02年11月のとら日記
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録画ミス 2002年11月29日(金)
 シスプリの放送時間が変更になっている事を忘れ、録画ミスした。
 なんか今回も出来がよかったと聞かされ、ちょっとガッカリ。
 え、なに? ガッカリしているのか > 俺


名前に関するエトセトラ 2002年11月27日(水)
 今日、会社で「仮面ライダー タイガ」と呼ばれた。
「なに、マニアックな事を言ってるんスか」と思わず突っ込んでしまう。オタバレのピンチだ。小さいお子さんをお持ちの人は実は危険人物なのだ。
「うちの娘がセーラームーンが好きでガチャガチャをやりたがるんですよ。知ってます? 惑星の名前なんですよ」と話ている声が聞こえたりする。
 うっかり反応してしまったらアウトの物凄い罠だ。そう思いながら、セラムンは根強い人気があると改めて感じた。ちなみに、その人の娘さんは幼稚園児のようだ。

 それとは別に某大学生から卒論のテーマにしたいとハンドルネームに関するメールが来た。
 Read me!に登録しているサイトにメールを出したそうで、その関係で私のところにも来たようだ。
アンケートはレンタルフォームを行っているサイトを利用していて、ここにある。
 試しに覗いてみたのだが、ごく普通のアンケートでした。
 ちなみに、私のハンドルネームは本名の変形タイプになる。よく聞かれますが漫画の「うしおととら」から取ったわけではありません。あの漫画は好きですけどね。
 それで、冒頭のような事が起きるのですが………、仮面ライダー タイガですか。
 彼、評判悪いですよね。悪い意味で自己陶酔だし、仲間を裏切って倒しておいて泣くし、不意討ち大好きだし、ファイナルベンドがなんかヘッポコだし。
 同じ虎の名を冠する者として、ちと困るなぁ。まあ、「シザース」って名前でなかっただけ良しとするか。

 ところで、このアンケートを募集している人の名前って、私の好きなエロゲーの某キャラクターと同じなんですけど(「好きな」がどこにかかるのか分かりにくいのはワザとです)。まあ、本名とは限りませんが。
 名前をつけるのって色々と大変ですね。
「刃牙」なんて名前にしたら、波乱万丈すぎる人生を歩めそうな感じですね。もっとも「牙」は名前に使えない漢字なんですけど。


ハリー・ポッターと絶影の剣 2002年11月26日(火)
 モゲさんにハリー・ポッター シリーズを借りた。
 さっそくページを開く。
 〜〜〜〜ッ、こ、これはッ、字がデカいッ!
 久しぶりに児童書を読んだせいかやたらと字が大きく見える。今ならバットの芯とボールの芯を合わせるように打つ事ができそうな感じがする。

 それはともかく読み進める。
 〜〜〜〜ッ、こ、これはッ、フォントいじり系かよッ!(お前が言うなって?)
 なんかしょっちゅう、字が太文字になったり、サイズが大きくなったりしているんですけど、微妙に読みづらい気が…
 最後に読んだフォントいじり系の小説って「羊たちの沈黙」だったかな…

 いくら読んでもちっとも陰惨な話にならないので、北方謙三の「絶影の剣」を読んでみる。
 始まって6ページ目で3人が斬り殺された。行間でバタバタと死ぬ。斬撃でバラバラと死ぬ。
「いつかは兄上を斬らなければなりません(中略)仕方がないのです。父の仇ですから。伯父上にも、兄上にも、そう言われています」
「この子供の首を刎ねろ。仕損じるな。一刀のもとにだ」
 こんなんばっか。シリーズ1作目の「風樹の剣」や2作目の「降魔の剣」よりも陰惨な殺しが多くなっている。
 読み終わってみると、700人ぐらいが死んでいた。オチも救いが無かった。
 とても充実した読書であった。

 ハリー・ポッターに戻る。
 こっちの子供は(比較すれば)平和な学園生活をいとなんでいる。ほのぼの。
 ワカってもらえないかもしれないけど、学園生活っていいなぁ……って、思った。

