刃牙らへん「21話〜30話」感想
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2024年5月23日(25号)
第6部 第21話「ガラス」
(1349回)
範馬勇次郎とジャック範馬が初めての父子食事会だッ!
最凶親子の食事会が無事に済むわけもなく、勇次郎は我が子の尻を激しく打つのであった。
ホテルがゆれる打擲だ。
ドアの向こうで聞き耳をたてていた野中さんも思わず部屋に入る。
そこで目撃した物はッ!?
ジャックの顔が窓ガラスに埋まっているゥ!?
なんで、こんな事になった!?
ガラスに手をつくとかできなかったのか?
ジャックの背中を見ると、肩甲骨が後ろによって背中にしわができている。
極限までに手を引いているのだ。
どうしても手をつきたくなかったらしい。
土俵に倒れるときは顔から落ちる、を目指す
力士
かよ。
尻を叩かれたなら、腰から突っ込むはず。
そうなると股間がガラスに激突だ。
股間を守って顔で着地したのか?
いやいや、手をつけろよ。
転んだから顔面から倒れてしまう歩きたての幼児か。
ジャックが開発した噛道は、相手の攻撃を歯で受ける
カウンター攻撃
を得意としている。
そんな噛道の習性で、思わず顔からいってしまったのかも。
ガラス窓にカウンターとっても効果無いぞ。
どちらにしても、顔がガラスにめり込んでいるのはコントみたいな状態だ。
出オチ
感が強いぞ。
それとも
大喜利
のお題ですか?
●お題:扉を開けるとジャック・ハンマーがガラスに顔をめり込ませていた! なんで、こうなった?
●回答:視力が回復していないので、ガラスに映った自分を敵と勘違いして噛みつきにいったから。
なかなか難しい。
みなさんの回答は、blogコメントにお願いします。
それとも、顔から行ったのは親父へのリスペクトなのか?
範馬勇次郎はピクルの部屋に入る際に、顔から突っ込んで無理やり入ったことがある。
その伝説の顔入りをジャックも真似したのかも。
範馬勇次郎をリスペクトしている!
親父と同じように、顔からいってみちみちしたい!
父への憧れがジャックを奇行に走らせるのか?
このホテルは刃牙と勇次郎が食事会をして、そのまま親子喧嘩に発展した所だ。
親子喧嘩の反省で窓ガラスを強化したらしい。
そのためジャックは窓の外に放り出されなかった。
こいつはラッキーだ!
「40階程度で落ちて死ぬタマかッッ!!!」
だが勇次郎は不満である。
ジャックを信頼しているからこそ、ガラスに投げつけたらしい。
でも、ちょっと結果論っぽい気もする。
本心では落ちなくてラッキーだと思っていたりして。
ジャック・ハンマーであれば、20階ぐらいから落ちても死ぬと思う。
刃牙の時は落とす気で落、とした。
勇次郎だって一緒に落ちたので、安全性も高い。
今回は投げっぱなしで、ジャックまかせだ。
ジャックが頑張らないと落ちて死んでいたぞ。
本当はガラス強度を見破っていたのかも。
落ちないようゴルフのパターショット並みの精密さで力加減してジャックを叩きつけたのかもしれない。
でも、勇次郎もジャックが顔からいくとは思わなかっただろうな。
顔をガラスに突っ込んでいたジャックは顔を抜く。
あまりダメージが無い。
汗も鼻血も無いぞ。
つまり、ほぼノーダメージであると考えてよい。
ジャックは落ちても死なないと褒められたと満足しちゃう。
これだけ挑発されても満足して帰っちゃうのか?
刃牙だったら勇次郎に食ってかかって親子喧嘩 第2ラウンドの開始になったかも。
「モットモ今日ハ「エレベーター」デ帰ルケド」
「今夜ハ ゴチソウ様デシタ」
「報ワレマシタ」
じゃあ窓から落ちて帰ると言わない所が血の薄さだろうか?
シコルスキーや柳龍光なら窓から出て行くよ。
ここで窓を割って飛び降りたら100万範馬ポイントだっただろうに。
なお、着地で地面を破壊しない技術も必要です。
ジャックは、なんか上手くごまかした感じだ。
範馬勇次郎と食事をすれば満足なのか?
ちょっと褒められたら、それで満たされるほど器が小さいと?
このあたりも血が薄いと言われてしまった原因なのかも。
母ジェーンが受けた屈辱をジャックは相続していないのだろうか?
ジェーンが勇次郎を殺すために近づいたのは悪かったが、避妊無しでレイプする必要あったのかと詰め寄れば良かったのに。
範馬勇次郎と朱沢江珠の関係は、なかなか複雑で息子・刃牙にすら理解できなかった。
おなじく範馬勇次郎とジェーンの関係も複雑だとは思うのだが……
ジャックも範馬勇次郎には複雑な思いをもっているはずだ。
最大トーナメントのころは、範馬勇次郎と闘う気だったし、実際に闘っている。
今では闘志が萎えちゃったんだろうか。
牙を抜かれた獣のように。
実際に総入れ歯だしね。
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週刊少年チャンピオン2024年25号
・
追記1
(24/5/22)
「休載(はいぼく)を―― 知りたい」
――――休載は、わりと良く知っていますよね。
常連のお得意様です。
刃牙らへんは休載で代打『ゆうえんち』だ!
刃牙のスピンオフも増えてきたけど、『ゆうえんち』が一番自由なスピンオフですね。
なにしろ主人公が本編にはいないオリジナルキャラクターだ。
ただ、その主人公を支える家族関係や師匠が刃牙と濃くつながっている。
この辺の配置が、さすが巨匠・夢枕獏だなぁと静かで深い感動をしてしまう。
葛城無門が本編にも出てきたら、強さはもちろん、松本梢江をめぐる恋のライバルにもなりうる。
まあ、そこはあまり望まない人もいるんでしょうけど。
無門くんは美形だから、幼い頃の梢江ちゃんがほのかな恋心を寄せていても、まったく不思議じゃあない。
い〜や、自然じゃッッ!
まさに、刃牙ら変!
否ッ!
刃牙ら恋ッ!
週刊少年チャンピオン2024年26号
・
追記2
(24/6/5)
「めずらしく柔らかい物 食べたからお腹が……」
お腹も柔らかくなりました。
刃牙らへんが連載再開だ!
父親との食事会を経験したジャック・ハンマーはどう動くのか?
あるいは動かないのかも。
とりあえず、しばらく美意識に縛られた武道家を狙うのだろうか?
美意識高いランキングで言えば、やっぱり愚地独歩が一番かも。
武にすべてを捧げた男である。
コツカケに睾丸を捧げちゃったから子種がちょっと弱ったかもしれない疑惑があるぐらいだし。
でも、独歩は卑怯技も使うし、裸で喧嘩をしたりもする。
美意識も極めれば
天衣無縫
って感じだろうか?
粋も極めれば、全裸に至る
って事ですね。
武の頂点と言えば渋川剛気だろう。
宮本武蔵に感心されるほど、立ち姿からして武だ!
でも、渋川さんは過去にジャックと闘っている。
改めて闘わなくても良いような気がするぞ。
若き美意識と言えば愚地克巳だ。
烈海王の遺志まで引き継いじゃって、ややこしくなっているが美意識高いほうだ。
加藤を師匠と呼んで武器の使用を解禁しようとした時期もありましたが。
あの件、その後はどうなったんでしょうね?
武じゃあ無いけど美意識高いのが花山薫だ。
克巳よりも厳密に武器の使用を禁じている。
武道家はともかく武術家だと究極的に言えば勝つためなら手段を選ばんと言う世界だ。
むしろ侠(おとこだて)の世界のほうが美意識を重んじているのかも。
となれば、次回あたりはジャック・ハンマーvs花山薫がくるかもしれない。
週刊少年チャンピオン2024年27号
2024年6月6日(27号)
第6部 第22話「都心での生き方」
(1350回)
ジャック・ハンマーは父・範馬勇次郎に尻を叩かれ満足して帰った(要約)。
つぎにジャックが闘う相手は誰だ!?
武道家の美意識を噛み砕くのかッ!
そのころ、都心のコンクリートジャングルで恐竜時代原人のピクルが地上を歩いていたッ!
ヒョウ柄パンツにコートと言うスタイルだ。
服が増えているッ!
文明化だよ!
ちょっとだけ現代人に近づいているぞ!
野生が消えつつある。
田舎の豊かな自然がパチンコ屋に変化(かわ)ってしまったかのような寂しさだ。
ピクルはもう野人じゃあ無いんだな。
いやまあ、けっこう前から下着をはく生活スタイルになっていたんで野人度さがっていたんですけど。
なぜか夏なのに厚手のコート着てる。
パンツは現代日本で生きるうえで仕方がないのかも。
だが、コートはどういう訳なんだろう。
寒さを感じるようになってしまったのか?
恐竜時代
は気温も酸素濃度も、現代と違ったらしいし。
寒さを感じてコートを羽織ったのは、許そう。
でも、上を着るならパンツ脱げばいいのに。
全裸にコートだけって恰好は、ある意味で現代的だぞ。
ピクルはゴミをあさるカラスを3羽捕まえて生で喰うッ!
鳥をハントする技量は大したものだが、
牛刀をもって鶏を割く
な印象も否めない。
強さの無駄づかいだ。
いや、強さを持て余しているのだろうか?
生はともかくとして、羽根ごと喰っちゃう。
羽根は消化しにくそうだけど。
少しでもカロリーを欲するほどに生活苦なのかも?
けっこう貧しい食生活なんだろうか?
さらに、ピクルはゴミ袋から染みだす汁をすする!
汚い!
不衛生だ!
でも、これが野生なのか?
普通に川とか水たまりから水分補給すればいいのに。
ゴミ袋内にコーラの残りとかがあって、それが染みでているのだろうか?
糖分、美味ッ!
刃牙とは食の好みが合うかもしれない。
密猟者が野生動物を捕獲しようとする時は、餌として塩水を置く。
山には塩分が少ないから、たまらない美味さなのだろう。
ピクルも似た感じかも。
自然には不足がちな塩分や糖分に餓えている。
汁をすする前に匂いを嗅いでいたしね。
かつてのピクルは自分に向かってくる強者だけを狩って喰らう誇り高き戦士だった。
だが、今のピクルは逃げるカラスを捕まえ、ゴミをあさる都会の
屍肉あさり(スカベンジャー)
だ。
おまけにコートを着て、パンツはいている。
あれぼど野生の輝きを放っていたピクルは、都会に住んで薄汚れた。
ただ、美意識を無くしたという意味では強くなったのかもしれない。
餓えて死ぬぐらいなら、美意識など不要だッ!
