛道は伝統派武術の空手を噛み破るのかッ!?
 鎬昂昇は噛みつき対策をしてい無さそう。
 姿を見せない鎬紅葉が鍵を握っているのか?
 いや、鎬紅葉って烈海王が死んだときに役立たずだったもんな……


週刊少年チャンピオン2024年12号
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2024年2月22日(12号)
第6部 第14話「大出血」 (1342回)

 改造噛みつき人間ジャック・ハンマーvs斬撃空手・鎬昂昇は、いきなりの大出血試合だッ!
 ジャックは父・範馬勇次郎に言われた噛みつきの基本通りに攻撃する。
「狙いは頸動脈のみに絞るのが得策」
 鎬昂昇の首に噛みついた!
 そして、普通に噛みちぎるッ!

 鎬昂昇が無策のまま噛まれた。
 襟にカミソリを仕込んだりの奇策を期待したんだけど。(反則です)
 2回休載を挟んだが、なにも思いつかなかったのか?

 とにかく頸動脈のあたりを噛まれてしまった。
 頸動脈を切られたら、ほぼ即死という説があるぐらい危険な箇所だ。
 これには範馬刃牙、徳川光成、花山薫、愚地独歩、愚地克巳、渋川剛気たちもショックを受けた。
 でも、冷や汗をかいている人が鎬昂昇をふくめて誰もいない。
 意外とダメージは軽いのか?

画像

 と、思っていたら急に鎬昂昇が汗をかいているッ!
 ダメージ あるじゃないか!
 これは大ダメージの汗だ。
 今頃になってダメージを自覚したらしい。
 鎬昂昇、本物の大ピンチだ!

 汗はかいても敗北宣言をしない鎬昂昇に、ジャックの恐るべき追撃が炸裂する。
 低い位置にある頭を狙ってローキックだ!  さらにアッパーカットを打ちこむ。
 高いジャンプから地を這う鎬昂昇を踏みつけるような蹴りだ!
 首を踏みつけたことで、首の骨が折れた!?

 首の骨も折れたら即死という説があるぞ。
 即死ダメージを2回くらってなんで生きているんだ!?
 噛まれたときに わずかに身体をひねって 頸動脈は無事だったのかもしれない。
 首の骨も、最大トーナメント準決勝での烈海王のように自ら外したのかも。
 鎬昂昇だってドイルとの戦いで顎が外れてはめた経験がある。

 なんとか上半身を起こした鎬昂昇の汗は引いていた。
 まさか回復したのかッ!?
 兄の鎬紅葉から自己蘇生医術を習ったのかも。

「ココマデダ」
「生キテル ウチニ幕ヲ下ロセ」

 ここでジャックが鎬昂昇に敗北勧告をする。
 なんか、ジャックが優しいぞ?
 昔のジャックは相手が弱っていても 全力でとどめをさしていた。
 三崎健吾もガーレンも渋川剛気も大ダメージで敗北している。
 アライJr.も かなり念入りに攻撃していた。

 だが現在のジャックは相手を気づかっている。
 どういう心境の変化だろう。
 範馬勇次郎に認められて優しくなったのか?
 野見宿禰に勝利した時の大歓声が心地よかったので、綺麗に勝ちたくなったのか?
 とにかく、ジャックは降伏勧告をするのだった。

 だが、この間合いは鎬昂昇の射程圏内だ!
 ジャックは骨延長で得た超身長による長いリーチをいかせてないッ!
 いつも簡単に攻撃されてしまう。

 鎬昂昇が紐切りだ!
 神経を引っかけて切る旧タイプだ。
 切るときに腕が止まって隙になるという弱点があるのだが、ジャックはくらってしまう。
 鎬昂昇が戦闘不能だと思って油断したようだ。

 もともとジャックは防御をあまりしない男だった。
 だが、ドーピングする前は様々な格闘技をやっていたし、今でもやっていそうだ。
 この間は、佐部京一郎の剣をよけている。
 やろうと思えばディフェンスもできるのだ。
 なので、油断して鎬昂昇の攻撃を受けてしまったのだろう。

 これでジャックは両目の視力を失った。
 だが、闇の中でもジャックは動じない。
 鎬昂昇の左腕を掴んで、引き寄せる。
 そして噛みつく!
 闇の中でも攻撃できるのが噛道の強みだ!

 鎬昂昇は二の腕を噛まれた。
 そして、またまた血しぶきだ!
 これ前回の引きと同じなんですけどォッッ!?
 ならば、また鎬昂昇が反撃するのかァッ!?
 次回につづくのであった。


 噛みつきと反撃のループは どこまでつづくのだろう?
 鎬昂昇のダメージも深刻なので、次回辺りで終了だろうけど。
 一方でジャックは視力を失った。
 ここで決めないと、逆転される恐れがある。
 次回あたりが、決着の時だろうか?

 しかし、セコンドにいるはずの花田純一が出てこない。
 驚き役が、驚かんでどうする。
 それとも、なにか密命をうけて動いているのだろうか?
 たぶん、なにも考えていないで出番無しなんだろうけど。

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追記 (24/2/7)

こんな感じで 避けました

こんな感じで 避けました

 ジャックの視界を奪ったことで予想外の回避が活きるッ!
 と良いんですけどどうだろう。

 鎬昂昇はジャックの両目をつぶした。
 ここさえ凌げば、まだワンチャンあると思う。
 首を噛まれたのと首の骨が折れたのが、なぜか致命傷になっていないみたいだし。

 紐切りは強力な技だ。
 もう少し使い方を工夫すれば強くなる。
 ジャックが噛みつきを武器にしているのは最初からわかっていた。
 ならば咬合力をつかさどる神経をプチっと切ってしまえば良い。

 そうなればジャックは勝利の方程式を失う。
 メインディッシュの無い料理だ。
 肉の無い牛丼みたいなもんですよ。

 それでも打撃などが強いのは変わらない。
 でも、最大の武器を封じたことになる。
 闘争は相手の嫌がることをするもんですよ。

 鎬紅葉とか本部以蔵は、なにをアドバイスしたんだ?
 それとも闘うのは本人だから余計な助言をしないと決めているのだろうか?
 鎬昂昇はここから奇跡の逆転ができるのか?
 やっぱり姿を見せない鎬紅葉と本部以蔵が気になる。
 あと、おまけで居るはずなのに姿が出てこない花田純一も。

週刊少年チャンピオン2024年13号
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2024年2月29日(13号)
第6部 第15話「噛み合い」 (1343回)

 噛みつきファイター ジャック・ハンマーvs斬撃空手 鎬昂昇 だッ!
 大出血の死闘もクライマックスが近いッ!
 ジャックの攻撃で鎬昂昇は首を噛み切られ、さらに首の骨を折られた。
 普通なら即死だし再起不能コースだ。

 しかし、鎬昂昇は生きている!
 どんなトリックで死を回避しているのだろう。
 理屈じゃあ説明できない事も、世の中にはあるのだ。
 だが、ジャックはさらに鎬昂昇の腕に深く噛みつき、喰いちぎるゥッ!