 やっぱり趣味の読書ってのは現実逃避なのかもしれない。
 感情移入と言う点では「ハリー・ポッター」も「絶影の剣」も難しい。自分とは違い過ぎる人種だからだ。
 小説や映画の批評で「登場人物に感情移入できない点が問題」とする物を見かけるが、本当に感情移入は必要なんだろうか。

 バキもあまり感情移入できない人ばかりだしなぁ…


リアクション大国・アメリカ 2002年11月25日(月)
 昨日の日記では書き忘れたがシスプリ感想三国志考察を同時に更新してみた。
 今の所、両者のアクセス数はほぼ互角だ。「燃え」にも需要があったみたいで少し嬉しい。
 気を良くしたので次は「許チョ」の話を書こうかと思っている。読んだ瞬間に脱力間違い無しのマヌケな副題を思いついたので、キーボードに突っ伏すリアクションの準備をしておいてください。

 リアクションといえば最近「HR」のお客さんのノリが良くなって来ている。
 アメリカのシチュエーション・コメディだと(NHK教育でやっていた「フルハウス」とか)役者が最高に笑える演技をしたときはお客さんが拍手までして大喜びするんだけど、「第5話:神野さんの最初の授業」や「第7話:ホイさんが帰ってきた!」でも拍手が飛び出していて、お客さんのリアクションに感動してしまった(どこに感動しているのやら)。
「HR」は是非ともDVD化して欲しい作品なのだが、してくれるのだろうか?

 でも、本場アメリカ人のリアクションはもっと凄い。
 前にも書いたと思うのですが、映画「スクリーム2」冒頭の映画館のシーンで、大騒ぎするお客さんが出てきますが、それは誇張では無いのだった。
 スターウォーズ・エピソード1の特典ディスクに劇場公開の様子が収録されているのですが、これが凄い。
 まず、劇場に入ったお客さんが「やった!」と叫び感極まって床にうずくまる。次に入るお客さんのジャマだ。
 そして映画が始まる「A long time ago in a galaxy for, far away....」のお馴染みの文字の後に「STAR WARS」と出た瞬間「Yahaaaa!」と沸騰する場内。ちゃんと見ろよお前ら…と思うほど興奮しまくっている。
 12月にエピソード2が発売されるのだが、こんどの特典映像も楽しみだ(なにを楽しみにしているのやら)。

 リアクション大国・アメリカ。やつらの背はまだ遠い。


「受け」「攻め」でたとえるなら 2002年11月24日(日)
 実家に帰ってコミケの封筒を確認してみる。おぉ、ちゃんとチケットが入っている!
 やっぱり現物を確認しないと安心できなかったんですけど、これでゆっくり眠れます。
 ちなみにとなりはマサキさんの「秘密の独歩ちゃん」だったらしい。残念ながらマサキさんは今活動停止中なので、お会いできないのが残念です。
 もし、マサキさんが来ていたらブースは下ネタの嵐が吹き巻くっていた事だろう。

 ところで、昨日友人に指摘された。
 お前は「ボケ」「ツッコミ」でたとえるなら「ツッコミ」だが、「受け」「攻め」でたとえるなら「受け」だ、と。
 う、受けっスか、自分?

 一応、言っておきますが、とらは男性の恋人と、「お兄ちゃん」と呼んでくる女性は激しく募集していません。


ユビキタス 2002年11月22日(金)
 掲示板で武鶴さんに教えてもらったのだが、サンデーはお休みだったようだ。今の時期に休むなんて珍しい。作家に優しい企業を目指しているのか?

