とら日記(03年4月)
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2003年4月30日(水)
アニメ十二国記の感想(4)
 蒼でも猿でもない蒼猿登場で色々と妄想をぶちまけております。アニメ版の最大の謎は、浅野は杉本のどこを気に入っていたのだろう? だと思う。
 すぐにブチ切れる所だろうか?
 やたらと人を疑うところだろうか?
 それともメインはセーラー服か?
「杉本がいなくてもセーラー服があれば、はぁはぁ」
 ……人にみつからないようにね。

 で女郎宿(意味がわからない人はお父さんに聞きましょう)に売り飛ばされると気付いてブチ切れる陽子は、雄度全開でほれてしまいそうだ。
 達姐を睨んだときにジョウユウが乗り移っていたので殺る気まんまんですね。
 ちなみに原作では『少なくとも陽子は今、つかまるくらいなら人殺しも辞さないくらいすさんだ気分になっている。』と書かれている。やっぱり殺る気だ。

 それにしても、どんな時もポジティブ妄想爆発の杉本さんは偉いな…。女郎宿に売られても立派にやっていけたんじゃないでしょうか(ォィ
 それはともかく、原作における陽子の人を疑う心や憎しみは、アニメオリジナルの杉本が受け持っているので達姐への憎しみは全部肩代わりしている。
 ついでに達姐がバフクに吹っ飛ばされるのは、製作者のちょっとした思い入れだろうか?(原作にはこの描写はない)

 その後の浅野と杉本のいちゃつく声は、たぶん蒼猿の作り出した幻想だろう(ネタバレ配慮表記)。
 どう考えても、杉本がいちゃつくとは思えないし。たぶん、杉本は世界征服のための計画(妄想)をねっていたのだろう。なお、浅野は放置プレイ中。
 今回は原作ネタバレ感想はありません。
 それより、あの日本産の電波女はなんとかならんのか? 言葉喋れない時点で、世界に必要とされていないことに気づこうよ。


2003年4月29日(火)
 せいるさんの日記で言及されていましたが、Leaf系が減ってシスプリ系が増えていると言うのは私の所の事情ですね。
 もっと細かく言うと、Leaf系が減って鍵系に移り、シスプリ系と言う感じでしょうか。
 Leaf系に比べると鍵系はずっと息が長い印象があります。シスプリが長続きするかどうかは、今後の動向しだいですね。

 あと、とらさんなら「バトルロワイヤルにおいては、一番有利なのは〜」と言われていますが、多数対多数の闘いで有利な格闘技はむずかしい問題です。
 1人と長時間組み合う技は背後にスキが生まれやすいので不利なので、打撃と投げ技を使える格闘技が有利ではないだろうか。
 蹴りはつかまれると倒れやすいので使わない方が無難ではないだろうか……などとムダにマジメに考えてみたり。


 今日はせっかく休みだったので妹萎え考察三国志考察を更新してみる。
 DVD-BOXで出た「HR」を見ながら書いていたのだが、微妙に「HR」はカットされている部分があるようだ。
 ヒマだったらちょっとチェックしてみようか。…って、それは本当に閑人の発想だ。


2003年4月28日(月)
 リレー801小説「学園天国」と言うものがある。
 様々なテキストサイトの管理人が順番にヤオイ小説を書くという痛い企画だ。
 しかも登場人物は書いているテキストサイトの管理人たちである。かなり強靭な精神と胃を持っていないとつとまらない。
 そして逆リレー801SS「学園天国」PartU最終章中編兄貴さんが28日にUPした。
 冒頭から「バキ」ネタ、しかも「だったらイケるぜ!」ネタもあり。オマケに「誰がパンツはいていいッつッた」という部分でもリンクが張られている。
 ホモネタにバキが使われていると非常に本物っぽくて生々しくて嫌だ。なんか臭いそう。
 なんか真性の人は、美少年よりマッチョな男を好むと言う話があります。
 昔友人が「武士道ブレード春画本」という同人誌を買ったことがあるのですが、中身は当然ゴツい男の絡み合い。
 売ってる人も体のできている人で「頑張ってこいや」と言う含みのある笑みでお釣をくれたそうです。