もともと四つ足の戦闘スタイルも見せるピクルである。
四つん這いになれば、尻穴も晒しがちだッ!
絶滅危惧の美しき
ライオン
から、しぶとく生きる
ハイエナ
に転職した感じですかね。
そんなピクルの前にジャック・ハンマーと徳川光成があらわれる。
かつてピクルに敗北したジャックがリベンジにやって来たのか!?
だけど、ピクルのほうが弱体化しているような。
それでもジャックはピクルに熱い抱擁をする。
ジャックが第一に思うのは実父・範馬勇次郎だろう。
そして、第二に思うのは自分を餌扱いした強敵ピクルだ!
あ、でも母親のことも思っていそうだな。
とりあえず刃牙の事は暫定4位でしょう。
ジャックは骨延長手術とチタン義歯に加え噛道という技術体系の確立で現代的な強さを強化している。
対するピクルは、野生度が落ちた。
パンツはいてるし、コートまで着ちゃった。
ジャックのリベンジとして、現在のピクルはふさわしいんだろうか?
まあ、本部以蔵よりはアリだけど……
刃牙と闘ってからピクルは弱体化しちゃったのかもしれない。
敗北は獅子を蚊トンボに変えるのだ。
ピクルは食事に妥協して、文明化も受け入れたのだろう。
そのうちにスマホも使いだして、クーポン使って電子決済で買い物とかしそうだ。
とにかく、ジャックが次に闘いたいのはピクルのようだ。
屈辱へのリベンジである。
やっぱり刃牙とは闘わないみたいだ。
ジャックvsピクルは、歯vs牙でもある。
現代vs野生、ドーピングvs天然、丸刈りvsロン毛と対立軸が多い。
ジャックはどう闘うべきなのか?
前回は打撃で圧倒されたので、今回は噛むより殴りたいかも。
美意識無き噛みつきファイター同士の試合になりそうだ。
お互いに尻穴を晒しあう凄まじい試合になるかもしれない。
凄いもん好きの観客も、これにはにっこりだろうな。
ただ、ピクルはかなり弱体化しているように見える。
餌あつかいされたジャックが復讐でペット扱いしたりして。
ピクルは、もう野生と言うより野良だ。
○ コメントは
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週刊少年チャンピオン2024年27号
・
追記
(24/6/12)
刃牙らへん21話
でジャックが窓ガラスに頭を突っ込んでいた。
まるで大喜利のような状況だ。
実際に大喜利の題材になるだろうし、募集もしてみたんですが、試しにAIの力を借りてみよう!
という訳で、
ChatGPT
に大喜利を回答してもらいました。
問:ドアの向うで大きな音がしたので、ドアを開けてみるとジャック・ハンマーが窓ガラスに頭から突っ込んでいた! なんで?
「それはジャック・ハンマーが新しいトレーニング法を試していたんだ。『ガラス突き破り特訓』と言って、反射神経を鍛えるためにわざと突っ込んだらしい。うん、彼のトレーニングはいつも斜め上を行くよね。」
「それはジャック・ハンマーが新しいプロテインの効果を試していたんだ。飲んだ瞬間に力がみなぎって、思わず近くのガラス窓に頭から突っ込んでしまったらしい。『これが真の筋力だ!』って叫んでたよ。」
「実はジャック・ハンマーが最新のVRヘッドセットを使ってトレーニングしていたんだ。でも現実と仮想の区別がつかなくなって、そのままガラス窓に突っ込んでしまったんだよ。強さだけじゃなく、技術にも敏感なんだね。」
「ジャック・ハンマーが朝のランニング中に、ガラス窓に映った自分の影に闘争心を燃やして突進したんだ。自分の姿すらライバルと見なすとは、さすがだよね。」
「それはジャック・ハンマーが刃牙とのスパーリング中に、刃牙のフェイントに引っかかって思わずガラス窓に突っ込んでしまったんだ。刃牙も『そこまで引っかかるとは思わなかった』と驚いてたよ。」
「ジャック・ハンマーが究極のパンチングマシーンを探していたんだ。そして、ガラス窓を見つけて『これなら俺のパンチでも壊せないかも!』と思い込んでしまった結果、頭から突っ込んでみたんだよ。」
「ジャック・ハンマーが新しい戦術、『突撃頭突き』を試していたんだ。でも、タイミングを間違えてガラス窓に直撃してしまったんだよ。『計算通りだ』と言ってるけど、どう見ても痛そうだったね。」
「実はジャック・ハンマーが目を閉じたまま、感覚だけで戦う訓練をしていたんだ。ガラス窓の位置を読み違えてしまって、勢い余って突っ込んでしまったんだ。『次は成功する』って言ってたけど、どうかな?」
「それはジャック・ハンマーが超人的なダッシュ力を試していたんだ。『壁すらも突破できる俺の力を見ろ!』と勢いよく走り出したら、ガラス窓を壁と勘違いして突っ込んでしまったんだよ。」
「ジャック・ハンマーが筋肉の膨張実験をしていて、急激に体が膨らんだ瞬間、ガラス窓に押し出されてしまったんだ。実験は成功したけど、予想以上の効果だったみたいだね。」
「ジャック・ハンマーが新しい格闘技『ガラス割り術』を開発中だったんだ。特訓の一環として、ガラスを頭突きで割る練習をしていたら、突っ込みすぎてそのまま窓に突っ込んでしまったんだよ。」
「ジャック・ハンマーが闘志を燃やして走りながら『見えるものすべてが敵だ!』と叫び、ガラス窓に映った自分の姿に挑んでしまったんだ。自己対決も彼の修行の一部らしいよ。」
「ジャック・ハンマーが新しいエネルギードリンクを飲んだ直後、急にパワーがみなぎって『俺にはもう障害物なんてない!』と思って突進したら、ガラス窓がその障害物だったんだ。」
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なんか、ズレた回答や駄目な回答もありますが、普段思いつかないような回答もある。
質問の仕方が良くない部分もありそうだ。
上手く使えば、AIは参考になるかもしれない。
blogコメント
週刊少年チャンピオン2024年28号
2024年6月13日(28号)
第6部 第23話「慟哭の記憶と願望」
(1351回)
ジャック・ハンマーは地上最強の生物・範馬勇次郎の息子にして、ドーピング噛みつき戦士(ファイター)である。
原人ピクルは恐竜時代からよみがえった地球史上最強クラスの生物だ。
……恐竜時代に人類なんていませんよ。トランプをカステラのように千切るほどにありえない。
などと突っ込むのは野暮ですよ。
ジャック・ハンマーとピクルは壮絶な闘争(たたか)いをした。
互いに噛み合い、殴り合う。
ジャックは顎が粉々に砕かれ、何度も気絶した。
挙句の果てにジャックは保存食あつかいされて、吊るされている。
「「闘争(タタカ)イ」ト云ウ表現デハ
到底収マリキラナイ「交ワリ」」
「最早ソレハ――――――――
交ワリヲモ超越(コエ)タ――――――――」
「俺ト云ウ物質ト ピクルト云ウ物質ノ――――――――
「融合」……………………ッッ」
なんか、変な事を言いだしたぞ。
ドーピング薬等のやりすぎじゃない?
薬の効果で酩酊して、ピクルと融合する幻覚を見ていたんじゃ……。
ジャックは
LSD
あたりを併用していたんだろうか?
ジャックにとっては、敗北した慟哭の記憶だ。
でも、ピクルと融合できてまんざらでもないらしい。
本当か!?
ジャックの思いが一方的でなければ良いんだけど。
対戦相手と絆を感じる闘いは昔の刃牙もやっている。
最近は、あまり絆を感じていない気がするけど。
刃牙は野見宿禰との闘争(たたか)いでも、なにか心通じたんだろうか?
ジャックも、刃牙っぽい闘いで絆を深めていたのかも。
でも、ジャックって闘争で絆を深めたり、あまりしない。
ブラジリアン柔術のセルジオ・シルバは絆を感じるまでもなくドーピングパワーで圧倒した。
少林寺拳法の三崎健吾には護身の武道をあざ笑うかのように噛みつきという稚拙にして凶悪な技を見せた。
レスリングのガーレンにも噛みつきとドーピングパワーで勝つ。
合気柔術の渋川剛気には範馬の子と言う格の違いを匂わせて勝利する。
範馬刃牙とは壮絶な試合の末に敗北する。
さすがに異母弟の刃牙とは、試合で絆が生まれたようだ。
でも、その後に会っている様子は無いですけど。
勇次郎には一噛みで負けた。
最凶死刑囚のひとりであるシコルスキーには相手の攻撃を凌駕して勝った。
アライJr.には話の流れを破壊して勝つ。
でも、ピクルには負けてしまう。
本部以蔵の武器術にも敗北だ。
野見宿禰と鎬昂昇には勝った。
やっぱり絆が生まれていないぞ。
ピクルには濃密な敗北を与えられたので、逆になんか感じちゃったのかも。
ならば本部とも融合したのか?
いや、武器術が相手だと溶けにくいだろうな。
となると、ジャックが刃牙以外に友情を感じた唯一の相手がピクルなのだろう。
友達が少ない。
セルジオ・シルバともっと仲良くしたかったな。
あれからジャックは二度目の骨延長をして、チタン義歯にした。
肉体サイズも噛みつき攻撃力もピクル以上だ!
……たぶん。
対するピクルは都会で汚れて弱体化したようだ。
つまり、ジャックと互角になった!?
現在のピクルなら、ジャックに勝機がある!
ジャックなりの勝算があるようだ。
本当ですかね?
ジャックは本部と戦って負けた時も、勝てる気満々で戦闘しただろうに。
刃牙vsピクルは決着基準が曖昧だ。
武蔵vsピクルも、ピクルが切傷を嫌がって逃亡と言う曖昧決着だった。
そう考えるとピクルに素手で勝った人間はいない。
ジャックはパワーアップした。
ピクルは衰えている。
それでもジャックに勝機があるのか、やっぱり怪しい。
だが、勝てるから闘うというのは美意識のある武の人たちだ。
ジャックは明日見ぬ戦士である。
今日負けて死んでも悔いなし!