 ネットのニュースを見ていて気になった記事がありました。
英政府、性犯罪者の再犯防止に「体内チップの埋め込み」を検討
 先日、坂村健 氏の基調講演「ユビキタスのためのT-Engine」を聞いた(展示会に行ったら無料でやっていたので ^^;)のだが、そこで将来的に人間にもチップを埋めこむ時代がくると言っていました。
 でも、このニュースは犯罪者経験者の行動を監視するためのシステムで人権的に結構問題になりそうです。
 でも「イギリス政府は将来的な可能性として、体内埋め込みチップを利用して衛星で犯罪者の行動を追跡するとともに、心拍数や血圧を測定して「犯罪の予測」に役立てることに関心を寄せている」と言うあたりなんかは、物理的空間での検索を可能とするユビキタス・ネットワークの構想とかなり似ている。

 こう言うのを埋めこまれちゃうと、例えばファミレスでウエイトレスの子が可愛いなと思って脈拍が上がった瞬間に、パトカーがやって来て「貴様、今ハァハァしていただろッ!」と少林寺十八鉄人(画像ネタ元を紹介しているサイト)みたいな警官にズルズル引きずられて連行されちゃうんでしょうね。

 俺なんかだと、バキはチャンピオンを買う前に立ち読みで1回読んじゃうんだけど、そこでうっかり興奮なんかしたら、18人の警察官がやって来て「貴様、エイケンで萌えたなッ!」と詰問してくるので「萌えるか、ボケェッ!」と怒っちゃって公務執行妨害も追加で丹念に殴られズルズル引きずられ、その日のニュースで「ホームページ経営者エイケンで逆ギレ」と書かれたりしたら凄く凹むと思う。


水曜日だけどサンデー 2002年11月20日(水)
 なぜか今日はサンデーを1冊も見かけなかった。
 コンビニ3件回ってただの1冊もだ。面倒だったのでそれ以上探しに行かなかったが、今日のサンデーは売り切れるほどスゴイ内容だったのだろうか?
 マガジンだけは大量に残っていたんだけどなぁ…
 ところで、最近の「はじめの1歩」はちょっとスローペース過ぎないか?

 それはともかく、とりあえず三国志のページを作ってみました。
 18日みたいにたまに日記に書いてそれを編集すると言うセコイ更新でなんとかやって行こうと思っています。
 次は典韋の話の続きで「侠客たちはすでに通過している」と言う話になるかと。

 ついでに「今バ」も、こっそり更新しています。
 先週はミラーページであるジオシティーの方を更新し忘れて金曜日の夜まで準備中だったと言う失態をしたので、今回は忘れないようにしないと(汗


三国志について語ってみる 2002年11月18日(月)
 今更ですが、このサイトはトップページが適当に拡張されちゃッているので、リンクの張り方がメチャクチャなんですよね。
 そのうち、初心者にも優しい仕様に変更しようと思っています。

 前々から言っていた三国志語りをやって見る。
 知らない人にもほど良く分かり通にも面白い文を狙いたいのだが、ちょっと難しい。
 そんな訳で馴染みやすそうな三国志の最強武将は誰だ? と言う話です。
 最強の定義は色々と問題になるのですが、ここでは「個人で闘って一番強い人」を最強武将の定義とします。

 私見では最強武将は魏の武将の典韋(てんい)だと思っている。
 典韋は正史で『形貌魁梧,旅力過人 ,有志節任侠(容貌は立派で、筋力は人並みはずれてすぐれ、固い節義とおとこぎの持ち主だった。)』(『侠』の字は略字にしました)とある(訳はちくま学芸文庫の「正史 三国志」)。

 容貌は立派と訳されているが、大辞林第二版では「魁梧」は『〔「魁」はすぐれている、「梧」は大きい意〕身体がすぐれていて立派なこと。魁偉。魁傑。』なので、ハンサムと言う意味の立派ではなく、デカい体をした強面の漢(おとこ)と言った感じであろう。

 典韋は知人の仇敵の家に乗り込んで殺し『追跡する者が数百人いたが、』『あちこちと戦ったすえ脱出することができた。』てな具合にかなりムチャな事をやってのける人だった。
 この時、1人だったのか仲間がいたのか書いていないし、『追跡する者が数百人』は誇張だと思うが、なんにせよ豪胆な男だ。
 自分のためでは無く、知人のために危険を顧みずって所が、男気と言えよう。
 ちなみに、この知人は『襄邑の劉氏 』としか書かれていないので、典韋との関係が不明だ。
 友人と言うよりは、何らかの恩義に報いてと言う感じの方が典韋らしい気がする。