 だから、なんか怪しげな雰囲気な人の家に連れこまれたら、本棚をチェックしてみましょう。「グラップラー刃牙」「バキ」(SAGAはない)や「北斗の拳」「ジョジョ」(6部はない)がそろっていたら危険信号です。パンツをはく間も惜しんで逃げ出すべきです。
 まあ、双方合意の上なら問題は無いんですけど。


2003年4月27日(日)
 モゲさんに「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を見せてもらう。
 私とモゲさんは原作を知っているのだが、PFFさんは知らないので色々と解説&ツッコミを入れつつ見たのだが、原作を知らない人は理解できるのだろうか?
 相変わらず映像的にはよくできていて、イメージ構築としては素晴らしい物がある。
 ハリーがヘビの言葉を理解できる理由だが、あれと4作目の「炎のゴブレット」でダンブルドアの目が光った理由を足すと最終決戦の鍵になると予想しているのだが、どうだろう?

 それとダンブルドア校長が体調悪いのがすごくわかるんですけど。声に元気が無さすぎ。
 次回作では最凶死刑囚(違います)をゲイリー・オールドマンが演じるらしく、すごい楽しみだ。(レオンで刑事を演じていた人)
 ハーマイオニーのくちびるを指でもてあそんだりするのだろうか(ドキドキ

 どうでも良いんですけど、メガネをかけていないパーシーだけは、原作のイメージと違う。


 今日の「ナージャ」は作画監督が刃牙No1作監の佐藤雅将だった。どうりで絵がよく動いていたわけだ。
 遅れたが十二国記の原作ネタバレ感想を書く。


2003年4月23日(水)
 今日放送していた「NARUTO」はやたらと絵が動いていた。若林厚史と言う人が演出と作画監督をやっていたが、ぴえろの実力者だろうか?

 その若林厚史さんがクリーチャーデザインをしているのがアニメ十二国記だ。
 久しぶりに見て思い出したが、第3話はめッちゃ好きな回だった。
 妖魔に生きながら食い殺される村人の絶望的なシーンから始まって、イカレポンチの杉本優香が大爆発する。
 第3話は多くの人が出てきて情報量が多いし、見所も多いので実に楽しい。
 でも、原作を知らない人はついていけない展開の早さだろうな(^^;
 なお、作中で言っていますが十二国記の世界では子供は女の腹から生まれません。Hはできるらしいのですが…。腹が減らないのにメシを食べるような非生産的な行為だからか、いたした人は出て来ていない。

 それにしても、この回には屈指の名台詞「(剣で)早く殺るのよ!」が聞けるのが楽しい。
 こんなん放送していいのかNHK教育?(笑)

 盗みに家に侵入→見つかる→家の人を羽交い締め→「早く殺るのよ!」という一連の流れは実に素晴らしい。
 おかげで、その後の入浴シーンだって霞んで萌えやしねぇ。

 さすがに2回目になるとアニメとしての伏線も分かり、杉本優香と浅野郁也の存在意義もなんとなく分かったような気がする。
 ちょっと原作ネタバレで書きたい部分が出てきたので、金曜日以後に別ページで感想を書くつもりです。


2003年4月22日(火)
 せいるさんに私の川澄綾子さんのイメージは「ニアアンダーセブン」のまゆ子と指摘される。
 まさにその通りです。
 先日書いた時は、その辺の事は長くなるので書かなかったのですが、まゆ子が川澄さんの印象を大きく変えました。と言うか「ニア」に出ていた女性声優は全員汚れ(?)系として記憶してしまいました。
 宮村優子さんは元からなのだが(ォィ)、折笠富美子さんや落合るみさんも絶叫系として記憶しております。だから「Z.O.E Dolores,i」に落合るみさんが出ていた時はずっと奇声を上げるのを期待していたし、ラーゼフォンのドラマCDで折笠富美子さんが奇声を上げた時は喜びの余り失禁した(うそです)。
 でも、ニアの後で川澄さんがエキセントリックなヒロインを多くこなしていた(ジーンシャフトのドルチェ・サイトウ、ゲートキーパーズの生沢ルリ子、ゾイド新世紀/0 のリノン、ラーゼフォンの恵)ので、今では叫ばないと許せないほどの境地に達しています。
 そう言えばラーゼフォンは今映画が公開しているんだっけなぁ…。

