とら日記(03年6月)
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バキ 格闘技
ななか バジリスク
十二国記 HR
妹 三国志
JOJO 同人関係
2003年6月30日(月)
今バでもちょっと触れた「H」の語源について次のようなメールを頂きました。
Hの語源に関してですが
アルファベットの並びからG(ガール)の
後ろにくっついてるコトから女好きとかスケベの
コトをHと呼ぶって話しを中学の時に英語教師に
聞いたような気もします。
これはこれで中々おもしろい説ですね。女の尻ばっか追いかけているからスケベだと。
辞書的には変態説しか載っていないのですが、尻を追いかけている方が浪漫があっていいかもしれない。間違ってゲイ(gay)の尻を追いかけてホモ(homosexual)になったなんてオチもつきそうで、なお良し。
そう言えば、この話はこあとるさんが6月17日の日記で取り上げていました。
う〜〜ん、最後に女の子に「えっち」と言われたのはいつだろう。
男に「変態」と言われるのはしょっちゅうなんだが…
変態といえば、先日のオフ会だ(ぇ
ボチボチみなさんオフレポを上げてきているのだが、色々な角度から話が見えて面白い。
塩化ナトリウムの結晶体を紅茶に入れた人物が誰なのかもわかるようになっている。
ちと、気になる突っ込みどころとかがあるのだが、それはいずれ。
せいるさん情報で「田中ロミオ=山田一」説とか。
エーアイスクエアのマスターさんはよく知らないんですよ。プレイした期間が短い上に、マスター数がやたら多くて(^_^;
おまけに最近はパソゲーをやる余裕ないんで、知っているマスターさんとも関わることが無いかも。去年はがんばってパソゲー2本もこなしたんですけど、それが限界かな。
そう言えば夏コミでは家族計画・同人のお手伝いをすることになりそうだ。
コミケカット用に末莉を描いてくれと言われたので、青葉を描いたら、なんかそんな流れに。
自分の尻がふけるかどうかも怪しいんですけど。
あ、でもやわらかい肉体描きたい気もする。
同じペンとインクと紙を使って描いても、バキ絵ってなんか臭う気がするのは私だけだろうか。
2003年6月25日(水)
◆ アニメ十二国記の感想(12)
結局、延王・尚隆と延麒・六太の回想話はなんだったのだろう。陽子は下の世界で考えたいと王宮を後にする。
妖魔に狙われていて市民が巻き添えになるから王宮に連れてこられたんですけど、忘れちゃいましたか?
下界には最凶の電波女・杉本優香が潜伏していた。
その電波っぷりを見ながらも面倒を見続けている壁落人はすごいお人よしか、大人物だ。
ニトログリセリンよりも不安定な杉本の精神は塙王の使い魔オウムを見ただけで沸騰する。
もちろん刀を引っ掴み走り出す。でもって陽子暗殺の相談を持ちかけられ、あっさり承諾するのだった。
そうとは知らない陽子は杉本をたずねて、壁落人宅へやってくる。
いいかげん杉本には人間の言葉が通じないことを理解した方がいいと思います。
当然、刀で迎える杉本だった。この人、クラスメイトを殺す事に一片の迷いも無い。
戦っている中で陽子の刀「水禺刀」が暴走し、あさましく生きてきた自分の姿を見せられる。
自分がこんな顔をしていたと愕然とする陽子だった。
なんか、すこしマシな顔に修正されていた気がしますが…。この顔はマジ怖いですよ。
ちなみに、平均点でも最高点でも杉本の方がずっと怖い顔と言動でした。
だが、そんな陽子を見ていたものが1人だけいた。
陽子の体にとりつき、供に危機を潜り抜けていたジョウユウだ。
彼(?)は、陽子に王になれと勧める。
陽子は自分が王にふさわしいのか試すため、ジョウユウの力を借りずに杉本と闘う。
王の特殊技能で十二国の言葉をしゃべれたり、杉本に奪われた水禺刀で攻撃されても傷1つ受けなかったりと、王の物的証拠をビシビシ見せつける。
いいかげん、陽子=悪い海客=偽王 → それを殺す自分=英雄=選ばれた人、という強固な妄想にヒビが入ってきた杉本を元気付けるため塙王が応援にかけつける。
一方の陽子には尚隆、六太、楽俊の十二国の誇るイケメン・ホスト軍団がくる。