……で、良いのか?
などと話していたら、ジャックは背後からピクルに左肩を噛みつかれたッ!
ジャックは良い話をしていたと思うんだけど、ピクルは ちゃんと聞いてた?
本当に心通じているの?
それとも、これがピクルなりの友情行為なのだろうか?
噛むのが友情の証なら、ジャックも答えるしかない。
さっそく壮絶な噛み合いになりそうだ。
そして、融合する!
合体してジャック・ピクルになれば、刃牙にも勝てるかもしれない。
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週刊少年チャンピオン2024年28号
・
追記1
(24/6/19)
「甘美なんだろうねぇ」
「小便漏らすかもしれないねぇ 休載(はいぼく)に身を委ねるなんて」
今週の『刃牙らへん』は休載で、代打『ゆうえんち』だ!
ついに"ゆうえんち"が開始されて本格バトルが始まっている『ゆうえんち』と、ジャックとピクルが再開して噛み合いが始まりそうな『刃牙らへん』ですね。
『刃牙らへん』はジャックvs鎬昂昇が終わってから急に展開が遅く、休載が多くなった気がする。
次の対戦相手に悩んでいたのだろうか?
そして、ジャック用の決戦相手であるピクルをもう出すことにした。
だとしたら、これからは早い展開になることを期待しよう。
もっともジャックの最終決戦の相手は範馬刃牙だ。
……刃牙で良いんだよな?
兄弟対決 第二ラウンドは いつ開催されるのか?
いや、ジャックにとって真のラスボスは本部以蔵かな?
週刊少年チャンピオン2024年29号
・
追記2
(24/6/26)
ピクルが夏なのにコート着て、下はヒョウ柄パンツ一丁だ!?
そんなピクルの奇行も大喜利ネタみたいだな。
と言う訳で、AIに大喜利してもらいました。
今回はツッコミつきです。
● ピクルが夏なのにコート着て、下はヒョウ柄パンツ一丁だ!? いったい なぜ!?
「ピクルにとって、ヒョウ柄パンツは戦士の象徴。コートはただの現代の隠れ蓑さ。」
→ 恐竜時代にヒョウはいないッ! 外伝ピクルから読みなおせッッ!
「ピクルは寒さを感じないが、コートはオシャレだと思っている。彼なりのファッションセンス。」
→ 夏だつってんだろッ! ただ、ファッションセンスというのはあるかもと思ってしまった。
「コートを羽織ることで、周りの人々にヒョウ柄パンツだけの姿を隠すためのカモフラージュ作戦。」
→ ストレートに変態ですね。
「ピクルは『夏の紫外線は危険だ』と聞いて、コートで日焼け対策をしている。」
→ 現代のほうが紫外線が強いかもしれないので、うっかり納得しかけた。
「エアコンの効いた現代の建物の中は寒すぎるから、コートを着て温度調節をしている。」
→ 外だよッ! ちゃんとデータ学習しとけッッ!
「古代の氷河期で育ったピクルにとって、現代の夏は全然暑くない。むしろ涼しいくらいだ。」
→ 恐竜時代だってばッ! ……恐竜時代に人類はいませんと長々と回答されてしまって、本当にすいません。
「ピクルは『コートを着ていれば、下は何も着なくていい』という現代のファッションルールを勘違いした。」
→ そんなファッションルールないよ! 変態の流儀じゃねェかッ!
「コートを脱いだら暑いし、ヒョウ柄パンツ一丁だと流石に恥ずかしい。だからその中間を取ったんだ。」
→ コートを脱いだら暑いし、は間違えているぞ。でも、恥ずかしいのは合っている。
「実はコートを着ている途中で衣装の残りがなくなった。でも夏だから何とかなると思った。」
→ 意味不明でシュールな回答だ。
「ピクルは現代の服装に興味があるけど、全部着るのはまだ慣れていないから、とりあえずコートだけ。」
→ なんとなく合っている気もする。
「コートのポケットにいろんなものを入れられるから便利。でも、動きやすさを考えて下はヒョウ柄パンツ一丁だけ。」
→ 普通に良い解答かも。
「ピクルは周りの人々の注目を集めるために、この奇抜な格好をしている。コートの下がほぼ裸なのは計算済み。」
→ 完璧に変態の行動だ。
「ピクルは動物に狩られていることを悟られないように、コートを羽織っている。ヒョウ柄パンツは自然に溶け込むためのカモフラージュ。」
→ 変な内容だけど、大雑把に合っているような気がする。
「ピクルの文化では、狩りをするときに特定の儀式服を着る。コートとヒョウ柄パンツはその儀式の一環。」
→ ピクル一族の儀式知らんし、そうかもしれない。
「コートを羽織ることで、動物に対して威圧感を与える狩りの戦術。ヒョウ柄パンツは、他の動物に『自分は強い』とアピールするため。」
→ 狩りから遠ざかっているぞ。
「狩りをするときは体温が上がるので、コートを着て汗をかいて体温調整をする。ヒョウ柄パンツは通気性が良いから、暑さに対応するため。」
→ 「コートを着て汗をかいて体温調整をする」って所にAIの間違いを感じる。
変な回答もあるけど、中には良い回答もありますね。
さて、実際のピクルはこれらの回答を上回る事ができるのか!?
……たぶん無回答なんだろうな。
週刊少年チャンピオン2024年30号
2024年6月27日(30号)
第6部 第24話「ご両人」
(1352回)
恐竜時代からよみがえった奇跡の原人ピクル!
範馬勇次郎の遺伝子に人体改造を加えた狂戦士ジャック・ハンマー!
この二人が再び対峙する!
かつて、二人は闘い噛み合った。
ジャックはアゴを粉々に砕かれ日に二度も敗北して保存食として吊るされる。
弟の範馬刃牙に戦士として終わったと言われるほどの屈辱的大敗だった。
だが、そこからのジャックが凄かった。
復活した
プロジェクトX
に取り上げて欲しいほどの奮闘だ。
(BGMに『
地上の星
』をイメージしてください)
再度の骨延長手術を行い、身長を243cmに伸ばす。
巨人となったジャックは本部以蔵に勝負を挑んだ。
インプラントで治した歯を全損させて敗北した。
「
安西先生
は思った『まるで成長していない……』(語り:田口トモロヲ)」
その後、ジャックは台湾に飛ぶ。
「これだ。チタン合金製の総入れ歯だ。(語り:田口トモロヲ)」
「のちに読者は思った『台湾、関係無い』『骨延長は余計だった』(語り:田口トモロヲ)」
塞翁が馬
とばかりに色々あったけど、チタン義歯が正解だったようだ。
でも、伸ばした手足は元に戻らない。
それとドーピングもやめられていないんだよなぁ。
薬をやめたら、鬼の背中が出るかもしれないのに。
とにかく、ジャック・ハンマーは強くなって戻ってきた。
人間が野生動物だったころの強靭さ、それが原人ピクルだ。
ドーピングとチタン義歯という人類の科学技術で得た強さ、それがジャック・ハンマーである。
二頭の怪物が再戦するのかッ!?
だが、ピクルは闘技場でも無く試合開始の合図も無いのに、いきなりジャックに噛みついた。
野生には、よーいどんの合図なんて無いんですよ。
ズールにだって無い。
だがジャックは不用意に背中を見せた自分のミスだと言う。
ジャックはけっこう武人ですね。
酒に酔って不覚をとる方が悪いと考えるタイプだ。
逆に言えば、背中を見せて隙だらけの奴には噛みついて良いと考えているな。
刃牙よ、ジャックと会う時は油断しすぎるなよ。
無くしたと思っていた保存食が見つかった感覚なんだろうか?
ピクルの精神テンションは今! ホームレス状態だ!
空腹! 残飯! 落ちているものでも喰うぜ!
噛まれたジャックは回転して、ピクルの噛みつきから脱出する。
この動きは本部流か!?
いや、仮にも噛みつき専門格闘技=噛道を名乗っているのだ。
噛みつくのはもちろん、噛みつかれても対応できる!
ほら、ボクシングが「パンチで攻められるのは苦手」とか柔道が「投げられると弱い」とか、言いだすと変でしょ?
噛みつきから脱出したジャックは、ピクルに反撃する。
ただの反撃ではない。
範馬勇次郎感を出しながらの反撃だッ!
「歯ァ食シバレッッ」
範馬勇次郎感、あるいは実弟の範馬刃牙みたいな一発だ。
自分だって範馬一族なんだという主張がこめられた一撃かもしれない。
ジャックの一撃でピクルは吹っ飛び、鼻血が出た。
汗は無いので、軽いダメージだな。
鼻血は汗より軽い!
殴られたピクルは跳ねおきる。
吊るしておいた保存食ではなく、倒すべき獲物だッ!
ジャックへの判断を変えたようだ。
やっぱり路上で二大噛みつき戦士が激突するのか!?
最近のジャックは、ほめられたい欲が高まっている。
この勝負を地下闘技場に持ち込んだほうが良いぞ。
負けて喰われそうになったら、助けてもらえるのも助かるし。
「そのへんにしときねぇ………」
「ご両人」
この危険なにらみ合いに割って入ったのが花山薫であった。
なんで、この場所このタイミングで仲介に入れたんだ!?
ここは花山組のシマなのか?
それとも常にピクルの動向を探っていたのか?
二大恐竜の激突と言う重圧の中に割り込める人間は、そんなに居ない。
数少ない人間のひとりが花山だ。
二人を止めるにはベストの人材である。
刃牙なら放置してデート続行しちゃうだろう。
範馬勇次郎なら自分が二人とも倒すと言い出しかねない。
パワー、気力、若干の良識を兼ね備えている花山がいてくれて助かった。
花山の仲介でこの勝負はどこに向かうのか?
改めて地下闘技場でバトルなのかも。
いや、意外とワイルドターキーで乾杯して和解しちゃったりして。
姿は見えないけど、近くに酒を持った木崎がいるだろうし。
来週は休載で、連載再開は32号(7/11)だ!
噛みつきをするジャックとピクルの闘いは流血必死で、一般人にお見せしにくい。
地域住民を守るために花山が出てきたのだろう。
このあとで地下闘技場に連れて行って、無観客試合でファイトか?
でも最近のジャックは褒められたい。
歓声のない無観客だとモチベーションが下がりそう。
いや、範馬勇次郎さえいてくれれば やる気爆上がりだ!
