近況報告4(略して恥ずかしい話)

休み、映画、読み切り

(98/12/10)
 今日はチャンピオンが休みの日だった。それを失念していて、コンビニで途方に暮れる。
 で、仕方なく新聞を読んでいるとプライベートライアンが明日までだと知る。正確には劇場を変えてまだ続けるのだが、やっぱこういう映画は音響のいいところで聞かないと!
 と、言うわけで映画館に行く。思い立ったのが遅かったせいで最後の回。終わるのが21:55らしい。予定では学校に行くつもりだったのだがそうも行かなくる。その辺覚悟を決めて見た。

 すごい映画だった。評判以上。人が死ぬ死ぬ。ああいうのを見ると、戦場には立ちたくないなー、と切実に思う。人の死は等価値に訪れるものだ。敵とか味方とか、軍曹とか二等兵とか、そんなものにかまわず、銃弾は命を奪う。
 僕の祖父も戦争時には陸軍にいたのだが、ああいう思いをしたのだろうか?
 つうか、人を殺したことがあるのだろうか。
 ベトナム帰還兵がトラウマに悩むという話も、この映画を見れば納得する。

 で、日本の軍隊、自衛隊(軍隊と言っちゃまずいのか?)。
 その自衛隊出身の板垣先生の読み切り、「340メートル60秒」。取材協力に第一空挺団基本降下課程134期生の名があるあたり、何ともはや。
 これぞ、板垣節。過去の回想。根性の入れ替え。そして、踏み出す勇気。男なら燃えずに入られない展開です。

 ところで、勇次郎の強さについてだが、プライベートライアンを見るに、動きが素早いというのは、歩兵にとっては恐るべき武器になるようだ。あげくに半分狂ったように敵陣に突っ込むことのできる人格は戦場では恐るべきものとなるだろう。
 銃さえ撃てばね。
 素手だとちょっとつらいだろ。いくら何でも。
 まあ、ゲリラ戦なら少しはましかな? ベトナムの密林の恐怖はアメリカに「枯れ葉剤」と言う手段をとらせたわけだし。
 刃牙では壊していたが、素手で、戦車は壊せんだろ。特に近代兵器としての戦車を破壊するときは、戦車そのものを破壊しようとするのではなく、中に乗っている人を破壊するのが基本コンセプトになっているはず。
 う〜ん、でも、まあ漫画だし(--;)
by とら

BNL4、改名、新作

(98/11/5)
 11月1日に開催された「Brand New Leaf 4」の報告なんかを。
 いきなり関係ないですが、「Brand New Leaf 4」を「BNL4」と書くと「BGB(バロン・ゴング・バトル)」を連想してなんか嫌なのは僕だけでしょうか?
 「BNL(バロン・ニュー・リーフ)」と言うネタもあるんですが、これはよっぽど追いつめられないかぎり使わない禁じ手となるでしょう。
 で、BNL4ですが、イベントとしては相変わらずの大盛況でした。
 ただ、うちのサークルとしては販売部数が若干ダウンしていました。これは今回の本の力不足から来るものと判断しています。
 今後はより一層、力を入れた本作りをしていかなくてはならないと、決意を新たにするだったらイケるぜ!の面々であった。

 ところで、ハムがいつのまにかペンネームを改名していたらしい。新ペンネームは「三郎」。何かイマイチな気がするが本人がつけたんだからしょうがない。実は夏コミからペンネームを変えていたらしい。今まで気づかんかった。

 で、Leafの新作が発表された直後のイベントでしたが、特に目立った混雑はなかった。
 会場内の人気投票で、新作のキャラに票が入っていた。
 気が早いと言うか、節操が無いと言うか…
 まあ、こういうのは人好き好きなんだし、どうこう言っても始まらないけど。なんかこの調子だとLeafはギャルゲー界で一人勝ちしそうな勢いですな。
 良くも悪くも、人や組織は変わっていく訳で、それを寂しいと思うか喜ばしいと思うかも、人それぞれなんですよね。結局。
 だったらイケるぜ!も結成からの1年半の間にそうとう変わっていますし。
 なんか、4日間でえらく歳をとったような気がします(--;)
by とら

アニメ、最終回と新番組

(98/10/4)
 秋の新番組が始まりつつある今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 番組改変時期だけに今までのアニメは最終回を迎え、これからのアニメは第一回を迎える訳です。
 結構気に入っていた「lain」は、実に「lain」らしい終わり方だった。一回見ただけではなんとなくすっきりしないが、録画したテープはKさんの所に養子に行っているので、しばらく見れない。その後はハムの所に行く予定だ。早く「玲音がよォ〜、クマなんだよォ〜」などと駄目な会話がしたいものだ。
 それにしても、玲音(lain)と言うネーミングはすごく良くできている。