年上、年下、けもの、とあらゆる好みをカバーする3人組みは、とりあえず口で塙王を攻撃する。
記憶にございませんとか、適当なことを言ってごまかせばいいのに、塙王はいちいち言葉に詰まり、ボロを出す。
こういう正直な所だけ見ると、実はいい人だったのかもしれない。
電波杉本が毒をはき過ぎるので、忘れていたが黒幕である塙王の動機がここで明らかになる。
彼はいくら努力しても延に追いつけない自分にいらだち、自国よりも貧しい慶に追い越されることを恐れ、慶を道連れに自爆しようと考えていたのだ。
いまさらそんなことを言われても……と思うのだが、この衝撃の事実に杉本はダマされていた事に気がつく。
この人の場合は確信犯だと思いますが…。
そして、泣き崩れた杉本を陽子は優しく抱擁するのだった。
視聴者としては、隠し持った短剣で腹をえぐられるのではないかとヒヤヒヤしているんですけど。
なんか、ムリヤリ仲良くなって今週はおしまい。
2003年6月24日(火)
ページの終わりまでのあんよさんに届いた誕生日プレゼントの第2弾が公表された。
これを飲み干すのを拒むと可憐さんに怒られるのでしょう。
「可憐、大好きなお兄ちゃんのために一生懸命、心をこめて出したのに、なんで飲めないなんて酷いことを言うんですか」
もちろん、アイスピックを振り上げながら。
話はかわって昨日の「ウホッ! いい男…」に関連する台詞「やらないか」が、じーらぼ!の言戯苑に今日登録されているのを知った。
一瞬、バキ内で使われた台詞かと思ってしまったのは、かなりの失敗だと思う。
やっぱ、初対面の男同士が「眼でワカったぜ。ビリビリきたよ。アンタ俺に惚れてる」とかの台詞を交わす世界だからいけないのか。
ちなみに妹世界なら「可憐、眼でワカりました。(電波が)ビリビリきたんです。あなたが可憐のお兄ちゃんですね。お兄ちゃん大好き」だろう。
2003年6月23日(月)
昨日は乃木さん主催のオフ会に行った。
待ち合わせ場所は池袋のフクロウ像−通称・池フクロウ。
この像は鎖国前の江戸時代初期にやってきた少林寺の陳元贇が己の技量を見せるために、素手で岩を削る妙技・打岩にてつくったものだ。ウソです。
今回は0次会からスタートで集合は10:30だった。
先に現場へ到着したのは私、乃木さん、大吉マスター21さん、XXさんだった。
そこへストライダムを引きつれた勇次郎がやってくる。それも2組でだ。
いや、違ったマサキさんと御堂さんだった。うしろにはサーブさんとその兄上がいる。
野郎どもはやかりやすいオタ系ファッションなのに、マサキさんと御堂さんは本人曰く「夜の化粧」。ええ、ヘソ出しの人とか網タイツの人とかが歩くのは夜か、JOJOの世界だけです。
お2人は時間がもう少し遅ければ、渋谷でJOJO立ちしたかったとおっしゃっていましたが、そっちの方が浮かなかったかもしれません(ォィ
ガンダーラ杉さんが来るとかこないとか、わかっていなかったのでとりあえずぶらりデニ@ズの旅へ行く。
地元ではデニ@ズをホストクラブ代わりに使って豪遊しているとマサキさんと御堂さんならではの選択だった。実際に選んだのは乃木さんだが。
「すいません、水ピッチャーで下さい」
いきなり大量の水分を欲する大吉マスター21氏だった。あんたは塩を浴びた雨夜陣五郎か。
タッパ入りのおじやに梅干と炭酸抜きコーラを注文したかった、がそんなものは無いので雑炊を頼むバカが1人いる。当然私だ。
よく見ると、XXさんも雑炊を頼んでいた。なんか好感度が上がるときの音が鳴ったらしい。
あとはフレンチトーストとか女子供の喰うものをたのんでいる人(女性と乃木さんです)とか、サンドイッチとかパスタをたのむ兄弟とか、フライドポテトという名のジャンクフードの王さまをたのむダイエット中の大吉さんとか、まあ個性の出た注文でした。
ちなみに、御堂さんが席を立ったすきにロイヤルミルクティーに塩を入れた鬼がいました。
帰ってきた御堂さんが、それを飲む。
「ウマァ〜〜〜イ」
店中の人がずっこける。なんか、アメみたいな味がしたそうです。
底にたまった塩は大吉さんが責任をもって飲み干すことになった。
……なんの責任だ?