 典韋はその後、軍隊に入る。
 正史によると、典韋は『牙門(大将の軍門)の旗は高く大きく、もちあげることのできる者はいなかったが、典韋は1本の手でそれを建てた。』とある。
 軍隊なんだから力持ちは大勢いたと思うのだが、典韋の怪力は群を抜いている。
 バ、バカな片手で牙門旗を上げようと言うのかッ、とギャラリーの人々は言ったであろう。多分、旗を上げられるかどうかを賭けている人もいたんだろうな。

 典韋はその後、曹操の親衛隊長となる。
 親衛隊はいざと言うときに体を張って主を守る職業だ。武人の中で最も個人的な強さを必要とする役職であろう。
 典韋にも、体を張って主を守る機会がやって来た。
 降伏した敵将がそむき、奇襲をかけて来たのだ。典韋は身を捨て主を逃がした。典韋の守っていた門を敵兵は突破できず、曹操は長男と甥を戦死させたが無事に脱出できた。
 典韋は全身に傷を負い、大声で罵倒しながら死んだ。
 この辺の描写は歴史書のくせにそのまま小説になるほど凄まじいのだが、今回は省略。

 典韋を最強に選んだ理由は「肉体的な強さを示す記述」「個人の武勇を示す記述」「役職」と言う3点の記述がハデだからだ。
 念のために書きますが、誰が強いと言う問には完璧な答えは無いと思うので、これは私個人の意見に過ぎません。

 ところで、典韋の記述で謎なのは「ツノ」の存在だ。
 吉川英治の「三国志」や現在モーニングで連載中の「蒼天航路」での典韋には「角」が生えている。
 三国志演義の原典は読んでいないのだが、彼はいつから角を生やしたのだろう??
 ついでに「悪来」と言うあだ名も正史には記述が無く、演義固有の物と思われる。
 形貌魁梧な典韋の角はいつ、なんで生えたのだろうか?
 別に角が生えても、隊長機になったり3倍強い訳でも無いと思うが…。もちろん、赤い訳でも無い。


BNL10 2002年11月17日(日)
 今日はBrand New Leaf 10に参加した。
 一番長続きしているLeaf系イベントだと思うがこれで10回・5年目だ。
 今回は小説本だったんだけど、実は書き終わってからの見直しをしていないので、誤字とかが不安だったりする。
 その辺は少し頭を冷やしてから修正して、いずれWEB上に上げようかなぁ。

 最近の検索状況ですが
 11月11日(月)
 グラフ11/11

 11月12日(火)
 グラフ11/12


 相変わらず「北方謙三 三国志」で検索をかけてやってくる人が結構いる。(「妹」も多いですが)
 北方 三国志の感想はいざ書いてみようとすると、どこから書いていいのか迷ってしまい中々書けない。
 そんな訳で、特に「北方」にこだわらずに書いて見ようかと思う。

 まあ、それはともかくシスプリ感想を更新しました。
 今日も妹萎えは元気です。


今日は何の日? 2002年11月15日(金)
 今日は楓ちゃんの誕生日です。

楓「誰でも1年に1度は経験することですから…」

 ……………。
 やっぱり、リメイク版の楓ちゃんは私の記憶に残る楓ちゃんとは微妙に違う。長年同人で使ってきたせいか性格がより私の好みに変質してしまったのだろうか?
 ただ、自分の好みと違う行動をキャラクターが取ったからと言って作品に文句は言いたくない。なんか、水着アイドルが人気が出てくると脱がなくなって、それに文句を言っているみたいだからだ。
 しかし、釈由美子は人気が出ても露出度が高いのが偉いと思う。
 あんまり脱がさなくなった瀬口たかひろは偉いのだろうか?