 新番組では「彼氏彼女の事情」が身内の中では一番の話題作。原作ファンが多いため、アニメに期待する人が多い。
 でも、監督、庵野だし〜。最終回でみんな死んで首締めて終わるんだよ。と、言う人も多数。
 実際に見てみると「こどものおもちゃ」風「エヴァンゲリオン」仕上げ。
 原作より気に入ったと言う人もいる。あんまり文句を言う人はいないが、あえて言ってみよう。
 早く喋りすぎ。
 ギャグ部分ではそれもいいのだが、シリアスパートまで早口なのは頂けない。これは、声優の技術ではなく演出サイドの問題。セリフにも緩急をつけないと。
 ギャグパートなどでは緩急つけた演出がされているので(静止画とか)、声の方にもああ言った演出を取り入れて欲しい。
 でも、第一回は原作の第一話を無理矢理詰め込んでいたので、ああなっただけで、次回からは、いい感じになると思う。

 「オーフェン」も始まりました。ハムは飯塚真弓がすごく好きなので、To Heartの葵ちゃんが飯塚真弓と聞いて狂喜乱舞していました。
 で、まあ、「オーフェン」もすすめておいたんですが、見事にハマりました、あいつ。
 俺がビデオを見る前に電話をかけてきて色々とぶちまけられて、そのすごさは大体想像できていたんですが、実物はもっとすごかった。
 まさか、クリーオウをかわいいと思う時が来るとは…。負けたよ、俺は。
 全体的にも、絵の構図とかなかなかカッコ良かったし、それなりに楽しめる作品になるんじゃないかと思う。
 キャラクターの感じが原作と少し違っている気がするけど、それは誤差範囲。それより、話はどの辺まで進めるつもりなのだろうか?
by とら

ナデシコ劇場版を見た

(98/9/8)
 ちょっと前になるが、機動戦艦ナデシコの劇場版を見た。あ、あと、スレイヤーズも。
 最初に結論を書きます。二つとも面白い。TV版を見た人は(←重要)見に行って損はないでしょう。

 以下、ややネタバレな感想。

 二本立てのために、この二つの作品は映画館で交互に流されている。僕が行った時は最初の上映であるナデシコが終わった所だった。
 なぜか映画館を出る人が多い。おいおい、スレイヤーズは見て行かんでもええんかい? と、なんとなく関西弁で突っ込みたくなる。
 上映前にせっかくだしパンフレットを買う。僕はスレイヤーズはそんなに好きな訳ではないので、ナデシコだけを買う。1000円、ちょっと高い。ちなみに、スレイヤーズは600円。売れ行きを見ていると、大抵の人がナデシコだけを買っているようだ。他にも、テレカやら何やらのグッズを売っている。売店の売り子の人が、千円札を受け取り小銭を返している様子は、同人誌即売会の売り子の様で微笑ましくもある。
 ちなみに、一緒に映画を見に来た学校の先輩はナデシコとスレイヤーズの2冊を買う。売り子の人は、最初、戸惑い、ナデシコのパンフだけを渡す。訂正されて、慌ててスレイヤーズの方も渡して来る。両方買う人はそんなに珍しいのだろうか?

 そんな事もありながら、スレイヤーズが始まる。
 実にスレイヤーズらしい作りだ。でもまあ、面白い。ギャグの6割くらいは先が読めてしまったが、神谷明のノリが良く予想通りのギャグでも面白く見れた。
 まあ、演出方法とかの勝利でも有るのだろうが、あの編の処理の仕方を、自分なりにフィールドバックできないだろうか、などと考えてしまう。

 スレイヤーズが終わり、席を立つ人はいるのだが、いい席は人が座ったまんまだ。
 えらく前の方なので、視界にキッチリ画面が入らなくて、辛かったが、我慢する。

 で、ナデシコが始まる。
 TVのCMである程度予想はしていたが、それを上回るシリアス路線。
 すでに映画を見ていたペパーミントそがから「だめだめ」との評価を聞いていたが、ユリカの出番を考えると納得。ユリカが出ないだけでこんなにシリアスになるとは。
 それでも前半は、割と明るい感じがしていたが、すっかり変わってしまったアキトが出てきてからは、シリアス路線に一直線。
 そして、ルリ。初めて16歳のルリを雑誌で見た時は、元のルリに戻ってくれー!! などと思ったものだが、映画ではいい感じのルリで居てくれていた。
 そして、ルリは衣装替えが多い。艦長服に、私服、喪服、浴衣、そして全裸、そんな所だけで結構満足だったりする。