なお乃木さんが紅茶についていたシロップを、そのまま飲んでいたのは責任でも罰ゲームでもなく、クライベイビー・サクラの霊にとりつかれていたからのようだ。
あまり高いものをたのまないくせに長々居座り「ウホッ! いい男…(元ネタを知らなくてハードゲイ大好きな人はこちらへ)」を連発する迷惑な客は昼過ぎにやっとデニーズを後にするのだった。
その後、1次会の時刻である13時になり新たに合流者がやって来る。
紹介されなかったので、誰だか分かりませんでしたが(^_^;
人数が多いので、乃木家に行く部隊と外部隊に別れる。
乃木部隊は、乃木さんと、XXさん、マサキさんと、御堂さん。おまけで私。
池袋の駐車料金5分100円は厳しいと言う事で、御堂さんの運転する車で移動する。
車内では御堂さんが、歌詞に私の本名が出てくる歌をかけて一緒にシャウト。
めっちゃ恥ずい。
本名プレイ、しかも直前に「本名ですか?」と確認をとってのシャウト。嫌な汗かきました。
そして、乃木さんの家に着く。
土地柄なのか、途中ネコには遭遇せず。
そう言えば私が住んでいるところもネコを見かけない。前に住んでいた中野区にはやたらといた。
これも土地柄だろうか。
なぜか乃木さんの家の前にはガンダーラ杉さんがいる。
諸葛亮の策略にはめられた曹操軍の気分だ。おのれ、ネコがいなかったのは伏兵のためだったのか。アワワ、アワワ。
で、乃木さんの部屋でだらっと「ダークマン」と「ゾンビ」を見る。
みながら乃木さんの本棚を物色したりパンツをかぶったりする。いや、していない。
ガンダーラ杉さんの「初めてジョジョを見たのは小学生の時に4部で岸辺露伴の話だったnですけど…」というのを聞いてかなり世代の差を感じてしまう。
ジョジョ初めて読んだの中学生の時で、新連載・第1話でした。
小学生の時はバオー来訪者でした。
見えないところで、少し凹むとらであった。
乃木さんの本棚はバキがそろっているのはいいとして、こち亀がそろっていたり、山文京伝の漫画ばかりそろっていたり、なかなかマニアックだ。
もちろん堅い本もあるんだけど、そっちはネタになんないのでパス。
で、ビデオを見ながらガンダーラ杉さんはスケブに絵を描いて、マサキさんと御堂さんは思いつくままにホモネタを連発し、私も便乗する。
あまりのアホ空間に呆れたのか乃木さんはXXさんと真面目な話をする。
そのうちに乃木さんがコスプレをして写真撮影。
乃木さん、実はネクタイを結べない。
ちょっと萌え。いや、それはあり得ない。
現状の面子で結べるのはどう考えても、社会人の私だけ。
「新婚の妻のように結べ」「後から手を回して結べ」とか女性陣の要求がうるさい上に写真をとられる。
お母さん、僕もうおムコに行けません…
まあ、色々あってネクタイを結んで、御堂さんに荒縄で縛ってもらった乃木さんは犬の格好で写真をとられましたとさ、めでたしめでたし(1部誇張)。
現役の女王さまがいる空間で縛られ尻子玉を抜かれなかったのは僥倖といえよう。
しかし、話を聞いてみるとSとMの関係も大変ですね。
ちゃんと教育して育てないといけないそうです。いろいろな意味で立派な教育者?
まずはあいさつかららしい。う〜〜ん体育会系だ。
ゾンビが始まるとXXさんが生き生きと解説を始めてくれる。
おかげで色々と楽しめた。ただ、最後の方がノイズで見えなくなってしまい非常に残念だった。
ちなみに1番悔しがっていたのは御堂さんだった。
マサキさんは烈の禁断症状におちいり、バキの14巻を読み、白チャイナ烈を求め10巻を読む。
この人、ピンポイントで烈の出る部分を憶えていやがるッ
そんなこんなで1次会も終了した。
2次会のカラオケは私は欠席する。帰って速攻寝た。
帰りぎわに、こんな話が出た。
「大吉さんには、ぜひネタのために体を売ってもらいたい!」
なるほど、それは素晴らしい!
