今週のバキ 第2部11話〜20話

99年11月25日(53号)

第2部 第11話 握手(391回)


 やっちまった板垣恵介。

 今週はこの一言で語り尽くせる気がします。あれだけ気を持たせて置いてそう来ますか。
 実は金田巡査は来週あたり結婚が決まっていて幸せ一杯、というお約束などがあったりすると面白いのだが、まあ、この際どうでもいいです。

 まじめにストーリーについて考えると、新シリーズのイメージと思われる、平和な日常に非日常な暴力が割り込んでくる。そう言う構図を今回の展開に見ることができます。買い物帰りの主婦がビビっているあたりですね。
 いや、しかし、あの不良達はこんな人目の付くところで喧嘩を始めようとしていたんでしょうか? アホです。

 それにしても今回の刃牙はいい所まったくなし。常住坐臥はどうした。片金つぶされたズールが泣いているぞ。


 作者コメントに極真空手の野地竜太選手から手紙が来たと書いてある。野地竜太選手は愛読書が「グラップラー刃牙」で、応援の垂れ幕が「侠客(おとこ)立ち」であったというエピソードの持ち主だ。
 神心会、第5の核弾頭としてモデルにされてボコボコにされる日も近いのか?

 そういや、神心会はどうなっているんだろう?
 看板を下ろした愚地派に対し、加藤と末堂が新・神心会とか作っていたりして。
by とら


99年12月2日(1+2号)

第2部 第12話 立ち合い(392回)


 久米じゃなくて久芽さんはニュースステーションをお休みしているはずでは? などと現実から目を背けるようなことは置いて置いて、あの死刑囚は10年余りも閉じこめられていたそうですが、脱走した理由を勇次郎は知っているようです。
 あの5人の死刑囚は勇次郎の知り合いなんでしょうね、やっぱり。
 ベトナムで特攻野郎Aチームみたいな事をやっていたりして(笑)
 刃牙を倒すことが勇次郎への挑戦権を得るという意味がある、では普通すぎますね。なんか、もっとすごい理由がありそうです。

 そして、柳 龍光の登場。
 ある程度予想されていたことですがやはり達人・渋川との因縁が発覚。回想シーンが一コマだけだったのが残念です。
 敗北は獅子を1時間余りで蚊トンボに変えてしまうのでしょうか?
 すっかり弱ってしまった達人の姿にただ涙を流すのみです。
 だって、常住坐臥闘いなのが武道家なんじゃないのか? 独歩とか奇襲が大好きだぞ。
 と、言うわけで独歩が敵を討ってくれることに期待します。
 いや、烈とガイアの「空」の大決戦も捨てがたいのですが。


 今週の「浦安鉄筋家族」はみんなのアイドル花園 垣 君(9)がまたまた登場です。
 「ガロー」と言う悲鳴に始まり、リアルシャドーみたいな笑顔、達人の水鉄砲ばりの鼻水を喰らわし、「どっぽっぽー」とダッシュをかけて、あかねちゃんの悲鳴は「ジェーン」、実に板垣づくしですね。


 今週から「特攻天女」が復活した
 ついでに読み切り付き。
 なんか伊沢くんが出ているけど、これ特攻天女の前の話なのか?
 だとしたらあの女3年後には確実に死んでいそうなんだけど(-^-;)
by とら


99年12月16日(3号)

第2部 第13話 中華まんじゅう(393回)


 まず最初に扉で顔の上半分を吹っ飛ばされているの誰だ?
 シワの具合からひょっとして達人なのかも。と、思って恐くて次のページを開けられませんでした。
 で、最後まで読み終わって。扉で顔の上半分を吹っ飛ばされているの誰だ?
 謎は謎のまま。でも、先週の終わり方から考えると……。イヤイヤ、考えてはならん(-_-;

