今週の刃牙 311話〜320話
98年3月12日(16号)
第311話 攻撃柔術
39歳にして、一人称が「ワシ」な渋川剛気。老けているのは、顔だけでは無かったのか。
そして、「師匠と刺し違える度胸もねエ・・・(略)」という台詞、かっこいい。
昔チャンピオンでやっていた、「魔界学園」という漫画に、「師を超えられない弟子に存在する理由はない!」みたいな台詞があったけど、それに通じるものがありますね。
で、サブタイトルの攻撃柔術なんだけど、今回の話では、渋川さんはかなり、積極的に前に出ている。渋川の技はより攻撃性を持った柔術で、次週で猛反撃をするのだろうか?
今のままでは、独歩 VS 渋川 戦の予想がつきません。この回想で、渋川さん一歩リードか?
今週のチャンピオンの読者プレゼント、ビデオ「牛殺し 大山倍達」「神技 塩田剛三」がある。おまけに、モデルに平直行(刃牙のモデルの人)を持ってくるとは。うーむ、チャンピオンも粋な計らいをするな(笑)
98年3月19日(17号)
第312話 舐めんじゃねェ!!
結局、前回の回想は何だったの? 達人は強い、と言いたかったのだろうか?
どっちにしろ、今週の達人はすごい!精神状態が血気盛んな39歳に戻ったみたいだ。生まれ落ちて60余年と言うのは、今までのイメージからして、結構若い気がするけど、55歳に対して、「若僧」だの「年季が違う」だの、言いたい放題。
あげくにジャック・ハンマーの専売特許だったブンブン回しをかますとは、恐れ入りました。
でも、その後に休憩に入っちゃうのが、おじいちゃんったら、もう。
このトーナメント編は前代未聞が多すぎ(^_^)
猿は乱入するは、アナコンダと闘っちゃう。突然3本勝負になるし、寸止めで決着する。典型的なプロレス技も炸裂する。そして、前代未聞の必殺技。(斗羽戦で、刃牙も噛み付いた事があるけどね)
連載が、長くなると話がどんどん、すごくなって行くなー。
今週独歩の拳がヒットした謎がわかったが、「意を消した」と言う事は、あらゆる武道において最高と言われる、「無」の境地から繰り出した技と言う事なのだろうか?
まさに究極の拳と言っても過言ではない独歩の拳を、どうさばくのか渋川剛気。
相変わらず、どっちが勝っても、おかしくない展開だ。
98年3月26日(18号)
第313話 ガマン!!
達人 VS 武神、ついに決着。その実力差はまさに紙一重。今週の最後のページを開くまで、どっちが勝つか本当にわからなかった。
これが、究極の技を出してしまった独歩と、まだ底力を感じさせる剛気の差なのだろうか?
だか、その差は、あまりにも決定的でありながら、あまりにも小さかったのだ。勝利の宣告を受けた渋川剛気の、今までの試合のどの勝者よりも苦しげな表情が、それを物語っている。(克巳や刃牙は勝った次の週に疲れを見せていたが)
しかし、愚地独歩、実に惜しいキャラが負けてしまった。これで、心神会全滅。看板を今度こそ下ろすのか?
そして、次週、準決勝。まずは、選手の顔見せをやるのだろうが、とうとう、刃牙 VS 烈海王が始まってしまう。
今のところ刃牙は勝てそうもないが、まだ、何かを隠し持っているのかもしれない。刃牙の最大の技である、エンドルフィン効果と剛体術をいまだ使っていない事からも、何かを隠しているのは明らかだろう。
ただ、それが中国4000年の歴史に匹敵するものであるのか、そこが問題だろう。
そしてェ!!
浦安鉄筋家族がアニメ化決定!!
いやー、これでチャンピオンもメジャー化か?(いつまでも、僕だけのチャンピオンでいて欲しいとも、思うが)更に、浦安鉄筋家族のホームページもできるらしい。
1本目に偉大な男のラストバトルと書いてあるが、国会議員も引退するのだろうか?
で、2本目のいるはずのない男ってのは右端にいるジャージ着ている人ね。
なんか、今週のおまかせピース電器店は、無茶苦茶面白かった。
1回の話でこれだけのストーリーを詰め込めるのはすごい。実際、1ページあたりのコマも多いし。しかも、小さいコマにもかかわらず、丁寧に書かれている。僕もマンガを描く時はページにコマを詰め込めるほうなので、その苦労が分かります。
首相官邸に乗り込んでいくカメ吉くん、なんか範馬勇次郎みたいでいいです。
98年4月2日(19号)
第314話 武道家!!