ここは猪狩に頼んで範馬勇次郎の影武者を用意してもらおうか。
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週刊少年チャンピオン2024年30号
・
追記1
(24/7/3)
「貴方コソガ休載ヲ欲シイノデハ…?」
『刃牙らへん』は休載だ!
話はかわりますが、ネットフリックスでオリジナルアニメ『範馬刃牙vsケンガンアシュラ』と『餓狼伝:The Way of the Lone Wolf』が配信されている。
なかなか時間が取れなくて全部は見ていないんですが、簡単な感想です。
『範馬刃牙vsケンガンアシュラ』
作品を超えた夢の競演だ!
スタッフは範馬刃牙よりですね。
記念オマケ漫画ネタを拾ってきたりと、楽しい部分があるぞ!
ただ、コラボ作品だからか、作中でやったネタしかやらないような部分がある。
例えば、ジャック兄さん またマックシングですか!?
ドーピングを超えたと思ったけど、そんな事無かったハズだよね。
勝負中にマックシングするため、あえてドーピングしているのだろうか?
そういう中では、トイレ我慢対決はオリジナル要素が高く面白かった。
あと、声優かぶりキャラを出しているのも、ちょっと面白い。
シコルスキーも出てくればよかったのに。
『餓狼伝:The Way of the Lone Wolf』
逃亡中の藤巻十三を主人公にしたスピンオフ作品だ。
夢枕獏作品のテイストが随所にあって、なかなかに良い。
冒頭の舞台が山だったり、訳ありの小料理屋の女将と仲良くなったり、
蠱毒
マッチとか。
堤城平とトーナメント初戦で当たって負けたと言うのも良いね。
常に全力で闘っちゃう堤は、スタミナ温存ができないから初戦が一番強い!
ただ、見ていると板垣先生のキャラクターデザインって良かったんだと思う部分もある。
泉宋一郎の老いで枯れる寸前と言う雰囲気は、漫画版のほうが出ている気がする。
あと、冴子の面倒くさい悪女っぽさとか。
アニメは女性が美人だね。
スピンオフと言いつつ、最後は原作に追いついて丹波文七vs泉宋一郎が始まったりする。
ここで出てくる技が、後ろを向いて相手の虚をつく後ろ蹴りだ!
作中だと不発なんだけど、ゲーム版では便利な技だった。
アニメ冒頭で藤巻が羆に使用しているんだけど、これ羆にも有効なの!?
この勢いで餓狼伝本編もアニメ化して欲しいかも。
ちょっと時代が合わない部分があるのが難しいところですが。
週刊少年チャンピオン2024年31号
・
追記2
(24/7/3)
「美少女Vtuberとコラボするッ!」
「ソレハ……チョット……」
『刃牙らへん』は休載だ!
次号チャンピオンでは美少女VTuber『しらないこと研究会 』とバキが
コラボ
だ!
いやいやいや、今日は4月1日じゃあ無いですよ。
知らない事研究会の白銀ノエルは刃牙好きだからこその企画だろうか?
同人誌みたいな企画になっているぞ。
これで良いのか公式よ?
最近の板垣先生は ちょっと曖昧でどんな企画書にもハンコ押してくれるのだろうか?
なんにしても、今後も刃牙らへんは異常事態が多そうだ。
週刊少年チャンピオン2024年32号
2024年7月11日(32号)
第6部 第25話「宣誓」
(1353回)
恐竜時代からよみがえった奇跡の原人ピクル!
範馬勇次郎の遺伝子に人体改造を加えた狂戦士ジャック・ハンマー!
この二人が路上でバトル寸前だ!
互いに相食む流血事態になりそうなこの状況を止めたのは花山薫であった。
このあたりは花山組の縄張(しま)なので堅気に被害が及ぶのはNGなのだ。
組長自ら止めに入るあたり、即時対応かつ必要戦力の分析ができている。
一見平和に見える町だが、花山組の監視網がすごそう。
15歳のころの花山は一般人が大勢いるゲームセンターで刃牙に喧嘩を売ったりしていた。
あそこは花山の縄張(しま)では無いか?
でも、それだと他所のシマを荒らしたと言う事で
仁義
が立たないな。
たぶんこれが、若さゆえのあやまちというものだ。認めたくないものだな。
顔面傷だらけの強面だが地域住民からけっこう愛されている花山である。
こういう地域の安全管理も行っているのだろう。
ジャックとピクルが争えば合計4m50cmぐらいの大惨事だ。
これを未然に防いだ。
花山は喧嘩をするだけでなく、止めるほうも優秀らしい。
2mを超える怪獣二匹の前では、190.5cmの花山も小さく見える。
だが、体のサイズを超えた制止力だ。
土地の安全を背負って立っている状態の花山は、すでに侠客(おとこ)立ちしている!
死して倒れぬ侠客立ちで、ジャックvsピクルを止めた!
白亜紀の原人ピクルには
縄張り
の概念が難しい。
そうなの!?
犬や熊だって縄張り持っているぞ!
ただ、ピクルは狩人・戦士として一流だけど、社会性のあるヒトとして大人なのだろうか?
ピクルは種の中でも突出して強かったようだ。
集団の中で浮いていたのかもしれない。
大人の常識を身につけない、最強の子供だった可能性もある。
縄張りを学びそこねているのかも。
よくわからないけど、なんか喧嘩を止められた!
ピクルの野生が反発心となって花山に向かう!
胴タックル的な技をピクルが花山に仕掛けたッ!
だが、侠客立っている花山はピクルを止めるッッ!
「ふふ…」
「憶えていたかい」
ピクルに既視感があるッ!
昔、ピクルは同じように花山にタックルして止められていた!(
範馬刃牙14巻
110話
)
その時、ピクルは花山にトリケラトプスを感じお互いに認め合ったのだ。
……改めて、書くとやっぱり変な認め合いだけど。
ピクルは殴らず噛みついていない。
すこし加減した攻撃だった。
それでも受け止めた花山はすごい。
ピクルの体臭もすごいらしいが、そこに触れないのが花山の優しさだ。
自慢の白スーツが汚れそうだけど、気にしないんだろうな。
むしろ、木崎あたりが気にしていそうだ。
花山は次にジャックへ声かけをする。
ジャックは自分より小さい花山が、自分を恐れていないことに おどろく。
というか、ジャックは花山の事を知らなかったのか?
同じ最大トーナメントに出場した間柄なのに。
二回戦敗退の花山など知らんのか?
ズールや金竜山も憶えてないのかも。
ジャックが倒したガーレンに倒された花山(ただし負傷中)だ。
少し縁もあるし、近くで目撃しているはずなんだけど。
となると、ジャックはシコルスキー以外の死刑囚たちも知らないのかも。
ジャックは何事も集中して取りくむ反面、視野が狭そうだ。
つまり噛道の弱点は、噛みつこうとする瞬間の隙だろうな。
それとも過剰な薬物接種の影響で、ちょっと記憶が曖昧になっているのかも……
せっかく生まれた喧嘩の芽を摘んでしまった。
喧嘩師花山としては、続きを見届けるためにも地下闘技場に行くと確約した。
ちゃんと次回の予定を決めてくれる配慮が嬉しい。
闘うよと言いながら、いっこうに闘わない刃牙vsジャックの兄弟喧嘩2も促して欲しいな。
「おぬしとは正反対のタイプじゃ」
徳川光成の説明では、花山薫はジャック・ハンマーと正反対のタイプらしい。
おなじラフファイトっぽい気がするんだけど、逆ですか?
花山が喧嘩を主にしている。
でも、ジャックは試合を種にしているという違いか?
花山は喧嘩を素手でクリーンに闘う。
ジャックは試合で噛みつきなどダーティーに闘うという違いかも。
この2人は似ているようで違う。
噛みつきと握撃の、どちらが強い!?
とか、やって欲しいな。
とりあえず徳川さんはジャックvsピクルの再戦を優先するらしい。
ジャックとピクルの試合は、噛み合う!
壮絶な試合を予感させつつ、次週は休載で代打『バキ外伝 ゆうえんち』です。
なんか、ジャックとピクルト花山で三角関係になっていないか?
ジャックはピクルとの闘いで融合した気になっている。また、闘いたい。
花山についても興味をもった。
ピクル戦のあとで闘いたくなるかも。
ピクルはジャックのことをどう思っているのか?
食べのこしと見ていそうで、ジャックの片思いなんじゃないかと言う気もする。
一方でピクルは花山には好意的だ。
トリケラトプスを感じているし、良きライバル扱いしていそう。
強敵(とも)ですね。
花山はピクルには友人目線で接している。
初心な素人なんで手は出さないが、ついつい出したくなる魅力がありそうだ。
ジャックは親友である刃牙の異母兄になる。
なかなか複雑な関係ですね。
刃牙を通じて知っているけど、話をした事が無い感じか?
この三角関係を見ると、ジャックはピクルへの片思いって気がする。
ピクルを本気にさせるため、ピクルが友情を感じている花山を血まみれにするかも。
それとも、ピクルトの決戦前に花山から何かを学ぶかもしれない。
正反対の存在だから、花山は自分に無いものをもっている。
人のために闘うという侠客立ちの精神かもしれない。
楽しむための飲酒かも。
やっぱり、精神面の強さを学びたい!
それと、ジャックが今更ながら 身長のデカさと強さは関係ないと気がつくかも。
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週刊少年チャンピオン2024年32号
・
追記1
(24/7/17)
「刃牙休載や 皆これを望んでたんやね」
「楽しんでってな ぼくの『ゆうえんち』」
とんだ大惨事である。
ゴブリン春日のプロレス団体倒産は、すでにこの時から運命づけられていたのだ。
そんな感じで、『刃牙らへん』休載で代打『ゆうえんち』です。
『刃牙らへん』ではジャックが花山のことをあまり憶えていなかったという衝撃の事実が判明した。
って事は、これから興味がわいてくるかも。
らへんは、今後の展開に期待ですね。
週刊少年チャンピオン2024年33号
・
追記2
(24/7/24)
「おぬしとは最大トーナメントで会っとる」
ジャック・ハンマーは花山薫のことを認識していなかったッ!