と言う訳で本人の知らないところで大吉さんの次のネタが決まっていた。
ところで、私の日記に「ハードゲイ+大吉」で検索かけて来る人がいるんですけど、なんとかしてください。
2003年6月20日(金)
相変わらずITニュースにはときどき変なニュースが混じっている。
無知な医学者にはたどり着けぬ強度がある。日に3時間の持続という矛盾を超えて、この薬物はは今バイアグラを超えた!!!
……早い話が、勃起障害の新薬についての記事なんですけど。
「非常に質の高い勃起を生み出してくれる」
―――――筋と見紛うほどに細く引き絞られた高密度な陰茎はまさに――ダイヤモンドッ?
「勃起は最大で3時間持続したという」
―――――ラスト3時間(スリー アワーズ)ッ! おおよそ、映画「タイタニック(195分)」1本分とお考えください。長い。否、長過ぎるッ。
「視覚や触覚による刺激の有無にかかわらず効果を発揮するため」
―――――この薬は(※)刃引き をしちゃいねェ………(※ 刀剣等の刃を斬れないように引き潰すこと。)問答無用で侠客(おとこ)立ち?
どこまで本気なんだか…。
◆ アニメ十二国記の感想(11)
たった1回で321ページの「東の海神(わだつみ) 西の滄海」をやってしまう。
BS放送時は3回ぐらいやっていたような記憶があるんだけど??
とにかく昔の延王と延麒のお話だ。
日本生まれの2人は、1人は戦乱の中で餓える農民の子として生まれ、1人は海賊衆の棟梁として生まれた。
ある意味、宿命をそのまま背負った生まれだと言える。
延麒・六太は貧しき農民の子として生まれたがゆえに、苦しみの中にいる民衆の心を理解している。
延王・尚隆は棟梁として生まれたため無条件に人の期待を受けていた。だが戦乱の波に飲まれ、尚隆は自分の養うべき民を失う。
政治を行う王を信じられない麒麟と、治めるべき民を失った王は出会い、延国を富ませるために再び立ちあがる。
尚隆は各国の王の中でも文武ともに優れた名君だ。
なにしろ戦乱の申し子だし。
ちなみに戦国〜江戸ぐらいまでの教養ある日本人は漢文を読み書きできていたので、陽子に比べたらずっと苦労せずに十二国になじめたのだろう。
外伝のこの話はすごく好きなのだが、肝心のエッセンス部分は映像化されていなくてかなり寂しい。
尚隆に惚れ惚れの女とか出て来ていますが、思いっきり戦死させているし、なんかそういうところだけ殺伐としていて、ちょっとイイかも(ぇ?
しかし、素っ裸・延麒は児童なんたらでゴニョゴニョって感じだ。
十二国記とは国営放送局のアニメでありながら、色々なものに反逆している作品だ。
・過去の十二国記 感想
2003年6月18日(水)
ページの終わりまでのあんよさんが昨日誕生日だったらしい。
誕生日プレゼントがとってもステキだ。
なんでしょう。ある意味、新品の勝負パンツって感じ?(違ッ
全然関係ないけど、今週のバジリスクでの蛍火の台詞「わたしがこの手でとどめをいれました。何度も、何度も」はとても可愛いと思った。
◆ バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第十殺「六対八」
ほぼ全裸+縛りというマニアックな捕らえ方をされたお胡夷だが、捕らえているからといって不用意に人別帖をその前に持って行くのは危険なのではないだろうか。
実際あっさりお胡夷に取られているし。
蝋斎、最期まで活躍らしい活躍ができませんでした。
当時の山国では塩は貴重品です。有効に使いましょう。
手足がぐにゃぐにゃ曲がるんだから攻撃のしようもあったと思うが、全然ダメだったようだ。
今まで気がつかなかっったが、お胡夷は肩から二の腕にかけてかなり筋肉がついている。
蝋斎に組みついて勝てたのも、力負けしない筋力があったからだろう。
ちなみに、お胡夷が「弦之介」と呼び捨てにしているのは誤植らしい(公式サイト情報)。
で、今週の最大の見所は蛍火だろう。
ええ、思わず人気投票に名前を書いてしまいましたよ。男しか書かないつもりだったのに。
蓑さん、ゴメン。かわりに外したのアンタだ。