 留置場でくつろぐスペックさん。「飯モ温カイ空気モアル」と言う言葉に潜水艦内での寂しい生活が忍ばれます。
 だから温かい中華まんじゅうが欲しかったんだね。

 今週の肝はなんと言っても小便のシーンでしょう。しかし、これほど尿にこだわる格闘漫画ってのも……。
 小説・餓狼伝の1巻では丹波文七が立ちションで大量の尿を放出するシーンがありました。漫画・餓狼伝(板垣版)では泣き虫サクラが「小便・大便・性液・反吐・汗」を人の20倍排出してきたと言っている。つまり、ごっつい男には大量の小便と言うことなんだろう。
 となると、スペックの「大」の方も相当な量と推測される。
 留置場のあのサイズの便器では溢れ出すことは必死だろう。こんもりと盛り上がったそれを前に「アララ」と言うスペックの姿が想像できます。
 ……………下品な話を長々とすみません。特に飯時の人がいたら申し訳ない。
 しかし、私はこのシーンが昼飯を食っているときに浮かび上がってしまい、大変な思いをしたのです。(飯 → 食い物 → 中華まんじゅう → スペック → 小 → 大 と言う連想でした)
 ちなみに明日の昼飯はカレーだッッ! こんちくしょうッ!


 ところで、みんな、ドリアンとシコルスキーの存在を忘れてない?
by とら


99年12月24日(4+5号)

第2部 第14話 白 VS 黒(394回)


 いつの間にか仲が良くなっていた、克巳と烈。
 勝利は人を強くする。しかし、敗北からも人は多くを学ぶと言うことだろうか。何となく、二人の天才が仲良くやっている姿は微笑ましくもあり、未来を感じさせる物でもある。
 で、独歩は看板を下ろしてどっかに行っちゃったのね。
 んで、克巳はその看板を拾って新しく立てかけたと。
 何というか、さすがハッタリ野郎というか、ちゃっかりしています(^^;

 更にドリアン登場。
 彼は独歩の知り合いらしいが、独歩が渡米しているときに知り合ったのだろうか? 第二部はかなり因縁めいていますね。

 次回の予想なのですが、二人まとめてドリアンにのされちゃうんでしょうね。「現実ってこうなんだ。心が捻(ねじ)られそうだ。(板垣恵介の格闘士烈伝より)」

 でも、思うのですが、第2部の流れは「リベンジ」にあると思うのです。
 シコルスキーに0コマで秒殺されたガーレン。
 柳龍光に2度目の生き恥をさらされた渋川剛気。
 ドリアンに敵わず、「オ前ラ青二才ニハ用ハ無イ。独歩ハ何処ダ?」と、言われそうな克巳と烈海王。
 負けたままでいられるか、勝ってとどめを刺さなかったことを必ず後悔させてやる。お前に敗北を教えてやるッッッ。
 敗者は敗北を認めるまで敗者ではないのだ。最後に立っていればそれが勝者なのだ。もっと強くなって、もう一度、お前の前に立つ!!

 これぐらいの気迫が見たいのです。いや、見せるべきだ!
 たとえ負けてもいい、もう一度、もう一度だけ闘いへの執念を見せてくれ。君たちは刃牙たちに敗れた身ではある。だけど、その生き様に私たち読者は惚れているのだ。たとえ負けたとしても、何度でも立ち上がって食らいついていくと信じている。
「誰にも……、対戦相手にも、自分にも決して屈しない精神力。そんな彼らから、俺は生きていく勇気を与えられてきた。そしてこれからもその感動を求め続けていきたい。(板垣恵介の格闘士烈伝より)」

 戦士たちよ再び立ち上がってくれ!





 あ、ちなみに、ロブには期待していません、すみませんが。いや、彼もう死んでると思うし(--;
by とら


2000年1月4日(6+7号)

第2部 第15話 道場荒らし(395回)


 2000年になってタイトルのレイアウトを少しだけ考えあたりもしましたが、とりあえず半角の数字を使うことにしました。「00」じゃなんか寂しいですし。

 13話で顔を吹っ飛ばされているのは誰だ? と思っていましたがアレはスペックでペンキがぶつかった姿らしいと聞きました。で、今週はドリアンがペンキをかぶっています。
 この調子だと残りの3人もペンキをかぶる表紙が出てくるのでしょうね。
 そうなると、新たな疑問として、なんでペンキが目にかかっているのかが気になります。死刑囚は刑の前に大抵が目隠しをするのでその暗示と言うことが考えられます。
 まあ、その話は置いて置いて、本編の話に移りましょう。