 まあ、いくつか不満の残る所もある。
 まず、クライマックスが無い。一応それっぽいのは有ったのだが、それをクライマックスと気がつきませんでした。
 次に、話が終わっていない。と、言うか続きを期待してくれと言われている気がしてならない。
 最後に、話がわかりにくい。パンフレットを見て、細かい話の流れがやっと分かった。そもそも、TV版の最終話がどういう話かも、理解していなかった事に気がつく。
 と、言う訳でパンフレットは買った方がいいです。
 ちなみに、パンフレットにはう、TV版ナデシコ最終話から劇場版の間の、「空白の3年間」の話が載っていて、これが実にナデシコらしくていい。馬鹿っぽいナデシコを期待していた人はこれを見るといいだろう。
 こういう不満を書いてしまのも、良いものに対する、無い物ねだりなので、あまり気にしないで下さい。

 最後に主題歌について。映画を見るまでは、合っていないと思っていたが、映画を見終わりエンディングで聞くと実に切なくていい。この主題歌こそが、TV版と劇場版の違いをよく表していると思う。
 TV版はユリカとアキトが結ばれる話で、劇場版は思い出や大事な人との、別れの話と言った所だろうか。
by とら

コミックマーケット54

(98/8/17)
 コミックマーケット54も無事終了しました。
 ただ、今回のコピー新刊が、16ページ。予定の20ページオーバーに届かなく、また効果線やトーンも省いてしまい、何かと納得の行かない所が多いです。ネタは個人的にお気に入りの物が多いので、手直しをしてスペシャル版に載せるつもりです。
 そしてもう一つの新刊「打ち首To Heart」。「お詫び系To Heart本」の最終編です。昔の原稿を、修正して原稿を使いまわしてしまいました。ごめんなさい。
 でも、この本のうれしい所は、隣のサークルさんと本の交換ができるという事だ。今まではうちの本が本だけに、隣のサークルさんに「交換していただけますか?」と、自分から言い出した事はありませんでした。うちの本は万人受けする本ではありませんから(^^;)。でも、今回は気楽に交換ができる。良い本を作ったもんだ。
 ただタイトルが、何ですが。印刷所のダンボールに「だったらイケるぜ!  ○○様 打ち首」と書かれていていました。それを見た「studio mickey」の幹本さんは、えらい受けていました。
 僕らは馴れていたんで、ちょっと笑っただけでした。ちなみに、「グラップラー痕SPECIAL」の時は「だったらイケるぜ!  グラップラー ○○様」でした。それより箱を開けた時の衝撃の方が大きすぎて、そんな些細な事は気にして居られなくなっただけだったのですが。
 で、売れ行きですが、さすがはコミケ! いいのか、おい!? と言うぐらいの売り上げが有りました。(普段の売れ行きと比べるとであって、世間一般とはちょっと違います)
 ただ、「にぶまん」さんの方で売り子をやっていて思ったのですが去年より客入りが悪そうでした。
 チャンピオン系は不況なのか?
 それとも、刃牙 VS 烈 戦の影響だろうか?
 ま、そんな事は置いておいて、本を買って下さった皆さん、ありがとうございました。

 コミケでは色々な人に会えました。桜生とも偶然会いました。
 念願かなって、漫画家のアシスタントをやっているそうです。いろんな人の所で働いて、トーンを貼ったりしているそうです。がんばって、デビューしてくれ。

 今後の予定と言うか、サークルの方針をちょっと。
 「だったらイケるぜ!」は元々「エロ漫画を描く」と言う目的で作られたサークルでした。最初は「使える本製作委員会」と言う名前で、とらやハムの先輩たちが活動していました。
 そのサークルを受け継いだとらは、自分の描きたいエロ漫画を描くためにサークル名を変更してリーフ系のサークルして、現在に至ります。
 いざ、エロ漫画を描いてみて、ページが足りず穴埋めにイロモノなリーフ漫画を描いてしまったのが問題の始まりでした。
 気がつくと、イロモノがメインになっている(笑)
 でも、イロモノも描いていて楽しいし、喜んでくれる人も居る。このまま、イロモノサークルに落ちて行ってもいいんじゃないかな。  と、とらは考えます。
 でも、ハムは完全イロモノサークルは嫌だって言っているんですね。
 でも、結局は原稿のほとんどをとらが描いている訳で、今後はとらのやりたいようにやるつもりです。イロモノ描いて、普通の漫画も描いて、ちょっとエロも描いて。
 と、言う訳で今後も「だったらイケるぜ!」をよろしくお願いします。
by とら

近況報告1&メンバー紹介へ

「だったらイケるぜ!」のメンバーを簡単に紹介しています。

近況報告2

98年1月26日以降の近況報告です。

近況報告3

98年4月11日以降の近況報告です。

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