感想では簡単に書いちゃいましたが、かなりニアミスしている二人だ。
最大トーナメントでアイアン・マイケルに勝利した柴千春はダメージが大きいので負傷欠場になる。
交代で出てきたのがガーレンだ。
そのガーレンに花山が投げ一発でダウンさせられる。
千春が再びガーレンに立ち向かおうとすると、ジャックが間に入り千春を止めるのだった。
で、この時にジャックの足元で花山がのびていたはずだ。
もしかするとジャックは花山を踏んでいたかもしれない。
これだけ近づいていてもジャックは花山を認識していなかったようだ。
身長が高い(当時195cm)から、足元の意識が鈍いのだろうか?
それとも敗者に興味がないとか?
この視野の狭さがジャックの弱点かも。
勇次郎のアドバイス「たまには柔らかい物も食え」にはこの辺の注意も入っていたりして。
週刊少年チャンピオン2024年34号
・
追記3
(24/7/24)
「わしは肥前屋十兵衛じゃな」
『川島・山内のマンガ沼』で自分だけの最強チャンピオンを作ろう
という企画をやっている。
ファンならば一度か何度か語っちゃうヤツですね。
ちなみに私は飲み会で「アラブの石油王に養子になってくれと言われて大金手に入れたな何をする?」と聞かれ「秋田書店、買収」と答えて笑われた男です。
いや、でも、誰だって俺雑誌は作りたいよね!?
『マンガ沼』ではドラフト1位が全員バキだった。
まさにチャンピオンのエースだな!
『グラップラー刃牙』と『バキ』で別れていたけど、ちょっと理由も知りたかった。
私ならシリーズの決着でもある『範馬刃牙』を推したい。
その後のチャンピオンリストは『浦安鉄筋家族』『ドカベン』『ブラック・ジャック』と納得のラインナップですね。
どれもレジェンドで人気・実力が抜きんでている。
『クローズ』は月刊チャンピオンも有りだからの作品ですね。
というか、8000万部売れているって凄くないか?
1巻辺りはバキを超えているかも。
混沌としてくるのが、この先だ。
ある意味、本番はここからだ。
『弱虫ペダル』『桃源暗鬼』は連載中の作品で納得の作品だ。
『バチバチ』『BESTARS』『セトウツミ』『囚人リク』は終了している最近の作品だけど、確かにこれは入れたいという物ばかりだ。
私はバチバチシリーズだと『鮫島最後の15日』だな。
作者が命を削って描き、力尽きたと思える熱量と狂気が感じられる未完作だ。
歴史に残る作品だと思う。
『魔太郎がくる!!』これってチャンピオンだったのか!
私の生まれる前だよ!
このチョイスはさすがマンガ通ですね。
で、前半はここまでだ。
後半の勝手な予想ですが……
ウィキペディア(Wikipedia)の
週刊少年チャンピオン連載作品の一覧
をざーっと見て、作者一作品で選ぶと……
『魔界都市ハンター』『風のフィールド』『マリオネット師』『その気にさせてよ myマイ舞』『獣王バイオ』『激闘!!荒鷲高校ゴルフ部』『G・ボーイ』『サンガース』『本気!』『男旗』『デビルクリーチャー』『優駿の門』『ウダウダやってるヒマはねぇ!』『覚悟のススメ』『シャカリキ!』『ぶかつどう』『鉄鍋のジャン!』『京四郎』『虹のラーメン』『しゃがら』『おまかせピース電機!』『東洋妖人伝 用神坊』『学校怪談』『グルームパーティー』『ビンタ』『BM ネクタール』『ショー☆バン』『しゅーまっは』『A.-D.O.G.S.』『オヤマ菊之助』『バロン・ゴング・バトル』『サナギさん』『伝鬼、活人剣』『カオシックルーン』『特攻天女』『ナンバMG5』『アクメツ』『侵略!イカ娘』『ななか6/17』『木曜日のフルット』『舞-乙HiME』『スクライド』『無敵看板娘』『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』『ペーパーブレイバー』『幻仔譚じゃのめ』『ハーベストマーチ』『キリエ-吸血聖女-』『ギャンブルフィッシュ』『クローバー』『シュガーレス』『猫神じゃらし!』『空が灰色だから』『ハリガネサービス』『魔入りました!入間くん』『六道の悪女たち』『僕の心のヤバイやつ』『声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている』あたりは入れたい。
まだ、抜けがありそうだけど。
う〜ん、やっぱ7作品に絞るの、無理だな。
週刊少年チャンピオン2024年35号
2024年8月1日(35号)
第6部 第26話「純度勝負」
(1354回)
範馬刃牙は地下闘技場の王者である。
地上最強の生物・範馬勇次郎の息子であり、今や準・地上最強の生物と言える強さをもつ。
強くなりすぎたのか、新シリーズになってから刃牙の出番が極端に減ってしまった。
だが、ついに刃牙メインだッ!
刃牙は地下闘技場の主催者である徳川光成に呼ばれた。
すっかり王者の貫禄ですね。
有識者の意見を聞く時は、愚地独歩とか呼んでいたのに。
次の試合はジャック・ハンマーvs原人ピクルだ。
「噛みつきこそを」
「目的とする両雄」
「刃牙よ」
「どちらに"分"を見る」
ジャブを打つような感覚で噛みつく戦士ふたりである。。
この両者と闘ったことのある人間が刃牙だ。
王者だからと言うだけでなく、ベストな人選だったんですね。
刃牙はシル…と茶をすする。
いや、茶ではなく炭酸抜きコーラかもしれない。
徳川さんは煙草を吸いはじめる。
この間はなんなの?
少し考えるための時間かせぎか?
「咬筋力では五分」
「基礎体力」
「耐久力(タフネス)」
「闘争心」
「ピクルが圧倒していたが――」
「それは過去のハナシ」
「ジャック兄は"甘さ"が消えた」
骨延長手術で巨大化したジャックが強くなっている!
そうなの!?
ピクルは範馬勇次郎にパワー勝負で勝ちそうになった唯一の男だ。
そのピクルにジャックが近づくか、追い抜いたらしい
骨延長手術による具体的な効果がはじめて語られたかも。
本当ならリーチが伸びた事が分かりやすい効果だ。
でも、闘っているジャックを見ていると、ほとんどリーチを活かせていない。
だが身体につける筋肉量が増えて「基礎体力」「耐久力(タフネス)」が増したようだ。
……オリバとか野見宿禰みたいに純粋筋肉じゃあダメだったのか?
ジャックは、強くなるために手段をえらばない。
寿命を縮めるドーピングも辞さない男だ。
ドーピングの限界を感じたので骨延長手術をしたのだろうか?
そうなると、ドーピングと言う手段が間違えていた気もしますが。
骨延長手術もどれだけ正解だったんだろう。
チタン合金の入れ歯は大正解だった。
そして、ジャックが甘かったらしい。
甘いのッッ!?
ジャックがッ!?
あんな勝つために手段を択ばないような人が甘いのか?
ジャックが甘いなら、愚地克巳なんて激甘ですよ。
カレールーと間違えてチョコレートかけたような甘さだよ。
刃牙は、ジャックのどのへんが甘いと感じたのか?
日に二度負けるところは甘いかも。
つまり、見通しが甘い。
明日を考えず刹那に勝とうとするから、無計画に闘ってしまう。
もっと勝利にこだわって、ご利用は計画的にすべきだったか。
範馬の血に覚醒した刃牙からみたら、いつも間違った努力ばかりしているバカ兄に見えていたりして。
だが、ジャックから甘さが消えた。
やっぱりチタン歯のおかげですかね。
「どちらが より勝ちたがっているか」
「純度勝負じゃと…?」
身体能力が追いついたら、あとは強さへの純度勝負だ。
精神力勝負なのか?
こうなると花山薫や柴千春の得意分野だな。
だから花山に注目していたのかも。
でも、ピクルって野生動物みたいなもんだから勝利の執念がなさそう。
野生動物は生き残ることが全てだから、死ぬぐらいなら逃げるし、負ける。
実際にピクルは宮本武蔵の剣からも逃げているし。
勝利への執念はジャックのほうが上か?
刃牙はピクルに会いに地下闘技場へ行く。
ピクルはジャックと闘って、喰う気まんまんだ!
刃牙さん、異母兄が死ぬかもしれないのに笑顔です。
たしかに、刃牙は対応が甘くないかも。
もっと優しくなっても良いんだよ?
「ヤ…」「ル」
ピクルはジャックとヤル気だ。
刃牙はそれを確認しにきたらしい。
だが、想定外にピクルがしゃべった!
ピクルはまったく喋らない。
なのでピクルの一族は喋ることができないのだろう。
ピクルは進化ではなく、個人的な努力で声を手に入れたようだ。
でも、喋ったらますます野生度が下がるぞ。
進歩と言う不安を手に入れ、次回につづく。
ジャックは強くなった。
そして、ピクルは弱くなったのか?
だが弱くなったと言う事は、強くなる余地を得た事でもある。
パンツをはかないと、パンツを脱げないッッ!
老子
も言っている。
パンツを脱がしたければ、まずはかせよ!
はいてしまったピクルは、パンツを脱ぐことで野生を取りもどせるのだ!
ならば、その先により高い純度もあるだろう。
ジャックは
「ケツノ穴ヲ 晒シテデモ 勝ツ!!!」
と言っている。(
バキ道14巻
122話
)
ピクルは、パンツを脱ぎ噛みつけば、四つん這いになって尻穴(アスホール)を晒すことができる!
ジャック貴様は本当に尻穴を晒すことができるのかッ!
まさに捨て身の新必殺技だ。
多くの屍を喰らいし野人(ピクル)の出口…………、今こそ見せてやろう。
ジャック範馬ァッッッ
我が強敵(とも)刃牙ッッ
これがッッ、これがッッッッ
ピクルの正体だッッッッ
異常なまでに発達した尻肉が隠す菊の門!!!!!!
これがピクルのケツ穴かァッッ
グット ルック……………………
ジャック・ハンマー……………………
負けないため、ジャックもケツ穴をさらす準備をしておいた方が良さそうだ。
噛みつき対決となるはずだった試合は、尻穴さらし対決へと変貌していくのであった。
お尻を出した子、一等賞ッ!
これは大問題(シリアスプロブレム)だぜ。
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週刊少年チャンピオン2024年35号
・
追記
(24/8/7)
「ジャック兄は羞恥心(はじらい)が消えた」
ためらうことなくケツ穴を晒す!