 予想通り話が長い上にオタな方向に流れましたが、世間とは関係なくドス黒い川澄さんが大好きです。

 ついでにせいるさんの情報でごとPさんがキャラデザのアニメの話もあったり…。
 実は、とら@だったらイケるぜ!はごとPさんと1度話をしたことがありまして、物凄くお茶目&いい人でした。
「だったらイケるぜ!さんって、昔○○○って名前でしたよね?」と、毒針を急所に突き立てたような話し掛けられかたをしてほとんど即死でした。
 そう言えば、鶴来屋さんもメインとRMBTMさんの方のリンクが切れていた。サイト立ち上げ時に、初めてリンクを張っていただいたサイトなだけにちょっと寂しい。
 ちなみに、「Theme Sq.」の下の方に、ウチとの因縁話があります。
 今思い出しても、めちゃめちゃブルー…ではないが、すごく恥ずかしい思い出だ。


 こあとるさんのビック・オー最終回の感想に「今回は前回よりシンプルな回答だったと思うのですが、如何に?」とあって、それは確かにその通りだと思う。
 答えは全部見せてもらったのだが、落ちてきた衛星はなんだったの? とかその手の細かい疑問は残っていたりする。

 今、思えばあのオチは好きなんだと思う。見た直後の感想も混乱しているようで、ちゃんと書いてある。
 誰もが考えうる話は、その人でなくても書けるのだ。そんなものに、価値があるのか。

 ついでに脚本の小中千昭氏のサイトを見たらデジモン・テイマーズのCDが出ると書いてあった。
 この時すでに折笠富美子さんは汚れでインプットされていたので、ルキが「あんたたち新宿に帰れ!」と言ったとき大喜びしたのは言うまでもない。
 そう言えば、Lainの頃の川澄さん(玲音の姉)はとても絶叫する人とは思わなかったなぁ…。
 って、油断するとまたアニメの話に戻ってしまう。

 それから、バジリスクの感想がこあとるさんに「振るっておられマシタ」と言われていた。
 ありがとうございます。その言葉が本当に励みになります。
 前回、漬物の塩にツッコミを入れていたのが、公式ページでも同じネタがかかれていて、誰でも思いつくようなネタを書きおって、この凡愚がッ! と自分を罵りながら書いたのが良かったのかもしれません。
 バジリスクのジレンマも早く書けよ自分って感じですが、書くことが結構あって後回しになっております。


2003年4月21日(月)
 昨日、バジリスクの感想を書いたのにTOPページで更新告知するのを忘れていた。
 近頃ダメ人間度がますます上がっている気がして困る。

 今日はリンクを更新したのだが、実はリンク切れのサイトや移転したサイトがけっこうあって、メンテしなきゃいけないんだけどしていない。う〜〜ん、ダメダメだ。
 それにしても最近はチャンピオン系のサイトが少なくなっている。それ以上にLeaf系が激減している。そして台頭しているのがシスプリ系サイトだ。
 妹萎えもしばらく更新していなかったんで、そのうちに更新します。

 ところで真三国無双3の孫尚香はちょっと萌えかもしれない…。妹キャラなのに。
 そう言ったら「そんなことで謝らなくても、いいじゃない?」と慰められた。
 前作ではなんとも思っていなかったんですけどね。

 ちなみに孫尚香と言うのは演劇で使われていた名前らしい。演技では孫仁となっている。
 なぜか彼女の記述は呉書にない。孫権に女の兄弟が1人いたと孫堅呉夫人伝にあるのだが、姉なのか妹なのか分からない上、劉備に嫁にやったという記述が見つからない。
 もうちょっと調べるつもりなのだが、劉備ごときに嫁にやったのは不名誉だったので歴史書から削除してしまったのだろうか?
 蜀書には先主伝や法正伝に孫権の妹が嫁に来たと記述がある。嫁とはあるが、考えようによっては人質かもしれない。


2003年4月20日(日)
 再放送でやっている十二国記 月の影 影の海2話を久しぶりに見る。
 陽子のイカレ具合が非常にイメージ悪い。もうちょっとまともな状況判断をしていただきたい。
 この鏡、別の顔が映っているんだけど…ってのは頭が悪すぎ。と、言うか誰に聞いても陽子の顔が変わったようには見えないんですけど…
 友人のモゲさんは、変わっていると言い張っていましたが。