とにかく、指ぱっくん。指ちゅっぽん。
次のコマで血を捨てているっぽいので毒抜きなんでしょうけど(原作でのヘビは毒ヘビ)、くわえたまま上目づかいで見ないでくれ〜〜〜。
血が、血が脳から引いて違うところに集まってしまうッ。
げに恐ろしき、伊賀の忍術かな。
今まで冷静だとほめてきた如月左衛門もそりゃしどろもどろですよ。
相手が蛍火でないとダマせてませんよ。
「わたしがこの手でとどめをいれました。何度も、何度も」
そういう蛍火に不覚にも萌えてしまったのか、左衛門が微妙な表情していて最高です。
仲間の死と萌えの狭間に立たされてさぞ複雑な心境でしょう(違ッ。
左衛門は蛍火のことを「‥少々変わった娘だの‥‥」と評しているが、あんたの妹もかなり変わった娘だと思う。
そして左衛門よ、あんたのその感情は「恋」だ。
・過去のバジリスク感想
2003年6月16日(月)
コミックマーケット、「コミケ」や「コミケット」などの略称で1部の人に親しまれている世界最大のマンガ・アニメ同人誌展示即売会である。
毎年3日間で30万人の人間が参加しているらしいが、知らない人は一生知らないまま終わる奇妙なお祭だ。
で、今年も当選したので「コミケットアピール」(参加のしおり、のようなもの)を読んでみるのだが、なんとなく今年の米沢代表には余裕がありそうだ。
毎年「いいか、オメェら、しっかりやらないとコミケは今すぐにでも潰れんだぞ。なんで、成人男性向けのドギツいエロサークルを毎回最終日にもって来ているか知ってるか? 即日コミケ中止にされる危険のあるジャンルを後に回しているんだよッ。ソ連だってイラクだって崩壊したんだ、コミケがいつまでもあると思うな!」という内容をオブラートで厳重に包んで書いていたのだが、今年は割と明るい内容の気がする。
比較の問題で、内容的にはけして明るくはないのだが…。
そういえば昔はワイセツ図画の説明に具体的な記述があったのだが、年々減ってきている。
それが、別の意味でワイセツ図画を増長させると判断されているのだろうか?
性器のデフォルメ描写に関しての「オットセイや花などのイメージ表現やギャグタッチによるものは問題ないと思われる」という例文は、なんかマヌケで好きだった。
うーん、今年はギャグタッチで烈のチン○とか描くか? アザラシ風にして。
2003年6月13日(金)
やっと甲賀忍法帖 感想を書く。
今回は前半がネタバレじゃないので、原作を知らない人が読んでも割と平気かもしれない。
次は十二国記の方をまとめて書く予定。
仕事関係で企業のメールマガジン&広告がよく届く。
電子部品の情報などはたまに役に立つのでそこそこ便利だ。
で、そんなメルマガにもコラムが載っていたりするのだが、某大手測定機メーカーのコラムで「Hの語源について」書かれていた。
「H」だ。「もぅ、お兄ちゃんのエッチ!」とかで使う「H」だ。
いや、今の例じゃ萌えないので言い直します。
「もぅ、のび太さんのエッチ!」とかで使う「H」だ。
数千万もするような高価な機械を扱う会社が、なんちゅう話題を…とちょっと思った。
平成14年度予定の売上85億円のうち数%が「H」と言う言葉の考察に使われているのだ。
ちなみに「H」の語源は「HENTAI」=「変態」で、英語とは関係ないらしい。昔のコギャル言葉だそうです。
2003年6月10日(火)
◆ アニメ十二国記の感想(10)
殺る気になった景王さま(陽子)は、壁だって走って妖魔を斬り殺す。
それを見て楽俊は「陽子は遠い人だったんだな……」とあらためて実感するのだった(違ッ)。
景王だけではなく、500年の治世をほこる名君中の名君である延王(えんおう)・小松尚隆もあらわれ、市井の半獣である楽俊はもはや自分の立ち入る世界ではないと思い去っていく。
だが、陽子は半獣である楽俊を友と呼び、追いかける。
問答無用でブッた斬る勢いで追いついた(私にはそう見えた)陽子は楽俊に、王としての身分ではなく、陽子自身として見て欲しいという。
「わたしと楽俊のあいだにはたかだか二歩の距離しかないじゃないか」
「……おいらには三歩だ」
