バジリスク〜甲賀忍法帖〜 感想(21〜終)

 基本的に原作ネタバレです。
参考リンク:せがわまさき先生の公式ページ
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 第二十一殺 「二十」(03年12月2日掲載分)

 原作の隙間をうめるエピソードであり、漫画化の隙間をうめるエピソードだ。
 忘れていたが、原作でも甲賀弦之介と朧の出会いは政略的お見合いだった。
 まあ、当時は家をつなぐための政略結婚と、家を絶やさぬための子作りは当たり前の時代だったので、わりと普通の発想かもしれない。
 でも、メチゃ惚れなんで弦之介は浮気とかしないでしょう。しても朧の瞳に見られたらバレます。

 原作では「むりをして朧にひとめあったとたん、そのようなさかしらな思案はけしとんだ。」と言っている。
 そうか、ムリしていたんだ…
 たぶん雨夜陣五郎のような娘とか、蓑念鬼のような鼻毛とか、セーラー服を着たお幻とかを想像していたんだろうな。
 ちなみに「セーラー服を着たお幻」で魔界学園のミス・バージンを思い出していただけたら、さいわいです。

 セーラー服を着た塩にとける鼻毛の老女を想像していたところに、煮えたぎったお茶を浴びせられて、サプライズ・パーティーの原理でいい印象を持ってしまったのだろう。
 ある意味で危機的状況だから心拍数が上がったのも効果的だったはず?
 というかお見合いの主役がお茶を持ってくるのも妙な話で、どうも狙っていたという気がしてならない。


 伊賀・鍔隠れと甲賀・卍谷のあいだに結ばれた不戦の条約は、先代・服部半蔵の命によるのでわりと最近だ。
 家康が伊賀・甲賀と本格的に協力関係を結んだのは、天正十年(1582)の本能寺の変後の伊賀越えがきっかけらしい。
 甲賀忍法帖は慶長十九(1614)年四月の末にはじまる。不戦条約が結ばれたのが天正十年だとすると(?)わずか三十二年後のことである。
 二十人の忍者は、若い者が多いがそれでもギスギスしていた時代を知る者も多いだろう。
 親のかたき、兄のかたきと狙っている者もいるだろう。
 まだまだ生々しい戦後なのだ。

 知っている人も多いと思うが、服部半蔵(二代目)は一年後の大坂夏の陣で討ち死にする。
 家康はさらに一年後に亡くなる。癌とも、食中毒とも、落馬したとも、狙撃で爆死したとも伝えられている、らしい。(隆慶一郎の小説によれば)
 征夷大将軍を勤めた人の死因がこれだけあるってのも不思議だ。
 間違いなく忍者の仕業である。忍者の復讐である!(ぇ〜

 なお、この死闘を企画した天海僧正(てんかいそうじょう)は長生きして寛永二十年(1643)まで生きる。
 さすがの甲賀・伊賀夫婦忍者(はかない希望)も黒衣の宰相を倒すことはできなかったようだ。
 なんで天海僧正が死ぬのかは。山田風太郎「柳生忍法帖」に詳しい(ぇ〜
(03/12/9)
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 第二十二殺 「四対四」(03年12月16日掲載分)

 薬師寺天膳がまた死んだ。これで3度目だ。
 十二殺で炸裂した甲賀弦之介の邪眼は攻撃してきた伊賀者の首をハネとばしていた。
 薬師寺天膳とて、ここで首を飛ばされておれば百年目じゃて、危ないところだった。

 つるっと顔をなでるだけで元通りの如月左衛門はやっぱり特殊体質なんだろう。
 弦之介が泥に顔を埋めるシーンは見てみたかった。
 これから左衛門は天膳を泥にうずめるところなのだろうが、へんに深手を負わせたのがアダとなっている。
 軽い死因(?)なら埋めている最中に息が苦しくなってジタバタして、念のために首を落とされてトドメを刺されるだろう。
 ついさっき首の骨をつなげたばかりだから、不死身度が落ちているのかもしれない。

 今の時点の朱絹は面倒見のいいお姉さんだが、筑摩小四郎が死んでからは復讐に燃える阿修羅と化すのだろう。
 今のうちによく味わっておかないといけないらしい。

 今回は猫目瞳術が小さく出たのみだった。
 最後の活躍だったのに残念だ。
 次回予定のの小四郎・下克上バトルは、ハンデを追いながらあくなき闘争心を燃やす小四郎が好きなので楽しみだ。
(03/12/16)
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 第二十三殺 「四対四(その二)」(03年12月27日掲載分)