 ドリアンは真っ向からのパワー型と思っていましたが、以外とテクニカルな技を使います。ドイルに通じる「お前らは所詮スポーツマン」と言いたげな態度と身近にある物を武器へと変える闘いぶりは戦場格闘術と通じる物がありそうです。
 ドリアンの目つきですが、たしかできたばかりのリングスが「掌底を認めると誤って指が目にはいることもあり……」などとルール作りに苦しんでいた時期があったと思いますが、それを思い出させます。
 出血はしているようですが、ちゃんと見えているみたいなので再起ははかれますよね。ねっ(必死--;)。
 克巳の首を帯で吊すあたりは、自分が過去に吊された経験を人にも味あわせたいと思っているからかも知れません。

 克巳が久々に出した正中線四連突きは読者として嬉しい物だったんですけど、やっぱり克巳では歯が立たないみたいです。
 かと言って烈が勝てるかというと、そうは思えません。だって、次週へのあおり文句が「克巳までもが!! 烈、お前ならば!! 頼むぞ、中国4000年!!」ですよ。負けパターンのあおり文句ですよ、これ。
 ガーレンが登場して千春を天井に突き刺した時、「遊ぼうか」と肩を叩いた花山のあおり文句も同じ様な内容でした。たしか、「千春が!! 頼んだぞ花山!! この侵入者を許すな!!」と言うような内容でした。で、その先どうなったかは皆さん知っていると思いますが花山はいいところが一つもなく終わってしまいました。確かその時のあおり文句は「不意を付いたとはいえあの花山を一撃で!! ガーレンの実力は本物だ!!」の様な内容だったと思います。うろ覚えなので、誰か記録を持っている人は教えて下さい(^^;
 で、後は烈があまり無惨に敗北(まけ)ないことを祈るだけですか。

 前回の予想である、独歩とドリアン知り合い説はドリアンの今週の台詞から否定されました。どうもドリアンが一方的に独歩を知っていたようですね。

 今週のほのぼのした台詞は「烈先生の踏み抜いた床板をッッ」です。もう「先生」で定着している烈って何かすごいよ。と言うよりは神心会の連中が素直過ぎなのか(笑)?
by とら


2000年1月13日(8号)

第2部 第16話 烈 VS ドリアン!!(396回)


 克巳への友情なのか、それともただ蛮勇を奮いたいだけなのか。意図は分かりませんが魔拳・烈海王がドリアンに立ち向かう。実力的には刃牙と十分互角と言える烈が、どんな負け方をするのか? ファンは非常に気になる1週間でした。
 んで、いきなり泣き出すドリアンッッッ!!!
 何が、アリガトウなのかさっぱり分かりません。これには烈も困惑顔だ。
 そして、鬼太郎ばりの髭毛針ッ! さすが、ドリアン。ペテン師の名に恥じない攻撃です。  しかし、烈も負けていない。死刑囚にダメージのありそうな攻撃を加えることができたのは彼が初めてです。

 そんな烈先生ですが、ドリアンの「君ハ ココニイル者タチノ コーチラシイ」と言う台詞に神心会の門下生がとまどっているように見えます。まだ、一部で認めていない人がいるのでしょうか?
 最後に火炎噴射で締めくくるドリアンに、文字通り煙に巻かれた烈でした。
 負けはしなかったが、ケンカをさせてもらえなかったと言うところでしょうか。
 全力を出して敗れた刃牙との闘いよりも、全力を出させてもらえず相手も全力を出す気が見えなかったこの闘いに勝利も敗北もできなかったことは、最高級の屈辱なのでしょう。
 烈は今までの闘いで、奇襲をかけたことがありません。
 見えない目潰しを使うにしても、真っ正面から攻撃しています。タクタロフと闘ったときなどは自ら組に行っているのです。
 そして、今回も「道場の中央へ戻るんだ」と怒りながらも礼儀正しい態度をとっています。
 蛮勇を奮いながら世界各地を回っていそうな彼ですが、実は礼儀正しいのかも知れませんね。それだけにふざけた態度のヤツは許せないのでしょう。と、なるとスペックとも闘ってみて欲しいですね。

 烈よ、この憤りを胸に再び闘うのだ!
by とら


2000年1月20日(9号)

第2部 第17話 体力測定(397回)


