今月のジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日(51〜60)
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2010年12月19日(2号)
【第50話】
激闘!梁山泊編13・真実の光
世界を滅ぼしかけた『草間の乱』を起こしたのは韓信元帥だった!
ウィキリークス
にでも公表して欲しいような情報がみんなの前でバレちゃった。
もう韓信元帥の面目は丸つぶれだ。
「だがそれは梁山泊を守るため!!」
「それのドコが悪い!?」
うわっ、開き直ったよ、この人!
軍さえ助かるなら民などいくらでも死んで良し、と言っているようなものだ。
もうちょっと広い視野で世界を見ようよ。
有名な話ですが、
「無能な働き者」は「無能な怠け者」より役に立たない
という話がある。(
参考
)
韓信は意欲があるけど無能なのかもしれない。
小さな傷を防ごうとして大きな傷を作ってしまう人だし。
守りたいと思うだけで世界が救えたら、ジャイアントロボなんていらねェんだよ!
あれ? でも、世界を滅ぼすのはジャイアントロボなんだっけ?
とにかく、ヤケクソの韓信は『甘言の術』第二段階をつかう。
なぞのクリーチャー状態になってみんなを捕まえた。
韓信、実はめちゃくちゃ強いな。まったく『甘言』とは関係ない能力という気がするけど。
この技でみんなが拘束されてしまう。
そして、韓信はBF団との間に結んだ恐るべき密約を自慢げにしゃべっちゃう。
韓信は孔明と密約を結んでいた。
まずは、ジャイアントロボをカナーリに閉じこめるために、林冲・残月の作戦をたてた。
実行10年という長い計画だな!
でも、うまく行かなかったのはご存知のとおりだ。
「そこで孔明から新たな提案があった」
「国際警察連合 BF団…そして微力とはいえ竜作率いる村雨一家」
「この三者で均衡を保ち互いに手を出せぬ状態をつくること」
「それこそすなわち…」
「天下三分の計!!」
おおッ! 天下三分の計きたァ!
でも、意味がわかりません。
なんで、戦わないんだろう。
組織を保ちたいだけなら休戦すればいいのに。
警察組織が悪党と休戦できないという世間体の問題だろうか?
これを村雨一家が提案したのならわかる。
強者にはさまれて生き延びるには、三すくみの状態をつくるのが有効だ。
実際に過去の中国大陸では、日本・国民党・共産党の三勢力が争い、最弱の共産党が勝利した。
最強である日本を相手に国民党・共産党は共闘していたのだが、共産党は「七割の力を党の勢力の拡大に、二割を国民党との対抗に、一割を日本との戦いに」という方針で戦ったとか。(
中国の大盗賊
)
そんなワケで、この提案も
孔明のワナ
なんだろうな。
実際に梁山泊(国際警察連合)は頭領決定のため内部で争っている。
不毛な争いで梁山泊の力は落ちただろう。
このスキにBF団は勢力拡大をはかっているハズだ。
目先のエさにつられて大局をあやまる韓信は、やっぱり無能なんだろうか?
やる気だけはあるんだけどねぇ。困ったコトに。
大作はサリーの機転によって助かっていた。
そして、サリーの危機をすくったのは行者だ。
いや、
行者の中から出てきた大塚署長と衝撃のアルベルトだった!
大塚署長は予想できていたけど、アルベルトは予想外ッ!
あの服の下に、おっさん二人が身を寄せあって入っていたと想像すると胸が熱くなるな……。胸焼けで。
きっと濃厚な加齢臭がつまっていたに違いない。
なお、大塚署長は
「こちらの署長はアルベルトと懇意らしい」
と言っている。
つまり、この大塚署長は異世界の大塚署長ってコトだ。
こっちの世界の大塚署長はまだゴミ箱と融合したままさまよっているのだろうか?
かなりお気の毒な状況だ。
ひとり無事だった大作は韓信の本体を探すように命じられる。
その本体は、意外! 馬だったッ!
韓信の異常な馬好きはこういうワケだったのか?
というか、いつも馬ってコトはないのだろうけど。
顔だけ韓信にもどって、残りが馬のままって姿がシュールすぎる。
ゴミ箱+大塚署長と、どっちが悲惨だろう。
韓信はみんなに囲まれて反省会だ。
ここで、韓信の秘密があきらかになる。
韓信は晁蓋に拾われて育てられていたのだ。
姓がちがうから、養子ってワケでもないらしい。
昔の武将は忠誠心を高めるため、若くて強い少年を養子にしたらしい。
五代蜀王国を建てた
王建
は四百人も養子がいたとか。(
中国の大盗賊
)
三国志の董卓と呂布、劉備と劉封も同じような関係かも。
「すべては父上のために」
「私は頭領になり父上の夢であった」
「世界平和に少しでも尽力したかった――!!」
「私はただ父上のために――!!」
「お役に立ちたかっただけなのだ――!!」
ここにも父の夢を背負い迷う者がいたッッ!
ジャイアントロボの世界は、こんな息子ばっかりだな。
それだけに、みんな納得の理由だろう。
でも、きびしいコトいうと役に立ちたいという思いを権力欲に変換している気がする。
世界平和を実現するのは、自分じゃなくてもイイはずだ。
縁の下の力持ちに甘んじることができず、皆を支配したがる。
結果だけ見れば、『草間の乱』を起こして世界に大きなダメージを与えた。
手段のために目的を見失っている。
韓信は晁蓋に憧れるあまり、晁蓋と同じ棟梁になりたかっただけなのかも。
そのへんが一度は父を否定した大作との大きなちがいだ。
父への思いといわれて、みんなは納得するかもしれない。
だが、韓信の処罰と今後の行動はどうするのだろうか?
決定するのは、新頭領たる草間大作か?
次回、決断の時だ。
大作はアルベルトに「娘さんをください」と言えるのか!? こっちも決断の時だぞ!
(更新 10/12/23)
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