 室賀豹馬が死んだ。
 原作では猫目瞳術が通用しなかった瞬間に敗れたのだが、漫画版では通用しないのちも戦いは続いている。
 忍法の特性と戦術が勝負をきめるこの世界では、こういう相性問題が一番問題となる。魔人・霞刑部を丸裸にした朱絹の血霧のように。

 今回は筑摩小四郎の攻撃力が強力だったので、如月左衛門のいない甲賀衆では誰かが足止めに残るしかなかったのだろう。
 小四郎の目は、豹馬の猫目を見なかっただけではなく、陽炎のお色気アタックも見ないという効果があったようだ。
 今回はいい方向に作用した盲目状態だが、次回は見えないことがアダとなるのだから皮肉なものだ。

 豹馬の立往生はいい感じに仕上がっている。
 そして、忠義の心がよくあらわれている。
 小四郎もこれぐらい力を入れた死様になるのだろうか。
(03/12/27)
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 第二十四殺 「三対四」(04年1月20日掲載分)

 今回の薬師寺天膳はなかなか起き上がらない。
 猫目瞳術を喰らったので、斬っちゃヤバい場所を集中的に斬ってしまったのだろうか。
 首を落とさなかったのは、うかつな彼にしては上出来だが。
 しかし、本ッ当に天膳って心配されないな。話題にすらのぼらない。

 信頼されている、と言うのもあるのだろうが、やっぱり「慣れ」だろう。
 普通だと大将は一番後ろでふんぞり返っているものだが、天膳は最前列で討ち死んでいる。
 彼の死体につまずいて仲間もこけたりするから、厄介だ。
 まあ、こいつが盾になっている面もあるはずで、役立たずとはいえない。

 地虫十兵衛、霞刑部、室賀豹馬、陽炎、甲賀弦之介と殺されていくのだが、いま改めて考え直してみると、天膳の性癖がすべて死因につながっている気がしてならない。
 自業自得だ。僧門に入って煩悩を捨てたほうが良い。

 でも、天膳の不死身は粘着質な性癖に支えられているかもしれない。
 イイ人になったら、その場で天寿をむかえてしまいそうだ。
(04/1/20)
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 第二十五殺 「三対三」(04年2月3日掲載分)

 如月左衛門は薬師寺天膳のうかつっぷりをあまり見ていないのだが、一度の対峙ですべてお見通しなのだろうか。
 そして、ついに天膳がよみがえる姿を初公開するらしい。
 ずいぶん長い間なんとなく復活していた彼だが、今度こそ不死身の力を見せるときが来たのだ。
 ただ、脳細胞は快復しないのか、以後の天膳はさらにうかつになって死にまくるのだが……
 とりあえず、当面の難題は着るべき服がないことだろう。
 天膳の運命やいかにッ!?

 歩け。全裸で。


 阿福と合流した伊賀組なんだが、この辺って、何度読んでも規約違反なんだが。
 オマケにラストで介入しているのがバレているし。
 甲賀弦之介の一筆で解決するような問題なのだろうか。この辺が釈然としないのだが、漫画化に当たって整合性が取られるのだろうか。
 1話の感想でも書いたが、このさい無理矢理ハッピーエンドでもいい。
 でも、両人の性格上、部下を全滅させておいて二人だけ幸せに生きるってのはできないんだろうな。
 特に弦之介は。
 朧は、やりかねないかも(偏見)。
(04/2/3)
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 第二十六殺 「三対三(その二)」(04年2月17日掲載分)

 薬師寺天膳の体内にひそむモノはなんなのだろう。
 原作の復活プロセスもあまり説明になっていなかったが、この復活も説明になっていない。
 あとで、解説が入るのかな?
 天膳には生まれたとき弟がくっついていたのだ、なんて感じに。

 服部半蔵は彼ら忍者を止めることはできないと太鼓判を押している。しかし、残った6名は非・戦闘タイプ四人に盲二人だ。
 運が悪いとあっさり負けてしまいそうな気もする。
(04/02/21)
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 第二十七殺 「三対三(その三)」(04年3月2日掲載分)

 あアあ、朱絹姐さんの背後に凶の星がッ!
 というわけで、次回は回避不能に一人減るようだ。さすがに二人は減らないと思うけど。
 朱絹の最期の言葉は、やはり「小四郎どの……」だろうか。
 女性キャラの最期は優遇されているので、朱絹姐さんも最期に大輪の華を咲かせるのだろう。