陽子の問いかけに絶妙の返しをする萌えキャラの小動物であった。
ちなみに、ここで変に口答えするとバッサリやられていたと考えるてはいけない。
妖魔に狙われている身である陽子は、楽俊とともに延王の城である玄英宮(げんえいきゅう)へと招かれる。
そこで、風呂に入ったり、楽俊が人間形体になり20過ぎの男であることを認識したり、十二国の王制度の説明を受けたりするのだった。
今ごろ(再放送だから見るの2回目)気がついたんですけど入浴シーン多いデスネ。
同時刻に電波・杉本も王制度の解説を受けているのだが、こちらは相変わらず自己放電が強すぎて自分にとって都合の悪い他人の言葉は届かないようだ。
と言うか、真面目に怖いんですけど、この人。王さま、この人は悪い海客です (>_<)
目の前でこれほど激しく電波を放射されても見放さない壁落人(へきらくじん)は、さり気なく大人物だと思った。
そんな学友のことは忘れている陽子は、十二国の王になるべきか、日本に帰るべきかの選択を迫られていた。
悩む陽子に、延王の部下である朱衡(しゅこう)は、延王と延麒(えんき)がいかにして王になったかを語り始める。
そう、ドサクサにまぎれて外伝の「東の海神(わだつみ) 西の滄海」もやってしまおうと言うのであった。
ちなみに小さいころの延麒=六太の声を演じるのは電波・杉本を怪演されている石津彩さんです。
今キャスト名を確認するためにNHKのサイトをのぞいたのだが、次回予告の絵にわざわざイッちゃった笑いの陽子を載せなくてもいいのにと、ちょっとだけ思った。
今回、六太が「あのときかいだ血の臭いは間違いじゃなかった」と言っていますが、十二国の王はそんなに血臭漂う人種なんでしょうか。
・過去の十二国記 感想
2003年6月9日(月)
コミックマーケット64に当選していました。
8月16日(土)東地区 ソ-40a「だったらイケるぜ!」です。
スペースが取れたのはいいのだが、最近は時間的余裕があまりない。近年まれに見る大ピンチだ。
そろそろ、ちゃんとしたネタを描きたいので、それなりに頑張ってみるつもりです。
期待はあまりしないでください。
2003年6月7日(土)
あんよさんのサイト『ページの終わりまで』で掲載された「アニメ『シスター・プリンセス Re Pure』考察3」に以前書いたシスプリ感想の話がのっていた。
取り上げていただいてありがとうございます。
しかし、あいかわらず質量供に強烈な考察ですね。
古い話ですが、あんよさんの3月27日の日記でのシスプリ2感想で『そうするとあれか、可憐のベッドに入るときは、裸体か。うああああああ。(※ 本文中迷彩)』とあるのは、03年度上半期のベスト名台詞です。年間大賞も狙えます。
しかし、あのときの可憐さんからのメールだが、気になる点が多い。
後半文章が乱れてカタカナ混じりの平仮名になっている。
でも、キーボードを叩いてみるとわかるのだが、文章を乱して書いてもランダムにカタカナは混じらない。
次に、メール文が途中で送られてきたのは、書いている途中で停電になったためと本人はいっている。
だが、世のメールソフトは「送信」コマンドを入力しないかぎり、勝手にメールを送信したりしない。
また、世のパソコンは作業中に電源が落ちると、作業中のファイルは保存されずに終了する。
そうなると可憐さんは停電が起きる直前に、メールを書く作業を中止し、送信ボタンをクリックしなくてはならない。
かなりの荒業だ。
可能性として、ノートパソコンを使用していて、停電になったからビックリしてメールを送信して、パソコンを終了させてから部屋の隅でふるえていたという可能性はある。
が、意図的に電波文を送信してから家の電気配線を斧で破壊したと考えた方が怖くて好みだ。
それより、停電になってメールは送れなかったのだが、暗闇でふるえる可憐の執念が電波となって脳内の文章をメールにして送信したと考えた方が、超常的でいいかもしれない。
実際に妹からあんなメールが送られてきたらかなりピンチだろう。色々な意味で。
過去にあったピンチの電話の時は、気になって数日間は眠りが浅くなったりしたもんだ。