 再びの大出血だ!
 観客席の徳川光成、花山薫、範馬刃牙、愚地独歩、愚地克巳、渋川剛気もショックを受けているぞ。
 でも、みんな汗はかいていないから、意外と大丈夫そうだ。

「「ナイフ戦闘術(ファイティング)」では」
「四肢の付け根は重要な"アタックポイント"だ」

 ここで愚地克巳が負傷か所の危険性について解説してくれる。
 四肢の付け根――股間や脇の下は太い動脈があるので致命的急所だ。
 最大トーナメントでも本部以蔵が解説していたぞ。
 そして、腋窩や鼠径部は急所でありフェチズムの場所でもある。(例えば『頂のリヴィーツァ』とか)
 男の腋は、あまり要らんですが。

 本部は武器術のスペシャリストだから詳しいのも納得である。
 しかし克巳も刃物に詳しいんですね。
 そのうち刃物と闘うつもりなのかも。
 克巳の知識を試すため、独歩が言わせた感じか?

 実は深刻なダメージであると解説された鎬昂昇である。
 驚愕・解説による追加ダメージが入ってしまった。
 だが鎬昂昇は頸動脈(?)へのダメージを、ろくに止血しないで乗り切ったのだ。
 出血など、帯かゴムチューブでちょちょいと縛れば問題無いッ!

 っと、顔から倒れたッッ!
 ダメージうけてんじゃねェか!
 気絶したッ!
 勝負ありだよッッッ!
 今頃になって、刃牙も一筋の汗を流す。

 前回ラストから普通に予想すれば、なすすべなく鎬昂昇が戦闘不能になる、だ。
 予想以上に予想通りの展開になってしまった。
 いわば予想外の予想通りだ!
 柔軟性とかバランスとか、何だったんだろう。

 鎬昂昇は担架にのせられる。
 それより、早く止血して!
 ゴムチューブを巻けば、だいたいOKだから!

 だが、鎬昂昇はとくに治療を受けている様子もなく意識を取り戻す。
 このタフネスは異常だ。
 鎬紅葉がなにか仕込んだのだろうか?

「嚙道(ごうどう)…」

「史上最高の武術だ……」

 鎬昂昇はジャックの噛道を褒めたたえた。
 噛みつきの有効性を認めたという事なのだろうか?
 たしかに噛みつきは子供の喧嘩術のようだが威力が高い。
 両手両足、噛みつきと第5の武器になるので攻撃の幅も増える。

 でも、頭部を相手に近づける必要があるなど弱点もあるのだ。
 鎬昂昇は大量出血と敗北感で判断力が鈍っているのかも。
 最高の武術が何かというのは簡単には言えないと思うのだが、断言しちゃった。
 やっぱり錯乱状態ですね。
 賢者タイムに近いのかも。

 鎬昂昇はジャックに耳を貸せとささやく。
 試合中は動じていなかったジャックが、ここで汗をながす。
 なんか不穏な空気を感じだたのだろう。
 きっとOVAで鎬昂昇を演じた塩沢兼人を意識した、バキ以降で鎬昂昇を演じている山崎たくみの声で、ねちっこ囁いているのだろう。

 近づいたジャックの耳に噛みついた!
 思わずジャックが悲鳴をあげて、飛びのく。
 噛みつきに、一矢報いる、噛みつき返しだ!
 試合後に、はじめて悲鳴をあげさせたぞ!

「お返しだ」 「グム……」

「お返しだ」
「グム……」

 ジャックが可愛く反応した!
 なんか、じつは耳が弱点なんですかね?
 耳を攻めたら、ジャックは借りてきた子猫ちゃんになるのかも。
 鎬昂昇は、いい所なく敗北した。
 だが、最後に意外な弱点を発見している。
 ……のかもしれない。

 鎬昂昇の後を継ぐ人間は誰だろう。
 姿は見えないが、花田純一もこの場にいるはずだ。
 組技系戦士(グラップラー)として、ジャックに絡みつき、耳を攻めれば勝てるかも。
 この展開は、すべて本部以蔵の狙い通りだったりするのか?

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週刊少年チャンピオン2024年13号
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追記1 (24/3/6)

『休載という 無慈悲ッッ』

『休載という 無慈悲ッッ』

 『刃牙らへん』は休載だ!
 再開は15号の予定だぞ。
 って、15号は『ゆうえんち』が掲載予定だ
 『刃牙らへん』は2連休と言うのが正しい気がする。
 そこはチャンピオン次号の次回予告を確認しましょうか。

 さて、ジャック・ハンマーvs鎬昂昇はジャックの圧勝だった。
 だが、惜しい部分もある。
 何度も書いていますが、鎬昂昇がジャックの咬合力を落とすような紐を切ればもっと善戦できた。
 視界を奪う事ばかり練習して、他の神経は位置を知らなかったのだろうか?

 咬合力だけじゃあない。
 刃牙と闘った時のように腕の神経を切るのも有効だ。
 脚の神経を切っても良い。

 ジャックは巨体になったから、体重が重くなって俊敏な動作が苦手になっているはずだ。
 足が動かなければ、更に動きは遅くなり、一方的にやられる可能性もあった。
 巨体ゆえに足元が見えにくく、死角からの攻撃に弱い可能性も高い。
 脚への紐切りは有効だったはずだ。

 鎬昂昇は綺麗に勝つことにこだわりすぎたのか?
 綺麗に勝つという事こそ、ジャックが言っていた武術家の弱点だ。


「美シク」
「スマート ニ――」
「堂々ト―――」
「カッコ良ク――――」
「君達ノ持ツ」
「最大ノ弱点ダ」
「ケツノ穴ヲ 晒シテデモ 勝ツ!!!」
「アノ男トテ ソレハ出来マイ」
バキ道14巻 122話より)

 鎬昂昇は美しくあろうとして、負けたのかも。
 ならば戦士の中で、もっとも汚い人間が次なる対戦相手にふさわしい。
 本部以蔵はどうか?
 武器術が許されれば、再度ジャックを倒せるかもしれない。
 あ、見た目が汚いとか そういうんじゃないんで。

 寂海王はどうだろう?
 もんまり、やんわりとジャックに絡みついてスカウト勝ちしそうな気もする。
 耳と言う弱点を知られてしまったジャックなら行けるぞ!