 しかし、如月左衛門って、女性の死にやたらと関わる人ですね。
 実は女運がめちゃめちゃいいとか。
 相手の好みに合わせて顔を変えられるし、口も上手いし、実は女殺しなのかもしれない。

 はだしで落ちぶれた薬師寺天膳も復活し戦線復帰だ。
 左衛門を倒すさいの、変にいたずら好きな言動がどうアレンジされるのか気になる。
 左衛門への回りくどい攻撃や、陽炎にたいしての「伊賀責め」など、室賀豹馬との戦いで傷ついた後の天膳は、行動がアレな人になっている。
 やっぱり、血を流しすぎて脳に来たのだろうか。

 左衛門をやるときも、聞かれもしないのに自分の能力と、殺し方を得意満面でベラベラしゃべるんだろうな。
 しかも、けっこうな人数の前で。
 天膳の中の人も脳は修復できないらしい。
(04/3/3)
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 第二十八殺 「三対三(その四)」(04年3月16日掲載分)

 薬師寺天膳は、芸が細かすぎ。
 手首を固定する添え木とかつけないんでいい。そんな小道具にこだわらずに現場に急行すれば、朱絹は助かったのかもしれないのに。
 きっと一人じゃ心細いので、阿福配下の武士を泣きながら説得して(自分が本物だと)、編み笠借りて添木をつけて出発したのだろ。うぬは、馬鹿か。

 もっとも、単独で天膳がむかっても、返り討ちにあいそうなので、あまり責められない。
 天膳は優秀な忍者であるという描写が原作では端々にある。しかし、結果がまるで伴っていない。
 正面切って戦えば雨夜陣五郎にも負けるのではないかと心配してしまう。
 実際、盲の甲賀弦之介にも負けているし。

 次回はきっと「中の人」について解説してくれるのだろう。
 しかし、不死身を自慢するのはいいが、正しいトドメの刺し方を大勢の前でしゃべるのは、やっぱりどうかと思う。うぬは、アホか。
 この話は、前回も書きましたが、何度言っても足りないので、次回も書くと思います。
(04/3/16)
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 第二十九殺 「三対二」(04年4月6日掲載分)

 得意げに己の弱点と能力の全貌をさらけだす薬師寺天膳であった。
 うつけ者め。

 陽炎をさっさと倒せばいいのに一時の痴情で命を捨てる。
 おろか者め。
 しかも、見られるのがお好きですか? 極めつけの変態だ。

 この人は、なにかと見せつけるのが大好きだ。
 古くは朧を襲うさまを筑摩小四郎に聞かせた。
 朧との祝言を甲賀弦之介に見せつけるとも言っていた。
 少し未来では、伊賀責めをしているとき、陽炎に朧とまぐわうさまを見せつけようとする。
 やっぱり、変態だ。

 原作では変態であってもスゴ腕・忍者である天膳は如月左衛門を自ら刺す。
 漫画版では、うかつ者ゆえか自分で手を出していない。
 今までも、そして これからも失態を繰り返す彼だから、その方が似合う。
(04/4/11)
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 第三十殺 「二対二」(04年4月20日掲載分)

 ついに、ここまできた。
 原作で言えば最終章『最後の勝敗』に入ろうとしている。
 今までのペースから考えると5巻分で完結だろうか。

 今回の陽炎は原作以上に死にそう感が出ている。
 今回の薬師寺天膳は原作以上にうかつっぷりを出している。
 そりゃ、死体を駕籠に詰め込まれたりもしますよ。

 ちなみに わたくし、漫画を読むまで、天膳の死体が駕籠に入っていたことに気がついていませんでした。
 てっきり復活済みで部屋を覗いていたのかと思っていた。
「あの駕籠にはだれがはいっているのです」は原作でもちゃんと言っている。

 たぶん、その後の「唾(つば)を下さりませ」で脳が初期化されたのだろう。
 このセリフは生々しくてちょっと苦手だ。カットされていて、すこしホッとする。
 ちょっと、あからさまに誘いすぎだし。
 こんなのに引っかかるのは天膳と若造ぐらいですよ。
 むむっ? 合っているじゃないか。

 次回は、お待ちかねの「伊賀責め」だ。
 ああ、天膳のいう「伊賀責め」とはこのことか。
 甲賀忍法帖における最大級の見せ場だ。
 陽炎には、本気でお気の毒なんだけど。

 陽炎の人生最悪の日は、すなわち天膳の人生最良の日だ。
 天膳が、どれだけ嬉しそうな表情を見せるのか見物だ。
(04/4/20)
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 第三十一殺 「二対二(その二)」(04年5月1日掲載分)