 やっぱり、色々なところで設定が原作とは違っているような気がする。
 原作では陽子は言葉を喋れるのではなく、テレパシーのようなもので会話している。
 だから、陽子が向こうの世界の住人と会話しているときも、口に出しているのは日本語なのだ。
 その理屈で行くと、杉本は陽子の話している言葉だけはわかるはずなのだが、なんでこんな設定にしたのだろう。

 浅野を助けた人は、ケイキではなく別人だ。原作を知らない人が気がつくのか疑問だが。
 あんな中途半端な助け方をするのは見捨てるのと同義だと思う。

 でもってケイキは早くも獣の姿をさらしてしまう。服が消えているのはご愛嬌。
 この辺の展開はマジに初見の視聴者置いてきぼりですね。
 親切なようで、原作よりもわかりにくい展開と言う気がするんですけど。


 おまけで、バジリスク〜甲賀忍法帖〜の原作ネタバレ感想をUPしました。


2003年4月16日(水)
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第六殺「七対九(その二)」
 せがわ先生が『魔界転生』の感想を書いているのだが、「柳生十兵衛は両目があいてた。」というコメントにかなりの衝撃を受けた。
 う〜ん、隻眼じゃないんだ…。塩をかけられたナメクジのようにがっくりきた。

 そんな感じで陣五郎の第2形態がついに発動している。
 って、小さッ。
 設定上、約37%までに縮むはずなのだが、それにしても小さい。
 小さくなると、妙にかわいい気がするのが不思議だ。
 朧が「可愛い伊賀者」というのも納得できよう(曲解です)。

 涙で陣五郎をしかる朧がかなりいい感じだ。
 伊賀と甲賀の間にある深い溝を実感しつつ、その溝を埋めようとする決意が感じられる。
 原作の朧はどっちかと言うと状況に流されているような感じがあったが、漫画版はちゃんと自分の意志で何かを変えようとしている感じがする。

 んで、丈助は、どんどんセクハラ大魔王と化している。にぎにぎするな。うらやましい。
 それでも露骨に朱絹を口説いて、朧に仲介を頼んじゃうあたりが、天性の人の良さですね。
 殺気の意味を勘違いしなければ、もっと長生きできたかもしれないのに。

 丈助に仲介を頼まれても、さり気なくごまかしている朧は、ちゃんと朱絹のことを考えているのだろうか。
 と言うか、丈助の見た目がアレなんで嫁にやるのは可哀想だと思っているのだろうか。

 陣五郎vs丈助だが、滝のしぶきを舌を出して受ける陣五郎がやっぱり可愛いんですけど。
 外からの攻撃に関しては無敵をほこった丈助のゴムゴムの能力も、中から攻撃されてはたまらない。中と言うか、窒息なんだろうけど、この辺の駆け引きは非常に上手い。
 原作では短剣を刺して丈助を倒しているのだが、漫画版の口に飛び込む攻撃の方が面白い展開だ。

 そして、甲賀衆が4人死んだ分、新キャラ4人登場。
 物凄く普通な顔をした如月左衛門がいい感じです。
 他の方々がそろいもそろって濃ゆい顔をしていらっしゃるので、普通だと逆に目立つと言うか。

 ネタバレ感想は金曜日以降に書きます。


2003年4月13日(日)
 せいるさんの日記加奈のキャスト情報がのっていた。
 せいるさんもおっしゃる通り、川澄綾子さんと言うのはかなり微妙だ。
 川澄綾子さんは、元気な絶叫系の方が似合っていると思う。だから、「藍より青し」も微妙な感じだ。まほろさんは叫ぶからOK(ぉぃ)
 千影までくるともう別人と言う感じだが…ってなに声優好きトークをしているんだか。

 PFFさんに、知ってるサークルさんの日記にバキの話題が出ていたと、教えられたので見に行く。
 4月6日の日記なのだが
『読むと元気になれるマンガとして
今私の中でバトロワと並ぶ勢いなのがバキ(セックス編)。
正式名称は「バキ特別編[SAGA]」非常に強烈なのでテンション上げたいときにどうぞ
でも食欲は失せるかもね なんとなくね』
 …元気になれるのだろうか?
 試しに読んで見る。
 かなり久々に読むことになる。割りと冷静に読める。
 冷静になって見ると、面白い
 変な意味で、色々な意味で面白い。
 湯豆腐だと熱すぎて豆腐自体の味がよく分からないが、冷奴だとじっくりと豆腐を味わえると言ったところだろうか。
 連載当時の感想を見るとはふはふいって食べるのに精一杯なのがわかる。
 というか、この頃ってフォントのいじり方が見にくい。