 猪狩とシコルスキーコンビはどうか?
 レスリング技術の高い猪狩が組みつき「構わんッ! オレごとやれッ!」
 戦友(とも)の覚悟に涙しながら、シコルスキーが放尿するッッ!
 彼らの汚さなら噛みつき技に勝てるかもしれない。
 次は勝者のいない試合を見ることになる!

週刊少年チャンピオン2024年14号
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追記2 (24/3/13)

「刃牙らへんと初の同時掲載ですよ」「楽しみ」

「刃牙らへんと初の同時掲載ですよ」
「楽しみ♥」


『刃牙らへん』と『ゆうえんち』が奇跡のコラボレーションだッ!
 これには久我さんもニッコリ。
 ゲスト出演とはいえ、久我さんも戦闘場面以外で黒い笑顔を見せる時があるんだなぁ。

 と言う訳で、『刃牙らへん』と『ゆうえんち』が奇跡の同時掲載である。
 先週は『刃牙らへん』が休載だったんですけど、スケジュールを1週間違えた、とか?

『刃牙らへん』はジャック・ハンマーvs鎬昂昇が終わって新展開だろうな。
 ジャックへの新たな挑戦者は誰か?
 前に言われていたジャック・ハンマーvs花山薫とかは燃える試合になりそう。
 噛みつきvs握撃だッッ!

 でも、次は人体を知り尽くした男・鎬紅葉が弟の敵討ちに出陣するかも。
 とりあえず確かそうなことは、刃牙の試合はしばらく無さそうって事ですね。
 などと思っていると出てきたがるのが範馬刃牙なんだよな。

週刊少年チャンピオン2024年15号
週刊少年チャンピオン2024年15号



2024年3月14日(15号)
第6部 第16話「美意識の徹底」 (1344回)

 ジャック・ハンマーvs鎬昂昇はジャック・ハンマーの勝利だッ!
 頸動脈を噛み切られ、首の骨を折られ、腕の動脈も噛み切られた鎬昂昇が生還するッ!
 医者も「武術スゴい」と驚く驚異のタフネスである。
 動脈とか骨折とか、実況がダメージを盛っていたのかも。
 古舘伊知郎ぐらいには大げさに言ってそう。

 でも、鎬昂昇が重傷だったのは確かだ。
 兄である超(スーパー)ドクター鎬紅葉の施術によって一命をとりとめたらしい。
 150kg超の人間でも失血死するほどの大ケガだったようだ。
 つまり体重の倍、致死量2倍の出血をしていって事か?

 血液量は体重の約7%で、うち30%を失うと危険だ。(血液量の減少によるショック
 150kgの人間なら、3.15リットル――――牛乳パック3本分ぐらいの出血量だろうか?
 花山薫はバスタブ一杯分の輸血量と言われていたが、話盛りすぎだな。(刃牙道20巻 173話)

「「武」の天才を「医」の天才が救った」
「いいハナシだ」

 鎬紅葉が弟を誉めつつ、自分も誉めた!
 まさに賞賛のひとりクロスカウンターだッ!
 横山光輝『三国志』の関羽華佗が名医と名患者だから問題なしと言っているシーンをほうふつさせる。

 鎬昂昇は武道家の中で肉体が強いほうじゃあない。
 今回は運が良かったのかも。
 いや、こっそり肉体改造して強くなっていたのかもな。
 残念ながら強化された柔軟性やバランス感覚は活かされなかったけど。

 翌日、鎬昂昇はベッドを抜け出して稽古を始めていた。
 なんという回復力だ!
 やっぱ軽傷だったのか?

 肉体もだけど、精神も強い。
 かつてジャックと闘った渋川剛気は「ジャックには誰も勝てない。何をしても勝てない」と言いだしていた。
 なのに鎬昂昇は もう練習再開している。

 弱小野球部が甲子園常連の強豪校と試合してボロ負けしても、翌日から練習できるのか?
 実力差に打ちのめされてふて寝しそうだ。
 そこ行くと鎬昂昇は精神が頑丈(タフ)い。
 精神面が強い戦士ですね。

 渋川剛気は天才肌の達人だ。
 その天才性ゆえに、ジャックとの実力差や遺伝的な潜在力を感じて気落ちしたのかも。
 でも、その後は普通にしているから、精神ダメージも回復したみたいですけど。

 鎬昂昇の動きは鋭く美しい。
 そりゃあ、ビジュアル系ですから。
 というか、武道そのものが美しい所作をもっている。
 集客目的もあるし、主君の前で演舞する際の見栄えも重要だ。
 人前に出せない暗殺術じゃあ無いから、美しい所作も必要である。

武道家という人種はこの「呪縛」から逃れられない

「"見栄え"を良くしたい」
「武道家という人種はこの「呪縛」から逃れられない」

 この美意識が弱点でもあると鎬昂昇は分析する。
 噛みつきという女子供のような手段を用いるジャックは勝利のためには何でもする。
 恥じ知らずだ。
 美意識の無さこそが美意識だッ!
 その徹底は範馬勇次郎すら超える。

 急にジャックの事をほめだした。
 やっぱり精神ダメージもあったのかも。

 やっぱり武道家は美意識が強い。
 愚地独歩などは戦闘における素手ルールにも美意識のこだわりがある。
 たまたま持っていた物を武器にするぐらいでないと駄目な人だ。

 つまり、夜の暗黒遊技場『ゆうえんち』ルールはOKっぽい。
 たまたま昼飯で食べた激辛100倍カレーの残りを持っていたので噛みつきを撃退できた。
 ぐらいならOKだろうか。
 素手にこだわらなければジャックも攻略しやすい。
 というのは本部以蔵が実証済みだ。

 ただ、ジャックにはジャックのこだわりがあるように見える。
 鎬昂昇との試合で、チョークが極まったのに、技をといて噛みついていた。
 これは噛みつきで勝ちたいというこだわりだろう。
 あそこで技をとかなければ、窮鼠猫噛みの紐切りで視界を奪われることも無かった。
 蛇足の噛みつきである。

 ジャックにだって弱点があるのだ。
 意外と耳が弱かったりするし。
 噛みつきへのこだわりが、致命的なミスを生む可能性もある。

 ジャックにはこだわりが無いと言われているが、それもまたこだわりだ。
 こだわり過ぎれば弱点になるぞ。
 ゲーテ「巨乳も度が過ぎれば珍乳となる」と言っていた気がする。