75歳。この年で、「生き甲斐、奪ってくれるなや」「あと20年は現役でいる」この台詞が言えるのは、渋川剛気ただ一人だろう。でも、先々週に「生まれ落ちて60余年」とか言っていたような……(^^;
一方の55歳愚地独歩は本当に看板を下ろす気だったのか。あわてる加藤くん。「どーすんだよ俺たちは」とか言っているけど、そんな事だから強くなれないのかも。「館長、あんたも焼きが回ったな」ぐらい言わないと。
そして、夏恵さん三度登場。ごく一部では、刃牙で一番かわいい女性と噂されている彼女、今回もいい女っぷりを発揮してます。
それだけではなく、看板問題をうやむやにしてしまう。この手練手管はただ者じゃない。梢江ちゃんも見習って欲しいもんだ(笑)
今週準決勝前の顔見せがあると思っていましたが、予想が外れ、顔見せは次週以降。
そのかわりに、オーガ復活! 今度は何をやらかす気だ、あの漢(おとこ)?
あの核シェルターみたいな部屋から、どうやって脱出するつもりなんだ? 素手で壊せるのか?
よく見ると今週は表紙以外に主人公が出ていない。今週初めて刃牙を読んだ人は、さぞかし訳のわからない話だっただろう。
98年4月9日(20号)
第315話 扉!!
久しぶり地上最強の生物、範馬勇次郎!
麻酔銃により捕獲されてから、影が薄くなったと言われていた、勇次郎。
彼の寝ている間に、烈海王は克巳を相手に一撃で勝利。ジャック・ハンマーは熊を相手に勇次郎以上の破壊力を見せる。「完全なる武」を愚地独歩に見せつけた、渋川剛気。
だが、我々は忘れていたのだ、彼の「地上最強の生物」と言う肩書きは伊達ではない事を。そう、核シェルターの様な扉を易々と破壊する人知を超えた力、それこそ、「オーガ」範馬勇次郎なのだ。
この調子なら、当分の間、彼の最強は続くと思われる。
でも、頼むから、決勝戦が終わるまでガマンしてね。
それにしても、今週の係員さん、いい表情をしてくれますねー(^_^)
こういう表情が描けるのも、板垣先生のすごい所なんだよなー。「筋肉を描かせたら日本一の板垣先生に応援の手紙を!!」って、とこですか。
で、準決勝を前に「刃牙逃亡」疑惑!
先週1コマも出ていなかったのは、これの複線だったのか?
すでに、勇次郎にのされていたりして。がんばれ主人公(^_^;
まじめに考えれば、克巳の見舞いにでも行っているのかも。義理とはいえ父にも母にも見捨てられた可哀相な克巳。彼の両親は家で蕎麦を食っているらしいぞ(;_;)
そこに刃牙が来て「敵は俺が…」とか言ったら、結構、泣ける話になるかな。ちょっと、ヤオイ(主に女性向のホモ話?)な話になるかも。関係ないけど、刃牙vs猪狩戦で、刃牙が勝利した時の「オメデトウ」と言った加藤くんは、なんかホモっぽくて、いい感じだ。
98年4月16日(21号)
第316話 悪鬼胎動
おそるべし烈海王。コンクリートの壁を粉にしてしまうとはッ。
この大会のせいで東京ドームの地下はかなり壊れているはず。天内に床を踏みぬかれたり、ガーレンに壁を壊されたり、もう散々だ。決勝が終わっている頃には、地下部分は崩壊していて、東京ドームが沈んでいる事だろう。
そして、勇次郎と烈海王の初顔合わせ。中国拳法の最高峰「海王」の名を継ぐ漢(おとこ)を前に、勇次郎が黙っているはずも無い。そして、中国に住む烈海王にも「オーガ」の名は轟いていたのだ。
この二人は闘うしかないのか?
正直言って、今闘うのは、もったいないぞ。
さらに、勇次郎から謎の言葉が発せられる。あの烈海王すらが動揺しています。本当にわけ分からん。
最近の「鉄鍋のジャン!」は特別審査員があんまり特別じゃない。普通に上手いのまずいのと言っている。栄養学の人はたまに頑張っているけど、あとの二人はちょっと寂しいぞ。
でもジャンは「審査員に先に試食されたら負ける」と言う料理漫画のセオリーに逆らっているところがいい(^_^)
女性キャラの「とてつもない巨乳」も、おもろいし。キリコのコスプレを見た事があるけど、胸に詰め物をして巨乳を忠実に再現していた。あれはすごかったなー。
その内に「オヤマ!菊之助特集号」が増刊で出るが、「オヤマ!菊之助特集号」と言っているが、他人の漫画も載っているみたいだ。水着の女の子も出ているし、ギャル特集号と言うのが本当の様だ。
注目するところは、ストーリー漫画初挑戦の川島よしお先生「イレーヌ」だろう。
グルームパーティのギャグの切れが、ストーリー漫画ではどうなるかが楽しみだ。
98年4月23日(22+23号)
第317話 血!!