 …話を戻して、バトロワとバキと言う選択が妙に漢です。本人は女性なんでしょうけど。
 BBSに知り合いが古くから書きこんでいたりするので、実は本を読ませてもらったことがあるかも。
 なんでもHARUCityでお土産を買ってきてくれたらしい。
 前にPFFさんの戦利品の写真をのせた事がありますが、この人は同人購入にかけては鬼のような人です。


2003年4月12日(土)
 地道に真・三国無双3をやっております。やっと姜維が使えるようになりました。
 モゲさんの家に遊びに行った時に気になったのだが、やっぱりキャラクターの育て方が微妙に違う。
 モゲさんは、各勢力で2人か3人ぐらいを集中的に育てていて、ギャルキャラは能力MAXだ。
 私は、各武将がバラバラに育っていて、ギャルキャラは使っていない(当時は)。許チョとか典韋とか張飛とか黄蓋とか、堅くて太そうなおっさんは特に育っている。
 やっぱり、三国志はおっさんキャラを使うのが楽しい。
 でも、ミニスカートの大喬が倒れると中が見えそうになるので、「うむぅ」と唸らずにはいられないのだが。

 春の新番組を適当に見ているのだが、地上波になった「学園戦記ムリョウ」や新作の「宇宙のステルヴィア」がお気に入り。
 どっちも、ナデシコの佐藤竜雄が監督をしているのだが、この人って細かいディテールの演出がうまいですね。
 それと、群像の見せ方もうまい。いっぱい出したのは良いけど、キャラが確立するのに時間がかかったガンダムSeedとは段違いだ。
 特に、「学園戦記ムリョウ」は第1話でかなり大勢キャラクターが出てきているのだが、メインになりそうなキャラクターは名前は憶えていなくても顔とポジションは理解できた。
 この辺が演出力の差なのだろうか?

 ムリョウで、もう1つ。
 副主人公らしきメガネくんに妹がいるのだが、その描写が妙に上手い。
 兄との軽い喧嘩のシーンに妙なリアリティーを感じる。うむぅ、妹萌え。
 いや、違うって。それ、俺の担当じゃない。
 この辺は妹萌えな方々に判断していただきたいところです。
 声は釘宮理恵か…。萌えッ!(ォィ

 今、気がつきましたが、私は「ォィ」を「loli」とタイプしていた。
「ロリ」かよッ! ヤバイッ、隠していたのに漏れてるッッ!?


2003年4月9日(水)
 そう言えば、アニメ・十二国記が地上波で放送された。
 教育の上で非常にためになるアニメなので、お子さんが泣き出して暴れても、イスに縛りつけてムリヤリ見させてあげてください。
 漏らすと面倒なので先にトイレには行かせてあげましょう。

 地上波になって非常に良かったのは画面の右上にあった「BS2」の文字が無くなったことだ。
 もっとも、それはささいな事で、最大の喜びはアニメのお姉さん・本美奈子さんがいないことだろう。
 本当にごめんなさい。おっきなお友達としてはあなたの存在は辛かった。
 でも、アニメで不幸なことが起きるたびに、どんな表情で先週のあらすじを言うのか楽しみにしていました。

 それにしても、相変わらず訳の分からない第1話だ。ちなみに小説でも上巻の途中までかなり訳の分からない話なんだけど。
 しかし、ケイキさん(ネタバレ防止のため他人行儀な呼び方)は言葉が足りなさ過ぎ。
 もっとちゃんと説明をしていれば死人が10万人ぐらい減ったはずなんだが…。
 いや、それは言い過ぎだ。たぶん1万人ぐらいか? それも違う、2万人ぐらい。