 次にジャックと闘うのは美意識をもつ武道家か?
 それとも美意識を持たない人間なのか?
 美意識の無さでは、加藤清澄が一番かも。
 花山薫は喧嘩の美学を持っているしなぁ。
 逆に、めちゃくちゃこだわりまくって、他人に難癖つけていた烈海王が生きていてくれたら、面白かったと思う。
 やっぱり人の死は大きな損失だ。


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週刊少年チャンピオン2024年15号
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追記1 (24/3/20)

「珈琲はブラックでしたね」「ありがと」

「珈琲はブラックでしたね」
「ありがと♥」


 久我重明はBL(ブラック・ラブ)です。



 今週の『刃牙らへん』は休載だ!
 前後の週を休んでいるのに、なぜ掲載週で『ゆうえんち』と被らせた?
 やっぱり、スケジュールを間違えた気がする。
 と言う訳で、明日は1週遅れですが『ゆうえんち』感想を書きます。

 先週は『刃牙らへん』と『ゆうえんち』が初めての同時掲載だったのに、特に何も無かった。
 特別なイベントでもなければ、そんなもんなんですかね。
 せっかくだから、対談するとかイベントを仕掛ければよかったのに。
 それは、次回の同時掲載があれば、その時に期待しましょう。

 つまり『刃牙らへん』が休載ゼロになれば、同時掲載が当たり前になるんだが……



「カフェオレの牛乳割りです」「殺すぞ」

「カフェオレの牛乳割りです」
「殺すぞ♥」


 久我さんをからかうのは命懸けだ!

週刊少年チャンピオン2024年16号
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追記2 (24/3/27)

「いつ刃牙と闘うの?」「グム……」

「いつ刃牙と闘うの?」
「グム……」


 ジャック・ハンマーvs鎬昂昇が終わり、武道家の美意識問題が再浮上した。
 前章である『バキ道』のラストでも問題にされていたのが、武道家の美意識である。
 『刃牙らへん』前半のテーマなのかもしれない。

 この流れで行くと、次にジャックと闘うのは武道家の美意識が強い人間か?
 もしくは、逆に意識の無い人間だ。
 美意識が強いのは愚地独歩だろう。
 強く、勝ってなお、美しくありたいのが独歩だ。
 素手へのこだわりなどが代表ですね。

 逆に美意識が無い人間は誰だろう。
 武器を使う本部は美意識が少なそうだ。
 そもそも、本部の元ネタの一部と思われる忍術の初見良昭先生は絵にならない動きが特徴だ。(達人烈伝

 勝つためだけに特化した美しくない所作が忍術である。
 問題解決のためなら脱糞も辞さない覚悟すらあるぐらいだ。(達人烈伝
 いや、例え話なので実際に出していませんけど。

 尻の穴を晒す覚悟があるジャックとも通じる下ネタだ。
 なので、実はジャック・ハンマーは本部に弟子入りしていた説とかどうだろう?
 現在の騒動は、武器術を復興させるために本部が仕掛けた"ジャック・ハンマーの変"説だだ。
 つまり、ジャックらへん――――

週刊少年チャンピオン2024年17号
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2024年3月28日(17号)
第6部 第17話「範馬家の評価」 (1345回)

 ジャック・ハンマーvs鎬昂昇は、ジャック・ハンマーの勝利に終わった。
 噛みつきvs引っかき、噛道vs斬撃空手の対決である。
 内容的にはジャックの噛道が圧勝だ。
 美しく勝ちたいという武道の美意識に、勝つためなら尻穴を晒すことも辞さない戦闘術が勝ったとも言える。

 徳川邸で範馬刃牙と徳川光成が今回の試合を振りかえって検証していた。
 あのジャックに、刃牙は勝てるのか?
 徳川さんに、そう問われるが刃牙は答えない。
 一度勝った相手に負けると思ってないのだろう。
 ジャックも強くなったが、刃牙はもっと強くなっているし。

 自分は勝てるとも勝てないとも言わない刃牙は話題をそらす。
 闘争への興味が薄れているようのか?
 ジャックは他人の目を気にせず、勝つことだけ考えている。
 だが、ジャックが野見宿禰に勝利した時は歓声を堪能していた。

「ジャック兄とて報われたい」
「とりわけ」
「父 範馬勇次郎からの「褒め」」
「どんな犠牲を払ってでも」
「我が物にしたい」

 ジャックが真に欲しいのは父 範馬勇次郎からの「褒め」だッッッ!!
 と言うのが刃牙の見解です。
 異母兄弟の言う事だから合っているのだろう。

 今日勝てるなら、明日死んでも構わない。
 そんな刹那の勝利を求めるジャック・ハンマーのモチベーションがどこから来るのか謎だった。
 範馬勇次郎に勝利したいのなら、明日も生きていないと闘えないから違う。
 今日死んでも構わないというのは、勇次郎に認めてもらいたい必死のアピールだったようだ。

 幼年編初期の刃牙と似たような状況だろうか?
 その後の刃牙は勇次郎と闘争観の違いが原因で袂を分かつ
 さらにその後裏返って刃牙は勇次郎と和解する。
 ジャックにはそういう反抗期が来なかったようだ。
 ジャックは母親不在で心が満たされず、代替えとして父親を求めているのだろうか?

 徳川さんはジャックと刃牙の異母兄弟が似ているという。
 現在は似ているけど、昔は違ったよね。
 刃牙は素手で範馬勇次郎を殺そうと誓っていた。
 だが、現在の刃牙は勇次郎に褒められたいところが似ていると言われても反論しない。
 パパに褒められたいボーイですよ。

 しかし、刃牙の態度は勝者の余裕なんだろうけど……
 ……すごい上から目線な気がする。
 まあ、範馬勇次郎から最大級の褒めをもらっちゃった息子ですからね。
 ジャック君も、がんばって早く褒められると良いね。
 ぐらいに思っていそう。


 神心会では愚地独歩と愚地克巳が鍛錬をしていた。
 克巳が考案したビニール袋を使った稽古だ。(範馬刃牙24巻 198話
 独歩も空中に浮くビニール袋を両断できる技量をもつ。
 切った後は、天地上下の構えで「せいやッ」と決めのポーズだッ!
 息子の前で独歩も張り切っているのだろうか?