 コミケ当落通知ですがせいるさんが日記に封筒の写真を載せています。
 しばらく実物は見れないのでせいるさんの写真で我慢ですね。
 それにしても、毎年封筒が豪華になって行きます。
 盗聴が絶対に不可能な量子暗号通信システムとかが実用化されたらメールで発送も可能なのかな?
 この間「タイムライン」と言う量子力学を応用したタイムマシンの出てくる小説を読んだばかりなので、私的シンクロニシティーですね、これ。
 実験室レベルでは量子テレポートは成功しているそうです。
 次世紀にはスタートレックのような転送も完成しているかもしれません。

 しかし、量子暗号通信システムのニュース記事は難しくて、内容があんまり分からないのですが…
 脳の柔軟性が落ちたのかな(-^-;


おや? 2002年11月13日(水)
 ちゃんと調べてみたら、コミケ受かっていました(笑)
『土曜日 東地区 “エ”ブロック 13b 』だそうです。
 今まで当選の場合は封筒にスペースナンバーが記載されていたんですけど、今回からは違っているようです(現物見ていないので良く分かりませんが)。表に記載が無くなったのは、中のチケットを狙って封筒を盗む人でもいたんでしょうか?
 申し込み要綱には、なるべく鍵のかかる郵便受けを用意しましょうと書いてあるのですが、なんか世知辛い世の中ですね。

 ところで、昔は木曜日以内に更新できていた「今バ」ですが、ここ数年間は1時より早く更新できた記憶がありません(^_^;
 自己ワーストは確か4時半ぐらいだと思ったのですが、普段はだいたい3時と言うところです。
 まあ、あんまり更新が遅いのも問題ありそうなので、木曜日0時からは「ただいま準備中」の表示をしてみようと思います。
 それだけじゃ寂しいので、ちょっと駄ネタを載せるつもりです。
 トップページには反映させないつもりですので、こっそり覗いて見てください。


コミケの合否 2002年11月12日(火)
 母から電話があった。
 コミケの通知が来ていたらしい。
 が、どうも今までとは違う包装をされているらしく、受かっているのか落ちているのかが、釈然としない。

 でも、まあ雰囲気からすると………………、落選っぽい。

 なんですとー!
 はうあー!

 悔しかったので妹萎えを更新した。


魔法を使わないおじゃ魔女 2002年11月11日(月)
 私は「モーニング娘。」のことは良く知らないので間違っていたら、ごめん。
 中澤裕子はOLから「モーニング娘。」のメンバーとなり人気アイドルグループとして成功し、グループを脱退した。アイドルをやめたのだ。
 たまたまテレビを見ていたら、NHKの番組「鶴瓶の家族に乾杯」に彼女が出ていた。
 芸能人が地方の街を訪れそこの家族と色々触れ合うという番組なのだが、彼女はそこでガラス職人の夫婦に出会う。
 自分でガラスの食器を作り、その素晴らしさに触れ、彼女はガラス職人になると決意した。

 昨日のどれみを見ていたらそれを思い出した。
 魔法を使わないと決めた魔女が独りで各地を転々とし、作中で本人が語るガラスのように「ゆっくり動」きながら生きている。
 生きているかぎり周囲の人はいつか去っていくだろうし、自分が先に消えるのかもしれない。
 彼女、未来さんはゆっくりと時を過ごしているから、より孤独に見える。だが、時が流れる早さに違いはあるが人生の本質は同じだ。
 どれみには未来の選択肢が多くある。多くあるから、どれが正しいのか分からず迷いながら生きている。
 年をとると選択肢が減っていき、迷いも無くなっていく。最後にはガラスのようなゆっくりと動く時間の中に置き去りにされる。
 どれみにはそれがまだ見えない。
 迷っている部分だけを強く感じてしまう。

 ロングを多用する画面構成は嫌でも孤独を強調する。
 未来さんはどれみ以外と顔を合わせない。どれみは友達とすれ違う。
 友達たちとは違い、自分の将来がどれみには見えない。もちろん、友達たちも自分の将来ははっきりと見えていない。だが、どれみは友達以上に自分の将来が見えずに不安を感じている。
 家の中でも、教室の中でも独り浮き上がっているように感じる。
 自分が孤独だと感じているから、より大きな孤独を抱えている未来さんに引かれているのだろうか。
 ラスト、思いつめた表情で走るどれみには今の自分の生活を捨て、未来さんについて行く決意があったのかもしれない。