『川島・山内のマンガ沼』で自分だけの最強チャンピオンを作ろう後編
は、ちょっと予想外の連続だった。
『ウダウダやってるヒマはねぇ!』『覚悟のススメ』が入っていないのは意外だな。
フクイタクミ作品は『ハーベストマーチ』じゃなくて『
百足-ムカデ-
』が入っていた。
そうか、別チャンだッ!
ならば私も『百足-ムカデ-』推しだな。
そして、グラップラー刃牙が
舞台化
だ!
加納秀明役にキックボクサーの小比類巻貴之、愚地独歩役に元キックボクサーの武田幸三が決定らしいぞ。
武田幸三と言えば、餓狼伝のトーナメントでそっくりな人が敗退していたけど、独歩となって帰ってくるとはッ!
現役だった頃のように水で洗ったささみを常食にして身体を作ってくるのだろうか?
しかし、舞台化と言っても12月4日から8日までの四日間だけなんですね。
抽選が厳しい戦いになりそうだ。
こいつは、子供を預けてでも観にいかねば。
週刊少年チャンピオン2024年36+37号
2024年8月8日(36+37号)
第6部 第27話「白亜」
(1355回)
現代によみがえった恐竜時代の原始人ピクルが、ちょっとだけ喋った!
20世紀最大の衝撃は、
クララが立った
事ならばッ!
ならばッ! 21世紀最大の衝撃はピクル喋った、だッッッ!
(迫力で押し切る)
だが、特に意味はないッ!
喋ろうが、喋るまいが、ピクルはピクルだ。
刃牙も深く突っ込まないのだった。
これって、なんかの伏線になるのか?
ピクルがギブアップするための、喋ることができるアピールだったりして。
すでにピクルの退路は確保済なのかも。
ジャックが負けた時は喰われてしまう。
喰われてお終いにならないように、逃げ道が欲しい。
逆に言うとジャックの退路が無いという事は、喰われないのか?
ジャックは薬漬けなので、肉が食えたもんじゃない説とかありますが。
そして早くも試合当日だ。
ピクルは昨晩から闘技場で体育座りして待っていたようだ。
あらかじめ場所に陣取る待ち伏せ型ハンターだろうか?
砂の下に潜まないだけ良心的かもしれない。
ピクルは弱い獲物を追い回すハンターじゃあない。
強い獲物に立ち向かうハンターだった。
最近は弱い獲物を狩っているみたいだけど。
体育座りで待ち構えるのは、強かったころのピクルに戻った証拠かも。
ジャックは今日も
ドーピング
している。
このドーピング依存症みたいな状態は、範馬勇次郎にどう思われるのだろう?
刃牙の育成方針は手っ取り早くドーピング……じゃあ無かった。
だから、勇次郎も反ドーピング派かもしれない。
勝つために打つのか、勝つために打たないのか?
なかなか難しい問題だ。
最大トーナメント決勝で、ジャックはドーピングを超えたと言っていたが、ダメだった。
ジャックは花山の事を認識できていなかったり、ちょっと薬の副作用が疑われる所もある。
ちょっと、副作用が目立ち始めているような……
それでも薬断ちできないのは、やっぱり依存症か?
肩にタオルをひっかけて、ジャック・ハンマーがいなせに入場だ!
毎回の入場パターンが同じ気がするぞ。
これはジャックのこだわりだろうか?
それとも薬の副作用で前の登場シーンを忘れてワンパターンになっていたりして。
『2メートル43センチ 211キロ』
『2メートルあまり 130キロあまり』
いまでは身体サイズはジャックのほうが上だ。
基本的に筋肉の出力は筋肉の断面積に比例する。
BMI
を計算するとジャックはBMI35.7、ピクルがBMI32.5だ。
ジャックのほうが太い。
数値だけ見ると肥満ですね。
同じホモサピエンス同士ならジャックのほうがパワーありそうだ。
あとは筋肉の質だけど……。
ピクルは野生だし、ピクルのほうが強そうだ。
野生動物は人間よりも体重比ではるかに強いパワーを出せる。
理由についてはGc糖鎖仮説がありますが。(『
病の起源
』 p154〜p158)
ドーピングは筋肉をつけるだけで、筋肉の質が良くなる訳じゃあ無い。
でも、ジャックは興奮剤のようなものも摂取しているようだ。
無理矢理興奮して、火事場のクソ力を出しているのだろう。
刃牙やガイアは脳内麻薬で同じようなことをやっていますけど。
天然物に勝つため、人工物で勝負した訳だ。
どちらにしても、パワー対決は不確定要素が多く優劣予想が難しい。
刃牙はジャックが上と言っていた。
主人公の言葉を信じて、パワーはジャックが上と思っておこう。
技術もジャックが上だろうし、そうなると気合勝負なんだろうか?
と、いきなりピクルが襲い掛かった。
しかも、いきなり噛みつきだ!
だがジャックは肩にかけたタオルをピクルに噛ませて、ピクルを投げたァ!
優美だ!
まるで合気道のような動きをする。
無残にもタオルは破れたがジャックは無事だった。
パンツも破れていない。
ケツ穴を晒すのは、もうすこし機が熟してからだな……。
お互いに肉体とパンツにダメージが蓄積されて、いつか決壊する。
なお、防御で使ったタオルも武器判定された。
タオルも武器なの?
下手したらジャックは反則負けだったのか?
戦士たるもの汗をふくため、タオルは必要なのに。
タオルが駄目なら、道着や水も駄目なんだろうか?
そうなるとジャックのチタン合金製の入れ歯って完全アウトじゃね?
いや、入れ歯は身体の一部と考えれば、ありだ。
タオルは身体の一部じゃあないもんね。
地下闘技場ルールはなかなか難しい。
はいているパンツを武器にしたら、当然アウトだろうな。
パンツも身体の一部じゃあない。
いつ脱げと言われるかわかったもんじゃないぞ。
やはりパンツは自ら脱いで尻穴を見せるだけにとどめるのが作法か。
次週はチャンピオン合併号で休みだし、再来週は定期休載で代打ゆうえんちだ!
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・
追記1
(24/8/21)
ゆうえんち参加者
前回の『ゆうえんち』では、出場者が多数登場した!
ほとんど影だけど!
ちょっと番号をつけてみました。
小説版を読んでいない人も居るだろうし、あまり推測はしません。
でも、すでに登場している人は、触れておきましょう。
まずはMの柳龍光だ。
もう居るの確定なんだから影にしなくても良いのに!
雰囲気作りですね。
そしてCはスキンヘッドの怪人・神野仁だ!
葛城無門に柳龍光と空道の関係を教えた怪人が参加している!
仮面っぽい口だけのFとか、目だけのGとか、なかなか演出が考えられていますね。
ターバン巻いているらしきBとか、知らん人も4人ぐらい居るのでオリジナルキャラも混じっていそうだ。
しかし、Fターバンと@覆面で外見がかぶっている気もする。
それを言うと、スキンヘッドはCとD、眼鏡がAとKでかぶっていますね。
この14人の正体がすべて明らかになるのは、いつだ!?
週刊少年チャンピオン2024年38号
・
追記2
(24/8/28)
「たまには柔らかい物も食え」
刃牙らへんコミックス2巻が発売された
。
個人的に気になっていたのは「たまには柔らかい物も食え」だ。
勇次郎の真意はつかめず、解説も無く、セリフが宙ぶらりんになっていた。
他のセリフに置き換わるのかと思っていたら……
「たまには柔らけェ物も食え」
と、言い回しが変わっただけだ!
結局、良く分からない忠告のままだった。
難しい事を考えずに喰えって事か?
「だからとて健康にいいものだけを採る」
「これも健全とは言い難い」
「毒も喰らう 栄養も喰らう」
「両方を共に美味いと感じ―――」
「血肉に変える度量こそが食には肝要だ」
とかつての勇次郎は刃牙に語っていた。
刃牙には分かりやすい説明をしてくれるんですけどね。
やっぱり、ジャックに注がれる愛情が少ないんだろうか?
週刊少年チャンピオン2024年39号
2024年8月29日(39号)
第6部 第28話「白亜紀の耐久力(タフネス)」
(1355回)
ジャック・ハンマーvsピクルの噛みつき対決 part2だッッッ!
近代科学vs太古野生の対決だぞ。
ドーピングや骨延長、チタン義歯など先端科学で武装しているのがジャック・ハンマーだ。
対してピクルは
白亜紀
の原始人と言う無茶な野生戦士である。
対照的な二人だが、ともに噛みつき攻撃をする所が共通している。
過去に闘った時は、ジャックがピクルに1日で2敗した。
おまけにピクルに保存食として吊るされる屈辱をうける。
だから、この試合はジャックの復讐戦(リベンジマッチ)だ!
今度はジャックがピクルを吊るす番だ!
いつものジャックは、噛みつきを前提とした構えをとる。
両手は相手を掴むために開く。
だが、今回はわきをしめて両手を小さく固めた打撃の構えだ。
ジャックが最初から積極的に打撃で攻めるのは珍しい。
前回はいつのもスタイルで闘って敗北したので、違うパターンで行く気か?
ジャックは、ここから
ジャブ
を打つ!
二度の骨延長手術で243cmとなった長身を活かした一撃だ。
充分に踏み込んでいるし、ジャブではなく左ストレートだな。
打たれたピクルは後方に吹っ飛ぶ!
ジャック211kg、ピクル130kgあまりという体重差が影響しているか?
ジャックは追撃の左ジャブを連打する。
長身選手なら圧倒的なリーチを活かした攻撃に徹するのが手堅い。
セーム・シュルト(212cm)
みたいに手堅すぎて塩っぱい試合になるけど、必勝法だ。
ジャックは勝利への執念が強いと言っていた。
勝つためなら尻穴だって晒す。
よろこんで晒す。
むしろ晒したい。
でも、手堅い必勝法は取らなかった。
手堅い試合は驚きも無く、お客さんが沸かない。
尻穴ならいくらでも積極的に晒せる。
でも、ため息とブーイングは受けたくないって事だろうか?
だが、今は安全策で闘っている!
勝利のために噛みつきすら封印したのか?
いままで手堅くいかなかったのは、強敵用の秘密兵器なのかも。
相手に研究されると言う事は勝率を下げる原因になる。
たとえば、宿禰のアバラ投げも何度か出すうちに対策されてしまった。
もっとも、ピクルは相手の研究なんてしないだろうけど。
ここで出しちゃったから、刃牙は対策してきそうだな。
ジャックの戦闘スタイルには、まだ引き出しがあるのか?