 最後の気合は、残心であり空手道の「見得」である。
 いわば、空手の"見せ場"だ。
 ここで格好良く決めないでどうすると。

 たしかに倒した後の残心の所作は格好良い。
 フランシスコ・フィリォが相手をKOした後に残心を見せたのは、まさに空手の見せ場だった。
 ただ勝つだけではなく、美しく勝つ!
 これが武道に課せられた課題ですね。

 プロとアマの試合差みたいな所でもある。
 アマチュアはどんなに塩っぱくとも、勝てばいい。
 プロは勝つのは大前提として、お客さんを満足させなくちゃいけない。
 より高度な勝利を要求されている。
 だから給料も出るんだけど。

 ただ勝てば良いと甘えたことを言う噛道などに、空手の歴史を教えてやる!
 独歩と克巳は、次にジャックと闘う事になるのか?
 やっぱ武道家との美意識対決になるんだろうか?


 場面はかわり、高級ホテルらしき一室でとある親子が会食していた。
 範馬勇次郎とジャック・ハンマーである。
 珍しくジャックがジャケットを着ている!
 ジャケットを持っていたんだ。
 巨体だから特注品だろうな。

 ジャックは、ちょっと緊張しているようだ。
 表情が硬い。
 まるで憧れの人と初めてホテルで食事をする初心(うぶ)な乙女だ。
 わりと、そのままですね。

「たまには柔らかい物も食え」

「たまには柔らかい物も食え」

 範馬勇次郎からの教えが炸裂したッ!
 急に父親ぶるから油断できん。
 これはどういう意味だろう?
 ストレートに食事と健康に気を使えと言う意味なのか?
 過度の負荷は良くないという事なのかも。

 どちらにしても、ジャックのトレーニングをやんわりと批判している。
 明日なきファイターだけど、たまには明日のことも考えろ。
 って事なのかも。

 今回は 3組の親子対談っぽかった。
 離れても深い絆がありそうな、刃牙と勇次郎、ついでに徳川さんだ。
 仲のいい愚地独歩と克巳は義理の親子である。
 そして、少しぎこちないジャックと勇次郎の親子だ。

 今度は親子関係対決になるのか?
 だとすると、出てくるのは愚地克巳かも。
 そして、刃牙は強さ比べから逃げているっぽいな。

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週刊少年チャンピオン2024年17号
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追記1 (24/4/3)

「たまにはカップ麺でも食うか」

「たまにはカップ麺でも食うか」

◆ 範馬勇次郎だって雑に飯をすませたい時があるッ!!


d
「お湯が必要だぞストライダム――――――!!!」「今すぐカップ麺食べてみたいッッッ!!!」

「お湯が必要だぞストライダム――――――!!!」
「今すぐカップ麺食べてみたいッッッ!!!」


◆ 結局ストライダムに丸投げしたッッ!!



 ジャック・ハンマーが範馬勇次郎と食事会だッ!
 先日、初めて誉められたばかりのジャック・ハンマーですが、今度は父と食事会ですよ。
 幸せすぎてモチベーションが下がってしまわないか心配だ。
 むしろ、この場で死んで悔いなしなのか?
 今日こそ、死ぬには良い日だ。

 で、範馬勇次郎からのアドバイスが「たまには柔らかい物も食え」だった。
 なかなか難解な事を言う。
 素直に受け取れば、「硬い物ばかり食っていないで、柔らかい物も食え」と言う意味だ。
 ジャックはちょっと変わった偏食なので栄養バランスが良く無い。
 刃牙みたいに高タンパク質な食事が範馬の覚醒には必要なのかも。

 抽象的にとらえれば生き方の問題かもしれない。
 「常に緊張した状態ではなく、たまには弛緩しろ。弛緩と緊張の振り幅が強さの秘訣だ」

 刃牙は液体化イメージの弛緩によりゴキブリダッシュを完成させた。
 思い込みパワーかもしれないが、結果は出している。
 エンドルフィンやリアルシャドーもそうだけど、刃牙は脳を高める傾向がある。
 (数値上は)肉体的に劣っているから、脳でカバーしているのかも。

 逆にジャックは肉体ばかりに頼りすぎだ。
 もっと脳をパワーアップさせなくちゃいけない。
 ジャックの脳を鍛えるために勇次郎は難しい注文をつけるのかも。

「柔らかい物を硬く食え (正解:リアルシャドー)」
「巨体でありながら小さく闘え (正解:リアルシャドー)」
「色を知れ! (正解:梢江)」
「裏返れッ! (正解:梢江)」
 考えるに、ジャックには妄想力(リアルシャドー)と梢江が足りないらしい。

追記2 (24/4/4)

「バキ休載 次回は20号(4/18発売)だって」「グム……」

「バキ休載 次回は20号(4/18発売)だって」
「グム……」



 こんな感じで『刃牙らへん』は休載でした。
 来週は『ゆうえんち』掲載で、刃牙休載です。
 こんな時もあるのだろう。
 柔らかい物も食えの真意は、しばらくお預けですね。

週刊少年チャンピオン2024年18号
週刊少年チャンピオン2024年18号


追記3 (24/4/10)

「刃牙らへんが休載した 休載理由は――――」「――――」(説明がめっちゃ小声ッ!!)

「刃牙らへんが休載した 休載理由は――――」「――――」
(説明がめっちゃ小声ッ!!)



 臨時休載と定時休載のコンボで2連休だ!
 思わず「柔らかい物も食え」と言ったものの、続きが思い浮かばなかったんでしょうか。
 丸くなってしまった勇次郎は、ちょっと弱くなったのかも。
 言葉の強さも陰りが見えたか。

 『ゆうえんち』は、ついに本編が開始された。
 ここからが地下闘技場とは違う、武器の使用も認められた武術的な戦いだ。

 大勢の観客に見られている地下闘技場には品格がある。
 だが、"ゆうえんち"には生き残るための技しかない。
 尻の穴をさらしてでも勝利したいと思う猛者が集まっている!

 ジャック・ハンマーって"ゆうえんち"向きの人材ですね。
 チタン合金製の入れ歯はルール内かもしれないし。
 薬代を稼ぐため、たまに参加していたのかもしれない。

週刊少年チャンピオン2024年19号
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追記4 (24/4/17)

『刃牙スピンオフ大集結ッッ』

『刃牙スピンオフ大集結ッッ』


 明日のチャンピオンは『刃牙らへん』1巻の発売記念で、スピンオフ作品が大集結だ!
 本誌でもおなじみの『漫画 ゆうえんち -バキ外伝-』
 月刊チャンピオンの『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』
 同じく月チャンから『バキ外伝 ガイアとシコルスキー 〜ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし〜』
 チャンピオンREDの『バキ外伝 花のチハル』

 さらに、最初のスピンオフにして絶賛休載中の『疵面』まで登場するッ!
 スピンオフだったらこの人を外せない!! 超A級外伝『疵面』だ!!!