 未来さんは自分と時を共有できるかもしれない友達を見つけるが、彼女の選択肢を消さずに独りで去っていく。

 未来は人に与えられるものではなく、自分で決めるものだ、と言う事なのだろうか。
 どれみには、まだ多くの選択肢と未来がある。
 魔女にはこう言う生き方もあるのよ。未来さんのセリフはどれみに与えられた選択肢のひとつなのだろう。
 未来に手は届かない。思い憧れるだけなのだ。
 人にできるのは思いを現実にするための努力だけだ。

 そろそろ、自分でも何を書いているのか分からなくなり始めているのだが、ただ1つ言える事は、長い月日を過ごした魔女が幼女を誘う姿は、どんなに厳重に包装しても漏れ出すエロスの香りがした。

 たぶん、この最後の1文で台無しだ。


ビデオ祭 2002年11月10日(日)
 モゲさんの家でビデオを見倒す。
 NARUTO ×2・ガンダムSeed ×2・十二国記 ×2・シスプリ ×1(感想書きました)・HR ×1・ジャングルはいつもハレのちグゥ(OVA3巻)×1・宇宙刑事ギャバン ×11?を見て、もう何がなんだか。
 ちなみにグゥとギャバンはみなみ三郎氏が持ってきてくれました。シスプリは一緒にツッコミながら見たので感想が似てしまうかも。一応、似ないように誰も書かないような事を書いたつもりですけど。

 20年振りに見たギャバンはカッコ良すぎ。
 アクションの危険さと迫力が今の特撮とは違いすぎる。高い所から飛び降りまくるし、爆発が近くてデカい。惚れますね、アレは。
 とか言いながら途中で寝てしまいました。どうも最近は徹夜ができなくなりつつあるようだ。
 目を覚ますと、朝になっていてみなみ三郎氏とPFFさんが今日のどれみは凄いと言っている。家に帰ってからビデオで見たのだが、確かに凄かった。なんで原田知世?
 なんか凄すぎて簡単に感想は言えない。ので、後回し。

 ところで最近のお気に入りは「HR」。古畑任三郎の脚本で有名な三谷幸喜が脚本・総合演出しているドラマなんですけどひたすら笑えます。
 特に戸田(元祖メアリー・ジェーン)恵子の熱演は一見の価値ありです。
 シスプリの前にやっているんで、これを見てウォームアップしてから、寝るのが私のライフスタイルです。CM飛ばしたい私は基本的にビデオ派なんで…

 十二国記は「風の海 迷宮の岸」に出ていた海客が鈴だと判明してビックリする。
 実は私はその海客が鈴ではないかと思ったのだが周囲の人に違うだろうと言われていたんですよね。なんでそう思ったかと言うと、強烈な被害者意識の電波を出していたから(笑)
 祥瓊(しょうけい)は桑島法子さんでした。今後どう言う恨み節を聞かせてくれるかに期待ですね。
 玉葉&桂桂は普通に可愛かったのでちょっと安心。でも今後の展開で…(T_T)
 ところで、雑談する少女Aも千葉千恵巳さんが演じていたのですが、「殺伐とした世界にそんな甘い声はにあわねぇ〜」と言っていた みなみさんの感想は素晴らしいと思った。
 甘い声出していても死ぬ時は死ぬのがこの作品です。
 以下、原作の「風の万里 黎明の空」後書きには次のように書かれています。
『今回、たくさんの人が死にました。「死んだ」と明記していない名もない人々も、行の隙間でばたばたと死んでいます。』
 まさにその通りなんですけど、文章と違って映像で死ぬシーンを見せられるとヘコむな〜