ジャックはピクルに左ジャブを連打する。
ピクルが突っ込んできたら、右ストレートを打ち込んで突き放す。
理想的
アウトボクシング戦法
だ。
これで相手に小さなダメージを蓄積させて、じわじわと削り殺す!
お客さんにも緩慢な苦痛を与える変化の少ない展開だぞ。
だが、ジャックは突き放す右ストレートの後に追撃の左ハイキックを放った。
ちょっとサービスした!
塩に徹しきれなかったか!?
ジャック、まだまだ甘し!
このハイキックは、股間に命中していると思ってしまった。
だって、ピクルのヒョウ柄パンツに衝撃あるし!
勝つためには手段を選ばないジャックは、ついに睾丸狙いと言う高級コールガールに手を出してしまったのか!?
と言うのは私の早とちりでした。
ちゃんと顔に当てています。
これは必殺ゴールデンチャンスを見逃したとも言える。
尻穴を広げて見せても勝ちたい男が、なぜ金的打ちをためらうのか?
ジャックは目潰しもしないし、意外とクリーンファイターなのかも。
噛みついている時点で、クリーンには見えないけど。
これだけの打撃を受けてもピクルは白亜紀スマイルを浮かべている。
ダメージ無し!
白亜紀の耐久力(タフネス)だッ!
弱体化しているとはいえ、野生に打撃は通じない!?
そして、約束通りに花山薫が2人の試合を見届けていた。
バキ世界屈指のタフネスと言えば花山薫だ。
タフネスの花山は、この試合をどう見ているのだろう。
だれかインタビューしてほしい。
今日の花山はひとりで観戦している。
最近の花山は木崎をお供に連れていないのだろうか?
刃牙が「花山さんは、遠くにいても目立つね」とか言って隣に立って話しかければいいのに。
花山の心の内は明かされるのだろうか?
ピクルの種族は四足歩行時期があって首の骨が太い。
なので頭が揺れず脳も揺れない。
頸椎の強さは打たれ強さになる。(吉福康郎『
最強格闘技の科学
』)
やっぱ、金玉蹴っときゃ良かった。
ピクルを打撃で倒すのは、ムリか?
ならば、関節技や締め技で倒すッ!
いや、ジャックなら やっぱり噛みつきだッッ!
ここからが、本当の噛みつき対決かッ!?
次回につづく。そして、次号は休載だ。
ピクルがさっそく鼻血をだした。
という事は、多少はダメージがあるようだ。
でも汗は流していないので、まだ余裕だな。
攻撃が通じなかったジャックも汗を流していない。
2人とも、まだ余裕ですね。
やっぱり勝負は噛みつき始めてからだろうか?
ジャックのチタン義歯がどれぐらい通用するかで試合の流れが決まるだろう。
武蔵に斬られて帰っていった経験のあるピクルは、刃物のようなダメージで戦意喪失するかも。
やっぱり 噛んでこその噛道であり、噛んで駄目なら噛道破れたりだ。
噛みつき失敗なら、基本にかえって皮膚の弱そうなところを狙うのも良いんだけど。
野生動物なら性器狙いだ。
ジャックの最終兵器は、股間に噛道しかあるまい。
尻穴を晒してまわれる男は、尻穴に噛みつくことができるのか?
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週刊少年チャンピオン2024年39号
・
追記1
(24/9/4)
「本当に尻穴を見せンなよ」
『刃牙らへん』は尻穴見せ…………じゃなくて、休載だ!
急にジャック兄さんが勝利のために塩っぱい試合を始めた。
鎬昂昇戦でのジャックは、あえて決着を先延ばしにして噛みつきを優先するような所があった。
お客さんを沸かすための噛みつきだろうか?
プロレスラーとしてなら正解の行動なんだが……
ジャックは勝つためなら何でもすると言っている。
だが、勝利後の賞賛を味わっているようなところが甘い。
真に勝利のみを求めるのなら、栄光すら捨てる覚悟が必要だ。
卑怯・品位が無いと罵られながらも勝利だけはする。
銀河英雄伝説の
オーベルシュタイン
はマキャヴェリズムの体現者として、手段を選ばず味方からも嫌われている。
尻穴を晒すのではなく、相手の尻穴を晒して精神的なダメージを与えるような外道さだ。
バキ世界だと猪狩や死刑囚たちが近いか?
くらべるとジャックはかなり真っ当な戦士だ。
いちおうルール内で戦って反則はしない。
噛みつきは卑怯攻撃だけど、もう慣れちゃったよね。
ジャックの本音は親父に褒められたいBOYだ。
なので、あまり外道はできないのだろう。
つまり、尻穴を見せても褒めてもらえないから、見せないと思います。
いや、その執念を褒められるのかな?
週刊少年チャンピオン2024年40号
・
追記2
(24/9/11)
「ベトナム戦争時にできた子だと年齢が合わないから お前は孫って設定にする」
「ソレハ…… 無理スギ……」
勝つために手段を選ばないッ!
ってのは、塩っぱいのとショックなのがある。
地味で安全確実に勝利を得るのが塩っぱい。
想像を超えた非常手段を持ってくるのがショックだ。
まさか、ここまでするとは思わなかった!
と言うショックだ。
ジャックは、ドーピングと噛みつきと言うショックで勝ってきた。
骨延長手術はショックをやりすぎちゃったかな。
そもそも、骨延長したら、塩っぱいアウトボクシングで戦うのが有効だ。
あまり絵にならんかな。
と言う訳で、骨延長を超えるショックを生まないとネタ的にジャックが弱くなってしまう。
イメチェンで長髪イケメンになってみるか?
実は刃牙より年下説を打ち出して、弟キャラになってみるとか?
むしろ、ベトナム戦争時にできた子だと年齢が合わないから、本当は孫って設定にする。
週刊少年チャンピオン2024年41号
2024年9月12日(41号)
第6部 第29話「近代格闘技」
(1357回)
現代のドーピング噛みつき戦士(ファイター)ジャック・ハンマーvs白亜紀のワイルド咬みつき戦士ピクルだ!
ジャックは開始直後に仕掛け近代格闘技のコンビネーションでピクルを攻めたてる。
しかし、ピクルは白亜紀で超大型恐竜を狩りまくった最強戦士である。
ジャックの攻撃などトイプードルに舐められるが如し!
過去にジャックとピクルは戦っている。
その時もジャックの打撃は通用しなかった。
今回もダメか!?
恐竜を素手で倒すような原始人に現代人の打撃は通じないだろう。
10トンを超える恐竜の踏みつけ攻撃に勝る威力を現代人が出せるとは考えられない。
ジャックは体重211kgだけど、10トンから見たら自分の2%しかない体重だ。
体重70kgの人に置きかえれば、1.4kgの小動物ぐらいだぞ。
『近代「格闘技」を嘗めちゃイケない』
『対人間用の武器じゃない』
だが、恐竜と人間は違う!
対人用に作られた格闘技は、恐竜に通じないかもしれないが、人間に効く!
ミツバチ
と
スズメバチ
がタイマンすればスズメバチが圧勝だ。
だが集団戦なら耐久温度の差を活かした必殺技・熱殺蜂球でミツバチが勝つこともある。
そんな感じか?
ピクルと言う人間が相手ならジャック兄さんにも勝機はある!
でも、ピクルって人間じゃあ無いンだよ。
首の骨が太いし、別種の生物だ。
ゴリラと戦っているようなもんだぞ。
まあ、体形がヒト型だからゴリラに格闘技が通じる程度にはピクルにも通じるだろうけど。
ジャックはピクルの髪をつかんで、膝蹴りを入れる。
そして背後をとってジャーマンだッ!
超低空・超高速の危険な
ジャーマンスープレックス
が炸裂したッッ!
呼びかたがジャーマンだけだと、ドイツ製の意味になってしまう!
スープレックスも大事だぞ。
ジャーマンと言うのはドイツ出身の
カール・ゴッチ
が開発したそうだ。
まさに対人戦闘技術ですね。
猪にジャーマンスープレックスかける猟師とかいないもんね。
蛇に
コブラツイスト
かける人はこち亀にいたけど。
投げられる前にピクルは汗をながす!
ジャーマンはもちろんカール・ゴッチもドイツも知らないだろうが、本能で危険を感じたッ!?
というか、ピクルにとっても投げは危険なのか!
じゃあ、渋川剛気なら相性で勝てそう!
ピクルは地面に叩きつけられた。
恐竜時代では大型恐竜に持ちあげられて高さ15mぐらいから投げつけられたりしただろう。
(
ブラキオサウルス
は体高16m)
ジャックの攻撃はそれを上回っているのか?
いや、対人技術の効果だ!
投げつけた角度が効いているのかも。
ピクルは投げのダメージで目を回しているようだ。
倒れたピクルにジャックが馬乗りになる。
近代格闘技が得た必勝パターン、マウントポジションだッッ!
自分の安全を確保しつつ、確実に相手を倒す技術の積み重ねが近代格闘技である。
マウントポジションは、まさにそんな技術だ。
自分は攻撃しやすく、反撃を受けにくい。
技術が未熟なピクルなら脱出不可能かも。
『手技打撃』
『最大最強と云われる――』
『鉄槌』
拳を握った状態で振りおろすシンプルな打撃が
鉄槌
である。
突きよりも簡単で、しかし だからこそ強い。
総合格闘技で威力を発揮している攻撃である。
でも相手はゴリラもスパイクシューズはいて逃げだす 頑丈なピクルだ。
この程度の攻撃でダメージうけていたら、恐竜の踏みつけ一発で死ぬ。
はたしてどれぐらい効いているのか?
噛まずに決着はありえないと思うんだけど。
序盤から一方的に殴るのは、なんか負けパターンっぽいぞ。
ジャックが優勢すぎて、逆に不安になる。
そんな感じで次回につづく。
来週は代打『ゆうえんち』で、再来週も休載らしい。
9月は1回だけの掲載だった。
次回は10/4の44号だ!
ジャックの強みは、対人技だ!
そういえば刃牙も洗練された格闘技で優位に立つ場面があった。
恐竜には無い、戦いをする。
人体構造を理解した急所攻撃だ。
あと、関節技や締め技なども有効だろう。
地味だけど近代格闘技の代表技である
ローキック
も良いかも。
ただ、ピクルを仕留めるには、ちょっと迫力が足りないか?