 まさに盆と正月とゴールデンウイークがいっぺんに来たような面子である。
 これだけ満足させてくれたら、『刃牙らへん』が1ヶ月ぐらい休載しても良いか。
 いや、良くないぞ。


週刊少年チャンピオン2024年20号
週刊少年チャンピオン2024年20号


2024年4月18日(20号)
第6部 第18話「初めてのこと」 (1346回)

 ジャック・ハンマーが父・範馬勇次郎と初会食だァッッ!!
 以前、ならんで街歩きをしていたときは、結局どこにも行かなかったようだ。
 気まぐれで勇次郎があらわれて、数分だけ並んで歩いたのだろうか?
 接点の少ない親子だったから、関係を築くのも大変だ。

 初の会食で、ジャックは動揺している。
 試合では堂々たる態度のジャックだが、テーブルの前では汗ダラダラですよ。
 こんなジャックも居たのか。

 飲み物を問われ、ジャックは水を所望する。
 声、小っさッ!
 しかも、ミネラルウォーターと返事をされただけで動揺してしまう。
 ミネラルウォーターを飲んだこと無いのか?

 海外では水道事情が良くないので、ミネラルウォーターを飲料水にしていると言う話もある。
 ジャックの住んでいたカナダは、水道事情が良いのだろうか?

 戦闘サイボーグと言われるジャック・ハンマーも日常ではポンコツらしい。
 スターバックスに初めて入った人みたいになってる。
 私も ぜんぜんスタバになじめません。
 サイズはS・M・Lで表記してよ。

 水道水しか飲んでいないジャックにガスの有り無しを問うなと勇次郎がたしなめる。
 正論だ!
 天内悠なみの愛があればフォローできる気遣いだぞ。
 うん、ちょっとハードルが高い。

 これは勇次郎がジャックを気づかっているとも言える。
 勇次郎、優しくなりましたな。
 ジャックは勇次郎が選んだドライシェリーを呑む。
 旨すぎて、かえって動揺してしまう!
 汗ダラが止まらないッッ!

「乾杯ガ初メテデス」

「乾杯ガ初メテデス」


 ジャックは乾杯すら初めてだった!
 たぶん酒を呑むのも初めてだろうな。
 闘争しか考えていなかった人生を歩んでいる。
 そんなジャックを美食と美酒でもてなす。
 堕落しないか 心配だ。

 つづけて鮮魚のカルパッチョ、白ワイン、海亀のスープ、オマールのシャンパン蒸しなどをいただく。
 どれも美味くい。
 やはり動揺して汗をかいている。
 下手したら鎬昂昇の攻撃よりも効いているぞ。

 ジャックは強くなるためだけに生きてきたから、美食に弱い。
 このままでは、ジャックが再起不能になってしまう!?
 美食におぼれて戦士の心を失ってしまうかも。

 なお、ナイフとフォークの使い方は刃牙より上らしい。
 これでもカナダ生まれですから。
 ジャックは刃牙より優れていると言われて、汗ダラの喜びだ。
 ガイアに早起き勝負で勝った気になっているシコルスキーなみに喜んでいる!

 小さな達成感を堪能している人生は悪くない。
 悪く無いのだが、今日の勝利だけを求めてきたジャックの生き方がブレそう。
 弱くなりそうで心配だ。

 美味い料理に感動したジャックはエビを手づかみで喰う。
 個室だからこそ許される自由さだ。
 まあ、フランスでもカトリーヌ・ド・メディシスがフォークを持ちこむまで手づかみで食べていたと言われている。
 手づかみこそ、本場の食べかただ。
 そんなこんなんで、酒と美食に酔うジャックであった。


 で、前回ラストの「たまには柔らかい物も食え」という台詞は、とくに拾わないの?
 柔らかい物を食えと言うのは、深い意味が無かったのだろうか。
 たまには美味いもんでも食えって事だろうか。

 ジャックは酒も煙草もやらず、ドラッグばかりやっている。
 たまには違う物もやってみろ、……なのか?
 勇次郎は安易なドーピングよりもパーフェクトナチュラルパワー肯定派だろうな。
 背中の鬼はバーべリングではなく実戦の中で生まれた格闘の結晶だし。

 不自然主義を貫いているジャックには鬼が宿らないかも。
 まあ、刃牙も器具を使ってトレーニングやっているんですけどね。

 刃牙とジャックは似ているようでもちょっと違う。
 勇次郎と食事をした時の刃牙は食事を楽しみつつ、勇次郎を観察していた。
 ジャックは美食に驚き、この場に居ない刃牙と競っている。
 刃牙の方が余裕があるように感じる。
 この余裕が、柔らかい物を食って生まれたのかも。

 ジャックはもっと柔らかい物を食べた方が良いのかも。
 究極の柔らかさ、それは女体だッ!
 すなわち、梢江とSAGAって強くなれと言うメッセージなのかも。
 梢江の涙でドーピングを裏返せば背中に鬼がやってくる!
 これは梢江戦争が勃発するぞ。

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週刊少年チャンピオン2024年20号
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追記 (24/4/24)

「色を知れッ」「グム……」

「色を知れッ」
「グム……」


 ジャックも柔らかい女体を食えば、背中に鬼が出てくるのだろうか?
 ドーピングの副作用で勃起不全になっている可能性もあるから、ちょっと難しいかもしれない。
 食欲も性欲も全部捨て、闘争欲につぎ込む人生だった……

 先週のチャンピオンは『刃牙らへん 1巻』発売記念で、刃牙祭だった。
 と言う訳で、簡単な感想を書いときます。

・疵面
 なにも無かったかのように、続きが掲載だ!
 なんとなく大規模な抗争になりそうな予感ですね。
 この続きはさらにいつになるのやら……

・ゆうえんち
 葛城無門 vs 愚地克巳!
 天才 vs 天才ッ!
 偉大な義父を持つ同士のシンパシーでもある。
 いつか実現して欲しい兄弟対決だ!

・烈海王
 異世界でキマイラと戦う!
 刃牙の必殺技「僕の考えた最強の恐竜」を応用した感じか?
 異世界でも烈海王は元気だ!

・ガイシコ
 最近のシコルスキーは、ガイアや地域の人になじんじゃっているようだった。
 でも、ちゃんと対抗心を持っていたんですね。
 たまに負けているあたりが、シコルスらしい。

・千春
 そういや千春って地下闘技場には出場していないか。
 久しぶりに雄姿を見せて欲しい!
 根性はどこまで技術を凌駕できるのか!?