 細かいことですが、陽子の背後で悪口を言っていたクラスメイトって後で鈴役で出演する若林直美さんでした。すっかり声を覚えてしまったらしい。

 せっかく地上波で放送するので、今後もネタバレなしで感想を書くかもしれません。


2003年4月8日(火)
 苦情はこなかったんですけど、昨日の日記でタグに不備があってネットスケープでは見づらくなっていました。
 なるべくIEとOperaとネットスケープの3つで動作確認をするようにしているんですけど、サボった日にかぎってミスをするとは恐るべきシンクロニシティーだ。
 え……っと、すいません。mozillaは導入していませんm(_ _)m

ストーンオーシャン 最終回
 それはともかく、ジョジョ6部の最終回です。
 先週のラストでエンポリオがウェザー・リポートのディスクを頭に入れた時は震えがきたが、まさかそのまま最終回に突入するとは思っていなかった。
 そして、酸素毒発動ッ!
 って、そりゃムチャだ。
 どうやって大気中の酸素だけを集めたんでしょう。まあ、スタンドだからできちゃうのか。
 柳が登場した頃に酸素は毒って書いた覚えがあって少し懐かしい。

 自分だけ加速している中でゆっくりとウェザーの拳で頭をつぶされているシーンは、5部のジョルノを意識しているんでしょうか。
 ディオ以外のジョジョシリーズのラスボスって、なんでこんなにロクでもない死に方ばかりするのだろう。
 行ってきた悪行の業がめぐってきたのだろうか。
 カーズとかディアボロに至っては死ぬことすら許されていないし。

 アイリンとアナキスに名前が変わっている。
 ここは今までとは違う世界だと言う証拠だろう。「ゴージャス☆アイリン」とは違(略…
 星型のアザがあるのでジョースターの血統は続いているのだろうが、6代目ジョジョは存在し無くなってしまった。
 これは、もう「ジョジョは描かない」という荒木飛呂彦の決意表明だったりして。
 次回作の名前まで出しているし、もう次へ向けて走る準備ができているようだ。
 荒木飛呂彦がジョジョを描くことがイヤになったのかどうかは知らないし分からない。
 だが、最後まで話のギミックを考え抜いて破綻しているようでありながらも豊富なアイデアを盛りこみ続けた、荒木飛呂彦という漫画家は鋼鉄のプロ意識を持った人だと思う。
 この人なら加速した時の中でも原稿を上げ続けるだろう。私は、そう妄信している。

 変わった世界では、死んだ人間も生き返り闘いの無い世界が開けているのだろうか。
 とりあえず、あの車で人をひかないように気をつけてもらいたい。
 ひいても証拠隠滅とかは考えてはいけない。

 それでも、承太郎に「アイリンを下さい」と言おうとすると時を止められてボっコボコに殴られる可能性があるのも忘れてはいけない。
 変わる前の世界でも、承太郎はかなり露骨にアナスイのことを無視していた気がする。
 それよりなにより、承太郎の顔が先週出てきたヘンな顔のままだったら、たとえ平和な世界であっても許せない気分だ。


2003年4月7日(月)
 最終回の季節です。
 女の子は、最終回を見ると、とってもとっても哀しくなって涙が止まらなくなっちゃうんです、お兄ちゃん大好き。と可憐な電波分をつい思い浮かべてしまう今日この頃でもあります。

 ジョジョの感想は、ネタバレを避けるため明日書きます。
 ジャンプを買い忘れたのはナイショだ。

アニメ 十二国記・反乱から最終回まで
 ずいぶん遅れたが、友人に見せてもらった。
 殺る気マンマンの陽子さんが男っ前すぎて、憧れてしまう。
 この人は着飾っているときよりも剣を振るっているときの方がよく似合う。

 血に当てられて体調を崩している景麒は陽子の雄度に対比するように、はかなげな色気がある。♂なんだけど。

 浅野は、最後に人間らしさを取り戻した、ようでもあるが、なんかアホったれのままのようでもある。
 同じくアニメオリジナルの杉本には存在価値があったと思うけど、浅野のいた理由がよく分からない。
 陽子に説教させるためにいたとか?