やっぱり最後は噛みつきだな。
それ以外の選択肢だと、金的攻撃ですね。
刃牙も烈海王もみんな金玉打ってピクルを悶絶させていた。
ジャックも恥じらいや誇りを捨てて股間を狙うんだ!
思い切って噛め!
まさに玉砕戦法である。
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週刊少年チャンピオン2024年41号
・
追記1
(24/9/18)
「死刑囚が教室に乱入してきたら まかせて」
◆ それ柳龍光じゃなくてドイルだ!!
『刃牙らへん』は休載で、代打『ゆうえんち』だ!
『ゆうえんち』はついに神奈村狂太が出てきた。
作中における最強怪物の一人だ。
とは言っても、最強怪物が多いんですけどね。
今のところ、久我重明、柳龍光、松本太山、マスター国松、愚地独歩、蘭陵王、蛟黄金丸、神奈村狂太って所か?
神奈村狂太ももっと活躍して欲しいキャラだ。
でも、刃牙世界よりも夢枕獏世界が似合うキャラなので本編には出てこないかも。
とは言っても、久我重明が餓狼伝にゲスト出演している。
神奈村狂太だって、あるいは……
週刊少年チャンピオン2024年38号
・
追記2
(24/9/25)
『9月 掲載1回で残りはすべて』『鉄槌(きゅうさい)…』
『刃牙らへん』は休載だ!
9月は掲載が少なかったですね。
まあ、残暑が厳しいうえに台風まで来たから……
いやまあ、だいたいみんな条件は一緒なんですけど。
鉄槌は
格闘技の技名だ。
でも、『厳しい命令・制裁のたとえ』の意味もある。
例えば「悪に正義の鉄槌を下す」という感じで良く使う。
作中で鉄槌を打ち下ろしながら連続休載に入るのって、なんか高度なギャグなんだろうか?
週刊少年チャンピオン2024年43号
・
追記3
(24/10/2)
『試合中いかにして尻穴をさらす気か』『グム……』
『刃牙らへん』が連載再開だ!
最近「尻穴をさらす」「尻穴をさらす」と良く書いている。
世間の漫画では『
パリピ孔明
』と『朱のチーリン』という三国志の漫画が連載中だ。
そこからの連想で「暴室」の事を思いだした。
「暴室」は三国志に出てくるので知っている人もいるだろう。
後漢最後の皇帝である献帝の妻・
伏皇后
が曹操暗殺計画に関わったとして捕まり、暴室に入れられ死ぬ。
暴室ってのは、後宮にあって罪を犯した女官などが入れられて"病死"する部屋だ。
なにしろ"暴"の部屋だけに、内部で何が行われているかは推して知るべし。
と言うのは冗談ですが。
暴
はもともと「日にさらす」の意味がある。
虫干し
のため着物を日にさらす部屋が暴室なのだ。
そして、日当たりが良くて暖かいので、体調の悪い人が休む部屋にもなった。
厳しい取り調べを受けて体調が悪くなった女官は病室でもある暴室に入り、病死する流れだ。(高島俊男「
三国志 きらめく群像
)
ガラス窓など無い時代の日当たりの良い部屋だ。
窓が大きく風通しも良いだろうし、穴だらけだろう。
元気な人を監禁するには不適切だ。
罪を犯した女官はかなり弱った状態で運び込まれると考えられる。
罪を犯した女官にとっては、懲罰房みたいなイメージだ。
「
シベリア送りにするぞ!
」のニュアンスで「暴室送りにするぞ!」というギャグもありだろう。
後宮でしか使えないギャグですが。
『
もっと! 天幕のジャードゥーガル
』に「レディースコミックス誌で流行している「後宮もの」」と書かれている。
いつか「暴室送りにするぞ!」というギャグを見る事ができるかもしれない。
でも、少年漫画的にはもっとロマンが欲しい。
後宮ドーム地下にある地下暴室場に屈強な女官が二名送りこまれる。
生きて出てくるのはただ独り!
みたいな暴室があっても良いだろう。
地下だと日当たり最悪ですけど。
週刊少年チャンピオン2024年44号
2024年10月3日(44号)
第6部 第30話「牙をむく」
(1358回)
現代ドーピング戦士ジャック・ハンマーvs白亜紀ワイルド戦士ピクルの試合だ!
ともに噛みつきファイターの試合は序盤からジャック優勢である。
しかし、ピクルがダメージを受けているようには見えない。
ジャックの攻撃はちゃんと効いているのか!?
一抹の不安を残しつつ、ジャックがマウントポジションをとった。
近代の総合格闘技において圧倒的に有利と言われるのが
マウントポジション
だ。
この状態からなら、一方的に自分の攻撃を叩きこめる。
まさに攻撃のボーナスタイムだ!
ここでジャックが出した攻撃が
鉄槌
だ!
『空手 拳法における』
『最強の「手技」とは何か…?』
『「鉄槌」である』
何が強力なのかは状況に応じて違うから断定しにくいけど、とにかく強いのが鉄槌です。
手の甲を当てる裏拳よりも強力だ。
正拳や裏拳よりも拳を痛めにくいので思いっきり叩ける。
拳での打撃を計測すると、素手よりもグローブをつけたほうが高い威力となる。(吉福康郎『
最強格闘技の科学
』)
それは拳を痛める心配なく思いっきり叩けるからではないかと推測されていた。
格闘技でも心理的安全性(ここでは「リスクを恐れず挑戦できる環境」)が重要らしい。
人類最初の道具にして武器は
握斧(ハンドアックス)
だという。
石を握って上から下に叩きつける。
鉄槌と同じ動きだ。
原始の動きと攻撃は、シンプルで力強い!
話が脱線したが、ジャックは鉄槌を連続で叩き込む。
人間なら脳震盪を起こして勝負ありだ。
デントラニー・シットパイカーですらズールに殴られ3コマでKOする。
打撃慣れしているはずのムエタイ選手ですらダウンするのだ。
ちなみに刃牙もズールに鉄槌を喰らいまくったけど、わりと平気でした。
今回打たれているのは原人ピクルだ。
恐竜に踏まれても噛まれても死なない頑丈なピクルである。
武器無しの鉄槌などネズミが尻尾をペチペチ叩きつけている程度のものだろう。
そう思うけど、ピクルのリアクションが薄いので良く分からん。
ピクルは、脳震盪を起こしているような雰囲気もある。
でも汗かいていないから、あまり効いていないな。
出血も少ない。
あれだけ殴ったのに鼻血もめだたないぞ。
やっぱり、あまり効いていないようだ。
ここでジャックはチタン義歯をギワと光らせる。
マウントポジションからの噛みつきだ!
ズールも刃牙をパウンドや頭突きで倒しきれないと思ったのか噛みつきに移行した。
これが野生の容赦ない攻撃かッ!?
さすがのピクルも思わず変顔だッッ!
ジャックはピクルの顔の左側を噛み切って、はがす!
かつてピクルにはがされた顔の皮の仕返し意趣返しか!?
肉がモロ見えだ。
あたりまえだけど、血も出ているぞ!
だが、見た目のグロさは強いけど、ダメージ弱めじゃね?
やっぱりピクルは汗をかいていない。
ズールみたいに首を噛めば良かったのに。
この辺がジャックの優しさなのだろうか?
範馬勇次郎の教えである「噛みつきは頸動脈を狙え」を実践できていない。
そしてジャックはマウントをといて立ち上がる。
みずから有利なポジションを捨てた!?
起き上がって反撃の噛みつきをしようとするピクルを左の蹴りで突き放す。
やっぱり長身を活かしたアウトレンジ戦法に戻したのか?
マウントじゃダメですか?
ジャックはマウントでジワジワ削らずに展開を変えた。
ちょっと決着を焦っているのかも。ジャックの行動が謎だ。
そしてピクルのダメージ具合も謎です。
謎が謎を呼ぶ砂煙地下格闘場ミステリー原人噛みつき殺人事件は次回につづく!
たぶん、次回も解答編じゃあ無いぞ。
ジャックは何を考えているのだろう?
マウントポジションは不安定だから逆転されるのを恐れたか?
いや、マウントポジションは相手と接触しているのでピクルの噛みつきをおそれた。
例えば鉄槌した腕を掴まれて手首に噛みつかれるのは、嫌だろうな。
次に考えられるのは、鉄槌ですらあまり効いている感じがしなかったのでプラン変更した。
普通ならマウントポジションから寝技に移行するのもありだ。
でも、打撃が効いていないと寝技に入るすきが無いのかも。
ジャックは打撃の方が得意なので、寝技に入りたくなかった可能性もある。
あとは、マウントポジションは相手との距離が近いので、ピクルの体臭が耐えがたく臭かった。
目に染みるような臭さかも。
試合前に風呂へ行ってほしかった。
ジャックは、噛みついてはがしたピクルの肉を吐き捨てている。
臭くて、不味かったのかも。
宿禰の小指は建築資材みたいだと言いながらも完食している。
ピクルの頬肉は建築資材以下ですか?
不潔は噛みつき対策として有効だ。
刃牙は今日から風呂禁止で行こう!
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週刊少年チャンピオン2024年44号
・
追記
(24/10/9)
「ピクルにダメージあんのか?」「グム……」
ピクルはダメージを受けているのか、いないのか?
それが問題だ。
プロレスの作法だと、序盤は悪役が卑怯な攻撃で一方に攻めて、中盤から善玉が逆襲する。
まあ、バトル物ではだいたい同じですね。
優勢と劣勢が交互にやってくる。
その流れだと、そろそろピクルが逆襲するはずだ。
ただ、刃牙はこの常道をたまに破る。
アライJr.は一方的にやられて、そのまま負けた。
最近だと野見宿禰も刃牙に速攻で敗れている。
ならばピクルも反撃できずに完封されるかもしれない。
ピクルは恐竜を狩るほどの白亜紀強者だった。
今ではゴミ捨て場でカラスとゴミを争うような
屍肉あさり(スカベンジャー)
になっているのかも。
結局、肝心な所は最初にもどる。
ピクルはダメージを受けているのか、いないのか?
それが問題だ。
汗かいていない。
出血も少ない。
だから、効いていないと思うんだけど、どうだろう。
ピクルは喋らないから、わかんないんだよね。
週刊少年チャンピオン2024年45号
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