・同窓会
 刃牙好きが集まれば、刃牙やってみたの話題になりがちだ。
 でも、コツカケの話題が無いな。
 男子たるもの一度はコツカケに挑戦するもんなんだけど。


週刊少年チャンピオン2024年21+22号
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2024年4月25日(21+22号)
第6部 第19話「父が子を誘う理由(わけ)」 (1347回)

 ジャック・ハンマーが実父・範馬勇次郎と はじめてのお食事会だッ!
 異母弟・範馬刃牙も範馬勇次郎とはあまり食事をしていないので、食事会自体がレアケースだぞ。
 この食事会は、どう転がるのか!?
 あるいは、転がらないのかもしれない。

 料理は進み、肉料理"骨付きのラム"が出る。
 骨付き料理はジャックの得意分野だ!
 水を得た魚の如くッ、骨を得たジャックは料理にかぶりつく。
 メキッ ペキッと骨ごと行ったァッ!

 対抗して範馬勇次郎も骨ごと喰うんじゃないかと思ったが、そんな事なかった。
 範馬勇次郎は意外と上品なのだ。
 獣性と品性が同居している。
 骨付き料理を選んだのも勇次郎だったりするのか?

 最後に珈琲をいただきながらジャックは問いかける。
 なぜ、自分を食事に誘ったのか?
 父子が食事をするのは自然だ。
 しかし、範馬勇次郎とジャック範馬の父子は普通じゃあない!

「貴方ハ ソモソモ人トシテ――」
「――――否」
「生物トシテ普通デハナイカラ…!!!」

 地上最強の生物ってのは普通じゃあない!
 そりゃあ、普通ってのは普遍的な事だから、『最』とも『強』とも違う。

 でも、ジャックだって普通じゃあない。
 強くなるためには反則もいとわない。
 高すぎる代償を払う気がある。
 副作用を受けいれる気だ。  普通じゃあないという意味では、似た者親子ですね。

 範馬勇次郎はやりっぱなしで育児参加もろくにしないから、食事だけでも不自然なんだよ。
 範馬勇次郎は普通であることなど、考えたことも無い。
 生まれた時から異常すぎて、普通を目指す気にもなれなかったのだろう。
 範馬勇次郎は戦闘特化生命体だから、戦闘技術以外の事にリソースを割いていない。
 戦闘の意味すら考えないぐらいだ。
 超純粋特化である。

 むしろ食事に意味を考えようとしているジャックのほうが不純なのかも。
 戦闘における美意識を不要と断ずるジャックだが、人生における闘争以外の不純物も抱えている。
 でも、それが普通の人間なんですけどね。
 生きていくうえで不要で余計な物こそ遊びであり、豊かさなんだし。
 ジャックは、もっと柔らかい物も食え。

 だが、真に欲しい物は父子の交流ではない。
 否、父子の食事会じゃあないのだ。
 もっと濃密な交流をッ!
 互いの肉体を互いに味わう、めくるめく闘争こそが欲しいッ!

 範馬勇次郎が久しぶりに強者を喰らいたがるッ!?
 刃牙との親子喧嘩をして人間的に丸くなった勇次郎だが、まだまだ尖っている!
 酒をくらい、肉を喰らい、デザート代わりに我が子を喰らう。
 喰らうために、我が子を挑発しているぞ!

「貴方コソガ俺ヲ欲シイノデハ…?」

「貴方コソガ俺ヲ欲シイノデハ…?」

 ジャックが乗ったッ!
 勇次郎が誘い、ジャックが受ける。
 刃牙と親子喧嘩をした同じホテルで、親子対決第二弾の勃発だ!

 背景を歪ませているのは勇次郎だ。
 圧が凄い!
 ジャックを逃がさぬつもりか?

 後は、範馬勇次郎がどれだけ闘いたいのかだ。
 『グラップラー刃牙』時代の範馬勇次郎は殺傷本能に突き動かされて、多くの選手を破壊した。
 ちょっと過剰なぐらいにダメージを与える。
 ジャックは再起不能なダメージを受けたりするのだろうか?

 だが、今の歯は入れ歯だ。
 歯を全部折られてもすぐに直るぞ。
 少し丸くなった勇次郎なら肉体を徹底的に破壊することもあるまい。
 ダメージを気にしないで、思う存分に闘えるぞ!
 ……たぶん。

 ジャックと範馬勇次郎の初戦は最大トーナメント終了直後だった。
 範馬勇次郎はジャックの頸動脈を噛み切る、逆噛みつきをしている。
 今回も噛みつきの重要ポイントを教えてくれるのか?

 ただ、ジャックは人の忠告をあまり聞かないタイプのようだ。
 勇次郎の忠告を守らず、後れを取ったのが本部以蔵との戦いである。
 今度はちゃんと忠告を覚えていられるといいな。
 ジャックが返り咲くためにも、この親子喧嘩パート2で なにかを得たい。


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追記1 (24/5/8)

「漫画家という人種はこの「休載(じゅばく)」から逃れられない」

「漫画家という人種はこの「休載(じゅばく)」から逃れられない」

 ゴールデンウィーク合併号と休載が連続で来ると休みが長いッッ!

 さて、『バキ道』ラストから言われていたのが「武道家は美意識に囚われている」と言う話だ。
 板垣先生は『激闘達人烈伝』で忍術の初見良昭先生の動きが絵にならないと言っていた。
 実用的で武骨なのが『道』ではなく『術』なのだろう。

 マクロスの河森正治監督も戦闘機の採用試験ではカッコイイ方がだいたい不採用になると言っていた。
 世の中そんなもんなのだろう。

 総合格闘技でも相手を押さえて塩漬けにして判定勝ちを狙うほうが勝率高い。
 ちょうど格闘漫画の『レッドブルー』と『無敗のふたり』で、そういう塩漬けファイターが出てきていた。
 シンクロニシティだ。

 まあ、勝つ=強いってのは分かるんですけど、観客にとって不満だよね。
 私も、そんな試合は毎回見たくない。
 リスクを取って打ち合いをしたら、負けても評価されるシステムが必要だ。

 そういう難しい問題はプロに任せるとして、刃牙らへんでは『道』と『術』の争いが勃発するのだろうか?
 尻穴晒しても勝ちたい超ダサチーム vs 華麗な技で勝ちたいワガママ武道家チームだ。
 ジャック率いる尻穴晒しても勝ちたい超ダサチーム、略して尻ダサチームは誰が参加するのだろう。
 今のところ参加者がガイアと本部ぐらいしか居なさそう。

 あとは最凶死刑囚たちを呼んでくるか。
 ピクルも野生だから美意識なんて無いな。
 流血必死の恐るべき尻ダサチームが誕生してしまいそうだ。

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追記2 (24/5/15)

「合併号と休載で超大型連休かッ」「グム……」

「合併号と休載で超大型連休かッ」
「グム……」


 ひさしぶりの『刃牙らへん』だ!
 いろいろなタイミングが重なって長めの休みになってしまいましたね。

 魅力的なキャラとキャラを闘わせたら、自然と話ができる!
 そう言っていた板垣先生ですが相変わらず休載多めですね。
 話はできても演出とかの問題があるんだろうか?