2003年6月6日(金)
本日はバジリスクと十二国記の2本立て感想。長くてもうしわけない。
双方のネタバレ感想は、後日書きます。
◆ バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第九殺「六対九(その三)」
薬師寺天膳を演じてみせる如月左衛門の魔性の喉法(こわいろ)にあっさりだまされる夜叉丸だった。
これは夜叉丸が失態し泣いちゃうほど動揺していたため、警戒心が落ちていたためであろう。
前回書き忘れていたが、人別帖を奪われたと気がついた時点で夜叉丸の取るべき最良の方策は「そのまま伊賀に直行する」だったはずだ。
人別帖は無くともひとまず不戦の条約が解かれたことを伝え戦いにそなえるべきだったのだ。
戻って、人別帖を探すなど愚の骨頂、丸1日のおくれは人別帖を失う事よりも重い。
道中それに気づいたかどうか、とにかく夜叉丸は平静ではいられなかったのだ。夜叉丸はまだまだ青い。
だからポンポン言っちゃいけないことを言ってしまう。
だました如月左衛門も、立て続けに重大機密をあかされ平静ではいられない。
思わず地声でしゃべってしまい、正体がばれる。
いままで、声がどこから届いているのか分からないように夜叉丸とは反対側に向かってしゃべっていたのだろう。それでも、自分の居場所が判明した可能性があるのであわてて移動しようとしている。
ここで失敗その2・鞘を壁にぶつけている。
小さいがカツンと高い音が立つ。
周波数の高い音は位置の特定がしやすい(逆に低い音は遠くまで届く)。
夜叉丸は雨の中という悪条件の中でも、見事に如月左衛門の位置を特定している。さすが、忍者だ。
しかし、フルチンの魔人こと霞刑部の秘術にスキをつかれ敗北する。
登場人物紹介で「塀などの中に潜り込む能力を持つ」と書かれる彼だが、もはや人間の技じゃない。生物の技でも無い。
そもそも「塀など」じゃないと潜りこめないのかい? へー。
とりあえず、地面には潜れないらしい。
若造の夜叉丸とは違い、クセ者の如月左衛門は高い判断力を持っている。
「甲賀にもどる間も惜しい」「このまま伊賀へ乗りこむぞ 刑部」
この台詞には、己と刑部の能力に対する自信があるのと同時に、今の状況で何が1番大切かをわかっている判断力が感じられる。
とりあえず伊賀の襲撃を押さえた今、もっとも重要なのは弦之介の命である。
状況を分析し、判断を下し、即行動する。
実に頼もしい男といえる。
夜叉丸の運命を知らず雨の中で立ちつくす蛍火は、見ていて切ない。
帰ってくるのは如月左衛門なのだが、第一声は「夜叉丸どの、その髪は一体?」でしょうか。
左衛門がいかにごまかすのか、語られるのだろうか?
せがわまさき先生の公式ページで以前から告知されていた人気投票がついに始まった。メールでも受けつけているので件名を「バジリスク・キャラ投票」として送るといいらしい。(※ 受付は終了しました)
ところで、公式サイトの掲示板の情報だと、重版される2版目には修正個所があるらしい。
1冊目は友人への布教用として、2冊目を買うべきか?
・過去のバジリスク感想
◆ アニメ十二国記の感想(9)
陽子は電波・杉本にとどめを刺さず、放置したまま船を下りる。
きっちり片をつけようよ。あの人いるだけで世界に害をなす悪しき海客ですぜ。
でも、しかるべき方法で殺さないと残留電波とかが残って、なお悪いことになるのかもしれない。
雁国で陽子は楽俊に再会する。
楽俊は陽子に会うため、港で待っていてくれたのだ。
そんな楽俊に、陽子は素直に感謝の気持ちをぶつけ、口封じのために殺そうと思ったことなどを謝罪する。
あっさり許してくれる楽俊はやっぱり器が大きい。
最初にアニメを見たとき、楽俊に「いっしょに(湯を)浴びる?」と誘惑する(?)陽子は、ネズミを狩る肉食獣の笑顔だったという印象だったのだが、わりと普通の表情に見える。
どうやら私の脳にはそうとう強力なフィルターがかかっていたようだ。
陽子が髪を洗って、湯が赤く染まったとき「うわっ、返り血?」と思ったのは私だけだろうか?