 今週はギャグの回のようです。
 いきなり扉で達人の水鉄砲の練習をしている刃牙ですが、ちゃんと学園生活も送っているという話ですね。
 今まで格闘一筋の生活を送っていた刃牙の初めての体力測定です。今までは山に籠もったり、アメリカ大陸に渡ったり、ヘルニアを患ったと嘘を付いて休んだりと、ろくな学生生活を送っていないことが感じられます。
 おかげで体力だけは人間の域を超えてしまった超高校生範馬刃牙。その姿は、最強の小学生・花園垣(9)君を思い出させます。
 それにしても、刃牙は何処まで本気で何処までふざけているのか???
 少なくとも100m走以外はどれも真面目にやっているとは思えないんですけど。で、今更「ド肝抜いてやる」は無いでしょう(笑)
 しかし、刃牙も頭悪いけど、クラスメイトも輪をかけて頭が悪い。砂場を飛び越えたんだから、もっと大騒ぎしてやれ。

 裏の世界では命のやりとりをやるような闘いを繰り広げている刃牙ですが、常に長袖ジャージ姿で全身の傷を隠してクラスにとけ込んでいる姿は何となく痛ましい物を感じます。
 今まで刃牙は闘いを通じて人と絆を深めてきました。今度は生活を通じて絆を深めるのでしょうか?
 こういう平和な日常を過ごしてこそ、次に来るであろう、殺伐とした闘いがより対照的に浮かび上がってくると言うものでしょう。

 さて、次週の刃牙ですが、絶対にまた外した行為を取るでしょう。

●1 余りに速すぎて教師に「まだあと2周あるだろう」と言われて切れて殴ってしまう。

●2 エンドルフィンが出てしまい止まれなくなる。そのまま42.195km走って、非公式世界記録をうち立ててしまう。が、走りやめない刃牙にあきれて誰もそのことを知らない。

●3 走っている途中でリアルシャドーをうっかり始めてしまい、救急車を呼ばれてしまう。

●4 失禁してしまい皆の失笑を買う。

●5 シコルスキーが乱入してきて、とても悲惨なことが起きる。

 と、まあ、これくらいが考えられます。
 5はちょっと嫌かな。
by とら


2000年1月27日(10号)

第2部 第18話 世界記録(398回)


 なんと言いますか、刃牙って生意気になっちゃいましたよね。
 昔は間違っても世界記録を破るから全種目合格にしてくれなんて言うような子じゃ無かったんですけど。
 何というか人を見下した態度を感じるんですけど(-^-)
 で、今まで隠していたごっつくて傷だらけの筋肉を皆の前にさらして、なおかつテーピング! 厚めに巻いておけば噛みつかれたときに歯を通さないぞ! …………………意味あるのか?
 100mの時にスタートで失敗したのはクラウチングスタイルがまずかったのか、靴を履いていたのがまずかったのか、とにかく今回は無事にスタートしています。
 それにしても、そのスタートのポーズはファイティングポーズだぞ。やっぱり、そう言う構えからでないと動けないのか?
 ちなみに、陸上の世界記録は400mがMichael Johnsonの43.18で、800mがWilson Kipketerの1:41.11だそうです。ここに来てついにダメダメ教師も刃牙の実力に気づく(笑)
 でも、恐るべきは巨凶なる範馬の血。
 普通に走ることすら許さない!
 何というか、リアルなシャドーの人は不便です。多分、飯を食っている時も箸に鉄球がぶら下がっているイメージがわき上がって全く食えなくなったりするのでしょう。

 しかし、どうひいき目に見ても刃牙はやっぱりクラスのみんなとなじめていない。
 やっぱり一般人とは友情が結べないのでしょうね。せめて、ムサシと仲良くしててください。
by とら


2000年2月3日(11号)

第2部 第19話 ヨーイドン(399回)


 格闘家は脂がのってくると刃牙に登場してボコボコにされて帰される。
 まさに、そんな板垣イズムを感じさせてくれる展開です。小川直也は今調子がよく先週の金曜日にNHKのトップランナーに出演したばかりまさに絶好のタイミング!(つうか、シンクロニシティ?)
 地下闘技場に出場をしたいというその意気込みは、まさに猪狩を継ぐ者「いいオモチャを手に入れた」と言う台詞も納得がいきます。
 どうせ、すぐ後にオモチャにされるのだろうと言うことも予想されますが。
 それにしても、「今やあの地下で試合をしたというだけでステイタスだ」と言う台詞が気になります。
 多分、参加した栗木君は大威張りだろうな、と。
「神心会の末堂って居るだろ、大会3連覇の。ケンカならアイツより強ェヤクザ上がりの加藤ってのが神心会から参加してたんだが、大猿に一発でのされちまったんだよ。
 だけど、俺は違うぜ。一発も手も出さ(せ)に追い払ったからな」
 などと仲間にハッタリをかましている姿が浮かぶようです。