気になるチャンピオン事情 2002年11月8日(金)
 はぅあッ、「しゅーまっは」が次回最終回ッ!
 いつかワンダフル枠内の5分アニメになって(その枠もうありません)、川澄綾子さんが主演して月〜金の間「はぎょえ――――――ッッ」とドス黒い奇声を聞かせてもらいたいと言う私のささやかな夢(妙に具体的で豪勢な妄想)が潰えた訳です。
 うぅ…、最終回、せめて彩ちゃんを脱がせてください。まはは、そのままでいいです。

 気を取り直して「ななか6/17」のキャスト情報ですが…。

 七華 : 千葉千恵巳
 稔二 : 鈴村健一
 雨宮 : 堀江由衣
 五月 : 名塚佳織
 どみこ:真田アサミ

 ぐはっ、CDドラマから大幅にキャスト変わってる。
 残ったのは堀江由衣さんのみか…って、七華から雨宮さんに変っとるがなッ!
 う〜〜ん、CDドラマは聞いていないのですがオキテ破りの本家ほりえボイスで「はわわ」と言わせるマニアックなキャスティングは消滅しましたか…。
 雨宮さんと言うことは、咲耶系ボイスなんでしょうね…。う〜〜ん、個人的にあまり萌えないんだろうな…。

 で、ななかが千葉千恵巳さん。もうなんか1人2千万パワーズって感じの千葉千恵巳さんだけに、6歳ななかは完璧に演じるんでしょうけど17歳七華はどんな感じに演じるのか楽しみです。
 でも、オキテ破りの本家ちえみボイスで「まじかる・どみかる」と言わせるマニアックなキャスティングは、かなり狙われている気がします。おっきなお友達が。

 稔二は鈴村健一さんですが、CDドラマの堀江由衣・関智一・久川綾と言うフルーツバスケット・ジェットストリームアタックみたいな配役が無くなったのが寂しいです。
 ところで、最近 鈴村健一さんを良く見かけます。十二国記の楽俊とか、青猿とか…。ええ、つまり楽俊が基本になっちゃている訳です。稔二もたぶんネズミに見えます。

 真田アサミ…。でじこと言えばチャンピオン。チャンピオンといえばでじこ。そして真田アサミ。まほろまてぃっくに出ていたはずなんだけど、でじこしか印象に無いなー、この人。

 名塚佳織さん。わざわざ順番を入れ換えたのはこの人がオチだからです。フルバの杞紗ちゃんですね。ハァハァ。
 ちなみに、うちのサイトに「杞紗 H」で検索をかけてきた人、そう言う絵は無いんで申し訳無い。今度描きます。(ぇ?
 まあ、本当に突っ込むべき所は名塚佳織さんの代表作に、チャンピオン連載作品である「七人のナナ」のナナぽんが入っていないんですけど…。
 アレは無かった事にしたいのか、チャンピオン?


見せてやる本当の汚れをッ! 2002年11月6日(水)
 コンニチハ、下ネタ大魔王のとらです。
 せいるさんの日記でなんとなくとらさんとこを汚れ系として見てる読者さんがいそうだ。と心配されていましたが、大丈夫です。
 すでに汚れ系として認知されています。
 同人誌を書店委託したときは「チンプ系」の棚に置かれていました。
 それを見て、少しだけ泣きました。僕はもう取り返しのつかないぐらい汚れているんだと思いながら泣きました。
 でもハードエロ同人作家と思われるのとどっちが良いのかは、かなり微妙ですが。

 最近、「ボブ・サップ」をキーワードに検索されるケースが多いようです。困った事にアクセス解析の調子が悪くて記録が消えてしまったので円グラフははありませんが。
 ボブ・サップは今日もバラエティーに出演して頑張っていましたが、彼は自分に期待されている役割をキッチリとこなすという点で中々クールな頭脳の持ち主だと思われます。
 なんか、試合やTV番組に出ずっぱりなんですけど、コンディションは大丈夫なんでしょうか?