話は急展開をみせ、陽子の正体が判明する。
台輔(タイホ)と呼ばれ陽子をこの世界に導いたケイキは、人ではなく最高の聖獣である麒麟だった。その景麒(ケイキ)が、主と呼んだ陽子は、景国の王である。
不老不死の神に近い肉体を持つ王になった陽子は、今までの闘いで傷ついても軽傷ですんでいたのだ。
この辺の展開は、原作に比べると伏線の回収の仕方が甘い気がする。
ただ、楽俊が陽子を「景王さま」と呼ぶところはいい演出だ。
陽子が楽俊を「ネズミ」ではなく「楽俊」という名前で呼んだ回に、今度は楽俊が陽子を「景王さま」と呼ぶ。この辺の対比はなかなか面白い。
そして、陽子が王だと知った電波・杉本はブチ切れ(何度目だ?)、妖魔を呼び寄せる。
激しい闘いの中で、陽子は延王に助けられるのだった。
ちなみに楽俊なら延王・尚隆のことを麒麟と間違えたりはしないだろう。
この世界の麒麟は金髪で、金髪は麒麟だけなのだ(例外はある)。楽俊なら間違い無く知っているはずだ。たぶん、かなり動揺していたのだろう。ネズミだし。
・過去の十二国記感想
2003年6月2日(月)
あっと言う間に2週間がすぎて明日は餓狼伝でバジリスクで十二国記な日。
あわてて先週分の十二国記・原作ネタバレ感想を書く。かなりマニアックな話になってしまった、申し訳ない。
マニアック、ファンタジーつながりで、最近「指輪物語」を読んでいるんですが、なんとか映像を見る前に読み終わりそうで、ちょっとホッとしている。
基本的に原作を先に押さえておきたい人間なので、映画を見るに見れず困っていた。
でもってマニアックな話なのだが、古流ファンタジーは詩(うた)が必須なのだろうか。指輪物語では皆やたらと歌う。
スピードに追われる現代ではそういう部分は嫌われるのだろうが、詩こそファンタジーなのか。
そう言えば三国志演義も詩が多く挿入されていた。
山田風太郎の忍法帖も唄が時々はいっていた覚えがあるが、ある意味あれもファンタジーだろうか。
2003年6月1日(日)
「今週のバキ」で「マホメド・アライ流拳法」と書いていたが、大吉マスター21さんのレビューを見て、本誌が「モハメド・アライ流拳法」となっていたことに気がついた。
「マ」と「モ」では大違いだ。
私だけではなく乃木さんのレビューでも、うっかり「マ」で書いている。
固定観念とは恐ろしい……。
しかし、大吉マスター21さん、よく気がつきましたね。
せいるさんのところで21日の日記でちょっと書いた「影響力の確認」についての話があった。
う〜ん、せいるさんの話はちょっとややこしくて難しいのですが、真摯な文章なのでちゃんと受け止めないといけません。
せいるさんの意見は要約すると「自分のWebサイトを見ている人に、なにかを勧めた時、元々その人が興味を持っていなかった物に興味を持たせる力が影響力。でも、それに染めたとかハメたとか思って自分に影響力があると思うのは、あまりよくない。」でしょうか。間違っていたら、申し訳ない。
『他人に影響を与えようと声高に叫んでいるひとより、黙ってコツコツとコンテンツ積み上げたりとか創ったりとかしてるひとのほうが、好感度高くないですか?』
と言う意見には同意です。
自分では、人に自分の意見をあまり押し付けないようにしていたつもりですが、最近は無意識に自分の嗜好を押しつけていたかもしれません。これはちょっと反省材料だ。
ちなみに、生臭い話なんで避けていましたが、せいるさんのところからくるアクセスはこの日記では一定数の割合を占めています。
あと、日記のみのアクセス数ではせいるさんと同じぐらいです。
ReadMe!で「だったらイケるぜ!」の登録情報を見れば大体のアクセス数(非ユニーク?)がわかりますが、まあ、そんな感じです。
ちなみに、6月1日付けのこのページ(http://www.h5.dion.ne.jp/~ikeruze/diary/day.htm)のアクセス数は「0」です。
って、「0」かよッ!?
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