 一方、アニメなりの味付けがされている昇紘は面白い人だった。
 捕らえられ、自分に天誅が与えられると知ったとき、えらく満足そうな顔していましたね。

 陽子・鈴・祥瓊と3人娘がそろって笑い合っていると、陽子も妙齢の女性なんだと思い出す。他の2人はかなり円熟の年齢ですが。
 小説だと鈴と祥瓊のどっちが言っているのかわからなかった「景王を信じてお待ち。決してあなたたちに悪いようにはしないから」と言う台詞が、2人が交互に言っていたとわかったのには感動した(言いすぎ)。
 小説のこの辺のシーンは何度読んでも鳥はだが立つほど好きなのだが(今も読んでジワっときた)、アニメもその雰囲気をよく出していた。
 十二国記シリーズはラストの数十ページの盛り上がりが最大のキモなのだが、「風の万里 黎明の空」はそれがちゃんと再現されていた。

 あと熊侍(桓タイ)は戦闘中はカッコいい。
 細めの体つきで三百斤の三叉鎗(柄も鉄でできた三又の槍。名前間違っているかも)を振り回す姿は十二国無双と呼ぶにふさわしい。
 で、攻城兵器を蹴散らす姿は、ほとんど地上最強の生物だ。
 人間以上と言うより、熊以上ですよ、この人は。

 十二国記は春からは教育テレビで再放送するらしい。もう1回見て、また凹むかな。


ビック・オー・最終回
 前に小中千昭氏の脚本はわけわからん時があると書きましたが、今回はその好例だった。
 いや、なんとなくわかった気はするけど、色々と納得がいかない点が多い。
 結局、「ビック・オー」と言う話はなんだったんだろう…。
 まだ、なんか呆然としています。

 誰でも思いつくような安易だけど居心地のいい予定調和と、思いついても誰もやらないようなブッ壊れたオチと、どっちが良いのだろう。
 予定調和であっても人を感動させることが理想なんだろうけど、それってハズすと悲惨なんだろうな。
 それでも、私は「ビック・オー」と言う作品が好きだ。
 あのオチが好きなのかと聞かれると、ちょっと微妙なんだけど。


2003年4月4日(金)
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第五殺「七対九」
 お幻屋敷は小さな砦だ。堀と高い塀に囲まれ跳ね橋までついている。
 闘いが禁じられているとはいえ敵対関係にある甲賀が側にいるから常に警戒体勢にあるんでしょう。
 直接闘わなくても情報漏洩だって戦闘集団にとっては重要だし。

 そんな訳で敵陣の中での飯や酒は美味くないだろうな、と。
 でも表面上は楽しそうに振舞っている弦之介と丈助は肝が太い。もっとも、2人ともこの場にいる全員が敵となっても切りぬけられる自信を持っているのだろうけど。
 …弦之介さんの場合、恋で盲目になっているかもしれないが。
 しかし朧のほうは、丈助の忍法・無礼講を食らい苦しむ朱絹をフォローしているあたり、割りと部下思いな人だったんですね。
 敵陣の中でも青年の主張をしてしまう弦之介は、やっぱりまだ若いですね。
 片目でにらみながらと言うあたりが、アメとムチって感じですが。

 殺気を飛ばしている伊賀衆の面々も脇役ながら存在感がある。
 蝋斎の親戚とかが混じっていそうだ。頭の形が似ているし。

 朱絹のもっている刀は忍者刀として上手く使っている。
 鍔が四角なのは物に立てかけたときに転がらないような工夫らしい。それで、踏み台替わりに使うとか。

 それにしても、朱絹さん、デカイな…。
 早くも官能の闘いが始まっている。
 それとは別に、怖いですよ、姐さん。頭頂から出血してくるとは思っていませんでした。
 そりゃ、怖いですよ。
 たとえ勝負に勝って一夜の妻になってくれても、布団の中で血だらけになりますよ、この人は。
 勝っても負けても、いいこと無し。丈助の絶望的な気持ちがわかります。

 弦之介と話をして、朧はうれしそうな表情で「おやすみなさい」をしているが、それで満足なんでしょうか。
 この人の場合は、若いというよりも幼いのだろうか。そもそも、何歳なんだろう?
 弦之介に笑わされていたようだが、弦之介ってどんな顔して冗談を言ったのだろう。ちょっと気になる。
 この2人って、1歩間違えるとバカップルになりかねない危うさがある気がするのだが、今週もなんとか踏みとどまったようだ。
 原作では朧がやたらと踏み外していたような気がするのだが…(-_-;

 原作ネタバレ感想はこちらへ。


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