 たまには気分を変えて今日はニュースネタなど…。

 ウイルスキラー北斗の拳 2003
 ウイルス駆除ソフトで「北斗の拳」らしいのですが、内容よりも『2003年にリリースが予定されている新作アニメ「新北斗の拳」』と言う情報をまったく知らなかったので、こっちに驚きました。
 で、トドメが『ケンシロウ役である、子安武人さん』
 ズギャーーン!(ショックの音)
 イメージ沸きません。

 女子大生の部屋に侵入し洗濯カゴの中に排便した容疑をかけられたNFL選手

 この容疑者が、なんでンな所にいたしたのかは不明ですが、人間の抱える心の闇は想像以上に大きく深くこんもり積っているんだと思いました。
 なお、容疑者はした事に関しては『激しく否定』しているそうです。
 それよりなにより、こいういう記事をITニュースに採用したgooの担当者の心の闇も深そうだな、と。
 まあ、洗濯カゴの中に残された遺留品が犯人の物かどうかをDNA鑑定するとかしないとかがITに関わっていると言えなくも無い気がしますが…

「証拠はどこにある? その便はどこにあるんだ?」
「私を犯人と断定する重要な証拠なら、なぜ警察は持っていない?」


 などと容疑者のNFL選手は言っているわけですが、それをビニール袋に詰めて法廷に持ち込めと言うのでしょうか?
 正気の沙汰じゃない。
 証拠品として提出した瞬間に法廷侮辱罪に問われそうです。
 逆転弁護士・成歩堂 龍一でもこれには突っ込めなかろう。

 記事の中に私の気持ちをだいべんしている言葉があったので、その言葉で今日は終わらせていただきます。

「便にDNAが含まれるかどうか、私には全くわからない。知らないし、知りたいとも思わない」


今日も妹ネタ 2002年11月4日(月)
 予告通りシスプリ感想を更新する。
 妹萎えの方もそろそろ更新しなきゃいかんと思っております。色々ネタはあるんですけど、人を引かせず・萌えさせず・萎えさせて・面白いネタとなると中々難しい。
 とりあえず、妹に誕生日プレゼントをもらえなかった話の後日談である「妹に酔わされた話」でも書こうと思っております。
 「妹に酔った話」だったら淫靡な感じで、地獄に落ちろって感じですけど、例によってリアル妹なんて所詮…と言う話なので萎える準備をして置いてください。


感想を書くと言うこと 2002年11月3日(日)
 私は1997年11月7日(木)からバキの感想を書いているが(Web上で公開したのは同年11月13日から)、「あの感想はどうやって書いているんですか?」と聞かれたことが無い。
「更新はいつしていますか?」と聞かれたことは2回ぐらいあるのだが(だいたい深夜1時半から3時半の間)、「どうやって」と聞かれたことは無い。
 私としてはそれなりに考えて書いているつもりなのだが、どうも何も考えずに書いているように見られているらしい。
 まあ、「どういうポイントに気を使って書いているのか」は機密事項なので、素直に教えたりしないのだが、誰にも聞かれないと機密事項としての価値が無さそうで少し寂しい。

 まあ、そんな訳でバカな文章の影にも苦労や努力があると思ってください。
 ちなみに、シスプリ感想には苦労も努力も無いので読むほうもそれなりの態度(テレビを見ながらとか)でのぞんでいただけると助かります。

 と、言うわけでシスプリの感想は明日あたりに更新するつもりです。


例のヤツのコミックス化 2002年11月1日(金)

 悪ノリしてまた「今週のバキ」で「睾丸を責められても」などと書いてしまいました。
 ま、それは置いといて…

 今更ですが「バキ特別編 SAGA[性]」が発売決定しました。
 関係無いのですが秋田書店のWebサイトは異常に重い気がします。呪われてるのか?
 ファン待望の例の話が無事にコミックス化して実にめでたい話です。なんか、盆と正月がいっぺんに来て、カレンダーを良く見たら1999年の7月だったと言う感じです。
 みなさん、当然買いますよね?
 と、言うか買え。
 俺も買う。買って共に死のう。

 いや、死んでどうする。



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