 そして、作者に忘れられているのではないかと心配されていた、シコルスキーついに登場。
 異常性の目立つ他の死刑囚に比べ意外と紳士的で哲学的です。
 始めて喋ったと思ったら、「試合」と「格闘技者」と言う言葉について語りまくります。
 しかし、漢字について解説するとは、あんた日本語達者やなぁ〜。カタカナで喋れなかった便器クラッシャー & ペテン師とは大違いです。
 パワーとスピード、更に柔軟性までも獲得した動きはかなりの実力を感じさせます。
 「板垣恵介の格闘士烈伝」には刃牙に出てくる技や思想が色濃く反映されている本ですが、ここにドイルが使っていた「襟に刃物を仕込む」と言う技術が載っていて、「襟を掴むことは、白兵戦では最も有効な手段だ」とある。つまり、実戦を意識するなら襟を捕まれたときの対策を考えて置けと言うことなんでしょう。
 で、シコルの対策はドイルに比べるとちょっと弱い。シコルの方がややスポーツマン寄りなのだろうか。
 ちなみに「板垣恵介の格闘士烈伝」には「ヨーイドン」と言う言葉が沢山出てくる。それだけ、今の板垣先生は実戦を意識して居るんだろう。
 ポケットに手を入れて道を歩いている時、電話をかけている時、トイレで用を足している時、様々な油断をついて奴らはやって来そうだ。

 ま、それは置いといて、シコルの戦法ですが、襟掴みを防ぐと同時に手を上着に縛り付ける効果も出し、反撃を防ぐ。そこに中指一本拳のような拳で顔面を切り裂く。
 この指の強さは鎬昂昇との闘いに意外な期待が持てるかも知れません。
 でも、昂昇の技って屋外ではイマイチかもなー。靴を履いたままの足刀はあんまり意味が無いだろうし、服の上から紐切りも難しそうだ。
 ガンバレ空手勢。

 で、やっとそろった死刑囚。次週から本格バトルの始まりか?
by とら


2000年2月10日(12号)

第2部 第20話 予感(400回)


 いきなり猪狩とシコルの闘いはないと思っていたのですが、刃牙の世界はそんなに甘くなかった。あの猪狩完至でさえも容赦なく叩きつぶされる。
 猪狩は結構愛されているキャラクターだと思いますが、それでも全く容赦なし。シコルスキー容赦せん! って感じです。
 前回は以外と紳士的な態度をとっていたシコルスキーも今回はブチキレ全開、中指一本拳がさえます。最初に猪狩へ放った攻撃も一本拳によるものですし、一本拳マニアなのかも知れませんね。やっぱり、鎬昂昇と闘うのがあっているのか?

 んで、範馬の血に次ぐ第二の血筋「徳川の血」の存在が明らかになりましたが………。何なんでしょうね、徳川の血筋って?
 すっごく強い、孫とかをご老公は密かに飼っているのでしょうか?
 まあ、天下を取った血筋ですから何となく強いことは予想できますが。

 そして、スペックがまた脱獄していますが、溶かしたような跡の残る鉄格子が何とも不気味です。何をどうやったら鉄格子が溶けるのやら。

 何となく集まってしまった感じの死刑囚5人。
 実は、あの影は、栗木・知念・チャモアン・シャーマンの敗北しか知らない最弱の白格闘戦士たちだったり………はしないか。いくら何でも。

 今後の展開として、5人の死刑囚が刃牙たちの情報を確認してそれぞれ相手を選んで再び町に潜伏するというのが考えられます。これからが本番。
 それにしても、長い序章だったなー。
by とら


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バックナンバー(仮)    今週の餓狼伝(最新版)    今週のグラップラー刃牙(アニメ版)(5月26日更新予定)