 魅力的なキャラの再活躍が『刃牙らへん』の裏テーマらしい。
 その代表がジャックの再評価だ。
 個人的には花田をもう一度活躍させて欲しいんですけど、無理なんだろうな……
 魅力的なキャラの再活躍ですからね。

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2024年5月16日(24号)
第6部 第20話「親子で涙」 (1348回)

 範馬勇次郎とジャック範馬の親子食事会は食後の珈琲まで進んで、破綻した!
 勇次郎が闘気をまとって立ち上がる!
 この状況ッ―――― 「デザートはお前だ」状態かッ!?

 そんなふうに憶えていた前回ラストが俺にもありました。
 だがッ 今週は座ったところからやり直しだ!?
 リプレイモード発動である!
 ここ時間もどす場面か!?

 そんな重要なシーンでも無い気がするが、なぜか繰り返しだ。
 で、勇次郎が闘気をまとって立ち上がる!
 うん、ここは見たシーンだ。
 前回ラスト通りにジャックも立ちあがった。
 勇次郎は我が子ジャックに泣かすぞと脅しをかける。

 5ページつかってのリプレイはここまでだ。
 今週の『刃牙らへん』は20ページなので、1/4がリプレイだった計算になる。
 恐るべき贅沢さだ。

 だが、ここで前回とは異なる展開になる。
 前回は勇次郎の挑発にジャックがこたえていた。
「「ゴング」モナイ「行司」モイナイ 襲イ掛カリャ ソコガ開始ダ」
 と言っていた。
 まさに、今ここで闘うという気概が見える。
 だが、今回はジャックの台詞が違う。

「イチバン欲シイ物ヲ前ニ――」
「踏ミ出ソウ トモシナイノハ 俺デハナイ」
「父ヨ」
「貴方自身ダ」

 勇次郎がちょっとショック受けている!?
 2週目だから展開が変わった事にビックリしたのか?
 いや、範馬勇次郎が闘争を求めていないと指摘されてビックリなんだろうけど。

 前回は、闘う気で立ち上がっていた。
 だが今回は立ちあがったけど踏み出そうとしない2人になっている。
 ジャックが勇次郎に殺されて、死に戻ったのか?
 闘ったら死んだので、方針を平和的解決に切り替えて再挑戦していたりして。

 ジャックの指摘に勇次郎は「エフ」「エフ」笑いだす。
 久しぶりに変な笑いかたをしたぞ!
 刃牙が巨大カマキリとリアルシャドーしていると聞いて以来のエフエフ笑いだ。
 息子の変な言動を知るとこみあげてくるのがエフエフ笑いなのだろうか?

 でも、なんか誤魔化して笑っているような感じがする。
 勇次郎はジャックを挑発したものの、闘いたくない気分だったのだろうか?
 範馬勇次郎は人を殺傷せずにはいられない殺傷本能を抱えている男だった。
 美味い料理を喰らうがごとくに、人を喰らう。
 だが、最近は丸くなったもんだ。

 しかし、地上最強の生物と自他共に認める範馬勇次郎が闘わなくなって良いのだろうか?
 地上最強と言うからには、最強であるところ見せないと。
 勇次郎も年を取って、闘うのが面倒になってきたんだろうか?
 そんな衰えを誤魔化すために勇次郎はエフエフ笑ったのかも。

 ジャックと食事をしたのだって、勇次郎らしからぬ行動だ。
 闘争欲を満足させるために我が子・刃牙を育てて闘ったのが勇次郎である。
 ジャックとも同じように戦い、喰らえば良い。
 でも、勇次郎はジャックとの交流を選んだ。
 親子の交流を刃牙とやってみて、けっこう楽しかったのかも。

 勇次郎には地上最強の自負がある。
 馬鹿にされたら怒って反撃したい。
 勇次郎はジャックを怒鳴る。

画像

「かしこまれいッッ!!!」

 この怒りかたは、やっぱり誤魔化すためと言う気がするぞ。
 勇次郎はかしこまって直立不動になったジャックの尻を叩く。
 悪さをする子供は、お尻ペンペンだッ!
 穏便なダメージで終わらせることができた。

 ジャックは次の試合を『急病のため休載』しないで済んだ。
 うまいこと言って、誤魔化せた感じだろうか?
 舌先三寸で乗り切ったとしたら、なかなかの成果だ。
 真っすぐ攻めるばかりだったジャックも、柔軟な闘いができるようになったか。

 勇次郎に親心が生まれた疑惑はある。
 逆にジャックの心情はどうなのだろう?
 ジャックにとって勇次郎は、母の仇なのだろうか?
 刃牙と闘った時に、母の無念を語っていたので勇次郎を全面的に支持している訳では無いだろう。
 けっきょくジャックは勇次郎をどうしたいのか良くわからんのですよ。

 まあ、これはジャックも自分の気持ちがわかっていないのかも。
 勇次郎は母の仇であり、尊敬できる父でもある。
 倒したいけど、認めてもらえるだけで嬉しい。
 どうにも情緒が安定していない。
 母のジェーンさんの教育方針を聞いてみたいぞ。

 こういう良くわからないジャックだからこそ、発言の撤回と修正がしたいのかも。
 噛道の究極奥義は、時間を噛み切って数秒もどして発言をやり直せる事かもしれない。
 今回リプレイが長かったのは、戻す時間を間違えて、かなり手前に巻き戻しちゃったのかも。

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追記 (24/5/22)

「コーラもバナナもオジヤも初めてです」

「コーラもバナナもオジヤも初めてです」

 ストイックな生活に関しては刃牙らへんNo.1のジャック・ハンマーである。
 甘い物を食べた事が無いかもしれない。
 美食家のオリバと食事したらたまげて、倒れて、尻の穴を晒してしまうかもしれないぞ。

 いつか、刃牙とコーラで乾杯できる日が来るのだろうか……


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