一部の心配をよそに、烈海王に手を出さずに立ち去る勇次郎。
通路をぶった切るその蹴りは、相変わらず勇次郎=最強の図式を固定したままだ。たぶん東京ドームの地上部分では、3塁ベースあたりが地盤沈下を起こして、エラーが起こっているのだろう。
サブタイトルの「血!!」とは、「範馬に流れる血」そして、「血だらけの刃牙」を指しているのだろう。
果たして、刃牙は烈海王に勝てるのか? そして、刃牙は今までいったい何をやっていたのか? すべては次週、明らかに。
でも、来週はチャンピオン休みなんだー!!コンチクショー!!
なんか、休みの前の刃牙は、いつも気になるところで終わっている。
う〜ん、シティでは、この週からネタを作らないといけないのか-_-;(誰も強要してないが)
話を元に戻すと、刃牙は多分、克巳にマッハ突きを撃ってもらって、花山に握撃をやってもらって、ガーレンに愛国心を見せてもらって、独歩に菩薩拳を撃ってもらったのだろう。
みんなの力を合わせて、まるで主人公の様な事をやっていたんじゃないかな〜。
かなり、冗談ですけど。
98年5月7日(24号)
第318話 開戦!!
いくらなんでも、それはないんでないかい、刃牙さんよ。今更、「久し振りに本気の自分に逢えた」と言われても…。そうなると、いつから本気の自分じゃ無くなったのだろう。やっぱ、VS オーガ戦からかな?
「あんたの手の内はぜ〜んぶ体験済みだぜいッッ」ちゅうことは、中国4000年分を駐車場で体験したって事か?
駐車場をあんな風にしたら、「東京ドームの怪!駐車場に謎の大流血!!」みたいにスポーツ新聞に書かれるぞ。あちこちに、手や拳の後がついているし、何も知らない人が見たら、恐怖のあまり失禁するぞ。
烈海王ついに攻撃を食らってしまいました。歯ァ、折れてます。すごく可哀相です。ここまで強さをアピールしてきたんだから、刃牙を返り討ちにして欲しいところですが、無理かなー。
次週、烈海王の逆襲に期待。
う〜ん、今週号には板垣先生画の「鉄拳3広告」が載っている。やっぱ、鉄拳も板垣先生も親父が似合うなー。
98年5月14日(25号)
第319話 4000年ぐらいじゃ
先週の感想で歯が折れてる烈海王と書きましたが、今週号では折れてないみたいです。しかし、「破ウッ」のコマでは目が泳いじゃって、とってもカッコ悪いです。あんなの、烈海王じゃない……。本当の烈海王を見せてくれ(;_;)
刃牙もついにエンドルフィンを使用(つか)った!
いつの間に耳がスイッチになったんだ? サイボーグ009か、お前は。
そして、なぜか、にィ…と笑う独歩。独歩は何かを知っているというのか? 独歩も特訓につきあったのだろうか?
今週最後に技を決めてみせた烈海王。
確か中国拳法では、まず相手を全身をバネにして一撃で倒せる打撃力を身につけ、それから、威力を落とさず少しずつモーションを小さくしていき、最後には相手に触れるような距離から必殺の打撃を撃てるようにするらしい。多分、最後の技はそれだろう。
だけど、効いてないんだろうな〜。
話は変わって、やっと開幕戦が終わったドカベン。岩鬼がホームランを打つとダイエーが勝てないというジンクスができたらしいが、今年のダイエーは強いので、岩鬼はホームランを打てないという事か?
その辺をどうごまかすのだろうか?
98年5月21日(26号)
第320話 伝統!!
私の悲観的な予想に対し、やってくれました烈海王!
一部に不安がありますが、今回の烈は今まで通りの烈海王、中国拳法4000年の具現者であり最強の称号「海王」を持つ、烈海王だ!!
やっぱ烈海王はこうでなくちゃ。
いいです、刃牙吹っ飛んでます。そして、回想シーン(?)に入りそうです。「試合中に回想開始〜〜〜っっ!!」って、パターンはちょっと多すぎる気がしますが。
何にしろ、刃牙が「ここまでは体験済みだ」と、言い出したら、全ては終わりですが…。
もう一人の悲観的な予想の対象、岩鬼も絶好調らしい。
ついでに、ジャン。やっぱり特別審査員が、普通に審査している。食欲を誘う香りはいいけど、栄養学は?
元々が面白い漫画だけに、こういう事をやると突っ込みたくなる。で、いきつく先は同人ネタなのだが、時間無いし描かないだろうな。
おまけで特攻天女、132話にして鬼面党の女人禁制の謎が明らかに、このマンガって結構複線張っていて謎だらけだったりする。ここ数回で、高村の母親の謎なんかが解けたので、後は瑞希関係だけかな?
あんまり関係ないが、高村たちの中学校のモデルが私の母校らしいので、ちょっと笑ってしまった。高村たちの通っている高校のモデルもうちの近所。高校の方はモデルの方ももガラが悪い事で有名だ。でも、特攻服着ている人を見かけた事はないぞ。
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バックナンバー(仮) 今週の餓狼伝(最新版) 今週のグラップラー刃牙(アニメ版)(5月26日更新予定)