 朧が板割った瞬間、私は叫んだ。
「原因は、お前か! このバカ者かッ!」
 いや、もちろん心の中でですが、朧のあまりのドジっぷりに肌に粟が生じた。
 しかも、この女「ぐす」とか泣きやがるんですよ。萌えるじゃねェか。
 とにかく薬師寺天膳の死は、初めも終わりも朧の手柄だったわけだ。

 まあ、うかつっぷりはともかく、見た目はカッコよかった。
 死ぬ前の最後の花場だ、がんばれ。

 そして、最終回まであと3回。
 カウントダウンが始まった。

 天膳のうかつっぷりも次回で見納めだろうか。
 最後には「ハヒィー、お止めください朧さま…」みたいな表情になるんだろうな。
 楽しみ。
(04/5/1)
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 第三十二殺 「二対二(その三)」(04年5月18日掲載分)

 あと2回だから、次回こそ「ハヒィー、お止めください朧さま…」な薬師寺天膳だろうか。
 今回もペタッと尻をついてみたり、萌えに余念がない朧さんであった。
 まあ、最後に点数稼いで置かないと、「伊賀の地雷女」とか言われそうだし。

 とりあえず、漫画版における朧の犠牲者は「鵜殿丈助」「雨夜陣五郎」「陽炎」「薬師寺天膳」で確定しそうだ。
 漫画オリジナルが、「鵜殿丈助」だ。
 これで伊賀・甲賀、かろうじて五分と五分である。
 あやうく、味方の損害のほうが大きくなるところでござった。

 そして、家政婦は見たって感じの中の人。
 本体と中の人、どっちが証言をするのだろう。

 次回は天膳の衝撃の告白までだろうか。
 たぶん天膳カウントは、されていないだろうからタイトルは「二対一」だろう。

 しかし、天膳はタイマンにとことん弱い。
 甲斐高風さん甲賀忍法帖生き残り対策マニュアルでも、指摘されていますが、おどろいている相手じゃないと常に一回負けている。
 まあ、そのうかつが天膳の魅力なんでしょうけど。
 ドジっ娘の朧とはけっこう相性が良かったりして。
(04/5/18)
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 第三十三殺 「一対二」(04年6月1日掲載分)

 甲賀弦之介と朧の対峙まで話が進むとは思わなかった。
 でも、残りページの事を考えると、これくらいが妥当か。
 この後もやらなくちゃいけないことが結構多いし。

 原作と違い朧が気絶しなかったのは、阿福の性格なら止める人がいない限り気絶している弦之介にトドメを刺しちゃうと判断したからだろう。
 せがわ先生は話の整合性に気を使っていますし。

 で、薬師寺天膳は最後まで悪をつらぬく。
 朧も呼び捨てにして、怒りを見せる。

 私は、この作品において薬師寺天膳こそが主人公だったのではないかと思う。
 物語を引っ張りかき回し、破綻させて、面白くしているのは薬師寺天膳だ。
 こいつが冷静なヤツだったら伊賀の圧勝で終わっていただろう。
 まあ、歴史の事実で伊賀が勝つことは最初からわかっていたんですけど。

 誰よりも強く勝利を望みながら、寄り道したり、うかつな作戦で失敗を重ねていった男が薬師寺天膳だ。
 肝心なところがあやふやな彼の作戦に、常に読者はドキドキだ。
 最後の最後まで、余計なことにばかり熱心な人であった。
(04/6/1)
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 最終殺「一対一」(04年6月15日掲載分)

 ついに最終回だ。
 だからもう、原作ネタバレで書くことは無いんですけどね。

 一筆書くことで甲賀の勝ちになるのかと前から疑問に思っていたが、それは服部半蔵の温情(?)で解決らしい。
 初代・服部半蔵も温情の人で、徳川家康の嫡男・徳川信康の介錯を任せられたさい涙が止まらず刀を振り下ろせなかったと言われる(真偽は不明)。
 この話には、半蔵が取り乱すことで信康への愛情を演出してみせたという話もある。
 どちらにしても、忍者の世界はキレイ事では済まないということだ。
 阿福へのささやかな嫌がらせをする服部半蔵に、ちょっとお小遣いをあげたい気分だ。

 最終ページに『次回作の風太郎忍法帖を準備中です。ご期待ください』とある。
 これは、「風太郎忍法帖シリーズのどれか」ということなんだろう。
 なにを漫画化するのかは、出てからのお楽しみと言う感じですが、なるべく長い話だといいな〜。
(04/6/15)
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